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掉尾の一振

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 どちらかと言えば気長な私もなかなかむっと来るここまでの12月の日経の動き
です。
 アメリカのダウは何だかんだで平均的には伸びていて今月も上昇傾向です。
 対して日経はいつもだらしないというか弱いというか・・・。
 長期的に見てもダウは持てばずっと上がっていきますが日経は未だに1989年
のバブル崩壊以降、ドル換算にしてもまだそれより1割以上も低いところで
抑えられている。情けない!
 勿論日本株よりアメリカ株に半分、残りの2割を欧州に、1割を日本株、そして
残りの1割はインドや東南アジアやメキシコやブラジルなど新興国株に当てて
いれば(つまり世界の市場の割合通りに株を国や地域ごとに分散していれば)
私は今の1.5倍の資産を手にしていましたw
 でもやはり日本人の誇りで日本株に一番賭けたいんですよ(ちょっとだけ米株
にシフトしてますが投資資産の7割はまだ日本株です)
 
 さて来週は2023年最後の一週間です。
 私はここで12月好配当権利確保と新NISAで買われやすそうな株を仕込んで
高く売りたい連中などが買いを入れてきて相場を少し盛り上げると考えています。
 いわゆる
「掉尾の一振」
という格言と言うか、アノマリーですね。
 
 10や11月はほぼ静観してましたが、12月は8月初頭以来久々に積極的な売買した
結果、タネ銭が殆ど切れたくらいまで買い入れしました。
 実はまだまだ買いたい銘柄があるんです。
 一度上手く売り抜けたエスプールの買い戻し、日産、筑波銀行、じげん、と
言ったところ。まだいくつかありますがここではまだ言いませんw
 ただ上手くJT・ミズホメディー・アーバネット・トレンドマイクロ・INPEX
、住友林業、ムゲンエステートなどの12月好配当権利銘柄は確保できたのでこれは
ホールド・来月以降下落した床で買い増し・来月以降底打ちしてあげたところで利確
するなどの楽しみの幅が出たのは収穫です。
 特にJTやINPEXは知名度や安定度などから新NISAで積極的に買われそう
なところですからね。
 期待は業績のブレ幅で成績が上下しやすいミズホメディー。
 でも期待しているんですよ。もう新型インフルエンザが定着した現在、ミズホメディ
ーには一年のどこかで必ず商いチャンスがあるのは想定しやすい。
 個人的に利回りの高い不動産銘柄に偏っているところが反省点と言うか修正点かも。
 銘柄だけ分けても結局連れ安しやすい業界だから、3銘柄ほどに集中したりとか、
リートで「住居用」「商業用」「ホテル型」などに分散するのも手かな、とか。
 来週も期を見ながらJTなどを配当拒否してでも一部利確して3月の分配や優待銘柄
睨みながらキャピタル狙いで動こうかな、とか考えています。

                               <完>
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