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第482話 寡黙なホーリー
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コンコン、コン。
「は~い」
ガチャ…。
「シャルル様、ホーリーです。入ってよろしいですか?」
「うん、遠慮せずに入って…」
予想通りホーリーが先に来ました。今では彼女もエルスタイン領都と同じメイド服を着ていてムッチリした“絶対領域”が眩しく感じます。
「「……」」
そうだった、ホーリーは出来るだけこちらから話し掛けないと黙ったままだったんだよね…。
「ホーリー、領主会議の前に急いでパートナーになってもらってごめんね」
「そんな…こと…、とっても嬉しかったです。それにべリンダさん達より急じゃなかったですから…」
「まぁ、それはね…。ホーリーは領主会議に立ち会っていたから話の流れが分かっていたと思うけれど、べリンダ達とはしばらく会えないかもしれないから覚醒のついでというのもあったかな…」
「そうでしたか…。皆さんの変貌に驚きましたがとっても喜んでおられましたよ。私も先日パートナーにしていただいたところですが先輩として色々聞かれました」
「へぇ~、そうなんだ…。女性器の観察には一日の長があるものね」
「フフ…、そうですね」
「……」
寡黙で穏やかな女性が目を細めて微笑むのを見ていると少しドキッとします。
ホーリーはダークブラウン色のウェーブ掛かった長めの髪に、目はパッチリとしているけれど目じりはスッと流れていて目で感情を表すタイプです。
年齢は29歳…らしい。
まだ30代でないことは本人のこだわりのようなので強調しておきます。
もちろん今の見た目は20代になったばかりの様に若々しくて艶やかです。
この世界には兄弟姉妹という概念は無いようですが、なんだかグレイスの妹みたいな雰囲気です。
「……、そ…それで今回はホーリーとミレーヌ一人ずつしてあげようと思ってね」
「ほ…本当ですか!?」
別々にとおっしゃっていたのでまさかとは思いましたが、こんなに早く再び“せっくす”をしていただけるなんて…。
シャルル様と二人きりだなんて覚醒の時以来です。嬉しくて顔が綻んでいないか心配です。
XX XY
「シャルル様~、お風呂の用意が出来ましたよ~」
お風呂の用意が出来ると先に裸になりお知らせに行きます。
シャルル様は寝室ではなく出入口がある上階の長椅子に座っておられ何かをされていたようです。
「あぁ、ホーリー、もう裸なんだね。うん、ちょうど良かったかな…、お風呂の前にこっちに来て…」
セックスの後に魔道具を渡そうと考えていましたが、裸になっているのなら先に試しておいた方が良さそうです。
座っている僕の目の前にホーリーのつるっと艶やかな股間が現れます。
覚醒後に脱毛済みのようです…。
「シャルル様、それは…?」
【水球】のようにも見えますが明らかに異質で、上部が少し尖がっていてプルプルとした物がこちらを見ています。
見ていると思ったのはその中にあるシャルル様と同じ黒色をした瞳の様なものがこちらを向いていたからです。
「うん、これは僕が作った新しい魔道具でね…、ホーリーとミレーヌにあげようと思っているんだよ。でもさっき作ったばかりでホーリーが喜んでくれるかどうかは分からないけれど…」
「そんな、シャルル様からいただける物ならどんな物でも一生の宝物です」
「そう言ってくれるのは嬉しいけれど、もし気に入らなければ遠慮なく言ってね」
そう言いながらホーリーの手のひらの上にスライムを置いてみます。
