DNAの改修者

kujibiki

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第510話 年越し

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この世界で“男”になって記憶が戻り、初めての新年を迎えます。
当然の事ながらこちらの世界には大晦日も正月もありません。

「ふぅ~、さすがに年越しセックスは大変だったな…(ボソッ)」

ルチア、スージーとは一晩ずつでしたが、昨日の大晦日は【時空】を使ってホーリー、ミレーヌ、ジェシカ、カリーナ、ソニア、そして最後はルナお姉さんとしたのです。
ルナお姉さんの時はチェスカに手伝ってもらいました。

二年参りの様な情緒的な慣習も無く、次々とセックスをして、もう煩悩の数以上に皆をイカせて夜が明けたという感じです。

ホーリーとミレーヌのスライムは休暇でこちらに来てからバージョンアップしてあげたところですが、聞くところによるとマイヤやムーランと使い方を教え合っているそうです。
いつの間にか“スライム”コミュニティが出来ていて、パートナー同士で仲良くなっているみたいです。

ジェシカとカリーナもパートナーになってもらってから久しぶりで、一人ずつしてあげるのは初めてでした。

パートナーにしてあげた時のジェシカは顔を見られるのを恥ずかしがっていましたが、今回は前戯で剥き出しになったクリを舐めたり吸ったりしてあげると人が変わった様に乱れていました。

お風呂の効果もあったのか、最後はあらゆる穴から色々垂れ流し、見るも無残な状態でした。

カリーナにはスライムを渡してあったので、成果を見ながら初めてスライムを使ったセックスをしてあげました。
真面目に女性器の観察を頑張っていたみたいで、子宮に繋がる穴の中は柔らかく解れ、男性器を入れるとキュッキュッと締め付けてきました。

細くてしなやかな身体に立派な乳首とクリが特徴的で、三点同時【吸引】【振動】しながらカリーナの好きな子宮を男性器で突いてあげると、潮を噴き出しながらイキ続けていました。
それに、最初の時は気付きませんでしたが、意外にも身体が柔らかくバレリーナのように軟体だったのです。

前にパートナーになる為には何でもしますって言っていたけれど、カリーナを見ているとつい苛めたくなるんだよね…。

《ついって…、よく壊れなかったよね…》

《マオ、鬼畜なご主人様の回想につっこんじゃダメよ…》

《……》

そして、ルナお姉さんとすることになったきっかけは、やはり“魔力風呂”と“スライム風呂”でした。

昨晩ホーリーとする前に、グレイス達の要望でルーシャ達と一緒にお風呂に入ってあげたのですが、ルナお姉さんが依然として未知の快感に戸惑っているようだったのでチェスカと同じように覚醒からセックスまで一気にしてあげることにしたのです。

胸はこの間見せてもらったメロお姉さんより小さめのロケットおっぱいでパフィーニップルでした。
チェスカがパフィーニップルじゃなかった分、ルナお姉さんがそうだったとはね…。

今朝、変貌した自分の姿を見て驚愕していたのは言うまでもありません。
今も【時空】を使ってしてあげたところで、チェスカもルナお姉さんも壮絶に気を失っています。



この機会にソニアだけじゃなくルナお姉さんにもスライムをあげていますが、それが“スライム風呂”の正体だと知ってとても驚いていました。

今のところ、やはり疲れや弱っている所をなくしてあげられる僕のがないと若返ったようには変貌しないようです。
未だにどうやって作用しているか自分でも分かりませんが…。
スライムとの差は能力の有無だと思うのですが、今後の【AI】の成長に期待したいところです。

(もしかして【治療】と【回復】もスライムに組み込んでおけば…?)

