526 / 567
第526話 新たな味
しおりを挟む
王都での作業は順調に進みました。
この数日で新しいメロ魔道具製作所の住居部分と浴場が完成していて、明日の面接日に合わせて初めてメロ達にお披露目する予定です。
王都にいる間にルチアとスージーが受精しました。
ルチアは元から受精させるつもりでしたが、スージーも自然に受精したのです。
まぁ、女性器の観察も頑張っていたみたいだから良かったかな…。
スライムを使った訓練の効果は凄く、少し愛撫するだけで女性器は愛液でヌルヌルで、挿入すると中もグチュグチュと摩擦抵抗も無いのに気持ち良い所をギュッと締め付けてくるのです。
僕が気持ち良ければ当然二人も気持ち良く感じられ、成果に驚きながらもイキっ放しでした。
これから“誕生の儀”が終わるまでは子宮に繋がる穴で訓練をしてはいけないと言うと、解禁したお尻の穴を訓練すると言っていました。
僕としては受胎期間中の便秘防止にと考えているのですが、二穴プレイを体験してしまうと便秘より感度を上げる事の方が大切なようです。
そして、スージーの後は王都にいたついでにドナとナースにしてあげました。
まだこの間パートナーにしたばかりですが、年齢もシェリーとそう変わらないので次回受精させる為に二回目をしておいたのです。
二人とも一人の時は常時“二つの球モード”を発動させて訓練していたそうで、感度や締まり方が激変していたのには驚きました。
ただ、お尻の穴は観察のし過ぎで以前のシェリーの様に少し緩くなっていたので、黙って【回復】しておきました。
どんな使い方をしているのかは聞きませんでしたが、今一番スライムをハードに使っているのはこの二人かもしれません。
ナースの仕事は大丈夫なのかな…?
そういえばドナはメロ任せで働いていないみたいなのであれを任せても良いかもしれません。
XX XY
予定では続けて公衆浴場の改修に取り掛かるのですが、待望の知らせが届きその日の内にルージュ領都へ向かいます。
「サラ、ベス、ミア、お帰り~」
「「「シャルル様~!」」」
「疲れているところ申し訳ないけれど、見つかったんだって?」
「はい、おそらくシャルル様が探しておられた物だと思います」
「とりあえず一袋分譲っていただいています」
そう言ってサラが【収納】から大きな袋に入った物を取り出します。
「これは…」
袋の中にはまさにコーヒー豆となる赤色や黄色、少し緑色をした果実が詰まっていました。
「どう…ですか?」
「うん、これだよこれ! 僕が探していた物だよ」
僕がそう答えると三人とも安堵の表情を浮かべています。
「それでこの果実は何と言う名前だったの?」
「村では“こひの実”と呼ばれていました」
(“こひ”ねぇ~)
「明日は三人にその村に案内してもらうよ」
仕入れの交渉にロッキも連れて行った方が良いかもしれないな…。
「「「はいっ」」」
「シャルル様、それで…あの…」
「分かっているよ。今晩はサラにしてあげる」
「う…嬉しい~っ!」
「「あっ、ずるい、サラ姉!」」
「ベスは明日、ミアは明後日ね。明日案内してくれたらしばらく休むと良いよ」
「「はいっ」」
「とりあえず、早速これで飲み物を作ってみよう!」
XX XY
ガチャ…。
「ソニア、厨房を借りたいのだけれど~」
「シャルル様!? いらしていたのですか~」
「サラ達が僕の探していた物を見つけてくれてね。これから試してみようと思うんだ。もし手が空いていたら手伝ってくれるかな?」
「もちろんです」
「助かるよ」
確か果実から生豆にするにはいくつか方法があったはずです。
専用の設備は無くても魔法があるので何とかなるでしょう。
