84 / 99
第84話 修学旅行10:ミスター・ユニバース3
しおりを挟む
「では、最後のアピールステージを始めます。持ち時間は各10分です」
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
『皆、頑張って~!』
『ピーター、ピーター、ピーター!』
『イタリア、スペイン、諦めないで~!』
『シャルル様…、シャルル様…、シャルル様!』
「ご主人様、いよいよ最後ですね」
「長かったなぁ~」
「面白いイベントですよ。マスター、さっき選ばれた女性達はどうしますか?」
「マスターに興味津々でしたよ」
「可憐さんにも同じようなことを言われたよ。そこまで考えていなかったんだけれどな…」
まぁ、興味を持って選んだのには間違いありません。
望まれたら覚醒ぐらいしてあげても良いかな…。
「とりあえずご主人様、時間もありますしどこかでセックスでもしていましょうか?」
「アイ…、お茶をする感じで言わないで…。確かに僕の出番はまだまだ先だけれど…」
「フフ…、【不可視】を使った予行演習でもと思いまして…」
XX XY
「ヨハンネスさん、ありがとうございました。白熱したアピールステージも次がいよいよ最後です」
「シャルルさんがトップを維持するか、それとも逆転を許すか、シャルルさんのアピールステージにかかっています」
「ではシャルルさん、お願いします!」
チャラララララ~ン…♪
「おぉ~っと、両肩にそれぞれ美女を乗せての登場です!」
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
『シャルル様~!』
『すご~い!』
『素敵~!』
「何という事でしょう。ここでもさりげなく体力をアピールされています。女性を二人、おそらくベンチプレスの重量より重いはずですが余裕そうです」
(司会者、分かっているな…)
僕達はステージの中央に立つと、事前に頼んでおいた、人が一人入れる縦型BOXにマオを入れ鍵を掛けます。
アイは音楽に合わせてBOXを回転させ、出られない事をアピールしています。
マジックとしては定番ですが、せっかくの大舞台なので皆に驚いて楽しんでもらえればと思ったのです。
観客に鍵が掛かっていることを確認させると、目隠し用の大きな布をかぶせます。
「1、2、3…」
パチンッ!
指を鳴らすと布を取り、鍵を開け箱の中を見せます。
「な…なんと、黒髪の女性が箱の中から消えてしまいました~」
「どこへ行ったのでしょう」
ザワザワ…。
僕は徐に観客席の一番後方に指をさします。
すると一斉にスポットライトが向けられ、ポーズを取ったマオが照らし出されるのです。
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
『うそ~っ!?』
『すご~い!』
『シャルル様~!』
パチパチパチ…。
マオがゆっくりステージに向かって歩いてくる間も拍手は止まりません。
マオも注目されて嬉しそうで、歓声に手を振り答えています。
「凄いマジックですね…。同じ様なマジックは見たことがありますが、かなりハイレベルです」
マオが戻ってくると今度は簡易ベッドにアイが横になり、僕はアイに大きな布をかぶせます。
布を被せると布はアイの体型に沿う為、そこに寝ていることが分かります。
マオもベッドを回転させなが時折足首や顔だけを見せ、アイが寝ている事をアピールしています。
「1、2、3…」
パチンッ!
指を鳴らすと頭側の布の両端を指で掴み、ゆっくりと胸の方へ下げていきます。
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
「嘘でしょ…。今度は金髪の女性が消えました!?」
「それでも掛けられている布は女性の体型を形どっています…」
僕は司会者のその言葉を聞きながら上半身や下半身の布を捲ったり掛けたりを繰り返します。
そして完全に布を取ると、簡易ベッドの上にアイの姿はありません。
僕は司会者を呼ぶとベッドの上を触らせます。
アイは既に【不可視】の状態でステージから離れているのです。
「凄い、凄すぎます。金髪の女性が完璧にいなくなっています」
「1、2、3…」
パチンッ!
