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第262話 ルージュ領編11
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昼食後、僕達はサマンサ様と一緒にルージュ領都の“転移の祠”に向かうことになりました。
グリシャお姉さんの運転で、乗客席には僕とお母さん、サマンサ様以外にシエラお姉ちゃんとエリシア、オーリエが乗っています。
他のお姉ちゃん達はサマンサ様のお屋敷でお留守番です。
「お母さん、どうして“転移の祠”に行くの?」
『それがね、サマンサ様がおっしゃるにはルージュ領都の“転移の祠”からもエルスタイン領都へ行けるそうなのです』
「えっ!? それならいつでもルージュ領都に来られるって事だよね」
「本当ですか? ルーシャ様…」
『サマンサ様がおっしゃるには“転移の祠”は魔力次第で“転移を発動する者”が行ったことのある所へ転移できるそうなのです』
今のところ、シャルルに試してもらっていませんので、“転移先を知っている者”とは言わないでおきました。
「お母様、本当なのですか?」
「ええ、それはバルトリア王国では確かな事とされています。ただ多量の魔力が必要な事と、転移を発動する者が他国へ行く事が無くなった為、他国へ転移すること自体が無くなってしまったのです」
「でも、そんな多量の魔力をどうするのですか?」
確か領間の転移でもかなりの魔力の魔道具が必要だったはず…。
『オーリエさん、それは心配ありません。シャルルがいますから…』
「オーリエさんも驚くわよ。シャルルは本当にすごいんだから…」
「「……」」
サマンサ様の屋敷から少し上方へ向かったところに“転移の祠”はありました。
サマンサ様が警備の者に声を掛けると、魔動力車ごと祠の中に進み入ります。
「ルーシャ様、魔動力車から降りますか? それともこのまま転移されますか?」
『サマンサ様もう一度確認しますが、魔力さえあれば行き来できるのですよね?』
「だ、大丈夫でしょう…」
『ではこのまま転移致します。シャルルお願いできますか?』
「うん、いいよ」
僕はいつものようにお母さんと手をつなぎます。
『では…、【転移】…』
お母さんが【転移】を発動すると、次の瞬間目の前がブレた感覚がしました。
確かに魔力はいつもより必要でしたが僕にとっては微量です。
「お母さん…、エルスタイン領都に着いたの?」
『祠内の雰囲気が変わっています。ここは…エルスタイン領都です』
「ルーシャ様、成功ですよ! シャルル、すご~い!」
「ま、まさか本当に転移が出来たのですか?」
『サマンサ様のおっしゃられた通りでしたね』
『これで、後はサマンサ様がこちらから転移できれば問題ないのかしら…』
「それにしても今のはシャルル様が魔力を…?」
『はい、シャルルは今のところ魔法は使えませんが私達では想像もできないほどの魔力を持っているのです』
「「……」」
『じゃあ、戻りましょうか。シャルル、今度はサマンサ様と手を繋いでくれるかしら?』
「うん」
僕がサマンサ様の手を握ると、今度はサマンサ様が【転移】を発動させました。
「ほ…本当に行って帰って来れましたね…」
『これで魔力の魔道具さえ用意できればサマンサ様もいつでもエルスタイン領都へ来れますよ』
「お母様良かったですね」
「ええ…。シャルル様は何ともないのですか?」
「行き来をされましたが…」
「うん、全然なんともないよ。魔力もほとんど使った感じがしないし…」
「そ、そんなことが…」
『サマンサ様、シャルルは天使なんですから…』
『シャルル、一回転移するのにどれくらいの魔力が必要だったか分かるかしら?』
『あの魔力の魔道具がいくつぐらい必要かわかれば良いのだけれど…』
「う~ん…、僕にとっては微量過ぎて量りにくいけれど15個分くらいかな」
「15個ですって…!?」
「それでは今の行き来で30個分の魔力を使われても量るのが難しいほど微量なのですか~?」
『サ、サマンサ様、落ち着いて…』
XX XY
「ルーシャ様、早いお戻りでしたね」
「エルスタイン領都には転移できなかったのですか?」
『ただいま、メンテール』
『シャルルのおかげで転移できましたよ。シャルルがいればいつでもルージュ領都に来られるようになりました』
「他国に転移が出来るなんて、世界的な大事件ですよ」
『よく考えれば本当ね。シャルルといると当たり前のように感じてしまっていたわ』
「さすがシャルル様です」
「これで他のみんなも連れてこられますね」
「そうだねトリスお姉ちゃん。これでもしかしたら僕の考えも…」
「……?」
「“転移の祠”で思い出しましたが、近日中にバルトリア王国の女王様と王女様がルージュ領都へ来られるのでした…」
「本当なのですか? お母様…」
『サマンサ様、女王様達が来られることは良くあることなのですか?』
「いいえ、領主会議の時ぐらいです」
「3日前に女王様から手紙が届いていますので、もしかしたら今日明日かもしれませんね」
『やっぱりですか…』
王女様はシャルルがバルトリア王国に来ていることに気付いたのですね。
王女様の目的がシャルルに会うことだとしたら、シャルルは神様の子供と思われていたことになります。
シャルルはもう間違いなく天使なのでしょう。
「ルーシャ様、それって…」
XX XY
コンコン、コン。
「はい…」
ガチャ…。
「サマンサ様、シェリー女王様がご到着されました」
「応接室にお通ししています」
「分かりました。ルーシャ様達は?」
「リビングで寛いでおられます」
ルーシャ様達には私の屋敷の方へ移っていただいていて良かったわね。
「じゃあ、オーリエを呼んでもらえるかしら。一緒に挨拶をさせておかないと…」
「かしこまりました」
(そうだわ…)
今晩、“シャルルの風”を使っていただいて、女王様に登録をお願いしておきましょう。
コンコン、コン。
ガチャ…。
「シェリー様、ようこそおいでくださいました」
「えっ!? サ、サマンサ様なのですか…?」
「そ、そうですが、何か…?」
「……」
あっ…、サマンサ様がとぼけられました。
でもそれは無理があるでしょ~。
シェリー様が怪訝そうな目でサマンサ様を見ておられます。
「ユ…ユナ様もお元気そうでなによりです」
「こ、こちらこそ急に申し訳ありません」
ユナ様も驚いた顔でサマンサ様とオーリエ様を見ておられます。
「シェリー様、ユナ様、ようこそおいでくださいました。お会いできて嬉しいです」
「オ…オーリエさんもとてもお綺麗になられましたね」
「しばらくお会いしていない内に見違えましたよ…」
「ありがとうございます。シェリー様」
「まだあまり成長はしていませんけれど…」
「……」
そう言われるオーリエ様でしたが若干身長も伸びたようで、胸もわずかにプックリしているようです。
お母様のおっしゃるとおり、オーリエ様の銀髪は艶々と輝き、肌も瑞々しくなっていて本当に別人のようです。
「サマンサ様、一体何があったのですか?」
「オーリエさんはお綺麗になったで済みますが、あなたは…、その…、まるで若返っているではありませんか?」
お母様の驚きも分かります。
確かサマンサ様とは同い年なのですよね。
私はオーリエ様より一年早く生まれていますが…。
「胸も垂れてきて、身体も弛んできていた仲間だと思っていたのに…、ご自分だけずるいじゃないですか…」
「何か新しい魔法か食べ物でも見つかったのですか?」
「そんな都合のいい魔法や食べ物があるわけ無いですよ」
「サマンサ様、私にも教えてくださいよ~~~っ!」
「お、お母様、その話は後でお二人でしてください」
「まずはこちらに伺った用件を…」
「そ、そうでした。サマンサ様、その話は後でゆっくりと…」
「今回ルージュ領都へ伺った理由ですが、ユナがある男性を探しているのです」
「そうなのです。少し前に他国から来られている可能性があります。サマンサ様、何かご存じないでしょうか?」
「えっ!? 男性ですか?」
「ルージュ領都で見つからなければ、日の沈む方角の港町まで探すつもりなのですが…」
(やっぱり…)
ルーシャ様の思っておられた通りだわ。
ユナ様の探しておられる男性はシャルルのことね。
私はお母様の顔をみて頷きます。
「そ、そうなのですか」
「その方の特徴でも分かれば気に留めることも出来るのですが…」
「た、対面すれば分かるはずなのです!」
「おそらく年齢は11歳…」
「オーリエさん、この方は昔お話した私が神様の子供と思っていた方なのです!」
「そ、そうなのですか…」
一応驚いたフリをしておきます。
シャルルが神様の子供…、ルーシャ様はシャルルを天使だと言っています。
言われてみるとそうとしか思えませんけれどね…。
「とりあえず迎賓館の方へどうぞ。お部屋も用意してあります」
「グリシャ、案内をお願いします…」
「かしこまりました」
グリシャお姉さんの運転で、乗客席には僕とお母さん、サマンサ様以外にシエラお姉ちゃんとエリシア、オーリエが乗っています。
他のお姉ちゃん達はサマンサ様のお屋敷でお留守番です。
「お母さん、どうして“転移の祠”に行くの?」
『それがね、サマンサ様がおっしゃるにはルージュ領都の“転移の祠”からもエルスタイン領都へ行けるそうなのです』
「えっ!? それならいつでもルージュ領都に来られるって事だよね」
「本当ですか? ルーシャ様…」
