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第441話 【閑話】チェスカとムーラン
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シャルル様に覚醒と“せっくす”をしてもらった日から人生が変わりました。
一晩で髪は艶々に肌も瑞々しく若返ったように変貌してしまったのです。
屋敷でもちょっとした騒動になり誤魔化すのは大変でしたが、容姿について他人から羨望の眼差しで見られるのは初めての経験でちょっと嬉しくなりました。
あれから毎晩女性器の観察もするようになって少しずつ身体の各部分からの刺激や感覚が頭の中で理解できるようになってきました。
おそらくこれが感度が良くなってきたということなのでしょう。
これからは私もキルシッカさんのようにもっと若々しく艶めかしい女性になって、シャルル様に喜んでもらえるような身体を目指すのです。
パ…パートナーなのですから…。
さて…と、今日はムーランに会いに行くつもりです。
私より先にシャルル様のパートナーになったと聞いています。
私がシャルル様に会いたがっているという事をムーランが伝えてくれたのですからお礼を言っておきたいのです。
XX XY
「ムーランさんは今日も髪や肌が艶々で本当に若々しいですね~。それになんだかご機嫌ですね」
「そう言ってもらえると嬉しいわ~。明日は久しぶりのお休みですからね」
毎晩シャルル様に作っていただいた浴場で身体の疲れを癒し、女性器の観察をして全身が蕩けてからフカフカのベッドで寝る、こんなに幸せな事はありません。
それに普段から三つの輪が私の敏感な所を刺激し、いつもシャルル様を感じられてとっても安心するのです。
そして今日は仕事が終わったら【転移門】の魔道具を使ってあれから初めてエルスタイン領都のお屋敷に行ってみるつもりです。
シャルル様はおられるかしら…。
「ビアン達も髪が艶やかになったわよ」
「本当にシャルル様の発明品である“シャルルの風”と“シャルルの糸”は凄い魔道具ですね。あれを一度使ってしまうともう元には戻れないですよ…」
「私達も早く購入できるようになると嬉しいのですが…」
「そうね、まだ領都以外ではシャルル様の発明品のことを知っている人も少ないでしょうし…」
「でも、どうしてもムーランさんのようにはならないのですよねぇ~」
髪はともかく肌もあんなに瑞々しくて若々しいだなんて…。
きっとシャルル様と関係があるとは思うのですが原因が全く分かりません。
もしかして若々しくなる魔道具も発明されているとか?
私がそう話しながら考えている最中もムーランさんは黙々と作業をされています。
いつからか日中はいつもすこし紅潮され、時折身震いをされているのですが、以前その瞬間を偶然見た時、とても気持ち良さそうで幸せそうだったのです。
どうしたらあんな顔が出来るのかしら…、女性の私から見てもなんだか胸がドキドキして見蕩れてしまうぐらいでした。
ポンピーン…、ポンピーン…。
「あっ、ビアン、来客のようです。対応をお願いしますね」
「は…はいっ」
少し前にシャルル様が来られボンさんの件は終わりましたが、その代わりに時々シャルル様を探しに女性が尋ねてくるようになりました。
ハァ~、シャルル様とお近づきになりたいのは分かりますが忙しい時期には迷惑な話です。
ガチャ…。
「あっ…」
「ビアンさん、ムーランはいますか?」
「レ…レニエさんでしたか…、ちょっとお待ちください…」
そういえばボンさんの件から良く来られるようになりました。
「そうだ、ビアンさん。最近シャルル様は来られているの?」
「……いえ、あれ(改修)以来一度も来られていませんよ」
レニエさんもシャルル様と会われたことがあるそうです。
「そう…」
ムーランが言っていたように当分来られないのは本当のようね…。
ガチャ…。
「レ…レニエ…、ここにいたのですか。今さっきあなたの果樹園に寄ってきたところですよ」
「……、も…もしかして…、チェ…スカ…様?」
「え~っ、チェスカ様ですかぁ~!?」
「そうだけれど…、他の誰に見えるの?」
フフ…、少し意地悪な言い方でしたね。
かなり変貌しているのでその反応は分かりますが驚き過ぎですよ。
「そんな…、失礼ながら髪の色、瞳の色、肌の色など特徴が揃っていないと誰だか分かりませんよ…」
「どうして…、いえ、どうやってそんなに若々しいお姿に変わったのですか?」
「どうやってと言われても…。そうね…、やっぱり心境の変化でしょうか」
愛おしくて何より大切な男性への想いが私の心と身体を満たしているのです。
私の全てはシャルル様の為に…。
「心境の変化って…」
「……え~っと、そこの方、ムーランを呼んでもらえるかしら」
残念ながらこれ以上レニエには説明できないのでムーランに来てもらいましょう。
「は…はいっ!」
ガチャ…。
「チェスカ様、お待たせしました。さっきの呼び鈴はレニエさんだったのですね」
「ムーラン…、久しぶりです」
分かってはいましたがムーランも驚くほど艶めかしく綺麗になっていました。
シャルル様に覚醒と“せっくす”をしてもらうとこんなにも変わるのね…。
「チェスカ…様…? フフ…、良かったですね」
私より変貌されていて驚きましたが、こんなことが出来るのはシャルル様しかおられないのですぐに理解できました。
「えぇ…そう、ムーランのおかげでね。今日はお礼と少し話をしたくて来たのよ」
「そうでしたか…、では少しお待ちください」
「先に…、レニエさんの用事は何でしたか?」
「いや、え~っと、シャルル様と会えるかなぁって思って…ね」
「もう~、何度も言っていますがお忙しい方ですし、当分こちらには来られませんよ」
レニエさんはボンさんの件以来よく来られるようになりました。
ある意味、今一番シャルル様を探しているのがレニエさんじゃないかしら…。
「じゃ…じゃあ、シャルル様が来られてご飯を食べに行く時は私も誘ってね! もちろん私がおごるから…」
そう言い残してレニエさんはそそくさと帰っていきました。
申し訳ないけれど多分それも無いと思うわ…。
「チェスカ様、お待たせしました」
「それは良いけれどレニエもシャルル様と面識があったのね。ご飯がどうとか言っていたけれど…」
「ちょっと色々ありまして…、お茶しかありませんがせっかくですからあがって行ってください」
「そうしようかしら、もうムーランとは他人ではないですからね」
「素敵な住まいですね…」
「はい、先日シャルル様に改修してもらったのです。住み心地がとっても良くなって…。どうぞ、そちらへ…」
「それで、チェスカ様もシャルル様に覚醒していただいたのですね?」
厨房でお茶の用意をしながらカウンター越しにリビングの長椅子に座っていただいたチェスカ様に話しかけます。
「そうよ、まずはムーランにお礼を…。ムーランがシャルル様に伝えてくれたおかげで会いに来て下さいました」
「本当に感謝しているわ」
「そんな…こと…、私こそチェスカ様にはいつもお世話になっていますから…」
「それにもう“せっくす”までしていただいてムーランの次にパートナーにまでしていただいたのよ」
「ほ…本当ですか!? 覚醒していただいてすぐに“せっくす”までしていただけるだなんて…」
そんな事があるなんてトリスさんも言っていなかったわ。
リビングで向かい合って座り、改めてチェスカ様をよく見ると若々しさの中に独特の艶めかしさも感じられます。
「……本当に偶然だったのです。シャルル様も覚醒した後すぐに“せっくす”をするのは初めてだとおっしゃっていましたよ…」
「キルシッカさんに教えてもらいましたが、これまでは覚醒の後に女性器の観察をして全身で感覚が繋がるように感度を上げて、シャルル様のして下さることを受け止められるようにならないと“せっくす”はしてもらえないのですよね?」
「はい、そのようです。もうご存知だと思いますが、愛液が溢れ出てくる感覚や“しお”を噴き出す感覚、どうすればイクのか自覚することが大切です」
「くりや子宮、胸や乳首からの刺激がそれぞれに繋がり、気持ち良さを頭の中や全身で感じられるようになるとそれこそ言葉では表現できないほどの快感を体験できるようになりますよ」
「そ、そんなに…?(ゴクリ…)」
「それに訓練して感度を上げておくとシャルル様に“せっくす”をしてもらった時に男性器の形や脈動、女性器内部のどこを突かれたり擦られたりしているのか分かるようになり、そして最高に気持ち良いシャルル様の射精を子宮で感じ取れるようになるのですよ」
あぁ…、あのドクドクと注ぎ込まれる熱い精液の感覚、まるで子宮口が自分の口のようにシャルル様の男性器に吸い付いているようにも感じられます。
「すごい…です…ね…(ゴクリ…)」
あぁ~、話を聞いているだけで私の子宮がドクドクと動き出し、愛液が出てきそうです。
「私も昨年末に覚醒してもらってから毎日女性器の観察をしていて、先日“せっくす”をしてもらったところです」
「シャルル様のお考えは分かりませんが、“せっくす”をしていただくことは本当に凄い事なんですよ」
「わ…分かっています。偶然とはいえ“せっくす”をしていただいてその上パートナーにまでしていただいたのですから他の皆さんに笑われないように、そしてシャルル様に愛おしいと思っていただけるように頑張るつもりです」
「でも、シャルル様はしばらくこちらには来られないのですよね?」
「あ~、さっき私がレニエさんに言った事ですね。確かに当分来られることはないと思います」
「ハァ~、この間お会いできたのも約一年振りなんですよ~。もっとお会いできると良いのですが、都市長として簡単に他領に行くことも出来ませんし…」
「う~ん、……仕方がないですねぇ」
チェスカ様もパートナーになっておられるわけですし…。
「ムーラン?」
「チェスカ様、シャルル様にお会いできるか分かりませんが、エルスタイン領都のルーシャ様のお屋敷に行きたいですか?」
「それは…やっぱりね…。もう伝わっているとは思うけれどルーシャ様にもご挨拶しておきたいし…」
「分かりました。じゃあ今日の仕事が終わったらエルスタイン領都へ行くつもりだったので一緒に連れて行ってあげますよ。明日は収穫前の最後の休みなんです」
「へっ…?」
「あっ、何を言っているんだというような顔をされていますね。とりあえず今日の夕方にチェスカ様お一人でもう一度来てください。お供の方には明日の夜までここで過ごすと言っておいてくださいね」
「……分かったわ」
XX XY
チェスカ様もあんなに若返ったようになられて…、まるでムーランと同じよう。
まだ公にはされていないけれどムーランはシャルル様のパートナーだから…、まさか、チェスカ様もシャルル様のパートナーに…?
そんなことある訳が…、でもただの領民のムーランと比べたらチェスカ様は都市長な訳だから…。
チェスカ様が言っておられた“ムーランにお礼”と関係あるのでしょうか。
チェスカ様とムーランもお互いを見てそんなに驚いている様子はありませんでした。
普通は絶対驚くはずなのに…。
(一体何がどうなっているのっ!?)
ハァ~、これから収穫だというのに二人の若返った姿が頭から離れませんよ…。
一晩で髪は艶々に肌も瑞々しく若返ったように変貌してしまったのです。
屋敷でもちょっとした騒動になり誤魔化すのは大変でしたが、容姿について他人から羨望の眼差しで見られるのは初めての経験でちょっと嬉しくなりました。
あれから毎晩女性器の観察もするようになって少しずつ身体の各部分からの刺激や感覚が頭の中で理解できるようになってきました。
おそらくこれが感度が良くなってきたということなのでしょう。
これからは私もキルシッカさんのようにもっと若々しく艶めかしい女性になって、シャルル様に喜んでもらえるような身体を目指すのです。
パ…パートナーなのですから…。
さて…と、今日はムーランに会いに行くつもりです。
私より先にシャルル様のパートナーになったと聞いています。
私がシャルル様に会いたがっているという事をムーランが伝えてくれたのですからお礼を言っておきたいのです。
XX XY
「ムーランさんは今日も髪や肌が艶々で本当に若々しいですね~。それになんだかご機嫌ですね」
「そう言ってもらえると嬉しいわ~。明日は久しぶりのお休みですからね」
毎晩シャルル様に作っていただいた浴場で身体の疲れを癒し、女性器の観察をして全身が蕩けてからフカフカのベッドで寝る、こんなに幸せな事はありません。
それに普段から三つの輪が私の敏感な所を刺激し、いつもシャルル様を感じられてとっても安心するのです。
そして今日は仕事が終わったら【転移門】の魔道具を使ってあれから初めてエルスタイン領都のお屋敷に行ってみるつもりです。
シャルル様はおられるかしら…。
「ビアン達も髪が艶やかになったわよ」
「本当にシャルル様の発明品である“シャルルの風”と“シャルルの糸”は凄い魔道具ですね。あれを一度使ってしまうともう元には戻れないですよ…」
「私達も早く購入できるようになると嬉しいのですが…」
「そうね、まだ領都以外ではシャルル様の発明品のことを知っている人も少ないでしょうし…」
「でも、どうしてもムーランさんのようにはならないのですよねぇ~」
髪はともかく肌もあんなに瑞々しくて若々しいだなんて…。
きっとシャルル様と関係があるとは思うのですが原因が全く分かりません。
もしかして若々しくなる魔道具も発明されているとか?
私がそう話しながら考えている最中もムーランさんは黙々と作業をされています。
いつからか日中はいつもすこし紅潮され、時折身震いをされているのですが、以前その瞬間を偶然見た時、とても気持ち良さそうで幸せそうだったのです。
どうしたらあんな顔が出来るのかしら…、女性の私から見てもなんだか胸がドキドキして見蕩れてしまうぐらいでした。
ポンピーン…、ポンピーン…。
「あっ、ビアン、来客のようです。対応をお願いしますね」
「は…はいっ」
少し前にシャルル様が来られボンさんの件は終わりましたが、その代わりに時々シャルル様を探しに女性が尋ねてくるようになりました。
ハァ~、シャルル様とお近づきになりたいのは分かりますが忙しい時期には迷惑な話です。
ガチャ…。
「あっ…」
「ビアンさん、ムーランはいますか?」
「レ…レニエさんでしたか…、ちょっとお待ちください…」
そういえばボンさんの件から良く来られるようになりました。
「そうだ、ビアンさん。最近シャルル様は来られているの?」
「……いえ、あれ(改修)以来一度も来られていませんよ」
レニエさんもシャルル様と会われたことがあるそうです。
「そう…」
ムーランが言っていたように当分来られないのは本当のようね…。
ガチャ…。
「レ…レニエ…、ここにいたのですか。今さっきあなたの果樹園に寄ってきたところですよ」
「……、も…もしかして…、チェ…スカ…様?」
「え~っ、チェスカ様ですかぁ~!?」
「そうだけれど…、他の誰に見えるの?」
フフ…、少し意地悪な言い方でしたね。
かなり変貌しているのでその反応は分かりますが驚き過ぎですよ。
「そんな…、失礼ながら髪の色、瞳の色、肌の色など特徴が揃っていないと誰だか分かりませんよ…」
「どうして…、いえ、どうやってそんなに若々しいお姿に変わったのですか?」
「どうやってと言われても…。そうね…、やっぱり心境の変化でしょうか」
愛おしくて何より大切な男性への想いが私の心と身体を満たしているのです。
私の全てはシャルル様の為に…。
「心境の変化って…」
「……え~っと、そこの方、ムーランを呼んでもらえるかしら」
残念ながらこれ以上レニエには説明できないのでムーランに来てもらいましょう。
「は…はいっ!」
ガチャ…。
「チェスカ様、お待たせしました。さっきの呼び鈴はレニエさんだったのですね」
「ムーラン…、久しぶりです」
分かってはいましたがムーランも驚くほど艶めかしく綺麗になっていました。
シャルル様に覚醒と“せっくす”をしてもらうとこんなにも変わるのね…。
「チェスカ…様…? フフ…、良かったですね」
私より変貌されていて驚きましたが、こんなことが出来るのはシャルル様しかおられないのですぐに理解できました。
「えぇ…そう、ムーランのおかげでね。今日はお礼と少し話をしたくて来たのよ」
「そうでしたか…、では少しお待ちください」
「先に…、レニエさんの用事は何でしたか?」
「いや、え~っと、シャルル様と会えるかなぁって思って…ね」
「もう~、何度も言っていますがお忙しい方ですし、当分こちらには来られませんよ」
レニエさんはボンさんの件以来よく来られるようになりました。
ある意味、今一番シャルル様を探しているのがレニエさんじゃないかしら…。
「じゃ…じゃあ、シャルル様が来られてご飯を食べに行く時は私も誘ってね! もちろん私がおごるから…」
そう言い残してレニエさんはそそくさと帰っていきました。
申し訳ないけれど多分それも無いと思うわ…。
「チェスカ様、お待たせしました」
「それは良いけれどレニエもシャルル様と面識があったのね。ご飯がどうとか言っていたけれど…」
「ちょっと色々ありまして…、お茶しかありませんがせっかくですからあがって行ってください」
「そうしようかしら、もうムーランとは他人ではないですからね」
「素敵な住まいですね…」
「はい、先日シャルル様に改修してもらったのです。住み心地がとっても良くなって…。どうぞ、そちらへ…」
「それで、チェスカ様もシャルル様に覚醒していただいたのですね?」
厨房でお茶の用意をしながらカウンター越しにリビングの長椅子に座っていただいたチェスカ様に話しかけます。
「そうよ、まずはムーランにお礼を…。ムーランがシャルル様に伝えてくれたおかげで会いに来て下さいました」
「本当に感謝しているわ」
「そんな…こと…、私こそチェスカ様にはいつもお世話になっていますから…」
「それにもう“せっくす”までしていただいてムーランの次にパートナーにまでしていただいたのよ」
「ほ…本当ですか!? 覚醒していただいてすぐに“せっくす”までしていただけるだなんて…」
そんな事があるなんてトリスさんも言っていなかったわ。
リビングで向かい合って座り、改めてチェスカ様をよく見ると若々しさの中に独特の艶めかしさも感じられます。
「……本当に偶然だったのです。シャルル様も覚醒した後すぐに“せっくす”をするのは初めてだとおっしゃっていましたよ…」
「キルシッカさんに教えてもらいましたが、これまでは覚醒の後に女性器の観察をして全身で感覚が繋がるように感度を上げて、シャルル様のして下さることを受け止められるようにならないと“せっくす”はしてもらえないのですよね?」
「はい、そのようです。もうご存知だと思いますが、愛液が溢れ出てくる感覚や“しお”を噴き出す感覚、どうすればイクのか自覚することが大切です」
「くりや子宮、胸や乳首からの刺激がそれぞれに繋がり、気持ち良さを頭の中や全身で感じられるようになるとそれこそ言葉では表現できないほどの快感を体験できるようになりますよ」
「そ、そんなに…?(ゴクリ…)」
「それに訓練して感度を上げておくとシャルル様に“せっくす”をしてもらった時に男性器の形や脈動、女性器内部のどこを突かれたり擦られたりしているのか分かるようになり、そして最高に気持ち良いシャルル様の射精を子宮で感じ取れるようになるのですよ」
あぁ…、あのドクドクと注ぎ込まれる熱い精液の感覚、まるで子宮口が自分の口のようにシャルル様の男性器に吸い付いているようにも感じられます。
「すごい…です…ね…(ゴクリ…)」
あぁ~、話を聞いているだけで私の子宮がドクドクと動き出し、愛液が出てきそうです。
「私も昨年末に覚醒してもらってから毎日女性器の観察をしていて、先日“せっくす”をしてもらったところです」
「シャルル様のお考えは分かりませんが、“せっくす”をしていただくことは本当に凄い事なんですよ」
「わ…分かっています。偶然とはいえ“せっくす”をしていただいてその上パートナーにまでしていただいたのですから他の皆さんに笑われないように、そしてシャルル様に愛おしいと思っていただけるように頑張るつもりです」
「でも、シャルル様はしばらくこちらには来られないのですよね?」
「あ~、さっき私がレニエさんに言った事ですね。確かに当分来られることはないと思います」
「ハァ~、この間お会いできたのも約一年振りなんですよ~。もっとお会いできると良いのですが、都市長として簡単に他領に行くことも出来ませんし…」
「う~ん、……仕方がないですねぇ」
チェスカ様もパートナーになっておられるわけですし…。
「ムーラン?」
「チェスカ様、シャルル様にお会いできるか分かりませんが、エルスタイン領都のルーシャ様のお屋敷に行きたいですか?」
「それは…やっぱりね…。もう伝わっているとは思うけれどルーシャ様にもご挨拶しておきたいし…」
「分かりました。じゃあ今日の仕事が終わったらエルスタイン領都へ行くつもりだったので一緒に連れて行ってあげますよ。明日は収穫前の最後の休みなんです」
「へっ…?」
「あっ、何を言っているんだというような顔をされていますね。とりあえず今日の夕方にチェスカ様お一人でもう一度来てください。お供の方には明日の夜までここで過ごすと言っておいてくださいね」
「……分かったわ」
XX XY
チェスカ様もあんなに若返ったようになられて…、まるでムーランと同じよう。
まだ公にはされていないけれどムーランはシャルル様のパートナーだから…、まさか、チェスカ様もシャルル様のパートナーに…?
そんなことある訳が…、でもただの領民のムーランと比べたらチェスカ様は都市長な訳だから…。
チェスカ様が言っておられた“ムーランにお礼”と関係あるのでしょうか。
チェスカ様とムーランもお互いを見てそんなに驚いている様子はありませんでした。
普通は絶対驚くはずなのに…。
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