一応アイ達に使った物とは別です。
ちなみに先ほどのスライムは【AI】の成長を見たり他の機能を取り入れる為の実験用とすることにしました。
「うわぁ~、とってもプルプルしています~。こんなの触ったことがない感触ですよ~」
その中の黒い瞳の様な物が私を見ると上部を少しこちらに振って挨拶しているようでした。
「なんだか生き物みたいで可愛いです~」
「そう、良かった」
まぁ、ちょっと生き物に近いよね。
やっぱりスライムの形にしておいて正解でした。
「それで一体どんな魔道具なのですか?」
「まずは“女性器観察モード”って言ってくれるかな。最初に少しホーリーの身体に合わせて調整が必要なんだ。これはホーリー専用だからね」
「そうなのですか、嬉しい~!」
(ハハ…)
ホーリーの目が驚きでわずかに見開きます。
「では…、じょ…“女性器観察もーど”…。きゃっ…」
「な、何これっ!?」
先ほどアイに試したようにスライムが一瞬にしてブラとショーツの様に張り付きました。
ショーツから触手が身体の前に1本、おへそを通って両胸にヌー○ラの様に張り付いている形態です。
薄くて透明なので一見裸のままのようですが、薄い膜状のモノが張り付いているのは分かります。
「ホーリー、動かないでね。今、形を整えるから…」
水着とは違うのでブラは胸全体を包み込むように、ショーツも紐タイプではなくソングタイプにしておきます。
「どう? 大きさはピッタリしている?」
「は…はい、隙間なく張り付いている感じです。水着…でしょうか?」
透明なので乳首も股間も丸見えです。
黒色の瞳の様な物は穿いている方の正面にくっ付いています。
「水着と言うより下着だね。そうそう、これからは“女性器観察モード”と声に出さなくてもホーリーがそう念じるだけでこの形になるからね」
この世界の女性は胸用の下着を着けないので水着に思うのでしょう。
それにしても【AI】があると便利です。
「“解除”と言えばさっきの状態に戻るし、同じように今後は念じるだけで良いからね」
僕がそう言うと“解除”と“女性器観察モード”を切り替えて試していました。
「す…凄いです。一瞬で変わりますね」
肌に張り付く時は一瞬ゾクゾクとしますが嫌な感覚ではありません。むしろ気持ち良い感じです。
「それで、ここからがこの魔道具の凄い所なんだ…」
「次は、“訓練開始”って言ってみて…」
「“訓練開始”…」
「うぐっ、あはっ…」
そう言った途端、下着の内側で愛液で濡れたようなヌルヌルとした何かが蠢き胸や女性器を刺激してきます。
「あぁ…ダメ、そんな…」
何か細くて柔らかい物がお尻の穴から女性器を舐めるように動き、くりに纏わりついたそれは皮をめくり撫でたり締め付けたりもしてきます。
「あんっ、くふぅ~」
「シャ…シャルル様、これって…」
「ホーリーに合わせて訓練をしてくれる魔道具かな…。やっぱり要らなかった?」
「そんな…こと…」
胸も女性器も一緒に刺激されるなんて…。
「そのスライムの上からホーリーが好きなように観察すると、ホーリーの仕方や加減を覚えてくれるからね。使っていくほどホーリーの望みに答えてくれるようになると思うよ…」
「そんな魔道具が…、うひぃ~~~っ!」
ホーリーは僕の方に倒れ込むとそのまま気を失ってしまいました。
「解除…(ボソッ)」
僕がそうつぶやくと、一瞬にしてスライムに戻ったそれはホーリーの腰の上で僕に確認するように身体を揺さぶっています。
まぁ、問題なさそうかな…。
「ホーリーの為に頑張ってくれよ」
僕はスライムを優しく撫でておくのでした。
