DNAの改修者

kujibiki

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第447話 慰安旅行編3

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今日から旅も折り返しです。
バージンの観光を後回しにした僕達は先に目的地であるジャトワン領の陽の昇る方角にある海を目指し昨日到着していました。
訪れた海の町はとても栄えていましたが、エンターシャから聞いていた通り海上には島一つ見えず大海原が広がっているだけでした。
他の大陸があるとしてもやはり経度や緯度が違うようです。

その海の町からパレス領の海の町とは航路で往来があるそうですが、フリーノース領の陽の昇る方面は高地になっていて、航路は大陸の上の方角、つまり北側に回り込まなければならないそうで、航路があると言っても陸路の方が発達しているそうです。

またフリーノース領の陽の昇る方面はコロビアという都市の管轄らしいのですが、現在は盗賊かぶれが多く治安が良くないそうなので陸路でもしばらくは行かない方が良いと聞かされました。
まぁ、今回はこれ以上先に行くつもりはありませんけれどね…。

以前アシュリ達と一緒に退治した盗賊かぶれ達は変に自信過剰だったからなぁ…、あんなのが多いとコロビアの都市長様やマーガレット様も大変だろうね。
そう言えばエリカはどうしているかな…、また遊びに行くと言ってから行けてないから怒っているかな…。



XX XY



「初めて海を見る事が出来ました」

「シャルル様がおっしゃっていたように感動しましたよ~」

僕の向かい側に座っているネンネとパスチェがまだ少し顔を赤くしながらそう言っています。今はイリナが運転をしてくれています。

「特に何も無かったけれど綺麗な海だったね」

あの海の幸が食べられているのには驚きましたが…。

「本当に素敵な旅でした…」

「一生の思い出だよ…」

「ハハ…、喜んでくれたのは嬉しいけれどまだ旅は終わっていないから…、家に戻るまでが旅だよ」
「それに僕達はこれからも一緒なんだから思い出もいっぱい出来るよ」

バージンを離れた後、僕達全員が泊まれる大部屋がある宿はありませんでしたので、その機会にネンネ達とセックスをすることにしました。
一晩目はネンネとイリナ、二晩目はイリナとパスチェ、そして昨晩はパスチェとネンネです。

三人と二日分ずつ、夜と朝も【時空】を使って時間を掛けて…、特にイリナとパスチェは連日です。
ヨルンが羨ましそうにしていましたがこの旅が終わるとしばらく機会も無さそうですし、間を置かずにしてみるとどうなるのか試してみたかったというのもあります。
少し前にシェリーとは二日続けてしてみたことはあるけれど、初めての女性とはまだ試していませんでした。

結果は凄いもので、初回の感覚が脳裏と身体に残っているのか僕の大きくなった男性器を見ただけでトロンとした表情になり、自ら女性器を晒すと愛撫をする前から愛液を溢れさせていました。
最後には身体が敏感になり過ぎ、ちょっとしたことでイクようになっていたぐらいです。
三人とも良い意味ですっかり変わってしまいました…。

「フフ…、そうでした…」

「一生シャルル様の為に生きていきますよ…」

「むぅ~、ネンネさん達だけ2回も続けて…、それになんだかとっても綺麗になって羨ましいです…」

「私もまたシャルル様と一緒にお風呂に入って寝たいですぅ」

帰りはヒナとキオがエマ達の魔動力車に乗り、ジルとケイがネンネ達と一緒に乗っていて両隣りから密着されています。

「ジルさんとケイさんはこの間覚醒してもらったところでまだ女性器の観察も始めていないじゃない…」

「まぁまぁ、パスチェ…。今晩からはまた順番にジル達と一緒の部屋にするつもりだったから。でもバージンでは大部屋だけれどね」

「やったぁ~!」

「嬉しい~! シャルル様、順番はどうされるのですか?」

「そうだね~、せっかくだから組み合わせを変えて…、今晩はジルとキオにしようかな。明日がケイとヒナで…」

三日目にはバージンに到着する予定です。
その後エマ達と一緒の部屋にすればちょうどジャトワン領都に戻ることになるでしょう。



昼食をとった後、しばらくすると魔動力車が止まり運転してたパスチェが乗客室の扉を開けました。

「シャルル様、到着したようです」

「あっ、ヨルンが言っていた場所だね」

バージンを出て以降“きのっこ”を食べる機会が増えていて、この辺りで“きのっこ”が採れると聞いたので立ち寄ってみる事にしたのです。

魔動力車から降りるとヨルンの運転する方に乗っていた皆も集まってきます。

「シャルル様、ここが“きのっこ”狩りが出来るところのようです」

「想像していたより大きいねぇ。“きのっこ”直販所にもなっているのか…」

山を背に木造の建物が建っていて、一部はお店になっているようです。
日中にも関わらずここから見える山の中は鬱蒼としているのが分かります。

「シャルル様、あの山の中に入るのですか?」

「たぶんね。あそこに山に入る入口が見えるよ」

僕が指をさしたところには丸太で組んだだけの門の様なモノがあり、赤色の布がその支柱に括りつけられているのが見えます。

「こんにちは~、あなた達は“きのっこ”を買いに来られたのですか?」

「わ…私達は“きのっこ”狩りをさせてもらいに来たのですが…」

ヨルンが代表して現れた直販所の従業員の方に答えてくれています。
いきなり12人も訪れるとさすがに気付かれたようです。

「そうでしたか…、男性もおられるとは…。こんなに立派な体躯をされた男性を初めて見ましたよ」

黒色の髪に瞳…、私より…、いえ皆さんを含めても一番身長が大きいですね。

「僕達はジャトワン領都に向かっている途中なのですが、ここで“きのっこ”狩りが出来ると聞いて立ち寄ってみました」

お店の女性が僕の方をじぃ~っと見つめてくるので僕がもう一度返答をします。

「はうっ…、男性と話をしたのはいつ振りでしょうか…。ゆっくりお話し…、いえ“きのっこ”狩りをしていって下さい」
「人数分の入山料をいただきましたら“きのっこ”は採り放題ですよ」

「う…うん、ありがとう」

まぁ、わざわざ山の中に入る為に男性が来る事も無いのでしょう。
でも思った通りです。
もう【収納】魔法も使えるのでいくら採っても困ることはありません。

「では、早速山へと言いたいところですがいくつか注意を申し上げますね」
「“きのっこ”にはいくつか種類がありますが、食べるとお腹を壊したり幻覚を見たり、そして死んでしまう物もあります。この直販所でも取り扱っているのは主にこの3種類です」

お姉さんはそう言うと直販所に売られていた“きのっこ”を手に取って見せてくれました。
バージンに来てから食べるようになったマツタケ、シメジ、シイタケです。
お姉さんの話によるとやはり他にも“きのっこ”の種類はあるようです。

「シャルル様~、危ないのではないですか~」
「食べたら死ぬの…」
「怖いです…」

「大丈夫だよ。あの3種類以外は採らないから…ね」

「綺麗な“きのっこ”や色鮮やかな“きのっこ”は危険なのでくれぐれも採らないようにして下さいね。もし間違って採って来ても後で私が判別しますので…」

うん、うん。とりあえずマツタケは遠慮なく狩らせてもらいましょう。

「お姉さん、本当に“きのっこ”は取り放題なんだよね?」

「はい、でもそう簡単に見つかりませんよ~。それから夕暮れ前には戻ってくださいね。“とん”と言われる大きな動物が出ますから…」

「“とん”が出るんだ…」

「“とん”をご存知なのですね。“とん”に食い荒らされるぐらいなら皆さんにいっぱい採ってもらいたいところですよ。フフフ…」

そうかぁ、“とん”も見てみたいし自分で捕まえてみたいけれど今回は“きのっこ”が優先かな…。



直販所のお姉さんから一人一個背負う籠を受け取り山の中に少し入ると、木々が切り倒され少し開けた場所が設けてありました。
山の入り口からこの辺りまで木々の所々に赤色の布が巻き付けられているようです。

「皆、準備は良い? 一応誰かが見える範囲で行動すること。もしはぐれたらここへ戻ってくるんだよ」

「は~い(×全員)」

そうだ、どこに誰がいるか検索できるようにならないかな…。
昔から身体能力で同じような事が出来ているわけだし魔法にしてみれば広範囲に情報が収集出来るかも…。
思えばこれも定番の魔法の一つです。

「シャルル…さ…ま…?」

「あっ…うん、じゃあ、ヨルンには僕を手伝ってもらおうかな…」

いつものように探すのは簡単ですが、狩りとって行くにはさすがに一人では大変です。

「は…はいっ、お任せください」

「「え~っ、私達もシャルル様のお手伝いをしたいです」」
「「うん、うん」」

「う~ん、じゃあ“きのっこ”を多く採れた上位三人にはご褒美にキスを…」

「“きす”…ですか…」
「そ…それは逃せません」
「して欲しいです」

「“きのっこ”の本数よりあの3種類の“きのっこ”を合わせた重さだからね!」

「はいっ(×全員)」

皆は返事をすると一斉に“きのっこ”を探しに散って行きました。

「ヨルン、少し待ってね…」

これまでの身体能力を活かしつつ、GPSのような…、リアルタイム検索のような…。

「シャルル様…?」

スゥ~、ハァ~。
一度深呼吸をして…。
「【検索サーチ】…」



XX XY



ーネンネー

(あっ、これはシャルル様の男性器に似たあの“きのっこ”だわ)

こんな風に生えているのね。転びそうにならなければ気付かない所でした。
フフ…、大きいけれど小さい小さい…。
初めて食べた時にヨルンさんが小さいとおっしゃっていたのが良く分かります。

“せっくす”の時にはこれの何倍も太くて長くて、硬くなった物が私の子宮に繋がる穴に入ったのです…。
シャルル様の男性器もドクドクとしていて、一突きごとに子宮を押し潰すようなずっしりとした感じが堪りませんでした。

それにたくさん出される精液の味と匂い…。

まったりとして少し甘い感じでとても美味しくて、お腹の中に出されたり口にするほど身体が変わっていくように感じられました。
匂いを嗅ぐだけで頭の中から子宮までビリビリと痺れてくるような感覚になって、愛液も自然と溢れてくるのです。

きっとイリナもパスチェも同じことを考えているよね。
頑張って上位三人の内に入らないと…。



ールカー

「上位三人かぁ~(ボソッ)」

重さを競うのならシャルル様の男性器に似た“きのっこ”を探さないとね。

良く考えるといつも見ている“ばななん”の方がシャルル様の男性器のように太くてずっしりとした感じが似ているよね。
それにシャルル様の男性器を見ているだけでも子宮がドクドクと動き出すようになりました。

「ルカ~、早く探さないとジル達に負けちゃうわよ」

ニトの声に周りを見渡すと至る所から発見の声が聞こえてきます。

「分かっているわよ。ニトにも負けないからね~」

「へぇ~、私はもう二本もを見つけたんだから~」

「い…いつの間に…、す…すぐに追い越すわよ!」

いっぱい採ってあの頭の中が蕩けるような“きす”をしてもらうんだから…。



「見えるよ、ヨルン…、見えるよ、皆が…」

とある名言風に言ってみましたがどこかの○ュー○イプと同じ様に見えているわけではありません。
目の前に自分を起点とした半透明なマップが表示され、人の位置が点で示されているのです。

表示されたマップの大きさは何もない所で見る事の出来る視界の範囲と同じくらいみたいですが更に拡大や縮小、3D表示も出来るようです。

おそらく効果範囲は魔力の量やマオとの親和性によるのでしょう。
今は色々と試している時間はありませんが魔道具にしないでこれだけ分かれば十分です。

マップ中央の僕のいる所が▲マークになっていて、隣にいるヨルンはただの赤色の●印になっていて、僕がその印に意識を向けると名前が表示されます。

(便利だよ!)

それにヨルン以外の皆もどこにいるのかがリアルタイムで分かります。

“きのっこ”直販所辺りに見えるピンク色の●はさっきのお姉さんかな…。
これが女性の印だとすると他にも二人いるようです。
赤色とピンク色の違いは僕との関係性でしょうか、直販所のお姉さんの名前は当然表示されませんでした。

「シャルル様…、どうかされましたか?」

「うん、ごめん、ごめん…。さぁ、僕達も“きのっこ”を狩りに行こう!」

「はい!」
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