(それでも一番簡単な方法は…)
ナチュラルと呼ばれる方法だったかな…、とりあえず乾燥させれば良いわけだし。
「じゃあ、最初にこの実をカラッカラに乾燥させるよ」
「ソニアは風属性だったよね。一緒に【乾燥】させてくれる?」
サラも風属性だったようで、三人で【乾燥】させれば脱穀するだけで完了です。
「これって種ですよね…?」
「うん、種だけを使うんだよ」
「本当にこれが飲み物になるのですか?」
「もちろん水分は必要だけれど、これを更に加工すると美味しい味になるんだよ」
ソニアの疑問は当然ですが、次の工程の焙煎に移ります。
とりあえず簡易な金属製の網かごを作り、まずは試飲分の生豆を入れ丁寧にムラなく直火焙煎していきます。
「シャルル様、色が黒く…」
「焦げているのではないですか?」
「大丈夫、こうやってムラなくこげ茶色になるくらい煎っていくんだよ」
サラとベスが心配そうに見つめています。
「あっ、この匂い…。村で嗅いだ匂いよりも強いですね…」
「嗅いだことのない匂いです…」
「うん、これこれ! 美味しそうな匂いだよ~」
ミアは平気そうですが、ソニアは少し抵抗感があるようです。
しばらく焙煎すると想像通りの物が完成しました。
後はこれを“シャルルの渦”で粉末にすれば出来上がりです。
手元にフランネルが無かったので、とりあえず記憶にあるような容器を作りだし、濾過紙を敷き粉末状になったコーヒーをいれ、その上からお湯を少しずつスゥーっと回し入れていきます。
「あっ、容器の下からポタポタと茶色のお湯が出てきましたよ」
「そう、この豆は粉末にしてこうやって使うんだよ」
少し濃かったかな…、でも懐かしい色と香りです。
5人分のコーヒーが入るといよいよ試飲です。
「じゃあ、飲んでみようか…」
「シャルル様の瞳の色に近い色ですね…」
「“ちょこれーと”よりも色が濃いです」
「村で味見した物と色が全然違います」
「豆を焙煎している時よりは良い香りに思えますよ~」
ゴクッ…。
「「「「うっ、にっが~いっ!」」」」
「ハハ…、確かにちょっと苦めだね。でも美味しい~!」
ようやくこの世界でコーヒーが手に入ったよ。
数ある飲み物の一つですが、日常生活の質が向上した気がします。
「皆は甘味料とミルクを入れると美味しく飲めると思うよ」
ゴクッ…、ゴクリ…。
「あっ、本当です…」
「「飲めるっ!」」
「ほろ苦いのに甘くて美味しい…」
「これは“コーヒー”という飲み物だけれど、色んなお菓子の味にもなるんだよ」
「例えばコーヒー味の“柔らかクリーム”や“シャルル巻き”の生地をコーヒー味にしたりね…」
「「「「なるほど~」」」」
「ソニア、今晩はコーヒー味の“柔らかクリーム”でも作ってくれるかな? サマンサ達にも披露しよう!」
「はいっ!」
XX XY
試飲した後、僕はソニアと焙煎時間を確認しながらまずは深煎り、中煎り、浅煎りと三種類をいつでも作り出せるようにしました。
ソニアも焙煎する度合いによって酸味や苦味に違いがある事を知り驚いていました。
ちなみに僕は酸味が好きではないので深煎り派です。
「これが“こーひー”と言う新しい飲み物ですか…」
「うん、サラ達のおかげでようやく見つかったよ」
夕食後に出してもらうとサマンサやグリシャ、サンディとローザも最初のサラ達の様に怪訝そうに眺めています。
まぁ、こんなに黒い飲み物は無いからね…。
ソニアも皆の反応を予想して甘味料とミルクを用意していますが、最初から勧める事はしないようです。
ゴクッ…。
「「「「うぐっ、苦いっ!」」」」
「やっぱり慣れないと無理かな…。僕にはとっても美味しく感じられるけれどね」
「ソニア、サマンサ達にも…」
