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自然界の厳しい掟を受け、炭素の循環に貢献する美少女

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 この世の自然界は「食う・食われる」の関係で生物の生き残り競争、種の
保存、そして生物の進化が置き、また食われたものの体内に含まれる炭素が
食べたものの体に取り入られて、またそれをより強きものが食べ、最終的に
炭素を含む生物は寿命や病気や飢えで死ぬとバクテリアで分解されて、土
に戻りながら「タンパク質」「脂肪」「アミノ酸」は再び炭素や窒素に
変えられて土の養分となり植物によって利用される。
 こう考えると食べられるものにとっては食べるものは敵であっても長い
目で見れば互いの種の保存を助け合っている仲間でもある。
 こうした生物界の掟に唯一逆らうのが人間である。
 現代の人間の多く、特に先進国と呼ばれる国の人間は野生動物に捕食され
ることはほぼなく寧ろ他の生物を一番多く殺している。
 それでいてその死骸も勝手に火葬して残った骨だけを骨壺なんかに入れる
ものだから全く自然に還元しないのである。
 このことを自然の神は怒っている。
 人間を襲って食べたい動物は潜在的には多い。
 そして時折人間から見て起きる悲劇は偶然か、それとも怒った神が恣意的
に仕向けたものなのかはわからないが今日も妖精のような可愛い女の子に
悲劇が襲い掛かる。

 人間が思っている以上に動物には知能や感情がある。
 捕食動物だって食べられれば何でもいいわけではない。味の好みもあれば
交尾したくなるメスのタイプだってわかれる。
 ライオンもヌーやシマウマが好きなのもいればキリンや水牛という危険な
相手を狙うのはその肉が好みというのもある。
 ヒョウやトラや熊は人間にとってもっと危険だ。
 人間の味を覚えると他の獣類は見向きもせず人間を見ると喜ん勇んで襲う
ようになる。
 そしてどの共通なのは、対象となる動物のなかでは子どもや若いメスを
狙う。子どもはわかる。動きが鈍いし弱くて捕まえやすいのと肉が柔らかく
て美味しいからだ。メスを狙うのはオスよりは捕まえやすい以外にも理由は
あるか?恐らくあるかもしれない。

 俺は嗅覚がピンときた。
(お!獲物の匂い、それもなかなかの大物の気配がするぞ!)
 最近エサ不足でネズミ一匹すら取れず、小さなカエルや蛇や昆虫でしのい
でいるがひもじい。
(もっとたらふく栄養価の高い獲物を食べたい)
と思っていたところに心の底からビビット来る感覚。
 そう、メスと交尾するときに感じる胸の高鳴りと同じだ。
 俺はエネルギーを消費しないために木陰で休んでいたがそろりそろりと
匂いのする方向に向かっていく。

「綺麗な海だな~♪」
 憧れの南に浮かぶ島の白浜とどこまでも続く波が穏やかなエメラルドブルー
の遠浅の海を見て映里奈(えりな)は満足する。
「一人であまり遠くに行ってはダメよ」
とは言われたものの、狭いビーチに日本人が30人くらいごちゃごちゃしている
人工的な狭いビーチから少し抜けてその先の遊泳は禁止になっているがガイド

「この辺までなら海に入らなければ見に行っても大丈夫だよ」
と言われたところまで来たが来て正解だったと思う。
「こんなところにずっと暮らせたらな~」
 好奇心旺盛でこういう自然が大好きな恵理那は最近さらにやや膨らんできた
胸を前に突き出しながらツインテールで白系のTシャツに半パンの姿でその
目鼻立ちがはっきりしている可愛くて美人系の顔を上にあげて手を伸ばして
深呼吸して、
「ふぅーつ」
っと一息ついた。
 

 恵理那は間もなく12歳になる小6の女の子。
 好きな男の子はいる。
 男の子と言うよりは「男性」で塾の先生だ。
 最近は先生のこと考えながら自分でも下品かな?と思いながら股間を触って
気持ちよくなる自分がいる。
(彼氏と二人きりでこういうところにいたら幸せなのかな・・・)
  