XX XY
僕の身体は今晩エリオンに洗ってもらうつもりなので、ホーリーの身体を洗ってあげると“シャルル抱き”でベッドに運びます。
スライムは自ら形状を変え浮くことや泳ぐこと、沈むことも可能でした。
魔道具自体が【触手】を発動させているので体積の増減ももちろん可能です。
僕がホーリーの身体を洗っている時も、見たり触ったりしてすっかりホーリーに懐いていました。
「ホーリー、大丈夫?」
「はひぃ~、もう身体が蕩けそうです」
「セックスはこれからだよ」
「は…い…、シャルル様と二人っきり…私だけの時間です。最初の時みたいに起きなくなるまでお願いしますね…」
「もちろん、そのつもりだよ」
枕元にいるスライムを見てふと思い、僕と【接続】しておきます。
こうすることでホーリーの情報が更新されると思ったからです。
もしかして身体を洗ってあげている時から【接続】しておけば良かったかな…。
「ホーリー、セックスをしている間はどこがどう気持ち良いか声に出して言うんだよ」
寡黙なホーリーにはヨルンとは目的が違いますが同じように感じたままを口に出すように指示します。
「うぅ~、そんなぁ~」
「それで、ホーリーはどの体位が好きなの?」
「ば…“ばっく”です…。顔を見られないで済みますので…」
きっとだらしない顔をしているはずです。
「そうなんだ、僕はホーリーの気持ち良さそうな顔を見ていたいけれどね…」
見た目は大人っぽいお姉さんですが意外に恥ずかしがり屋なのです。
「じゃあ、正常位からね…」
一瞬アイマスクも考えましたが、ここはあえてホーリーの善がった顔を眺めましょう。
「シャルル様の意地悪…」
XX XY
グプッ、クチョ…、グプッ、クチョ…。
「うぐぅ、あはぁ~、気持ち…いい…」
この間していただいたところなのですぐに感覚が思い出されてきます。
子宮に繋がる穴がシャルル様の大きな男性器の形に合わせて拡げられていく…。
「ホーリーの中もヌルヌルと絡み付いてくるようでとっても気持ちが良いよ」
「いや…です…」
そんな事を言われたら益々意識しちゃいます…。
ズブッ、ヌチャ、ズブッ、グチョ…。
「シャルル様の…、あはっ、男性器が…、ぐふっ、子宮を突き上げて…、あぁ~ん…」
ムチュウ~。
「ふぐぅ…っ」
(き…“きす”で頭の中が蕩ける~)
チュパッ…。
「ほら、顔を合わせていると挿入しながらキスも出来るよ~」
「それにホーリーも両脚で僕の腰を強く挟んでいるじゃない…」
「あぁ~ん、だって…脚が勝手に…」
「ホーリー、次はどうして欲しい?」
「あぁ、もっと…もっと奥を突いて欲しい…」
「分かったよ…」
正常位から抱き起こし、対面座位でも一度イカせてからバックに移ります。
ズボッ、グチュ、グポッ、ズニュッ…。
「うひぃ~っ、深い…、奥まで入ってくる~!」
子宮に繋がる穴の中がシャルル様の男性器でいっぱいに…。
「ホーリー、バックだと顔は見えないけれど可愛いお尻の穴は丸見えだよ…」
「あぁ~ん、そんなぁ~、見ちゃいや~」
ホーリーが大きな声でそう言うと子宮に繋がる穴がキュウ~っと締まってきます。
もうすぐイキそうなのかお尻の穴もピクピクと開いたり閉じたりを繰り返しています。
グッチャ、グチョ、グッチャ、グチョ…。
「あんっ、あんっ、うひっ、あはっ…」
シャルル様が男性器の抜き差しを速めてこられました。
私がもうすぐイキそうなのもお見通しなのでしょう。
ズップ、グチョ、ズップ、グチョ…。
「シャ…ルル様…、私…、もうイ…ク…」
「ホーリー、まだイッちゃダメだよ。我慢して!」
「はえっ!?」
(どうして?)
