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第47話 本当の快感

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「おはよう、クラリス」

「おはよう、キャロル」

「今日もとっても艶やかね…。本当に羨ましい…」

「そう、ありがとう」

昨晩もまりょく風呂とスライム風呂に入って何度も気を失いながらイッた後、ベッドでもマスタベーションをしてから寝ているのです。
そして朝も早めに起きてお風呂に入るのがこの数日で日課となっています。

そのせいか子宮がドクドクして、それにクリットが剥き出しだからホットパンツが食い込むと股間が愛液で濡れてしまいます。
キャロルにバレない内にホットパンツを穿かないようにしないと…。

「クラリス、今日買い物に行かない?」

「今日はダメよ…」

「え~っ、私と遊ぶのもダメなの?」

「そうじゃないわよ。今日は学校が終わったら行くところがあるの」

「まさか本当に新しいボーイフレンドとデートじゃ…」

「フフ…」

何といっても今日はシャルル様のパートナーになるのです。
パートナーになる為にはどうしても体験しなくてはならないことがあって、エブリンが迎えに来ると二人でシャルル様の滞在しているホテルに行く事になってます。

結局エブリンもシャルル様のパートナーになる事にしたのよね。
ユーリもあんなに変貌すれば当然でしょう。

「キャロルにはもう精子提供者の男性がいたのよね?」

「そうよ、高校を卒業したら子供を作らないとね。お母様も早い方が良いって…」
「それがどうかしたの?」

「ううん」

「やっぱりジャンの精子ぐらいはキープしておいた方が良かったんじゃない?」
「ジャンもそのつもりだったと思うわよ」

「分かっていたけれど、もう多分必要ないわ…」

男性は自分の精子が選ばれるほど安泰で、ステータスも上がっていくのです。
その為知力、体力、容姿など何かに秀でている男性が好まれます。

ジャンは体力と容姿かな…。
それでもシャルル様の容姿とは雲泥の差があります。
あんなお風呂も作られるぐらい知力もありますし、一見細身ですが服の上からでもたくましさは分かるのでジャンに勝ち目は無いのです。

「やっぱり、ボーイフレンドがいるのね…(ボソッ)」



XX XY



ピンポーン。

ガチャ…。

「シャルル様、お待たせしました~」

「おかえり、リズさん。それにエブリンさんも来たね」

「はい、私も決心しました。シャルル様のような素敵な男性から声を掛けていただくなんて思いもよりませんでしたが、生涯お仕えさせていただきます」

エブリン・ロス
性別:女
年齢:23歳
身長:168cm
体重:58kg
B:88cm
W:61cm
H:86cm
【処女】

身長が168cmでスリーサイズも凄いですが、ソフィアやユーリ、リズさんを見ていると小柄に見えてしまいます。

「ハハ…。エブリンさん、それぞれ立場や仕事は違うけれどアイとマオ以外のパートナーは皆平等に思っているからね。パートナーになったらアイやマオからまた話があると思うけれど…」

僕は聞かないようにしていますが、パートナーの心得などを伝えているようです。
二人に任せておけば多分大丈夫でしょう。

「はい…」

「では、早速お二人にパートナーになっていただきましょう」

「二人とも裸になってください。一緒にお風呂に入りますよ~」

「「お…お風呂~!?」」

(まさかパートナーになる為には一緒にお風呂に入る事だったの~)



XX XY



「あんっ、お尻の穴がおかしくなりゅ…」

シャルル様に身体を洗っていただき、愛液や潮、おしっこを噴き出してしまっただけじゃなく、お尻の穴から大量の液体を入れられたと思うと、どうやってか排泄物まで引きずり出されました。

「も…もう、何も出ません…」

あまりの気持ち良さに穴という穴から体液を垂れ流してしまいました。
それをシャルル様に見られるだなんて…。

「二人ともお尻の感度は良さそうですね」

「これなら三穴プレイにも耐えられますよ」

「地球に戻って来てから思うんだけれど、いきなり三穴プレイはきついんじゃない?」

パートナー全員にしています。

「ご主人様が時間を掛けておられるので問題ないですよ」

「マスター、最初が肝心です。スライムの効果を出来るだけ使い切れるようにしておかないと渡したままではダメですからね」

「そう言われると返す言葉もないよ…」

今のスライムは前世でのパートナー達の経験を全て吸収しているので、使用者が経験していることを自ら判断し、気持ち良くさせる事に特化しているのです。

(えっ、すらいむの効果?)
「こ…これで私達もシャルル様のパートナーに?」

「えっ、まだだよ。お風呂に入ることで本当の覚醒をしてあげたところなんだ…」
「これからが本番だよ…」

「……」
もしかして、これ以上気持ちが良い事が…。



XX XY



二人とSEXをしてパートナーにしてあげると、皆でソフィアの屋敷に向かいました。
今晩も夕食はこちらで頂く予定です。

「フフ…、クラリス、どうでしたか? その顔を見ると無事にパートナーにしていただいたようね」

「お母様も同じSEXというものを体験されたのですよね?」

まさか膣の中にシャルル様の大きな男性器が入るとは思いもしませんでした。
こんな生殖行為があるだなんて習わなかったわ…。

それに、お尻の穴と尿道を弄られるのがあんなに気持ちが良いだなんて…。

いろんな体位で子宮を男性器で突かれるとブレックスのような偽物の感覚ではなく、本当の快感で身体だけじゃなく脳みそまで蕩けてしまうのです。

「もちろん、シャルル様に全ての穴を捧げましたよ…」

(ソフィア、確かに全ての穴だけれど言い方が…)

「エブリンも変貌しましたね。私の言った通りだったでしょ?」

「はい、ユーリさん…、SEXって凄いです」

シャルル様と唇を重ね、密着し、様々な体位で子宮を突かれ、体験したことのない快感に女性の悦びを教えていただきました。
SEXを知らない女性は女性じゃないのね…。

まだ膣の中にシャルル様の男性器が入っている感覚がして、子宮がドクドク、ムズムズしています。

「クラリスさん、エブリンさん、それにソフィアさん達もご主人様のパートナーになったのは始まりに過ぎませんからね」

「マスターのパートナーは多いですし、これからも増えていきます。先にパートナーなられた皆さんはとっても努力されています。この意味は分かりますよね?」

「まずは【淫紋】を完成させるように頑張ってください」

「「「「はい、アイ様、マオ様…」」」」

「お風呂を作りに来ただけでまさかクラリス達をパートナーにするとは思ってみなかったよ」

パートナーにした後、リズのことを本名で呼んで欲しいと言われています。

「望みが叶いました。お母様の方が予想外ですけれどね」

「もう、クラリス!」

「ソフィア、スライムはパートナーにしかあげるつもりはないからね。それはスライムを使って分かってくれたと思う」
「だから、こちらでの仕事はエステだけになるかな…」

まぁ、いずれこの屋敷のメイド達と仲良くなったら浴場ぐらいは作ってあげても良いけれど…。

「そう…ですよね…」

すべてはパートナーの為ですものね…。

「僕達も用事は済ませたから明日は観光して、明後日には日本に帰るよ。だからお店の広告や予約管理などはユーリとエブリンがしてくれるかな? 僕達はこっちの一般人とセレブが分からないからね。広告の内容などはアイ達に聞いておいてよ…」

「はい、お任せください。シャルル様の利益になるように頑張ります」

「シャルル様、もう帰ってしまわれるのですか?」

「また、すぐに来るよ。アメリカ各地に旅行もしてみたいからね」
「そうそう、明後日のNOGエアーの予約も頼むよ」

今度からは【転移門】で行き来出来ますが、今回はきちんと再入国だけはしておかないといけません。

「はい、直ちに…」

「じゃあ、夕食を食べたら今晩はソフィアとユーリにもう一度してあげるよ」

「「本当ですか!?」」

「うん、明日、最後の夜はクラリスとエブリンね」

「「はいっ」」



XX XY



「ふぅ~、今日も終わったわね。早く家に帰ってマスタベーションしたい…」

日本からのフライトが終わり明日はお休みです。
一日中マスタベーションできるわ。
早く下腹部の紋様を完成させないと…。

ほんのわずかですが、下腹部にピンク色の紋様の一部が現れ始めています。
あれから毎日マスタベーションして何度もイッているのにまだこれだけなのね…。

明後日、休み明けのフライトを確認しておかないと…。

『Charles、Ai、Mao…』

(うそっ、Charlesって、シャルル様よね? それにアイ様とマオ様…)

まだフロリダに滞在されていたのね。
良かった~。
情報が更新されたばかりなので担当を予約しておかないと…。
残念ながら紋様は完成していませんが皆さんとお話し出来るだけで幸運です。

「エミリア~、部長が呼んでいるわよ~」

「は~い、今行くわ~」



「部長、お呼びですか?」

「本当に若々しくて羨ましいわね…」

「え~っと…?」

「エミリア、あなたには今月いっぱいでCAから広報に移ってもらいます」

「え~っ、どうしてですか?」

「自分のせいでしょ。あなたの艶やかさと若々しさが噂になっていて、我社のイメージアップ要員にするそうよ。こちらではCMなどの宣伝、日本では各空港でPR活動をしてもらうかもしれません」

「それじゃ、ある程度日本でも自由に行動が…」

「そうね、もっと日本人にも利用してもらわないとね」
「NOGエアーの性能はほぼ同じなのだから、他社より利用したいと思ってもらわないとダメなのよ」

フフ…、あなたのような美女がCAだと思ってもらえると都合が良いのよね…。

「ただ、危険の多い日本に滞在する期間が増えると思うの。一応住居保障や何かあった場合の保障はあるはずよ」

「はいっ、頑張ります!」

「予想外に乗り気ね?」

「日本に住んでみたかったのです。住居は決められるのですよね?」

「ある程度は…。おそらく日本の中心である近畿地方だと思うわよ」

「そうですか…」

シャルル様はまさに私が仕事をしている近畿地方の空港からフロリダに渡られました。
おそらく近畿地方に住まわれている可能性があります。
エステ予約用のアイ様の連絡先は知っていますが、住まいを教えていただければ良いのですが…。
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