「はいっ」
僕が指示すると、サマンサ達のカップに適量の甘味料とミルクを入れていきました。
ミルクとの割合はカフェオレぐらいです。
「そうやってミルクで薄めると美味しく飲めるよ。それでも口に合う合わないがあるから無理して飲まないようにね」
そうだ、“シャルル巻き”のお店で出す時はウィンナーコーヒーも良いかもしれないな。
ゴクッ…、ゴクリ…。
「あっ、美味しい…」
「苦味が和らぎました」
「香りがまろやかになって飲み易いです」
「甘っ!!」
「ローザは甘味料を追加するからだよ…」
「あぁ、そうだ、受胎している皆は一日に二杯以上飲んだらダメだからね」
確かカフェインがあまり良くなかったはずです。
「そうなのですか…?」
「飲み過ぎると眠れなくもなるからね…」
「だけど、この味は色んなお菓子に使えるから」
ここでようやくコーヒー味の“柔らかクリーム”を用意してもらい皆で試食します。
ペロッ、ペロ…、パクリ…。
「お…美味しい~!(×全員)」
「飲みすぎたらダメなので“柔らかクリーム”だと良いですね…」
「甘過ぎなくて食べやすい味ですよ」
「“こーひー”味は流行りますよ!」
「まぁ、“柔らかクリーム”には違いないからローザも食べ過ぎると太っちゃうから気を付けてね」
「なっ、シャルル様、どうして私にだけ…」
「いや、既に食べ終わりそうだから…。おかわりはダメだよ」
そう言うと他の皆も残念がっていましたが、注意しておかないと“シャルル巻き”のように際限なく食べてしまいそうです。
「サラ達のおかげでようやくコーヒーが飲むことが出来たよ」
「それはシャルル様が探す地域を教えて下さったからですよ」
「まだまだ予想外の食べ物が見つかるかもしれないからこれからも頑張ってね」
「「「はいっ!」」」
皆には飲み過ぎるとダメだと言っていましたが、食後もあまりの嬉しさに飲み過ぎて気持ちが高ぶって仕方がありません。
今晩はサラを労うつもりでしたが、僕のこの高揚感を静めてもらいましょう。
この数日で新しいメロ魔道具製作所の住居部分と浴場が完成していて、明日の面接日に合わせて初めてメロ達にお披露目する予定です。
王都にいる間にルチアとスージーが受精しました。
ルチアは元から受精させるつもりでしたが、スージーも自然に受精したのです。
まぁ、女性器の観察も頑張っていたみたいだから良かったかな…。
スライムを使った訓練の効果は凄く、少し愛撫するだけで女性器は愛液でヌルヌルで、挿入すると中もグチュグチュと摩擦抵抗も無いのに気持ち良い所をギュッと締め付けてくるのです。
僕が気持ち良ければ当然二人も気持ち良く感じられ、成果に驚きながらもイキっ放しでした。
これから“誕生の儀”が終わるまでは子宮に繋がる穴で訓練をしてはいけないと言うと、解禁したお尻の穴を訓練すると言っていました。
僕としては受胎期間中の便秘防止にと考えているのですが、二穴プレイを体験してしまうと便秘より感度を上げる事の方が大切なようです。
そして、スージーの後は王都にいたついでにドナとナースにしてあげました。
まだこの間パートナーにしたばかりですが、年齢もシェリーとそう変わらないので次回受精させる為に二回目をしておいたのです。
二人とも一人の時は常時“二つの球モード”を発動させて訓練していたそうで、感度や締まり方が激変していたのには驚きました。
ただ、お尻の穴は観察のし過ぎで以前のシェリーの様に少し緩くなっていたので、黙って【回復】しておきました。
どんな使い方をしているのかは聞きませんでしたが、今一番スライムをハードに使っているのはこの二人かもしれません。
ナースの仕事は大丈夫なのかな…?
そういえばドナはメロ任せで働いていないみたいなのであれを任せても良いかもしれません。
XX XY
予定では続けて公衆浴場の改修に取り掛かるのですが、待望の知らせが届きその日の内にルージュ領都へ向かいます。
「サラ、ベス、ミア、お帰り~」
「「「シャルル様~!」」」
「疲れているところ申し訳ないけれど、見つかったんだって?」
「はい、おそらくシャルル様が探しておられた物だと思います」
「とりあえず一袋分譲っていただいています」
そう言ってサラが【収納】から大きな袋に入った物を取り出します。
「これは…」
袋の中にはまさにコーヒー豆となる赤色や黄色、少し緑色をした果実が詰まっていました。
「どう…ですか?」
「うん、これだよこれ! 僕が探していた物だよ」
僕がそう答えると三人とも安堵の表情を浮かべています。
「それでこの果実は何と言う名前だったの?」
「村では“こひの実”と呼ばれていました」
(“こひ”ねぇ~)
「明日は三人にその村に案内してもらうよ」
仕入れの交渉にロッキも連れて行った方が良いかもしれないな…。
「「「はいっ」」」
「シャルル様、それで…あの…」
「分かっているよ。今晩はサラにしてあげる」
「う…嬉しい~っ!」
「「あっ、ずるい、サラ姉!」」
「ベスは明日、ミアは明後日ね。明日案内してくれたらしばらく休むと良いよ」
「「はいっ」」
「とりあえず、早速これで飲み物を作ってみよう!」
XX XY
ガチャ…。
「ソニア、厨房を借りたいのだけれど~」
「シャルル様!? いらしていたのですか~」
「サラ達が僕の探していた物を見つけてくれてね。これから試してみようと思うんだ。もし手が空いていたら手伝ってくれるかな?」
「もちろんです」
「助かるよ」
確か果実から生豆にするにはいくつか方法があったはずです。
専用の設備は無くても魔法があるので何とかなるでしょう。
(それでも一番簡単な方法は…)
ナチュラルと呼ばれる方法だったかな…、とりあえず乾燥させれば良いわけだし。
「じゃあ、最初にこの実をカラッカラに乾燥させるよ」
「ソニアは風属性だったよね。一緒に【乾燥】させてくれる?」
サラも風属性だったようで、三人で【乾燥】させれば脱穀するだけで完了です。
「これって種ですよね…?」
「うん、種だけを使うんだよ」
「本当にこれが飲み物になるのですか?」
「もちろん水分は必要だけれど、これを更に加工すると美味しい味になるんだよ」
ソニアの疑問は当然ですが、次の工程の焙煎に移ります。
とりあえず簡易な金属製の網かごを作り、まずは試飲分の生豆を入れ丁寧にムラなく直火焙煎していきます。
「シャルル様、色が黒く…」
「焦げているのではないですか?」
「大丈夫、こうやってムラなくこげ茶色になるくらい煎っていくんだよ」
サラとベスが心配そうに見つめています。
「あっ、この匂い…。村で嗅いだ匂いよりも強いですね…」
「嗅いだことのない匂いです…」
「うん、これこれ! 美味しそうな匂いだよ~」
ミアは平気そうですが、ソニアは少し抵抗感があるようです。
しばらく焙煎すると想像通りの物が完成しました。
後はこれを“シャルルの渦”で粉末にすれば出来上がりです。
手元にフランネルが無かったので、とりあえず記憶にあるような容器を作りだし、濾過紙を敷き粉末状になったコーヒーをいれ、その上からお湯を少しずつスゥーっと回し入れていきます。
「あっ、容器の下からポタポタと茶色のお湯が出てきましたよ」
「そう、この豆は粉末にしてこうやって使うんだよ」
少し濃かったかな…、でも懐かしい色と香りです。
5人分のコーヒーが入るといよいよ試飲です。
「じゃあ、飲んでみようか…」
「シャルル様の瞳の色に近い色ですね…」
「“ちょこれーと”よりも色が濃いです」
「村で味見した物と色が全然違います」
「豆を焙煎している時よりは良い香りに思えますよ~」
ゴクッ…。
「「「「うっ、にっが~いっ!」」」」
「ハハ…、確かにちょっと苦めだね。でも美味しい~!」
ようやくこの世界でコーヒーが手に入ったよ。
数ある飲み物の一つですが、日常生活の質が向上した気がします。