シャルル様はそう言うとベッドに突いていた私の両腕を掴み上体を起こさせ、膝立ちで挿入したままの体勢にされます。
「あがっ、うひぃ…」
この上体を反らした体勢でシャルル様に抜き差しを続けられると、突かれる度に男性器がお腹を突き破ってきそうに感じるのです。
私は離されないように後ろ手に回した手でシャルル様の腕を必死に掴みます。
グリュッ、ズップ…、グリュッ、ズップ…。
「どう? ホーリー。どこが気持ち良い?」
「し…子宮口がグリグリされて…気持ち…良い…です…。うっはぁ~ん」
ズボッ、グッチャ、ズボッ、グッチョ。
「うぐっ、あはっ…」
「もうダメ…、シャルル様…我慢できない…」
「イ…イカせて…くだ…さ…い…」
「……分かった、イッていいよ…」
「……はぁ~んっ、イっくぅ~~~っ!」
シャルル様からイク許可をもらうと私は快感に全身を委ね、開放された感覚を最後に意識を手放してしまうのでした。
「ふぅ~、気持ち良かった…」
ホーリーがイッたと同時に両腕を離すとホーリーはそのまま潮を噴き出しながら前に倒れ込んでしまいました。
よほど気持ち良かったのか腰を上下にビクつかせています。
スライムもホーリーのお尻に飛び乗りその感覚を確認しているようでした。
XX XY
「あふぅ~ん…」
「ようやく気が付いたみたいだね…」
あれからホーリーのお願い通り起き上がれなくなるまでセックスを続けました。
気持ち良い事やして欲しいことを言わせ続けたので最後はアヘり過ぎてちょっと心配になったぐらいです。
「シャ…ルル…様…、私…」
何度もイキ過ぎて記憶があやふやです。
でも、私がどうして欲しいか望みを口にすればシャルル様が全て叶えてくださったのは覚えています。
それに口にするほど感覚が敏感になり、気持ち良さが身体の隅々にまで伝わるようになったと思うのです。
「ハハ…、ホーリーの善がった顔をいっぱい見たよ…」
「ぃやです…もう~っ」
「お湯を浴びたら魔道具を身につけておくといいよ。“下着モード”も追加しておいたからね。この下着だとどんなに潮を噴き出しても吸収してくれるよ」
スライムにすると持ち歩けないけれど下着なら身に着けておけるでしょう。
「それからこの魔道具は特別だからグレイス達には知られないようにね」
「は…はい…」
「シャルル様、この魔道具に名前はあるのですか?」
「名前かぁ~」
やっぱり共通的な呼称がないと不便かな…。
「じゃあ、魔道具としては“スライム”で…。でもホーリーの物だから呼び方は好きにして良いよ。これはホーリーに合わせて育っていくからね」
「好きにですか…」
“すらいむ”とは不思議な名前です。
てっきり“シャルルの〇〇”と言う名前かと思っていました。
“すらいむ”は私の手に乗ると胸や肩にポヨンポヨンっと少し跳ねるように動き回るのでした。
「は~い」
ガチャ…。
「シャルル様、ホーリーです。入ってよろしいですか?」
「うん、遠慮せずに入って…」
予想通りホーリーが先に来ました。今では彼女もエルスタイン領都と同じメイド服を着ていてムッチリした“絶対領域”が眩しく感じます。
「「……」」
そうだった、ホーリーは出来るだけこちらから話し掛けないと黙ったままだったんだよね…。
「ホーリー、領主会議の前に急いでパートナーになってもらってごめんね」
「そんな…こと…、とっても嬉しかったです。それにべリンダさん達より急じゃなかったですから…」
「まぁ、それはね…。ホーリーは領主会議に立ち会っていたから話の流れが分かっていたと思うけれど、べリンダ達とはしばらく会えないかもしれないから覚醒のついでというのもあったかな…」
「そうでしたか…。皆さんの変貌に驚きましたがとっても喜んでおられましたよ。私も先日パートナーにしていただいたところですが先輩として色々聞かれました」
「へぇ~、そうなんだ…。女性器の観察には一日の長があるものね」
「フフ…、そうですね」
「……」
寡黙で穏やかな女性が目を細めて微笑むのを見ていると少しドキッとします。
ホーリーはダークブラウン色のウェーブ掛かった長めの髪に、目はパッチリとしているけれど目じりはスッと流れていて目で感情を表すタイプです。
年齢は29歳…らしい。
まだ30代でないことは本人のこだわりのようなので強調しておきます。
もちろん今の見た目は20代になったばかりの様に若々しくて艶やかです。
この世界には兄弟姉妹という概念は無いようですが、なんだかグレイスの妹みたいな雰囲気です。
「……、そ…それで今回はホーリーとミレーヌ一人ずつしてあげようと思ってね」
「ほ…本当ですか!?」
別々にとおっしゃっていたのでまさかとは思いましたが、こんなに早く再び“せっくす”をしていただけるなんて…。
シャルル様と二人きりだなんて覚醒の時以来です。嬉しくて顔が綻んでいないか心配です。
XX XY
「シャルル様~、お風呂の用意が出来ましたよ~」
お風呂の用意が出来ると先に裸になりお知らせに行きます。
シャルル様は寝室ではなく出入口がある上階の長椅子に座っておられ何かをされていたようです。
「あぁ、ホーリー、もう裸なんだね。うん、ちょうど良かったかな…、お風呂の前にこっちに来て…」
セックスの後に魔道具を渡そうと考えていましたが、裸になっているのなら先に試しておいた方が良さそうです。
座っている僕の目の前にホーリーのつるっと艶やかな股間が現れます。
覚醒後に脱毛済みのようです…。
「シャルル様、それは…?」
【水球】のようにも見えますが明らかに異質で、上部が少し尖がっていてプルプルとした物がこちらを見ています。
見ていると思ったのはその中にあるシャルル様と同じ黒色をした瞳の様なものがこちらを向いていたからです。
「うん、これは僕が作った新しい魔道具でね…、ホーリーとミレーヌにあげようと思っているんだよ。でもさっき作ったばかりでホーリーが喜んでくれるかどうかは分からないけれど…」
「そんな、シャルル様からいただける物ならどんな物でも一生の宝物です」
「そう言ってくれるのは嬉しいけれど、もし気に入らなければ遠慮なく言ってね」
そう言いながらホーリーの手のひらの上にスライムを置いてみます。
一応アイ達に使った物とは別です。
ちなみに先ほどのスライムは【AI】の成長を見たり他の機能を取り入れる為の実験用とすることにしました。
「うわぁ~、とってもプルプルしています~。こんなの触ったことがない感触ですよ~」
その中の黒い瞳の様な物が私を見ると上部を少しこちらに振って挨拶しているようでした。
「なんだか生き物みたいで可愛いです~」
「そう、良かった」
まぁ、ちょっと生き物に近いよね。
やっぱりスライムの形にしておいて正解でした。
「それで一体どんな魔道具なのですか?」
「まずは“女性器観察モード”って言ってくれるかな。最初に少しホーリーの身体に合わせて調整が必要なんだ。これはホーリー専用だからね」
「そうなのですか、嬉しい~!」
(ハハ…)
ホーリーの目が驚きでわずかに見開きます。
「では…、じょ…“女性器観察もーど”…。きゃっ…」
「な、何これっ!?」
先ほどアイに試したようにスライムが一瞬にしてブラとショーツの様に張り付きました。
ショーツから触手が身体の前に1本、おへそを通って両胸にヌー○ラの様に張り付いている形態です。
薄くて透明なので一見裸のままのようですが、薄い膜状のモノが張り付いているのは分かります。
「ホーリー、動かないでね。今、形を整えるから…」
水着とは違うのでブラは胸全体を包み込むように、ショーツも紐タイプではなくソングタイプにしておきます。
「どう? 大きさはピッタリしている?」
「は…はい、隙間なく張り付いている感じです。水着…でしょうか?」
透明なので乳首も股間も丸見えです。
黒色の瞳の様な物は穿いている方の正面にくっ付いています。
「水着と言うより下着だね。そうそう、これからは“女性器観察モード”と声に出さなくてもホーリーがそう念じるだけでこの形になるからね」
この世界の女性は胸用の下着を着けないので水着に思うのでしょう。
それにしても【AI】があると便利です。
「“解除”と言えばさっきの状態に戻るし、同じように今後は念じるだけで良いからね」
僕がそう言うと“解除”と“女性器観察モード”を切り替えて試していました。
「す…凄いです。一瞬で変わりますね」
肌に張り付く時は一瞬ゾクゾクとしますが嫌な感覚ではありません。むしろ気持ち良い感じです。
「それで、ここからがこの魔道具の凄い所なんだ…」
「次は、“訓練開始”って言ってみて…」
「“訓練開始”…」
「うぐっ、あはっ…」
そう言った途端、下着の内側で愛液で濡れたようなヌルヌルとした何かが蠢き胸や女性器を刺激してきます。
「あぁ…ダメ、そんな…」
何か細くて柔らかい物がお尻の穴から女性器を舐めるように動き、くりに纏わりついたそれは皮をめくり撫でたり締め付けたりもしてきます。