そしてもう一度指を鳴らすと今度は審査員達の背後にアイが現れるのです。
「アメージング!」
「クレイジークール!」
「オーマイガー!」
「アンビリーバボゥ!」
「ファンタスティック!」
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
アイがステージに戻ってくると後はフィニッシュです。
2人が僕に寄り添い、僕が大きな布を広げて姿を隠します。
布をヒラヒラとさせ居ることをアピールした後、手を離すと…、布が落下するのと同時に【不可視】で姿を消していた僕達はステージから見えなくなるのです。
要するにアイの時と同じです。
「えっ…、シャルルさん? 皆さん、どこへ行ったのですか~?」
皆が会場内をキョロキョロと探しているのが分かります。
《今度は僕が観客席に行くよ。アイは司会者の背後、マオは審査員の背後ね》
《はい、ご主人様》
《審査員の胸を後ろから鷲掴みです!》
《ハハ…》
《じゃあいくよ、3、2、1…》
三人揃って会場に現れると大きな歓声と拍手で迎えられるのでした。
XX XY
「それでは記念すべき『第55回ミスター・ユニバース』の優勝者の発表です!」
「皆さんが結果を知っている発表をするのは初めてですよ」
ハハハハ…。
フフフフ…。
会場が笑いに包まれると、各国の代表者たちは僕と並んでステージに立っているのがとっても嫌そうです。
「優勝者は日本のシャルルさんです!」
「点数の発表は無粋なので止めておきます」
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
『シャルル様~!』
『パートナーにして~!』
『精子欲し~い!』
『シャルル…、シャルル…、シャルル…』
パチパチパチ…。
「前代未聞の各ステージトップ、アピールステージでもほぼ全ての観客がシャルルさんを選んでいます」
「まさに知力、体力、時の運を手にし、女性達の心まで掴み取った男性と言えるでしょう」
「55回目にして歴代最優秀と言えますね。異論は認めません!」
『異議な~し!』
ハハハハ…。
フフフフ…。
「ありがとうございます。最後の最後で皆さんと分かり合えた気がします」
「では、次回の『ミスター・ユニバース』で再びお会いしましょう!」
(ユニークな司会者だったな…)
XX XY
「シャルル様、優勝おめでとうございます(×全員)」
「修学旅行の良い思い出になりました!」
「そう? 皆が喜んでくれるのなら良かったよ」
百合も興奮しているようです。
「シャルル様ってあんなことも出来たのですね(ボソッ)」
「ハハ…、まぁね…」
可憐さんは僕達が魔法を使えるのを知っているからなぁ。
「シャルル様、取材の申し込みが多数ありましたよ」
「まぁ、全部は受けられないけれど、フランチェスカさんの顔だけは立てておこうかな…」
詩子が対応してくれているので助かります。
「シャルル様のファンクラブが出来るみたいですよ」
「誰が会員ナンバー1番になるか揉めていましたから…」
確かシャルル様に選ばれてステージに上がっていた女性達よね。
大人しそうだったのに人が変わったようでした。
「えっ、そうなの?」
「ご主人様もワールドワイドになりましたね」
「マスター、会員を順番に食べて行けばいいのですよ」
「そんなの嫌だよ」
「マオ様、食べるとは?」
「フフ…、可憐さんももう少しで食べ頃なんですけれどね…」
「はい?」
XX XY
「フランチェスカさん、シャルルさんを紹介してくださいよ~」
「アリーチェさんはイタリアのランボーさん推しなのでしょ?」
「あんな見せかけの男性なんて…」
アピールステージでも自意識過剰でしたからね。
「ヨーロッパの男性はナルシストが多い傾向ですね」
「アメリカ人やオーストラリア人は肉体自慢でしたが、体力ステージでもシャルルさんに負けていたのに…」
大会後のインタビューでは筋肉と体力は違うと負け惜しみのようなことを言っていました。
「テレシア、ジョセフィン、リタもシャルルさんを狙っているのよ」
「そうでしょうね。シャルルさんは完璧な男性ですもの…」
「最後には(私も含めて)メロメロでしたから…」
これが放送されたらきっと大変なことになるわね…。
「フランチェスカさん、今回の大会は結果発表だけにして映像はお蔵入りにしない?」
「観客の中にはファンクラブを立ち上げようとしている者達もいるそうよ」
「そ、そんな事…。記念大会なのよ、私達の一存じゃ…」
「大丈夫よ。私達5人の審査員と、各国の代表者が同意すれば…」
「なるほど、男性達はあの情けない結果を観られたくないわけね」
「おそらく…、きっと間違いないわ…」
「それに…、世界がシャルルさんを知れば次の『ミスター・ユニバース』は無いかもしれないわよ」
「レベルが違い過ぎるのね…」
その理由なら主催者も納得するか…。
XX XY
「「「「シャルル様!」」」」
「あっ、君たちは…」
「ちょうど何かお礼をと思っていたんだ…」
「そんな…」
「優しい…」
「素敵です」
「私の神…」
「シャルル様、私達、シャルル様に選ばれた者としてファンクラブを作ることにしました!」
「君たちだったの?」
「ダメでしょうか?(×4)」
「そんな事はないけれど、他人に迷惑をかけないようにね」
「はいっ!(×4)」
「クラブの名前も『ファンタスティック4シャルル』に決まりました」
「リーダーが決められないので私達4人の“4”とシャルル様の為の“FOR”を掛けてみました」
「ハハ…良いね~」
何だか懐かしい気が…。
「シャルル様の公式として認めていただけると嬉しいです」
「分かったよ。でも誰彼問わずメンバーにしない事。不真面目な女性や暴力的な女性、他人に対して思いやりのない女性などは嫌いだからね…」
「当然です!(×2)」
「厳格な入会基準を設けます(×2)」
「まぁ、本当にファンクラブまで作るのなら君たちへのお礼は…」
「後で二人ずつ僕の部屋に招待するよ」
「本当ですか!?」
「嬉しい~!」
「着替えていきます」
「ファンクラブを作って良かったわ~」
マルヨ・エルッコ(フィンランド)
性別:女
年齢:18歳
身長:168cm
体重:54kg
B:86cm
W:48cm
H:84cm
【処女】
ジュリアナ・モレロ(アルゼンチン)
性別:女
年齢:19歳
身長:174cm
体重:60kg
B:88cm
W:54cm
H:86cm
【処女】
ロザリー・マネ(ドイツ)
性別:女
年齢:19歳
身長:176cm
体重:64kg
B:90cm
W:60cm
H:86cm
【処女】
エリザベス・フロスト(カナダ)
性別:女
年齢:18歳
身長:172cm
体重:56kg
B:86cm
W:50cm
H:82cm
【処女】
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
『皆、頑張って~!』
『ピーター、ピーター、ピーター!』
『イタリア、スペイン、諦めないで~!』
『シャルル様…、シャルル様…、シャルル様!』
「ご主人様、いよいよ最後ですね」
「長かったなぁ~」
「面白いイベントですよ。マスター、さっき選ばれた女性達はどうしますか?」
「マスターに興味津々でしたよ」
「可憐さんにも同じようなことを言われたよ。そこまで考えていなかったんだけれどな…」
まぁ、興味を持って選んだのには間違いありません。
望まれたら覚醒ぐらいしてあげても良いかな…。
「とりあえずご主人様、時間もありますしどこかでセックスでもしていましょうか?」
「アイ…、お茶をする感じで言わないで…。確かに僕の出番はまだまだ先だけれど…」
「フフ…、【不可視】を使った予行演習でもと思いまして…」
XX XY
「ヨハンネスさん、ありがとうございました。白熱したアピールステージも次がいよいよ最後です」
「シャルルさんがトップを維持するか、それとも逆転を許すか、シャルルさんのアピールステージにかかっています」
「ではシャルルさん、お願いします!」
チャラララララ~ン…♪
「おぉ~っと、両肩にそれぞれ美女を乗せての登場です!」
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
『シャルル様~!』
『すご~い!』
『素敵~!』
「何という事でしょう。ここでもさりげなく体力をアピールされています。女性を二人、おそらくベンチプレスの重量より重いはずですが余裕そうです」
(司会者、分かっているな…)
僕達はステージの中央に立つと、事前に頼んでおいた、人が一人入れる縦型BOXにマオを入れ鍵を掛けます。
アイは音楽に合わせてBOXを回転させ、出られない事をアピールしています。
マジックとしては定番ですが、せっかくの大舞台なので皆に驚いて楽しんでもらえればと思ったのです。
観客に鍵が掛かっていることを確認させると、目隠し用の大きな布をかぶせます。
「1、2、3…」
パチンッ!
指を鳴らすと布を取り、鍵を開け箱の中を見せます。
「な…なんと、黒髪の女性が箱の中から消えてしまいました~」
「どこへ行ったのでしょう」
ザワザワ…。
僕は徐に観客席の一番後方に指をさします。
すると一斉にスポットライトが向けられ、ポーズを取ったマオが照らし出されるのです。
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
『うそ~っ!?』
『すご~い!』
『シャルル様~!』
パチパチパチ…。
マオがゆっくりステージに向かって歩いてくる間も拍手は止まりません。
マオも注目されて嬉しそうで、歓声に手を振り答えています。
「凄いマジックですね…。同じ様なマジックは見たことがありますが、かなりハイレベルです」
マオが戻ってくると今度は簡易ベッドにアイが横になり、僕はアイに大きな布をかぶせます。
布を被せると布はアイの体型に沿う為、そこに寝ていることが分かります。
マオもベッドを回転させなが時折足首や顔だけを見せ、アイが寝ている事をアピールしています。
「1、2、3…」
パチンッ!
指を鳴らすと頭側の布の両端を指で掴み、ゆっくりと胸の方へ下げていきます。
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
「嘘でしょ…。今度は金髪の女性が消えました!?」
「それでも掛けられている布は女性の体型を形どっています…」
僕は司会者のその言葉を聞きながら上半身や下半身の布を捲ったり掛けたりを繰り返します。
そして完全に布を取ると、簡易ベッドの上にアイの姿はありません。
僕は司会者を呼ぶとベッドの上を触らせます。
アイは既に【不可視】の状態でステージから離れているのです。
「凄い、凄すぎます。金髪の女性が完璧にいなくなっています」
「1、2、3…」
パチンッ!
そしてもう一度指を鳴らすと今度は審査員達の背後にアイが現れるのです。
「アメージング!」
「クレイジークール!」
「オーマイガー!」
「アンビリーバボゥ!」
「ファンタスティック!」
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
アイがステージに戻ってくると後はフィニッシュです。
2人が僕に寄り添い、僕が大きな布を広げて姿を隠します。
布をヒラヒラとさせ居ることをアピールした後、手を離すと…、布が落下するのと同時に【不可視】で姿を消していた僕達はステージから見えなくなるのです。
要するにアイの時と同じです。
「えっ…、シャルルさん? 皆さん、どこへ行ったのですか~?」
皆が会場内をキョロキョロと探しているのが分かります。
《今度は僕が観客席に行くよ。アイは司会者の背後、マオは審査員の背後ね》
《はい、ご主人様》
《審査員の胸を後ろから鷲掴みです!》
《ハハ…》
《じゃあいくよ、3、2、1…》
三人揃って会場に現れると大きな歓声と拍手で迎えられるのでした。
XX XY
「それでは記念すべき『第55回ミスター・ユニバース』の優勝者の発表です!」
「皆さんが結果を知っている発表をするのは初めてですよ」
ハハハハ…。
フフフフ…。
会場が笑いに包まれると、各国の代表者たちは僕と並んでステージに立っているのがとっても嫌そうです。
「優勝者は日本のシャルルさんです!」
「点数の発表は無粋なので止めておきます」
ワァ―――ッ!
キャア―――ッ!
『シャルル様~!』
『パートナーにして~!』
『精子欲し~い!』
『シャルル…、シャルル…、シャルル…』
パチパチパチ…。
「前代未聞の各ステージトップ、アピールステージでもほぼ全ての観客がシャルルさんを選んでいます」
「まさに知力、体力、時の運を手にし、女性達の心まで掴み取った男性と言えるでしょう」
「55回目にして歴代最優秀と言えますね。異論は認めません!」
『異議な~し!』
ハハハハ…。
フフフフ…。
「ありがとうございます。最後の最後で皆さんと分かり合えた気がします」
「では、次回の『ミスター・ユニバース』で再びお会いしましょう!」
(ユニークな司会者だったな…)
XX XY
「シャルル様、優勝おめでとうございます(×全員)」
「修学旅行の良い思い出になりました!」
「そう? 皆が喜んでくれるのなら良かったよ」
百合も興奮しているようです。
「シャルル様ってあんなことも出来たのですね(ボソッ)」
「ハハ…、まぁね…」
可憐さんは僕達が魔法を使えるのを知っているからなぁ。
「シャルル様、取材の申し込みが多数ありましたよ」
「まぁ、全部は受けられないけれど、フランチェスカさんの顔だけは立てておこうかな…」
詩子が対応してくれているので助かります。
「シャルル様のファンクラブが出来るみたいですよ」
「誰が会員ナンバー1番になるか揉めていましたから…」
確かシャルル様に選ばれてステージに上がっていた女性達よね。
大人しそうだったのに人が変わったようでした。
「えっ、そうなの?」
「ご主人様もワールドワイドになりましたね」
「マスター、会員を順番に食べて行けばいいのですよ」
「そんなの嫌だよ」
「マオ様、食べるとは?」
「フフ…、可憐さんももう少しで食べ頃なんですけれどね…」
「はい?」
XX XY
「フランチェスカさん、シャルルさんを紹介してくださいよ~」
「アリーチェさんはイタリアのランボーさん推しなのでしょ?」
「あんな見せかけの男性なんて…」
アピールステージでも自意識過剰でしたからね。
「ヨーロッパの男性はナルシストが多い傾向ですね」
「アメリカ人やオーストラリア人は肉体自慢でしたが、体力ステージでもシャルルさんに負けていたのに…」
大会後のインタビューでは筋肉と体力は違うと負け惜しみのようなことを言っていました。
「テレシア、ジョセフィン、リタもシャルルさんを狙っているのよ」
「そうでしょうね。シャルルさんは完璧な男性ですもの…」
「最後には(私も含めて)メロメロでしたから…」
これが放送されたらきっと大変なことになるわね…。
「フランチェスカさん、今回の大会は結果発表だけにして映像はお蔵入りにしない?」
「観客の中にはファンクラブを立ち上げようとしている者達もいるそうよ」
「そ、そんな事…。記念大会なのよ、私達の一存じゃ…」
「大丈夫よ。私達5人の審査員と、各国の代表者が同意すれば…」
「なるほど、男性達はあの情けない結果を観られたくないわけね」
「おそらく…、きっと間違いないわ…」
「それに…、世界がシャルルさんを知れば次の『ミスター・ユニバース』は無いかもしれないわよ」
「レベルが違い過ぎるのね…」
その理由なら主催者も納得するか…。
XX XY
「「「「シャルル様!」」」」
「あっ、君たちは…」
「ちょうど何かお礼をと思っていたんだ…」
「そんな…」
「優しい…」
「素敵です」
「私の神…」
「シャルル様、私達、シャルル様に選ばれた者としてファンクラブを作ることにしました!」
「君たちだったの?」
「ダメでしょうか?(×4)」
「そんな事はないけれど、他人に迷惑をかけないようにね」
「はいっ!(×4)」
「クラブの名前も『ファンタスティック4シャルル』に決まりました」
「リーダーが決められないので私達4人の“4”とシャルル様の為の“FOR”を掛けてみました」
「ハハ…良いね~」
何だか懐かしい気が…。
「シャルル様の公式として認めていただけると嬉しいです」
「分かったよ。でも誰彼問わずメンバーにしない事。不真面目な女性や暴力的な女性、他人に対して思いやりのない女性などは嫌いだからね…」
「当然です!(×2)」
「厳格な入会基準を設けます(×2)」
「まぁ、本当にファンクラブまで作るのなら君たちへのお礼は…」
「後で二人ずつ僕の部屋に招待するよ」
「本当ですか!?」
「嬉しい~!」
「着替えていきます」
「ファンクラブを作って良かったわ~」
マルヨ・エルッコ(フィンランド)
性別:女
年齢:18歳
身長:168cm
体重:54kg
B:86cm
W:48cm
H:84cm
【処女】
ジュリアナ・モレロ(アルゼンチン)
性別:女
年齢:19歳
身長:174cm
体重:60kg
B:88cm
W:54cm
H:86cm
【処女】
ロザリー・マネ(ドイツ)
性別:女
年齢:19歳
身長:176cm
体重:64kg
B:90cm
W:60cm
H:86cm
【処女】
エリザベス・フロスト(カナダ)
性別:女
年齢:18歳
身長:172cm
体重:56kg
B:86cm
W:50cm
H:82cm
【処女】
21
お気に入りに追加
145
あなたにおすすめの小説
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
転移術士の成り上がり
名無し
ファンタジー
ベテランの転移術士であるシギルは、自分のパーティーをダンジョンから地上に無事帰還させる日々に至上の喜びを得ていた。ところが、あることがきっかけでメンバーから無能の烙印を押され、脱退を迫られる形になる。それがのちに陰謀だと知ったシギルは激怒し、パーティーに対する復讐計画を練って実行に移すことになるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる