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第295話 引っ越し準備
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エマ達の“ばななんのシャルル巻き”を食べさせてもらってから数日後、ようやくお店と住居部分の間取り等が完成しました。
でもお店のテーブルや椅子、住居部分の長椅子やベッドなど家具類はまったく揃っていません。
これからは住居部分にエマ達に住んでもらい、皆にも手伝ってもらいながらお店の完成を目指していこうと思っています。
「シャルル様おはようございます(×7)」
「おはようみんな…」
「今日は皆と買い物に行って、そのままお店に行くよ!」
「明日には住居部分に引っ越してもらうからね」
「「「いよいよなのね」」」
「「どんなところかな~」」
「「嬉しいですぅ~」」
僕とメルモアお姉ちゃん、フランお姉ちゃんがエマ達の買い物に同行し、キルシッカお姉ちゃんとヌエットお姉ちゃん、トリスお姉ちゃんとロッキお姉ちゃんにはまだお店や住居部分で細かい作業をしてもらいます。
「シャルル様、私達、買い物なんて…」
「この間、この服を買うのも初めてで…」
「そうだった、日常の服も買っておかないとね。よし、引っ越しが終わったらエルスタイン領都のクーシアの所へ連れて行くよ」
「エ、エルスタイン領都ですか…?」
「とりあえず、今から皆の部屋の家具を買うから、机や椅子、ベッドや姿鏡などを選んでいくよ」
「メルモアお姉ちゃんは僕とリビングや食堂の家具などその他の雑貨を選んで、フランお姉ちゃんはお店と住居部分の厨房に必要そうな器具を揃えてくれるかな」
「「はい! かしこまりました」」
「えっ!? 私達のベッドですか…」
「寝る場所さえあれば何でも…」
「でもサマンサ様の迎賓館のベッドはフカフカで気持ち良いです…」
「こらっ、キオ…、贅沢言わないの!」
「いいよ、いいよ…」
「キオ達は僕のお店で頑張って働いてくれるんだろう?」
「大切な従業員なんだから出来るだけのことはするよ」
「ちゃんと疲れが取れて、毎日元気で楽しく働いてもらえると僕も嬉しいしね」
「シャルル様~、私頑張ります!」
「「「私も~」」」
「うん、お願いね」
「皆さんがシャルル様のお店で働くという事は、あなた達がシャルル様の顔となるのです。良く覚えておいてくださいね」
「はい!(×全員)」
「メルモアお姉ちゃん、大げさだよ~」
XX XY
「ふぅ~、ようやくある程度の買い物は終わったね」
僕達は大量に買った家具を届けてもらうように頼み、ちょうどおやつの時間だったのでみんなで“よーぐる”を食べに来ています。
「フランお姉ちゃんの方もなんとかなった? ほとんど見てあげられなかったけれど…」
「大丈夫です。必要な調理器具も揃えましたし、お店の厨房が出来ればすぐにでも“シャルル巻き”が作れますよ」
「ありがとう。助かったよ」
結局みんなが納得して選んだ机と椅子、ベッドなどを同じにして、その他の生活雑貨をそれぞれ好きな物にすることになったようです。
うんうん、選んだ生活雑貨の色や模様でちょっとみんなの個性が分かるよね。
エマは皆をしっかり纏めていますが、意外にかわいい模様が好きなようです。
「シャルル様、ベッドなどを余計に買っておられましたけれど…」
「うん、3階には12部屋あるからね」
「えっ!? 12部屋もですか…?」
「当分は来客用だよ。もしかしたらサラお姉さん達がルージュ領都に来た時に泊まることもあるかもね…」
「あ、ありがとうございます。シャルル様~」
「「「「シャルル様~!」」」」
僕は12歳チームにすっかり懐かれたようで今も取り囲まれています。
「こら、あなた達、シャルル様にくっ付き過ぎですよ。迷惑でしょ」
「いいよ、ルカ…。色んなお姉ちゃん達が寄ってくるのを防げるから…」
「そう言えば、街の女性やお店の女性もシャルル様に気付くと名前などを言ってきていますね」
「ちょっと有名になっちゃってね…」
「「……?」」
そう言えば、メルモアお姉ちゃん達には『男性選手権』のこと言ってなかったかな…。
「じゃあ、そろそろお店の方に向かってみようか。家具などもそろそろ届いているだろうし」
お店のある広場に向かうと大樹の側には家具がそれぞれにまとめられて置かれていました。
「あっ、シャルル様、家具が届いていますよ。ずいぶん買われたのですね」
「ロッキお姉ちゃん、お疲れ様~」
「良かったら荷物を運び入れるのを手伝ってくれないかな?」
「とりあえず今日は夕食までには荷物を運び入れておきたいんだよ」
「もちろんです。手分けして搬入します」
「ここが皆がこれから住んで働いてもらうお店だよ」
「ここがお店ですか?」
「屋敷のように大きいです」
「さぁ、エマとキオもロッキお姉ちゃんと一緒に荷物を運び入れてくれるかな」
「「は、はい!」」
「ニトとルカ、ジル、ケイ、ヒナの風属性以外の皆は3階で荷物を受け取ったらベッドなどを各部屋に分配していくように」
「部屋を決めるのは後だから、とりあえず各部屋にベッドや机などを搬入しよう!」
「「「「「はい!」」」」」
「メルモアお姉ちゃん、僕達もリビングに置く長椅子やテーブルを運んでいこうか」
「はいっ、でもシャルル様が運ばれなくても…」
「階段を上がるのは面倒だけど、こんなの重いうちに入らないよ」
2階と3階には建物の隅にあるお店とは別の出入口から入って、階段を上るようになっています。
「「「シャルル様、お待ちしておりました」」」
「トリスお姉ちゃん、ヌエットお姉ちゃん、キルシッカお姉ちゃんもお疲れ様」
「準備はどうかな?」
「はい、まずは搬入の準備は出来ています」
「それにしてもシャルル様、お風呂が贅沢過ぎますよ」
「そう? せっかく石造りの建物だったから高いところに造りたかったんだよ」
「後でエマさん達が驚きますよ…」
「すご~い、ここが私達の家になるの~」
「広いですぅ」
「自分の部屋が持てるなんて夢のようです」
「ジル、ケイ、ヒナ、驚くのは後だよ…、早く家具を分配してね」
「「「はい!」」」
「すごい…、食堂とリビングだけで一体何人が入れるの…」
「こっちがお店かと思うぐらいよね」
「ニトとルカはリビングと食堂の家具の配置をお願いね…」
「「は…はい!」」
「厨房はフランお姉ちゃんに任せるよ」
「はい」
指示を出した後でお風呂を見に行くと、そこには想像通りのお風呂が完成していました。
「キルシッカお姉ちゃん、ヌエットお姉ちゃん、とっても素敵だよ」
浴場に入ると4人が身体を洗える洗い場になっていて、その向こう側に浴槽が配置されています。
ここのお風呂は4人で交代で入れるぐらいの大きさにしているので屋敷の岩風呂ほど大きくはありません。
四角い浴槽の2辺の縁は斜めになっていて、片方は屋敷の岩風呂のように肩口からお湯が流れて入ってくるようになっています。
僕と同じでまだエマ達には早いかな?
でも、数年も経てばきっと喜んでくれるでしょう。
それに浴槽前には大きく開口出来るガラス扉があり、まだお湯の入っていない浴槽に入ってみると、目の前には別の広場にある大樹がちょうど見えるようになっているのです。
扉を開けながら入ると外湯気分になります。
「まさかこんなに立派なお風呂にされるなんて…、その辺の宿よりすごいですよ」
「やっぱりお風呂に入ると一日の疲れが取れるからね…」
「シャルル様、とりあえずお店の物は1階に、住居部分の物は3階に運び入れました」
「ロッキお姉ちゃん、ありがとう」
とりあえずリビングや食堂にも長椅子やテーブルが並び、各個室にもベッドや机などが運び込まれています。
「じゃあ、今日は思ったより時間が掛かったからそろそろ帰ろうか」
「お店の開店はもう少しかかるけれど、とりあえず明日引っ越しするつもりだよ」
「部屋の場所はエマ達が喧嘩しないように決めてね」
「予備室はまとめておいてくれる方が良いかも…」
「はい、その辺はみんなで話し合って決めておきます」
「うん、よろしくね」
でもお店のテーブルや椅子、住居部分の長椅子やベッドなど家具類はまったく揃っていません。
これからは住居部分にエマ達に住んでもらい、皆にも手伝ってもらいながらお店の完成を目指していこうと思っています。
「シャルル様おはようございます(×7)」
「おはようみんな…」
「今日は皆と買い物に行って、そのままお店に行くよ!」
「明日には住居部分に引っ越してもらうからね」
「「「いよいよなのね」」」
「「どんなところかな~」」
「「嬉しいですぅ~」」
僕とメルモアお姉ちゃん、フランお姉ちゃんがエマ達の買い物に同行し、キルシッカお姉ちゃんとヌエットお姉ちゃん、トリスお姉ちゃんとロッキお姉ちゃんにはまだお店や住居部分で細かい作業をしてもらいます。
「シャルル様、私達、買い物なんて…」
「この間、この服を買うのも初めてで…」
「そうだった、日常の服も買っておかないとね。よし、引っ越しが終わったらエルスタイン領都のクーシアの所へ連れて行くよ」
「エ、エルスタイン領都ですか…?」
「とりあえず、今から皆の部屋の家具を買うから、机や椅子、ベッドや姿鏡などを選んでいくよ」
「メルモアお姉ちゃんは僕とリビングや食堂の家具などその他の雑貨を選んで、フランお姉ちゃんはお店と住居部分の厨房に必要そうな器具を揃えてくれるかな」
「「はい! かしこまりました」」
「えっ!? 私達のベッドですか…」
「寝る場所さえあれば何でも…」
「でもサマンサ様の迎賓館のベッドはフカフカで気持ち良いです…」
「こらっ、キオ…、贅沢言わないの!」
「いいよ、いいよ…」
「キオ達は僕のお店で頑張って働いてくれるんだろう?」
「大切な従業員なんだから出来るだけのことはするよ」
「ちゃんと疲れが取れて、毎日元気で楽しく働いてもらえると僕も嬉しいしね」
「シャルル様~、私頑張ります!」
「「「私も~」」」
「うん、お願いね」
「皆さんがシャルル様のお店で働くという事は、あなた達がシャルル様の顔となるのです。良く覚えておいてくださいね」
「はい!(×全員)」
「メルモアお姉ちゃん、大げさだよ~」
XX XY
「ふぅ~、ようやくある程度の買い物は終わったね」
僕達は大量に買った家具を届けてもらうように頼み、ちょうどおやつの時間だったのでみんなで“よーぐる”を食べに来ています。
「フランお姉ちゃんの方もなんとかなった? ほとんど見てあげられなかったけれど…」
「大丈夫です。必要な調理器具も揃えましたし、お店の厨房が出来ればすぐにでも“シャルル巻き”が作れますよ」
「ありがとう。助かったよ」
結局みんなが納得して選んだ机と椅子、ベッドなどを同じにして、その他の生活雑貨をそれぞれ好きな物にすることになったようです。
うんうん、選んだ生活雑貨の色や模様でちょっとみんなの個性が分かるよね。
エマは皆をしっかり纏めていますが、意外にかわいい模様が好きなようです。
「シャルル様、ベッドなどを余計に買っておられましたけれど…」
「うん、3階には12部屋あるからね」
「えっ!? 12部屋もですか…?」
「当分は来客用だよ。もしかしたらサラお姉さん達がルージュ領都に来た時に泊まることもあるかもね…」
「あ、ありがとうございます。シャルル様~」
「「「「シャルル様~!」」」」
僕は12歳チームにすっかり懐かれたようで今も取り囲まれています。