「皆は甘味料とミルクを入れると美味しく飲めると思うよ」
ゴクッ…、ゴクリ…。
「あっ、本当です…」
「「飲めるっ!」」
「ほろ苦いのに甘くて美味しい…」
「これは“コーヒー”という飲み物だけれど、色んなお菓子の味にもなるんだよ」
「例えばコーヒー味の“柔らかクリーム”や“シャルル巻き”の生地をコーヒー味にしたりね…」
「「「「なるほど~」」」」
「ソニア、今晩はコーヒー味の“柔らかクリーム”でも作ってくれるかな? サマンサ達にも披露しよう!」
「はいっ!」
XX XY
試飲した後、僕はソニアと焙煎時間を確認しながらまずは深煎り、中煎り、浅煎りと三種類をいつでも作り出せるようにしました。
ソニアも焙煎する度合いによって酸味や苦味に違いがある事を知り驚いていました。
ちなみに僕は酸味が好きではないので深煎り派です。
「これが“こーひー”と言う新しい飲み物ですか…」
「うん、サラ達のおかげでようやく見つかったよ」
夕食後に出してもらうとサマンサやグリシャ、サンディとローザも最初のサラ達の様に怪訝そうに眺めています。
まぁ、こんなに黒い飲み物は無いからね…。
ソニアも皆の反応を予想して甘味料とミルクを用意していますが、最初から勧める事はしないようです。
ゴクッ…。
「「「「うぐっ、苦いっ!」」」」
「やっぱり慣れないと無理かな…。僕にはとっても美味しく感じられるけれどね」
「ソニア、サマンサ達にも…」
「はいっ」
僕が指示すると、サマンサ達のカップに適量の甘味料とミルクを入れていきました。
ミルクとの割合はカフェオレぐらいです。
「そうやってミルクで薄めると美味しく飲めるよ。それでも口に合う合わないがあるから無理して飲まないようにね」
そうだ、“シャルル巻き”のお店で出す時はウィンナーコーヒーも良いかもしれないな。
ゴクッ…、ゴクリ…。
「あっ、美味しい…」
「苦味が和らぎました」
「香りがまろやかになって飲み易いです」
「甘っ!!」
「ローザは甘味料を追加するからだよ…」
「あぁ、そうだ、受胎している皆は一日に二杯以上飲んだらダメだからね」
確かカフェインがあまり良くなかったはずです。
「そうなのですか…?」
「飲み過ぎると眠れなくもなるからね…」
「だけど、この味は色んなお菓子に使えるから」
ここでようやくコーヒー味の“柔らかクリーム”を用意してもらい皆で試食します。
ペロッ、ペロ…、パクリ…。
「お…美味しい~!(×全員)」
「飲みすぎたらダメなので“柔らかクリーム”だと良いですね…」
「甘過ぎなくて食べやすい味ですよ」
「“こーひー”味は流行りますよ!」
「まぁ、“柔らかクリーム”には違いないからローザも食べ過ぎると太っちゃうから気を付けてね」
「なっ、シャルル様、どうして私にだけ…」
「いや、既に食べ終わりそうだから…。おかわりはダメだよ」
そう言うと他の皆も残念がっていましたが、注意しておかないと“シャルル巻き”のように際限なく食べてしまいそうです。
「サラ達のおかげでようやくコーヒーが飲むことが出来たよ」
「それはシャルル様が探す地域を教えて下さったからですよ」
「まだまだ予想外の食べ物が見つかるかもしれないからこれからも頑張ってね」
「「「はいっ!」」」
皆には飲み過ぎるとダメだと言っていましたが、食後もあまりの嬉しさに飲み過ぎて気持ちが高ぶって仕方がありません。
今晩はサラを労うつもりでしたが、僕のこの高揚感を静めてもらいましょう。
0
お気に入りに追加
183
あなたにおすすめの小説
勝手にダンジョンを創られ魔法のある生活が始まりました
久遠 れんり
ファンタジー
別の世界からの侵略を機に地球にばらまかれた魔素、元々なかった魔素の影響を受け徐々に人間は進化をする。
魔法が使えるようになった人類。
侵略者の想像を超え人類は魔改造されていく。
カクヨム公開中。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
力は弱くて魔法も使えないけど応援なら出来る。~俺を散々こき使ってきたパーティの人間に復讐しながら美少女ハーレムを作って魔王をぶっ倒します
水無土豆
ファンタジー
──大勇者時代。