「あんっ、くふぅ~」
「シャ…シャルル様、これって…」
「ホーリーに合わせて訓練をしてくれる魔道具かな…。やっぱり要らなかった?」
「そんな…こと…」
胸も女性器も一緒に刺激されるなんて…。
「そのスライムの上からホーリーが好きなように観察すると、ホーリーの仕方や加減を覚えてくれるからね。使っていくほどホーリーの望みに答えてくれるようになると思うよ…」
「そんな魔道具が…、うひぃ~~~っ!」
ホーリーは僕の方に倒れ込むとそのまま気を失ってしまいました。
「解除…(ボソッ)」
僕がそうつぶやくと、一瞬にしてスライムに戻ったそれはホーリーの腰の上で僕に確認するように身体を揺さぶっています。
まぁ、問題なさそうかな…。
「ホーリーの為に頑張ってくれよ」
僕はスライムを優しく撫でておくのでした。
XX XY
僕の身体は今晩エリオンに洗ってもらうつもりなので、ホーリーの身体を洗ってあげると“シャルル抱き”でベッドに運びます。
スライムは自ら形状を変え浮くことや泳ぐこと、沈むことも可能でした。
魔道具自体が【触手】を発動させているので体積の増減ももちろん可能です。
僕がホーリーの身体を洗っている時も、見たり触ったりしてすっかりホーリーに懐いていました。
「ホーリー、大丈夫?」
「はひぃ~、もう身体が蕩けそうです」
「セックスはこれからだよ」
「は…い…、シャルル様と二人っきり…私だけの時間です。最初の時みたいに起きなくなるまでお願いしますね…」
「もちろん、そのつもりだよ」
枕元にいるスライムを見てふと思い、僕と【接続】しておきます。
こうすることでホーリーの情報が更新されると思ったからです。
もしかして身体を洗ってあげている時から【接続】しておけば良かったかな…。
「ホーリー、セックスをしている間はどこがどう気持ち良いか声に出して言うんだよ」
寡黙なホーリーにはヨルンとは目的が違いますが同じように感じたままを口に出すように指示します。
「うぅ~、そんなぁ~」
「それで、ホーリーはどの体位が好きなの?」
「ば…“ばっく”です…。顔を見られないで済みますので…」
きっとだらしない顔をしているはずです。
「そうなんだ、僕はホーリーの気持ち良さそうな顔を見ていたいけれどね…」
見た目は大人っぽいお姉さんですが意外に恥ずかしがり屋なのです。
「じゃあ、正常位からね…」
一瞬アイマスクも考えましたが、ここはあえてホーリーの善がった顔を眺めましょう。
「シャルル様の意地悪…」
XX XY
グプッ、クチョ…、グプッ、クチョ…。
「うぐぅ、あはぁ~、気持ち…いい…」
この間していただいたところなのですぐに感覚が思い出されてきます。
子宮に繋がる穴がシャルル様の大きな男性器の形に合わせて拡げられていく…。
「ホーリーの中もヌルヌルと絡み付いてくるようでとっても気持ちが良いよ」
「いや…です…」
そんな事を言われたら益々意識しちゃいます…。
ズブッ、ヌチャ、ズブッ、グチョ…。
「シャルル様の…、あはっ、男性器が…、ぐふっ、子宮を突き上げて…、あぁ~ん…」
ムチュウ~。
「ふぐぅ…っ」
(き…“きす”で頭の中が蕩ける~)
チュパッ…。
「ほら、顔を合わせていると挿入しながらキスも出来るよ~」
「それにホーリーも両脚で僕の腰を強く挟んでいるじゃない…」
「あぁ~ん、だって…脚が勝手に…」
「ホーリー、次はどうして欲しい?」
「あぁ、もっと…もっと奥を突いて欲しい…」
「分かったよ…」
正常位から抱き起こし、対面座位でも一度イカせてからバックに移ります。
ズボッ、グチュ、グポッ、ズニュッ…。
「うひぃ~っ、深い…、奥まで入ってくる~!」
子宮に繋がる穴の中がシャルル様の男性器でいっぱいに…。
「ホーリー、バックだと顔は見えないけれど可愛いお尻の穴は丸見えだよ…」
「あぁ~ん、そんなぁ~、見ちゃいや~」
ホーリーが大きな声でそう言うと子宮に繋がる穴がキュウ~っと締まってきます。
もうすぐイキそうなのかお尻の穴もピクピクと開いたり閉じたりを繰り返しています。
グッチャ、グチョ、グッチャ、グチョ…。
「あんっ、あんっ、うひっ、あはっ…」
シャルル様が男性器の抜き差しを速めてこられました。
私がもうすぐイキそうなのもお見通しなのでしょう。
ズップ、グチョ、ズップ、グチョ…。
「シャ…ルル様…、私…、もうイ…ク…」
「ホーリー、まだイッちゃダメだよ。我慢して!」
「はえっ!?」
(どうして?)
シャルル様はそう言うとベッドに突いていた私の両腕を掴み上体を起こさせ、膝立ちで挿入したままの体勢にされます。
「あがっ、うひぃ…」
この上体を反らした体勢でシャルル様に抜き差しを続けられると、突かれる度に男性器がお腹を突き破ってきそうに感じるのです。
私は離されないように後ろ手に回した手でシャルル様の腕を必死に掴みます。
グリュッ、ズップ…、グリュッ、ズップ…。
「どう? ホーリー。どこが気持ち良い?」
「し…子宮口がグリグリされて…気持ち…良い…です…。うっはぁ~ん」
ズボッ、グッチャ、ズボッ、グッチョ。
「うぐっ、あはっ…」
「もうダメ…、シャルル様…我慢できない…」
「イ…イカせて…くだ…さ…い…」
「……分かった、イッていいよ…」
「……はぁ~んっ、イっくぅ~~~っ!」
シャルル様からイク許可をもらうと私は快感に全身を委ね、開放された感覚を最後に意識を手放してしまうのでした。
「ふぅ~、気持ち良かった…」
ホーリーがイッたと同時に両腕を離すとホーリーはそのまま潮を噴き出しながら前に倒れ込んでしまいました。
よほど気持ち良かったのか腰を上下にビクつかせています。
スライムもホーリーのお尻に飛び乗りその感覚を確認しているようでした。
XX XY
「あふぅ~ん…」
「ようやく気が付いたみたいだね…」
あれからホーリーのお願い通り起き上がれなくなるまでセックスを続けました。
気持ち良い事やして欲しいことを言わせ続けたので最後はアヘり過ぎてちょっと心配になったぐらいです。
「シャ…ルル…様…、私…」
何度もイキ過ぎて記憶があやふやです。
でも、私がどうして欲しいか望みを口にすればシャルル様が全て叶えてくださったのは覚えています。
それに口にするほど感覚が敏感になり、気持ち良さが身体の隅々にまで伝わるようになったと思うのです。
「ハハ…、ホーリーの善がった顔をいっぱい見たよ…」
「ぃやです…もう~っ」
「お湯を浴びたら魔道具を身につけておくといいよ。“下着モード”も追加しておいたからね。この下着だとどんなに潮を噴き出しても吸収してくれるよ」
スライムにすると持ち歩けないけれど下着なら身に着けておけるでしょう。
「それからこの魔道具は特別だからグレイス達には知られないようにね」
「は…はい…」
「シャルル様、この魔道具に名前はあるのですか?」
「名前かぁ~」
やっぱり共通的な呼称がないと不便かな…。
「じゃあ、魔道具としては“スライム”で…。でもホーリーの物だから呼び方は好きにして良いよ。これはホーリーに合わせて育っていくからね」
「好きにですか…」
“すらいむ”とは不思議な名前です。
てっきり“シャルルの〇〇”と言う名前かと思っていました。
“すらいむ”は私の手に乗ると胸や肩にポヨンポヨンっと少し跳ねるように動き回るのでした。
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人生のミス、ちょっとしたミスや、とんでもないミス、でも、人類全体、あるいは、地球的規模で見ると、どうでもいい些細な事。それを修正しようとすると異世界にぶっ飛んで、宇宙的規模で世界をひっくり返すことになるかもしれない。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
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