一瞬そんな事も考えましたが今はこれで十分でしょう。

それにしても、フランに【収納】の魔道具を渡しておいたおかげで、僕の予想通りフランに作っておいてもらった食事がいつでも食べられる様になったのは良い事です。

体力や精力は全く問題ないけれどお腹だけは空くからね…、もっと早く気付いて渡しておくべきだったよ…。

さてと…、朝食を食べたら次は…。



XX XY



「ルナ、良かったですね~」

「まだ…信じられません。本当に身体が生まれ変わったようです」

子宮から溢れ出てくる活力が全身の隅々にまで行き渡っているのを感じます。
本当に体型まで変わってしまうだなんて…。

「シャルルの判断ですから何も言いませんでしたが、私が連れて来た責任もありますからシャルルの為にならないと許しませんよ」

「分かっています。私の全てはシャルル様の為に…」

そう言う私をチェスカが薄笑いを浮かべながら見ていますがもう気にはなりません。
チェスカと同じように髪は艶やかに、肌も瑞々しく若返ったように変貌したのですから…。

それに私の方が胸は大きいですからね。
シャルル様は私の乳輪がプックリしているのを見て喜んでくださいましたが、その時なぜかチェスカが少し残念そうにしていたのが可笑しかったです。フフ…。

(あんっ…)

まだシャルル様の男性器が子宮に繋がる穴に入っているようで、時々子宮が震えます。

そ…それにくりとりすが…。
剥いてもらったくりに“下着もーど”の“すらいむ”が密着しているのです。
今日はとてもじゃないけれど“三つの輪もーど”や“二つの球もーど”は試せないわね…。

フフ…、グレイス様達は“すらいむ”の本当の姿をご存知ないのです。

まさか“すらいむ風呂”に私がいただいた“すらいむ”が入っているだなんてね…。
私もポルカへ帰ったら自室の浴槽に入れて使ってみましょう。

マイヤさんというシャルル様の発明品を製作しておられる方に“すらいむ”の使い方を聞いてみると良いとおっしゃっていましたね。
“こみゅにてぃ?”がどうとか…。

チェスカが言っていた女性器の観察を頑張ってシャルル様のしてくださることがもっと気持ち良く感じられるような身体になるのです。



XX XY



(ふぅ~)

朝食後はクリス、アシュリ、フラネル、ロクサーヌとしていました。

4人とも自らの身体の反応に驚くぐらい感度が上がっていて、僕も気持ち良かったです。
やはり“二つの球モード”は推奨ですね。

後はヌエット、エリオン、ロッキ、フランぐらいかな…。
一番忙しいロッキとフランは皆の休暇が終わってからゆっくりしてあげた方が良いか…。

マリンはまたジャトワン領都へ行った時で良いでしょう。
屋敷中に愛液と“しお”を撒き散らされても困りますし…。

ムーランとマイヤにも休暇が終わる前にもう一度してあげたいところです。

それにしても、今日はお正月なのに朝からセックスしっ放しとは…。



これではいけないと、気分を変える為に昼食はシャルル島でBBQをすることにしました。

お正月と言えば常夏の海(島の内部は湖ですが…)だよね。
前世ではそんな贅沢なことは出来ませんでしたが、今は違います。
目の前に広がる美女達の楽園!
どこを見てもプルプル・プリプリしています。

《マスターが、やりすぎておかしくなりました~》

《マオ、ご主人様は元からよ…》

《二人とも、そんな事を言うのなら今日はしないよ…》

《ごめんなさ~い》
《じょ…冗談ですよ~》

さておき、新たにルナを含む39人のパートナーが裸、又は裸エプロンで視界にいるのです。
この人数だとヴィラの中庭も小さく感じるな…。
ここも本格的な改修が必要みたいです。



「シャルル島は初めてですよ~。素敵なところですね~」

「そうか、マイヤは連れて来た事がなかったね。チョコレートの原料はこの島で採れるんだよ」

簡単にシャルル島の経緯を説明しておきます。
チェスカとルナも海を見たことが無いらしく、温暖で眩しい景色に驚いています。

「シャルル様に覚醒と“せっくす”をしてもらっていないと恥ずかしくて居た堪れないところでしたよ…」

今回初めて会う皆さんも艶やかで若々しい身体をされています。
この内半数近くの方が受精されているというのも驚きです。

「ルナも綺麗だから…、チェスカも自信を持ってね」

皆が当然のように裸になってウロウロしているのでルナの気持ちは良く分かりますし、チェスカにしても薄褐色の肌はキルシッカとフラネルの三人だけですからね。
肌を見せたり見られるのに慣れていないのです。