誰も彼もが勇者になり、打倒魔王を掲げ、一攫千金を夢見る時代。
そんな時代に、〝真の勇者の息子〟として生を授かった男がいた。
名はユウト。
人々は勇者の血筋に生まれたユウトに、類稀な魔力の才をもって生まれたユウトに、救世を誓願した。ユウトもまた、これを果たさんと、自身も勇者になる事を信じてやまなかった。
そんなある日、ユウトの元へ、ひとりの中性的な顔立ちで、笑顔が爽やかな好青年が訪ねてきた。
「俺のパーティに入って、世界を救う勇者になってくれないか?」
そう言った男の名は〝ユウキ〟
この大勇者時代にすい星のごとく現れた、〝その剣技に比肩する者なし〟と称されるほどの凄腕の冒険者である。
「そんな男を味方につけられるなんて、なんて心強いんだ」と、ユウトはこれを快諾。
しかし、いままで大した戦闘経験を積んでこなかったユウトはどう戦ってよいかわからず、ユウキに助言を求めた。
「戦い方? ……そうだな。なら、エンチャンターになってくれ。よし、それがいい。ユウトおまえはエンチャンターになるべきだ」
ユウトは、多少はその意見に疑問を抱きつつも、ユウキに勧められるがまま、ただひたすらに付与魔法(エンチャント)を勉強し、やがて勇者の血筋だという事も幸いして、史上最強のエンチャンターと呼ばれるまでに成長した。
ところが、そればかりに注力した結果、他がおろそかになってしまい、ユウトは『剣もダメ』『付与魔法以外の魔法もダメ』『体力もない』という三重苦を背負ってしまった。それでもエンチャンターを続けたのは、ユウキの「勇者になってくれ」という言葉が心の奥底にあったから。
──だが、これこそがユウキの〝真の〟狙いだったのだ。
この物語は主人公であるユウトが、持ち前の要領の良さと、唯一の武器である付与魔法を駆使して、愉快な仲間たちを強化しながら成り上がる、サクセスストーリーである。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
異世界でもプログラム
北きつね
ファンタジー
俺は、元プログラマ・・・違うな。社内の便利屋。火消し部隊を率いていた。
とあるシステムのデスマの最中に、SIer の不正が発覚。
火消しに奔走する日々。俺はどうやらシステムのカットオーバの日を見ることができなかったようだ。
転生先は、魔物も存在する、剣と魔法の世界。
魔法がをプログラムのように作り込むことができる。俺は、異世界でもプログラムを作ることができる!
---
こんな生涯をプログラマとして過ごした男が転生した世界が、魔法を”プログラム”する世界。
彼は、プログラムの知識を利用して、魔法を編み上げていく。
注)第七話+幕間2話は、現実世界の話で転生前です。IT業界の事が書かれています。
実際にあった話ではありません。”絶対”に違います。知り合いのIT業界の人に聞いたりしないでください。
第八話からが、一般的な転生ものになっています。テンプレ通りです。
注)作者が楽しむ為に書いています。
誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめてになります。
破滅する悪役五人兄弟の末っ子に転生した俺、無能と見下されるがゲームの知識で最強となり、悪役一家と幸せエンディングを目指します。
大田明
ファンタジー
『サークラルファンタズム』というゲームの、ダンカン・エルグレイヴというキャラクターに転生した主人公。
ダンカンは悪役で性格が悪く、さらに無能という人気が無いキャラクター。
主人公はそんなダンカンに転生するも、家族愛に溢れる兄弟たちのことが大好きであった。
マグヌス、アングス、ニール、イナ。破滅する運命にある兄弟たち。
しかし主人公はゲームの知識があるため、そんな彼らを救うことができると確信していた。
主人公は兄弟たちにゲーム中に辿り着けなかった最高の幸せを与えるため、奮闘することを決意する。
これは無能と呼ばれた悪役が最強となり、兄弟を幸せに導く物語だ。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる