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第399話 たまご?
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ユナが受精したことは皆に驚かれましたが、シエラやメンテールのようにカラードだから受精し易いということではなく、本当に機会が合えば誰でも受精することを改めて知らせることになり、なんだか皆も安心したように見えました。
ユナの後、順番通りにメルモア、トリスと連日セックスをしましたが、二人とも受精はしませんでした。
メルモアはメンテールに続きたかったみたいで少し残念がっていましたが、トリスは女性器内の気持ち良い所を知ることが出来たと喜んでいました。
気持ち良いことに旺盛なのはトリスらしいです。
さてと…、明日からはロッキとフランと一緒にルージュ領都へ行く予定なので、今日は部屋で落ち着いてシャルル巻きのお店や魔道具製作所用に“シャルルの糸”や“シャルルカード”などを作っておこうかな。
特に“シャルルカード”は娯楽として皆にも喜んでもらえると思います。
「ご主人様…、急にお腹が…」
「マスター、子宮が膨らんで…、中に…」
部屋に入るなりアイとマオが通常の大きさで実体化してお腹を押さえながら訴えてきました。
「ど…どうしたの二人とも!?」
「ご…ご主人様…、おそらく属性石が…」
何かが子宮の中に生成されたと思うとそれ同士がコツコツと当たっているよう感覚が伝わってきます。
「それって僕の精液で造ってもらっているモノだよね?」
「前兆も無くいきなりなんだ…」
「マスター、お腹の中が重くてゴロゴロします…」
「とにかくアイもマオもベッドに横になって…」
僕は二人の腰を抱きベッドに運びます。
アイとマオは衣服を消し裸になるとベッドに横たわり、両膝を立て股を開いた状態でお腹を擦っています。
よく診ると下腹部で大きな光が点滅しているのが分かります。
「アイ、マオ、苦しいの?」
「いいえ、今は子宮の中に違和感を感じるだけです」
この光は僕だけに見えているものではなく二人にも見えていて、心なしか点滅する早さが速くなってきているようです。
「マ…マスター、もうすぐ産まれそう…」
「産まれるって…」
いや…確かに子宮から出てくるんだからそうか…。
出てくるのは属性石なんだよね…?
「ご主人様、子宮口が開いて…、もう出てくるよ~」
先に光の点滅が収まったアイがそう言うと、少し苦しそうな表情をしながら下腹部に手を当てています。
ハァ~フゥ~、ハァ~フゥ~。
「あぁ~ん、うぅん…」
アイが身体を震わせ下腹部と股間に力を入れると、子宮に繋がる穴から何か白いモノが見えてきました。
「ご…ご主人様~、受け止めて~」
「う…うん…、アイ、しっかり~」
見ている事しか出来ない僕はそう言うと、アイの女性器に手をやり準備をします。
プリュン…。
愛液に塗れたソレを手のひらに受け止めると、うずらの卵くらいの大きさの球でした。
「アイ、受け止めたよ」
「ハァ~フゥ~、まだ…まだ出ます…」
アイはそう言うと顔を少し赤くしながら再び下腹部に力を入れているようです。
「マスター、私も…もう出そう…」
隣のマオを見ると同じように子宮に繋がる穴から何かが出てこようとしていました。
ただアイとは違い黒色で、穴の開き具合からアイが産んだモノよりも大きなモノが出てきそうなのが分かります。
「マオも頑張って! ゆっくり…。ヒィヒィフゥ~」
「フフ…、マスターが呼吸を整えても…、うっ…産まれる…」
慌ててマオの女性器に手を持っていくと、チュルンっと記憶にあるウミガメのたまごぐらいの大きさの球が産み出されました。
アイの玉では分かりませんでしたが、黒色で重さもありまさに石の玉という感じです。
「マオ、ちゃんと受け止めたよ…」
「ウッ…フゥ~、私もまだ出てきます…」
それから30分ほどでアイとマオの産卵?は終了しました。
以前に聞いていた通りそれぞれ属性石(玉)を5個ずつ産みました。
アイの玉はキラキラと薄っすら虹彩色も見える乳白色で、マオの玉は僕達と同じ瞳のように黒色で透明感のあるモノでした。
「二人とも大丈夫? 治療や回復を…って二人には必要ないのかな…」
「はい、身体はすぐに最良の状態に戻ります」
「私も大丈夫です。女性器はマスターの男性器が入っているぐらいなのでこのくらいの大きさの玉なら余裕ですね。でも、この玉が子宮から子宮口を広げて出てくるのは何とも言えない感覚でしたよ…」
「本当に不思議だよね。僕の精液からこんな玉が生成されるのだから…」
まぁ二人はそういう個体(精霊体)だから仕方が無いのかな…。
「もしかしたら僕が水の管で取り出してあげた方が良かったんじゃないかな…?」
「あっ…、ご主人様でしたらそれも可能でしたね。今度はそれでお願いします!」
「私もマスターの管で子宮口を開いて吸い取って欲しい~」
「マオ…、その言い方はちょっと…」
「それはそうとアイの玉とマオの玉では大きさが違うんだね。マオの属性石は加工して使えるとは聞いているけれど、アイの属性石はどうなっているの?」
「はい…、この一つの玉に1人分の精子が封入されています。破壊しない限り永久に保管できますよ」
「これをこのまま女性器に挿入すれば自然と受精しますし、ご主人様がセックスされた時に任意で受精させられるのと同じように、玉を使用する前に性別を設定しておくことも可能です」
「すごいよ! 玉なのに性別まで選択できるんだ…」
「もちろん性別を設定できるのは私がいる…、ご主人様がこの世界に存在している間だけですよ」
「そうだよね。分かったよ…」
僕がセックスをしないで、この玉を使ってまで受精させようとする時はやっぱり男性が生まれる事を望まれている場合かもしれないなぁ。
でも当分は使う予定もないけれど…。
「マオは大きい属性石で大変だったね。辛かったら毎月じゃなくても良いからね」
「そんなこと…、マスターのお役に立てて嬉しいですよ」
「毎日マスターにたくさん射精してもらっているので思っていたより少し早かったですが立派な属性石が出来たのだと思います。これでようやくマスターの創られる魔法が活用できますね」
「そうだね。二人ともありがとう…」
XX XY
「ローレン様、そろそろシャルル様にお会いしに行かれないのですか?」
「お礼の“ぱいん”の準備も出来ておりますよ…」
「そ…そうね、今ぐらいならご迷惑にもならないかしら…」
お会いしてから早過ぎてもいけませんし、遅すぎて忘れられても困りますからね。
「タバサはいやに積極的ね…」
「それは…、シャ…“シャルルの糸”のお礼もお伝えしたいですし…」
“シャルル抱き”の際にシャルル様に触れられた感覚とシャルル様の良い匂いが忘れられません。
機会があれば近づいて匂いだけでも嗅いでおきたいと思います。
「もちろんそうね…」
「あの“シャルルの糸”という魔道具も気持ち良い物でしたね。一つしかないので浴場では取り合いですよ」
「ローレン様は専用の“シャルルの糸”があって羨ましいです」
まぁ、私が浴場を使う時は“私が頂いた”という特権を使って優先的に使用させてもらっていますが…。
「フフ…、一度使ってしまうともう今までのようには戻れないわね」
“シャルルの風”も口伝てや試してみる機会があると誰もが欲しがり、発売日は一瞬で売り切れている状態ですからね…。
「では、2日後にシャルル様にお会いしにルージュ領都へ向かうことにします。タバサもそのつもりで準備をお願いしますね」
「かしこまりました!」
フフ…、早くシャルル様にお会いしたいですね…。
XX XY
「「「ありがとうございました~」」」
「ふぅ~、今日もお店は順調に終わりましたね…」
「さぁ、後片付けをしていきましょうか」
「そうね、イリナ、パスチェ…」
店内の最後のお客様が帰られた後、片付けや清掃をしていくのが日課です。
エマさん達は“シャルル巻き”が売り切れたと同時に厨房内の清掃を始め、翌日の下準備に取り掛かっています。
このお店が開店してからずいぶん経ちすっかり手際も要領も良くなったと思います。
「シャルル様、来られないよねぇ~」
「この間はゆっくりお話し出来なかったよ…」
「ヒナもキオも何を言っているの…、シャルル様だってお忙しいのよ」
「魔道具製作所の従業員の方もシャルル様が来られていないって言っていたそうですよ…」
魔道具製作所の従業員の方も休みの時によく食べに来られるようになりました。
私達は厨房にいることが多いのでまだ顔見知り程度ですが、ネンネさん達がそんなことを言っていました。
よく考えればシャルル様に雇っていただいている同じ仲間なのですよね。
私達の知らない所にいっぱい仲間がいるのも不思議な感じです。
「エマ、今度シャルル様が来られたら一度近況報告も兼ねてゆっくり会っていただこうよ」
「そ…そうね、ニトの言うとおりね」
「私はエルスタイン領都に連れて行ってもらってクーシアさんの服が欲しいなぁ。服の大きさが合わなくなってきちゃったよ」
「あっ、私も~」
「くっ、ジルとヒナは確かに苦しそうですね。でも私よりも成長が早いのは許せないですよ…」
「「ルカ姉…」」
「ま…まぁ、そのことについても今度シャルル様に相談してみましょう」
ハァ~、私も成長したと思うのですが確かにジルとヒナは成長が早くて羨ましいですね…。
ユナの後、順番通りにメルモア、トリスと連日セックスをしましたが、二人とも受精はしませんでした。
メルモアはメンテールに続きたかったみたいで少し残念がっていましたが、トリスは女性器内の気持ち良い所を知ることが出来たと喜んでいました。
気持ち良いことに旺盛なのはトリスらしいです。
さてと…、明日からはロッキとフランと一緒にルージュ領都へ行く予定なので、今日は部屋で落ち着いてシャルル巻きのお店や魔道具製作所用に“シャルルの糸”や“シャルルカード”などを作っておこうかな。
特に“シャルルカード”は娯楽として皆にも喜んでもらえると思います。
「ご主人様…、急にお腹が…」
「マスター、子宮が膨らんで…、中に…」
部屋に入るなりアイとマオが通常の大きさで実体化してお腹を押さえながら訴えてきました。
「ど…どうしたの二人とも!?」
「ご…ご主人様…、おそらく属性石が…」
何かが子宮の中に生成されたと思うとそれ同士がコツコツと当たっているよう感覚が伝わってきます。
「それって僕の精液で造ってもらっているモノだよね?」
「前兆も無くいきなりなんだ…」
「マスター、お腹の中が重くてゴロゴロします…」
「とにかくアイもマオもベッドに横になって…」
僕は二人の腰を抱きベッドに運びます。
アイとマオは衣服を消し裸になるとベッドに横たわり、両膝を立て股を開いた状態でお腹を擦っています。
よく診ると下腹部で大きな光が点滅しているのが分かります。
「アイ、マオ、苦しいの?」
「いいえ、今は子宮の中に違和感を感じるだけです」
この光は僕だけに見えているものではなく二人にも見えていて、心なしか点滅する早さが速くなってきているようです。
「マ…マスター、もうすぐ産まれそう…」
「産まれるって…」
いや…確かに子宮から出てくるんだからそうか…。
出てくるのは属性石なんだよね…?
「ご主人様、子宮口が開いて…、もう出てくるよ~」
先に光の点滅が収まったアイがそう言うと、少し苦しそうな表情をしながら下腹部に手を当てています。
ハァ~フゥ~、ハァ~フゥ~。
「あぁ~ん、うぅん…」
アイが身体を震わせ下腹部と股間に力を入れると、子宮に繋がる穴から何か白いモノが見えてきました。
「ご…ご主人様~、受け止めて~」
「う…うん…、アイ、しっかり~」
見ている事しか出来ない僕はそう言うと、アイの女性器に手をやり準備をします。
プリュン…。
愛液に塗れたソレを手のひらに受け止めると、うずらの卵くらいの大きさの球でした。
「アイ、受け止めたよ」
「ハァ~フゥ~、まだ…まだ出ます…」
アイはそう言うと顔を少し赤くしながら再び下腹部に力を入れているようです。
「マスター、私も…もう出そう…」
隣のマオを見ると同じように子宮に繋がる穴から何かが出てこようとしていました。
ただアイとは違い黒色で、穴の開き具合からアイが産んだモノよりも大きなモノが出てきそうなのが分かります。
「マオも頑張って! ゆっくり…。ヒィヒィフゥ~」
「フフ…、マスターが呼吸を整えても…、うっ…産まれる…」
慌ててマオの女性器に手を持っていくと、チュルンっと記憶にあるウミガメのたまごぐらいの大きさの球が産み出されました。
アイの玉では分かりませんでしたが、黒色で重さもありまさに石の玉という感じです。
「マオ、ちゃんと受け止めたよ…」
「ウッ…フゥ~、私もまだ出てきます…」
それから30分ほどでアイとマオの産卵?は終了しました。
以前に聞いていた通りそれぞれ属性石(玉)を5個ずつ産みました。
アイの玉はキラキラと薄っすら虹彩色も見える乳白色で、マオの玉は僕達と同じ瞳のように黒色で透明感のあるモノでした。
「二人とも大丈夫? 治療や回復を…って二人には必要ないのかな…」
「はい、身体はすぐに最良の状態に戻ります」
「私も大丈夫です。女性器はマスターの男性器が入っているぐらいなのでこのくらいの大きさの玉なら余裕ですね。でも、この玉が子宮から子宮口を広げて出てくるのは何とも言えない感覚でしたよ…」
「本当に不思議だよね。僕の精液からこんな玉が生成されるのだから…」
まぁ二人はそういう個体(精霊体)だから仕方が無いのかな…。
「もしかしたら僕が水の管で取り出してあげた方が良かったんじゃないかな…?」
「あっ…、ご主人様でしたらそれも可能でしたね。今度はそれでお願いします!」
「私もマスターの管で子宮口を開いて吸い取って欲しい~」
「マオ…、その言い方はちょっと…」
「それはそうとアイの玉とマオの玉では大きさが違うんだね。マオの属性石は加工して使えるとは聞いているけれど、アイの属性石はどうなっているの?」
「はい…、この一つの玉に1人分の精子が封入されています。破壊しない限り永久に保管できますよ」
「これをこのまま女性器に挿入すれば自然と受精しますし、ご主人様がセックスされた時に任意で受精させられるのと同じように、玉を使用する前に性別を設定しておくことも可能です」
「すごいよ! 玉なのに性別まで選択できるんだ…」
「もちろん性別を設定できるのは私がいる…、ご主人様がこの世界に存在している間だけですよ」
「そうだよね。分かったよ…」
僕がセックスをしないで、この玉を使ってまで受精させようとする時はやっぱり男性が生まれる事を望まれている場合かもしれないなぁ。
でも当分は使う予定もないけれど…。
「マオは大きい属性石で大変だったね。辛かったら毎月じゃなくても良いからね」
「そんなこと…、マスターのお役に立てて嬉しいですよ」
「毎日マスターにたくさん射精してもらっているので思っていたより少し早かったですが立派な属性石が出来たのだと思います。これでようやくマスターの創られる魔法が活用できますね」
「そうだね。二人ともありがとう…」
XX XY
「ローレン様、そろそろシャルル様にお会いしに行かれないのですか?」
「お礼の“ぱいん”の準備も出来ておりますよ…」
「そ…そうね、今ぐらいならご迷惑にもならないかしら…」
お会いしてから早過ぎてもいけませんし、遅すぎて忘れられても困りますからね。
「タバサはいやに積極的ね…」
「それは…、シャ…“シャルルの糸”のお礼もお伝えしたいですし…」
“シャルル抱き”の際にシャルル様に触れられた感覚とシャルル様の良い匂いが忘れられません。
機会があれば近づいて匂いだけでも嗅いでおきたいと思います。
「もちろんそうね…」
「あの“シャルルの糸”という魔道具も気持ち良い物でしたね。一つしかないので浴場では取り合いですよ」
「ローレン様は専用の“シャルルの糸”があって羨ましいです」
まぁ、私が浴場を使う時は“私が頂いた”という特権を使って優先的に使用させてもらっていますが…。
「フフ…、一度使ってしまうともう今までのようには戻れないわね」
“シャルルの風”も口伝てや試してみる機会があると誰もが欲しがり、発売日は一瞬で売り切れている状態ですからね…。
「では、2日後にシャルル様にお会いしにルージュ領都へ向かうことにします。タバサもそのつもりで準備をお願いしますね」
「かしこまりました!」
フフ…、早くシャルル様にお会いしたいですね…。
XX XY
「「「ありがとうございました~」」」
「ふぅ~、今日もお店は順調に終わりましたね…」
「さぁ、後片付けをしていきましょうか」
「そうね、イリナ、パスチェ…」
店内の最後のお客様が帰られた後、片付けや清掃をしていくのが日課です。
エマさん達は“シャルル巻き”が売り切れたと同時に厨房内の清掃を始め、翌日の下準備に取り掛かっています。
このお店が開店してからずいぶん経ちすっかり手際も要領も良くなったと思います。
「シャルル様、来られないよねぇ~」
「この間はゆっくりお話し出来なかったよ…」
「ヒナもキオも何を言っているの…、シャルル様だってお忙しいのよ」
「魔道具製作所の従業員の方もシャルル様が来られていないって言っていたそうですよ…」
魔道具製作所の従業員の方も休みの時によく食べに来られるようになりました。
私達は厨房にいることが多いのでまだ顔見知り程度ですが、ネンネさん達がそんなことを言っていました。
よく考えればシャルル様に雇っていただいている同じ仲間なのですよね。
私達の知らない所にいっぱい仲間がいるのも不思議な感じです。
「エマ、今度シャルル様が来られたら一度近況報告も兼ねてゆっくり会っていただこうよ」
「そ…そうね、ニトの言うとおりね」
「私はエルスタイン領都に連れて行ってもらってクーシアさんの服が欲しいなぁ。服の大きさが合わなくなってきちゃったよ」
「あっ、私も~」
「くっ、ジルとヒナは確かに苦しそうですね。でも私よりも成長が早いのは許せないですよ…」
「「ルカ姉…」」
「ま…まぁ、そのことについても今度シャルル様に相談してみましょう」
ハァ~、私も成長したと思うのですが確かにジルとヒナは成長が早くて羨ましいですね…。
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