 その頃獲物の匂いを辿って海の方に歩いていて俺は獲物の匂いが強くなって
きたのを感じて少し高くなっている斜面の岩場から覗いてみた。
「ややや♪」
 俺の視線の先、には匂いの元、恐らくサルの一種であろうがそのサルの仲間
で恐らく若いメスが二本足で、ぼんやり海の方を見ながら突っ立ってる出な
いか!
(あれは超御馳走だぞ♪)
 俺の舌が自然に口からニュルっと出てきて恵理那のほうに集中を当てる。
 その次に
(お♪この匂いは!)
 恵理那が右手でズボンの股の内側をなぞるか掻くようにしていたが少し成長
期の女の子の体液が滲み出たようである。
(あれは若いメスザルが交尾をしたい、発情をしているときに出す匂いに
似ている!あれはきっと同じ種類のサルの中でも旨い肉を付けているとびきり
食べ頃のメスザルに違いない!しかも一匹で群れからはぐれている上に、
木から降りて地上にいるぞ!狩りのチャンス!!)
 俺は身構えてそそくさとまた物陰に隠れながら慎重にメスザルのなるべく
近くまで相手に気付かれないように接近を試みた。
 俺はサルの肉は好物の方だが、特に若いメスザルの肉はとびきり美味いと
考えており獣の肉類の中では最高の獲物と見なしている。
 俺はそれほど足は速くないからシカなどには逃げられやすい。サルは素早い
が地上なら鹿よりは捕まえやすいが彼らは俺を見ると木の上に逃げるので
中々捕まえられないが以前、オスとの交尾に夢中な未熟な若いメスザルが逃げ
遅れたのを捕まえて食べたが実に美味くて俺の体は元気に満ち溢れた。
 あの時、俺に咥えられてしまったメスザルの切なそうな顔が妙に異種動物
ながら響いた。
(あのメスザルは俺に食べられるとき、どんな顔するのだろう?)
と思いながらまだ顔を反対側に向けて股を触っているメスザルの後ろの
草むらのそばまで来たが、メスザルが急に何か思いだしたように頭を振って
左側の方に向かって小走りしていった。
 横顔が見えたが
(可愛くてまだあどけない感じの美人のメスザルだな~♪)
と益々獲物が気に入ったが同時に警戒されて逃げ出したのでは?と気になっ
たがメスザルは俺の方は全く見ずに、向こう側の大きな岩の陰の方に近付く
とそこでまた動きを止めて何かお尻を覆う布切れを外して白くて体毛の無い
お尻を見せるとそこにかがんだのだ。
(ややや♪天の恵み!)
 俺は真っすぐそのままメスザルがしゃがんでいる方に向かう。
 俺の中ではもう狩りは成功だ。
 あのメスザルは俺の知っているサルの種類ではなく初のメニューだ。
 サルの仲間には違いないが、木登りは出来そうもなく、動きも鈍い完全二
本足歩行の珍しいサルだ。
 しかも嬉しいことに足も速くなさそうで、体毛も無くて食べやすそうで
体がいつものサルより大きい分、肉が沢山付いていそうだ!

「年頃の女の子がおしっこしている姿見られたら恥ずかしいよ~」
と思いながら岩陰で恵理那は
「早く済ませきゃ」
とお尻をぴくぴくさせると黄金の聖水をちょろちょろ出し始めた。
 

 俺はここで少しミスをした。後になればこのミスはかえって有効だった
かもしれないが・・・。
 メスザルが完全に油断して捕食される側が一番危険な無防備状態になった
ことで狩り成功と、あまりに久しぶりのご馳走が目の前にいるものだから
つい8m前からドドドっと足音を鳴らせて突進したのだ。
 恵理那は後ろを振り返ると
「きゃあー!恐竜!」
と慌てておしっこしたまま立ち上がり、脱いだズボンはそのままでお尻を
丸出しにしながら立ち上がって逃げだした。
 俺はちょっと慌てた。
 トロいと思ってた獲物が意外にも気付くのが早い上に反応が早く逃げ出
したからだ。
「くそ!逃がすか~」
 俺は巨体を動かして前を逃げるメスザルを追う。
 意外にメスザルは二本足で早く走る。
 俺は執念深く追いかけメスザルは俺が背後をピタりと追ってくるのを
感じて
「来ないで、いやーーー」
と叫んでいる。
 だがメスザルにとって不幸なのはあのサルにとってはここは全速で走り
にくいのか何かにつまずいてよろめきかけて動きが一瞬止まったのだ。
「今だ!」
 俺は懸命に口を伸ばして再び体勢を整えて逃げようとするメスザルの
左足の肉が適度に詰まってそうなふくらはぎ辺りを一噛みすることに成功
した・
「痛い!」
 メスザルは言ったが後ろを振り向かず、走りやすそうな平らな地面から
全速力で逃げて行った。
 こちらは巨体で最高時速は20㎞あるかないかだが、持続力はない。
 メスザルに軽い一撃を与えた後で早く走れなくなりメスザルはあっとい
う間に俺を引き離して前の方に小さくなっていく。
「ふう」
 俺は噛みついたときに歯に付いたメスザルの血の味と獲物が傷口から
こぼした血を舐めながらゆっくりとした。
(うん、血の味でわかるぞ、やはり肉が美味いメスザルだ。絶対お前を
捕って食ってやるからな♪)
と思いながら俺はゆっくりメスザルが消えていった方向に歩き出した。
 
 全速力で逃げた恵理那だがようやく恐ろしい恐竜みたいな敵から逃げ
切ったと思ったら急に力が抜けて怖い気持ちになった。
 パパやママがいるビーチの方とは逆の方に逃げてしまったからだ。
(どうしよう・・・帰るにはまたあの恐竜のいるところ通らないと
いけないし・・・迂回していくしか・・・)
 と恵理那はガイドから貰った地図から方向を考えて迂回するイメージ
で戻ろうとした。
(お?メスザルの奴、こっちの方に動き出したな?)
 俺はゆっくり動きながらも遠くの方で微かにする獲物の匂いを探り
当てていた。さっき噛んだ傷口の血の匂いがメスザルの位置を教えて
くれるのだ。
(絶対に逃がさないぞ、フフフ・・・)
 俺はのしのしとゆっくり確実にメスザルに迫っていく。
 
 恵理那は動きながら段々傷口が痛み、そして歩きにくくなるのを感
じた。
「おかしいわ、一噛みされただけでそんなに傷口は深くないのに・・
あたた・・・もう歩けない・・・」
 恵理那は岩陰で腰を下ろした。
 歩けないのは心身の疲労と左足のふくらはぎの傷だけではないような
気がする。
「そういえばなかなか止血しないわ・・・」
 ふくらはぎからは血が流れていき、しかも化膿してきたような気が
する。
「それに・・・何だか動く気力も・・・」

(おひょ♪メスザルちゃん、もう動けなくなったのか?なんてか弱い
獲物よ♪)
 俺はのしのしと匂いが濃くなってきて、ついにあの岩陰あたりに
メスザルがいるところまで来ると胸が高まった。
(さあ、ご対面だよ、発情しかけの可愛いお顔を良く見せなさいね~♪)
  

 さっき海岸で突っ立ている獲物を始めて見た時の顔を思い出しながら
俺は岩に近付いていった。
 俺の最初の一噛みで勝負は決まっていた。噛んだ時に傷口から獲物の
体内に肉や細胞組織を腐らせ破壊し、神経も衰弱させる毒素を注入した
ため、咬まれた獲物は一旦は俺から逃げられてもやがて動けなくなり、
そこをゆっくり確実に追いついた俺にまんまと捕食されるのである。

 恵理那は意識ははっきりしていて
「う・・動かなきゃ・・・無理してでも・・・」
と体を動かそうとするが
「だ・・・だめ・・・思うように動けない」
と思っていると急に悪寒を感じた。平和に生命の危険に脅かされず12年
生きてきた日本産の元気娘にも野生の本能は僅かに残っていたらしい。
「へっへっへ、見つけたぞ~、メスザルちゃん♪おー、なんて可愛い顔
で美味しそうな体だこと♪」 
 恵理那がぎょっとして振り返るとさっきの恐ろしい恐竜が舌を舐めず
さりしながら自分を見て何か吠えながら向かってきた。
(もう・・・ダメ・・・)
 恵理那は目に涙が浮かぶのを感じながら敵が迫るのを見ているしかな
いくらい動けなくなっていた。
 この俺、体長3mもある大きなオスのコモドドラゴン(コモドオオト
カゲ)は体長は半分、体重は恐らく俺の五分の一くらいの獲物をまず
鋭い爪の腕で横に倒した。
(痛い!)
 恵理那は大きな大人が全速力で体当たりしてきたくらいの力にうつ伏せ
で倒されると敵はすぐその鋭い爪の太い腕を得r名の背中の上に置いて
自分という獲物が逃げないようにマウントを取ってきた。
「重い・・・苦しい・・・パパ・・ママ・・・助けて・・・」
 勝ち誇ったような巨大なトカゲのような敵は恵理那の体のあちこちの
匂い、特に股間をよく嗅いでいる。
(え?なんか気に入られたの?)
と思った瞬間、トカゲはビリビリと恵理那の上半身のシャツなどを破った。
「邪魔な布切れだ!」
 俺は怒ってメスザルの全裸が見たいと衣類を剥いでから、抵抗しない獲物
を反転して転がして仰向けにする。
 顔が恐怖と悲しみでいっぱいのようだが非常に可愛いマスクをしている
メスザルのようだ。
 俺は顔を舐めながら
「お前ならたくさんのオスザルが交尾を求めてきただろうに」
と言い胸を見ると
「おおー!」
と思った。
 俺の知っているメスザルは胸の肉は出産する前後から授乳期間まで大きく
なるはずだがこのメスザルは既に立派な乳房を持っている。
「何だ?まさか処女ではなく妊娠してるのか?」
と俺は獲物の腹を触り、股間の匂いを確かめたが間違いなく交尾未経験の
若いメスザルだ。肉の上の乳首が妙にエッチで異種動物の俺の生殖本能
も何かくすぐるものがある。
「ペロン」
と二個の乳首と乳房を舐めてみる。
「い・・・いや・・・痴漢・・・」
恵理那はつぶやいたが抵抗はもうできない。
「こんなに乳を膨らませてオスを誘惑するつもりか?」
と恵理那に問いかけるが言葉は通じない。
 恵理那はもう体力も落ちてきて動けず、この敵が自分をどうしたいのか
解った。怖いけど覚悟が決まった。涙がつつっと頬を零れると同時に俺は
「もう見て楽しむのはおしまいだ!早速お味を確かめよう。まずはこのオ
スを惑わせるような乳房の肉から食べよう」
と恵理那の両乳房ごとまとめて鋭い歯が並ぶ口で咥えると、それを引っ張り
あげて太い腕は恵理那のお腹を押さえて胸の肉を一気にもぎ取ろうとしたの
である。
 首を振り回しこの生意気な肉塊を獲物からひっぺがえそうとすると、ブチ
ブチと肉の筋やら神経が切断される音が聞こえてついにかみ切ることがで
きた。口の中に転がった二個の肉塊を豪快に呑み込む。
 次は腹に噛みついた。
 美味しいランチの始まりだった。
 俺は獣類の肉だけでなく骨までバリバリと食べてしまう。
 可愛いメスザルは既に胴体の中身を空っぽにされて、さらに右足を一本
豪快に丸呑みされたところであった。
 可愛い顔した首だけ最後に残るようにして手足はほぼ丸呑み、胴体の背骨
や腰の骨や下腹部に残った肉類を食べて仕上げは可愛い頭部だ。
「さーて、美味しそうなデザートだ」
 コモドドラゴンは恵理那の頭部を咥えると、それを宙に放り投げて落ちて
きたのをパクリと口の中に入れるとボール状のその物体を
「ゴックン♡」
と呑み込んでしまったのだ。
 血痕を残したがそれすらコモドドラゴンは美味しそうにペロペロ舐めて
恵理那をまさに完食してしまったのである。
「久しぶりのご馳走だ、満足だ。これで二か月は何も食べなくても生きて
いけるわい」
 巨体であるがトカゲなので人間みたいな温血動物ほどには長期絶食に
耐えられる。
 恵理那の体の栄養素は全てコモドドラゴンの生命維持エネルギーに変換
されて地球の命を繋いでいくのだ。
 人間の可愛い女の子は大型肉食動物にとって手に入る範囲にいれば確実
に積極的な獲物のメニューに入るであろう。
 
                           <完>

 
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