「「はいっ」」



食事が始まると受胎組は胎児の成長に伴う身体の変化について話していて、受精していない者達は好きな体位の話をしています。
僕がどうすれば気持ち良く感じてくれるのか話し合ってくれるのは嬉しいのですが、聞いていない振りをするのも大変です。
ある一角ではマイヤとカリーナがトリスに捕まりクリの大きさを比べ合っているようです。

「クーシアも裸なんだね…」

クーシアは少し前にシャルル島を案内していますが、こちらで時間を過ごすのは初めてのようです。
目立たないよう、いつの間にか側にいました。

「も…もちろんですよ。私もシャルル様に身体を見てもらいたいですし…(ボソッ)」

私も皆さんに負けてはいられません。

「とっても綺麗だよ…」

この中で一番若いクーシアですが、身体的には負けていません。
屋敷に入ってから肉付きが良くなり、パートナーになってから更に成長し、身体にメリハリも出てきています。
もしかしたら数年もしない内にフラン、又はユナのような身体つきになるかもしれません。



XX XY



昼食が済むと崖から湖に飛び込んだり、以前『男性選手権』で貰った魔動力船を運び入れバナナボートを引っ張ってもらって遊びます。

どちらも念の為受胎している者には控えてもらいましたが、久しぶりに楽しめました。

クリが剥き出しになった影響はここにもあるようで、バナナボートは以前と同じように僕の前後に一人ずつ座るのですが、跨っただけでクリが刺激されるそうで背中側に座っている者は僕に密着して喘ぎながら震えていますし、前側に座っている者は僕が抱き支えているので、ボートの動きに合わせて股間が前後左右に擦られビクビクしながらグッタリとしていました。

湖の水とは違う温かさを感じましたが黙っておきます。
初めてボートに乗る者がほとんどでしたが、前後どちらにも乗ってみたいとせがまれるほど好評でした。



そしてその後、陸上では第2回“ツイスター”大会です。
人数が多いのでこれも受胎していない者同士で対決してもらい、ご褒美はそれぞれ勝った者達と今晩岩風呂に入ることにしたのです。
組み合わせは出来る限り体格等を考慮し僕が決めました。

ヌエット VS ルチア
ミレーヌ VS スージー
カリーナ VS ロッキ
エリオン VS ジェシカ
クリス  VS ホーリー
ソニア  VS フラン
マリン  VS アシュリ
チェスカ VS ルナ
フラネル VS マイヤ
ムーラン VS ロクサーヌ
アデル  VS クーシア

初体験の者はどうするのか見てもらう為に順番を後ろにしています。
なかなか見所の多い対戦となっていると思います。

「懐かしいです。前回のご褒美は私の初“せっくす”でしたからね」

「そうだったね、グリシャ…」

見ている皆はどちらが勝つか予想して楽しんでいます。

「でも、私もシャルル様と一緒にお風呂に入っていただきたいですよ~」

「そう…だね…。ルーシャ達とは入っているから、それ以外の受胎している皆とも休暇中に入ってあげるよ」

「本当ですか!? 言ってみて良かったです」

(ハハ…)

サンディやローザ、それにヨルン達もそれを聞いて喜んでいるようです。

その後の死闘は言うに及ばず…。
壮絶で官能的な光景を楽しみました。
うん…、目の保養になったよ…。

《マスター、やる気MA~X!》

《いつも、見ていますよね…》

《アイは分かってないなぁ~》

悲喜交々の結果を残し、楽園でのお正月は過ぎていくのでした。
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