「こら、あなた達、シャルル様にくっ付き過ぎですよ。迷惑でしょ」
「いいよ、ルカ…。色んなお姉ちゃん達が寄ってくるのを防げるから…」
「そう言えば、街の女性やお店の女性もシャルル様に気付くと名前などを言ってきていますね」
「ちょっと有名になっちゃってね…」
「「……?」」
そう言えば、メルモアお姉ちゃん達には『男性選手権』のこと言ってなかったかな…。
「じゃあ、そろそろお店の方に向かってみようか。家具などもそろそろ届いているだろうし」
お店のある広場に向かうと大樹の側には家具がそれぞれにまとめられて置かれていました。
「あっ、シャルル様、家具が届いていますよ。ずいぶん買われたのですね」
「ロッキお姉ちゃん、お疲れ様~」
「良かったら荷物を運び入れるのを手伝ってくれないかな?」
「とりあえず今日は夕食までには荷物を運び入れておきたいんだよ」
「もちろんです。手分けして搬入します」
「ここが皆がこれから住んで働いてもらうお店だよ」
「ここがお店ですか?」
「屋敷のように大きいです」
「さぁ、エマとキオもロッキお姉ちゃんと一緒に荷物を運び入れてくれるかな」
「「は、はい!」」
「ニトとルカ、ジル、ケイ、ヒナの風属性以外の皆は3階で荷物を受け取ったらベッドなどを各部屋に分配していくように」
「部屋を決めるのは後だから、とりあえず各部屋にベッドや机などを搬入しよう!」
「「「「「はい!」」」」」
「メルモアお姉ちゃん、僕達もリビングに置く長椅子やテーブルを運んでいこうか」
「はいっ、でもシャルル様が運ばれなくても…」
「階段を上がるのは面倒だけど、こんなの重いうちに入らないよ」
2階と3階には建物の隅にあるお店とは別の出入口から入って、階段を上るようになっています。
「「「シャルル様、お待ちしておりました」」」
「トリスお姉ちゃん、ヌエットお姉ちゃん、キルシッカお姉ちゃんもお疲れ様」
「準備はどうかな?」
「はい、まずは搬入の準備は出来ています」
「それにしてもシャルル様、お風呂が贅沢過ぎますよ」
「そう? せっかく石造りの建物だったから高いところに造りたかったんだよ」
「後でエマさん達が驚きますよ…」
「すご~い、ここが私達の家になるの~」
「広いですぅ」
「自分の部屋が持てるなんて夢のようです」
「ジル、ケイ、ヒナ、驚くのは後だよ…、早く家具を分配してね」
「「「はい!」」」
「すごい…、食堂とリビングだけで一体何人が入れるの…」
「こっちがお店かと思うぐらいよね」
「ニトとルカはリビングと食堂の家具の配置をお願いね…」
「「は…はい!」」
「厨房はフランお姉ちゃんに任せるよ」
「はい」
指示を出した後でお風呂を見に行くと、そこには想像通りのお風呂が完成していました。
「キルシッカお姉ちゃん、ヌエットお姉ちゃん、とっても素敵だよ」
浴場に入ると4人が身体を洗える洗い場になっていて、その向こう側に浴槽が配置されています。
ここのお風呂は4人で交代で入れるぐらいの大きさにしているので屋敷の岩風呂ほど大きくはありません。
四角い浴槽の2辺の縁は斜めになっていて、片方は屋敷の岩風呂のように肩口からお湯が流れて入ってくるようになっています。
僕と同じでまだエマ達には早いかな?
でも、数年も経てばきっと喜んでくれるでしょう。
それに浴槽前には大きく開口出来るガラス扉があり、まだお湯の入っていない浴槽に入ってみると、目の前には別の広場にある大樹がちょうど見えるようになっているのです。
扉を開けながら入ると外湯気分になります。
「まさかこんなに立派なお風呂にされるなんて…、その辺の宿よりすごいですよ」
「やっぱりお風呂に入ると一日の疲れが取れるからね…」
「シャルル様、とりあえずお店の物は1階に、住居部分の物は3階に運び入れました」
「ロッキお姉ちゃん、ありがとう」
とりあえずリビングや食堂にも長椅子やテーブルが並び、各個室にもベッドや机などが運び込まれています。
「じゃあ、今日は思ったより時間が掛かったからそろそろ帰ろうか」
「お店の開店はもう少しかかるけれど、とりあえず明日引っ越しするつもりだよ」
「部屋の場所はエマ達が喧嘩しないように決めてね」
「予備室はまとめておいてくれる方が良いかも…」
「はい、その辺はみんなで話し合って決めておきます」
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