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第400話 エマ達のお願い
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昨晩は久しぶりに一人で…、アイとマオと一緒に寝ました。
二人が属性石を産んだので身体の心配をしていたのですが、アイの言っていたように本当にすぐに身体は最良の状態に戻ったそうで、いつものように二人からせがまれました。
皆とはまだですが、二人とは3Pが当たり前になっています。
それに、今では水の管も自分の手指のように自由自在に操れるので、射精は僕しか出来ませんが二人を同時に気持ち良くしてあげるのも余裕です。
もう水の管は僕にとっては【触手】魔法となってしまいました。
ハァ~、触手を出してあんなことやこんなことが出来るとはっきり言ってもう人外になった気分です。
まぁアイとマオも喜んでいるから良いかな…。
「シャルル様、出発の準備が出来ました」
「うん、じゃあトリス出発しようか…」
「もう~、トリスも付いてくるなんて…」
「シャルル様と楽しめると思ったのに…」
「フランもロッキもひどいわね。私がいる方が何かと便利よ。私が魔動力車を運転すれば二人はシャルル様と乗客室に座っていられるのよ」
「うっ…、それは確かに…」
「仕方がないわね、邪魔しないでよ~」
「まぁまぁ、三人は同期なんでしょ、仲良くね…」
「「「は~い」」」
僕がロッキとフランに挟まれて座ると魔動力車が動き出します。
ロッキとフランと出掛けるのも久しぶりなので、向かい側の席が空いているよとは言えません。
「シャルル様、その腕に付けておられるのは何なのですか?」
「あっ、フラン気が付いた? これは僕専用の魔道具なんだよ」
昨日マオが属性石を産み出した後、【転移門】という新たな魔法を創り、必要分に加工した属性石に魔法を封じ腕輪に取り付けています。
【転移門】は“転移の祠”のようにその場所同士を繋ぐのではなくて、僕の行ったことのある場所をイメージするだけで空間が繋がるのです。
まさか自分がこの魔法を使うだなんて…。うんうん…、ありきたりだけれど必要な魔法だよね。
マオのおかげで高度な魔法が一気に身近なモノになりました。
次は【収納】魔法かな…。
「見たこともない黒色の…石…ですよね? シャルル様の瞳のようです」
「シャルル様、格好良いですよ! どんな魔道具なのですか?」
「それはまた機会がある時のお楽しみ…」
【転移門】の魔法を使えば屋敷から“シャルル巻き”のお店にも直接行けるけれど、いきなりお店に現れて他の人に見られても困るからね…、この魔法を使うときは転移先にも気を付けないといけません。
それにエマ達にはまだ僕が魔法が使えるようになったことを話していないので今は使わないでおきます。
ルージュ領都に着くと、そのまま今回の目的である“シャルル巻き”のお店に向かいます。
まだ開店してそんなに時間は経っていないはずなのですが広場の大樹の周りにあるテーブルはお客さんで埋まっているようです。
「“シャルル巻き”は今もすごい人気ですね…」
「フランの作り方でほぼ毎日食べられるのはここだけだからね。ある意味凄いよね」
「こんな状況なのに“あかべりーのシャルル巻き”も販売されるのですか?」
「いくら美味しくてもそろそろ気分によって選択できる方が楽しいと思うんだよ。この間話したパレス領の“ぱいん”も期間限定で使って販売しても面白いかなぁって…」
「選択すると言うより両方食べる人が増えるかもしれませんね」
「あっ、ロッキの言うこともありえるね…」
「「「いらっしゃいませ~」」」
「シャ…ルル様~、お会いしたかったですよ~」
店内から大きな声が聞こえてくると、店頭にいたネンネお姉さんが駆け寄ってきます。
「こんにちはネンネお姉さん、なかなか来られなくてごめんね」
「そんな…、それにロッキさん、フランさん、トリスさんもお久しぶりですね…」
以前シャルル様が変貌されてから来られた時は、一緒だったエリシア様達が驚くほどお綺麗になられていましたが、こちらの三人も以前に比べて更に若々しく綺麗になられています。
少し前にはサンディさんとローザさんも別人かと思うほど若々しく艶やかになっておられましたが一体何が起こったのでしょう…、さすがに気になりますね。
「ネンネお姉さん、席は空いているかな?」
「は…はい、大丈夫です。いつものお席にどうぞ…」
ネンネお姉さんに促され席に向かうとイリナお姉さんとパスチェお姉さんも駆け寄って挨拶をしてくれています。
もう三人ともすっかりこのお店の従業員になってしまったよね…、一度三人の希望を確認してあげないといけません。
僕達がテーブルに着くとエマも急いで厨房から出てきていました。
「シャルル様~、お会いしたかったですよ~」
「ロッキさん、フランさん、トリスさんもお久しぶりです」
「エマ達は元気にしていた?」
「はい、みんな元気に仕事を頑張っています」
「そう、良かった…」
こっちに来た時は細かったのに会う度に女性らしい体型になってきています。
「シャ…シャルル様…、実はお願いがあるのですが…」
この間ニトが言っていたようにお願いしておかないと…。
「うん、どうしたの? 何でも言ってよ」
「あの…、一度近況報告も兼ねてゆっくりお話しさせていただきたいのですが…。皆もシャルル様とお話したいようで…」
「そ…そうだね。僕も皆と話したいかな…」
「今回こっちに来たのは、お店で新しく“あかべりーのシャルル巻き”を出そうと思って来たんだ…。それでロッキとフランを連れてきているんだよ」
「え~っ、新商品ですかぁ~」
「エマ、次のお休みはいつ?」
エマ達は“あかべりーのシャルル巻き”を食べたことがなかったようです。
「あ…明日です」
「本当!? ちょうど良かったよ。じゃあ明日は“あかべりーのシャルル巻き”についてフランに指導してもらったらその後は皆でゆっくり過ごそう」
「はいっ! 嬉しいです」
「それじゃあ、せっかく来たから“ばななんのシャルル巻き”を食べていこうかな」
「はい、ただいま…」
「私もエマ達がちゃんと私の作り方通りに作れているか確認しておきますよ」
「フランさん…」
それから“ばななんのシャルル巻き”が運ばれてくると他の皆も厨房から順番に出てきて挨拶をしてきました。
ニトにルカ、それにジル、ケイ、ヒナ、キオも驚くほど成長しています。
以前は一律に細かったのに今はそれぞれにらしさが出た体型になってきているようです。
二人が属性石を産んだので身体の心配をしていたのですが、アイの言っていたように本当にすぐに身体は最良の状態に戻ったそうで、いつものように二人からせがまれました。
皆とはまだですが、二人とは3Pが当たり前になっています。
それに、今では水の管も自分の手指のように自由自在に操れるので、射精は僕しか出来ませんが二人を同時に気持ち良くしてあげるのも余裕です。
もう水の管は僕にとっては【触手】魔法となってしまいました。
ハァ~、触手を出してあんなことやこんなことが出来るとはっきり言ってもう人外になった気分です。
まぁアイとマオも喜んでいるから良いかな…。
「シャルル様、出発の準備が出来ました」
「うん、じゃあトリス出発しようか…」
「もう~、トリスも付いてくるなんて…」
「シャルル様と楽しめると思ったのに…」
「フランもロッキもひどいわね。私がいる方が何かと便利よ。私が魔動力車を運転すれば二人はシャルル様と乗客室に座っていられるのよ」
「うっ…、それは確かに…」
「仕方がないわね、邪魔しないでよ~」
「まぁまぁ、三人は同期なんでしょ、仲良くね…」
「「「は~い」」」
僕がロッキとフランに挟まれて座ると魔動力車が動き出します。
ロッキとフランと出掛けるのも久しぶりなので、向かい側の席が空いているよとは言えません。
「シャルル様、その腕に付けておられるのは何なのですか?」
「あっ、フラン気が付いた? これは僕専用の魔道具なんだよ」
昨日マオが属性石を産み出した後、【転移門】という新たな魔法を創り、必要分に加工した属性石に魔法を封じ腕輪に取り付けています。
【転移門】は“転移の祠”のようにその場所同士を繋ぐのではなくて、僕の行ったことのある場所をイメージするだけで空間が繋がるのです。
まさか自分がこの魔法を使うだなんて…。うんうん…、ありきたりだけれど必要な魔法だよね。
マオのおかげで高度な魔法が一気に身近なモノになりました。
次は【収納】魔法かな…。
「見たこともない黒色の…石…ですよね? シャルル様の瞳のようです」
「シャルル様、格好良いですよ! どんな魔道具なのですか?」
「それはまた機会がある時のお楽しみ…」
【転移門】の魔法を使えば屋敷から“シャルル巻き”のお店にも直接行けるけれど、いきなりお店に現れて他の人に見られても困るからね…、この魔法を使うときは転移先にも気を付けないといけません。
それにエマ達にはまだ僕が魔法が使えるようになったことを話していないので今は使わないでおきます。
ルージュ領都に着くと、そのまま今回の目的である“シャルル巻き”のお店に向かいます。
まだ開店してそんなに時間は経っていないはずなのですが広場の大樹の周りにあるテーブルはお客さんで埋まっているようです。
「“シャルル巻き”は今もすごい人気ですね…」
「フランの作り方でほぼ毎日食べられるのはここだけだからね。ある意味凄いよね」
「こんな状況なのに“あかべりーのシャルル巻き”も販売されるのですか?」
「いくら美味しくてもそろそろ気分によって選択できる方が楽しいと思うんだよ。この間話したパレス領の“ぱいん”も期間限定で使って販売しても面白いかなぁって…」
「選択すると言うより両方食べる人が増えるかもしれませんね」
「あっ、ロッキの言うこともありえるね…」
「「「いらっしゃいませ~」」」
「シャ…ルル様~、お会いしたかったですよ~」
店内から大きな声が聞こえてくると、店頭にいたネンネお姉さんが駆け寄ってきます。
「こんにちはネンネお姉さん、なかなか来られなくてごめんね」
「そんな…、それにロッキさん、フランさん、トリスさんもお久しぶりですね…」
以前シャルル様が変貌されてから来られた時は、一緒だったエリシア様達が驚くほどお綺麗になられていましたが、こちらの三人も以前に比べて更に若々しく綺麗になられています。
少し前にはサンディさんとローザさんも別人かと思うほど若々しく艶やかになっておられましたが一体何が起こったのでしょう…、さすがに気になりますね。
「ネンネお姉さん、席は空いているかな?」
「は…はい、大丈夫です。いつものお席にどうぞ…」
ネンネお姉さんに促され席に向かうとイリナお姉さんとパスチェお姉さんも駆け寄って挨拶をしてくれています。
もう三人ともすっかりこのお店の従業員になってしまったよね…、一度三人の希望を確認してあげないといけません。
僕達がテーブルに着くとエマも急いで厨房から出てきていました。
「シャルル様~、お会いしたかったですよ~」
「ロッキさん、フランさん、トリスさんもお久しぶりです」
「エマ達は元気にしていた?」
「はい、みんな元気に仕事を頑張っています」
「そう、良かった…」
こっちに来た時は細かったのに会う度に女性らしい体型になってきています。
「シャ…シャルル様…、実はお願いがあるのですが…」
この間ニトが言っていたようにお願いしておかないと…。
「うん、どうしたの? 何でも言ってよ」
「あの…、一度近況報告も兼ねてゆっくりお話しさせていただきたいのですが…。皆もシャルル様とお話したいようで…」
「そ…そうだね。僕も皆と話したいかな…」
「今回こっちに来たのは、お店で新しく“あかべりーのシャルル巻き”を出そうと思って来たんだ…。それでロッキとフランを連れてきているんだよ」
「え~っ、新商品ですかぁ~」
「エマ、次のお休みはいつ?」
エマ達は“あかべりーのシャルル巻き”を食べたことがなかったようです。
「あ…明日です」
「本当!? ちょうど良かったよ。じゃあ明日は“あかべりーのシャルル巻き”についてフランに指導してもらったらその後は皆でゆっくり過ごそう」
「はいっ! 嬉しいです」
「それじゃあ、せっかく来たから“ばななんのシャルル巻き”を食べていこうかな」
「はい、ただいま…」
「私もエマ達がちゃんと私の作り方通りに作れているか確認しておきますよ」
「フランさん…」
それから“ばななんのシャルル巻き”が運ばれてくると他の皆も厨房から順番に出てきて挨拶をしてきました。
ニトにルカ、それにジル、ケイ、ヒナ、キオも驚くほど成長しています。
以前は一律に細かったのに今はそれぞれにらしさが出た体型になってきているようです。
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