『サマンサ様がおっしゃるには“転移の祠”は魔力次第で“転移を発動する者”が行ったことのある所へ転移できるそうなのです』
今のところ、シャルルに試してもらっていませんので、“転移先を知っている者”とは言わないでおきました。
「お母様、本当なのですか?」
「ええ、それはバルトリア王国では確かな事とされています。ただ多量の魔力が必要な事と、転移を発動する者が他国へ行く事が無くなった為、他国へ転移すること自体が無くなってしまったのです」
「でも、そんな多量の魔力をどうするのですか?」
確か領間の転移でもかなりの魔力の魔道具が必要だったはず…。
『オーリエさん、それは心配ありません。シャルルがいますから…』
「オーリエさんも驚くわよ。シャルルは本当にすごいんだから…」
「「……」」
サマンサ様の屋敷から少し上方へ向かったところに“転移の祠”はありました。
サマンサ様が警備の者に声を掛けると、魔動力車ごと祠の中に進み入ります。
「ルーシャ様、魔動力車から降りますか? それともこのまま転移されますか?」
『サマンサ様もう一度確認しますが、魔力さえあれば行き来できるのですよね?』
「だ、大丈夫でしょう…」
『ではこのまま転移致します。シャルルお願いできますか?』
「うん、いいよ」
僕はいつものようにお母さんと手をつなぎます。
『では…、【転移】…』
お母さんが【転移】を発動すると、次の瞬間目の前がブレた感覚がしました。
確かに魔力はいつもより必要でしたが僕にとっては微量です。
「お母さん…、エルスタイン領都に着いたの?」
『祠内の雰囲気が変わっています。ここは…エルスタイン領都です』
「ルーシャ様、成功ですよ! シャルル、すご~い!」
「ま、まさか本当に転移が出来たのですか?」
『サマンサ様のおっしゃられた通りでしたね』
『これで、後はサマンサ様がこちらから転移できれば問題ないのかしら…』
「それにしても今のはシャルル様が魔力を…?」
『はい、シャルルは今のところ魔法は使えませんが私達では想像もできないほどの魔力を持っているのです』
「「……」」
『じゃあ、戻りましょうか。シャルル、今度はサマンサ様と手を繋いでくれるかしら?』
「うん」
僕がサマンサ様の手を握ると、今度はサマンサ様が【転移】を発動させました。
「ほ…本当に行って帰って来れましたね…」
『これで魔力の魔道具さえ用意できればサマンサ様もいつでもエルスタイン領都へ来れますよ』
「お母様良かったですね」
「ええ…。シャルル様は何ともないのですか?」
「行き来をされましたが…」
「うん、全然なんともないよ。魔力もほとんど使った感じがしないし…」
「そ、そんなことが…」
『サマンサ様、シャルルは天使なんですから…』
『シャルル、一回転移するのにどれくらいの魔力が必要だったか分かるかしら?』
『あの魔力の魔道具がいくつぐらい必要かわかれば良いのだけれど…』
「う~ん…、僕にとっては微量過ぎて量りにくいけれど15個分くらいかな」
「15個ですって…!?」
「それでは今の行き来で30個分の魔力を使われても量るのが難しいほど微量なのですか~?」
『サ、サマンサ様、落ち着いて…』
XX XY
「ルーシャ様、早いお戻りでしたね」
「エルスタイン領都には転移できなかったのですか?」
『ただいま、メンテール』
『シャルルのおかげで転移できましたよ。シャルルがいればいつでもルージュ領都に来られるようになりました』
「他国に転移が出来るなんて、世界的な大事件ですよ」
『よく考えれば本当ね。シャルルといると当たり前のように感じてしまっていたわ』
「さすがシャルル様です」
「これで他のみんなも連れてこられますね」
「そうだねトリスお姉ちゃん。これでもしかしたら僕の考えも…」
「……?」
「“転移の祠”で思い出しましたが、近日中にバルトリア王国の女王様と王女様がルージュ領都へ来られるのでした…」
「本当なのですか? お母様…」
『サマンサ様、女王様達が来られることは良くあることなのですか?』
「いいえ、領主会議の時ぐらいです」
「3日前に女王様から手紙が届いていますので、もしかしたら今日明日かもしれませんね」
『やっぱりですか…』
王女様はシャルルがバルトリア王国に来ていることに気付いたのですね。
王女様の目的がシャルルに会うことだとしたら、シャルルは神様の子供と思われていたことになります。
シャルルはもう間違いなく天使なのでしょう。
「ルーシャ様、それって…」
XX XY
コンコン、コン。
「はい…」
ガチャ…。
「サマンサ様、シェリー女王様がご到着されました」
「応接室にお通ししています」
「分かりました。ルーシャ様達は?」
「リビングで寛いでおられます」
ルーシャ様達には私の屋敷の方へ移っていただいていて良かったわね。
「じゃあ、オーリエを呼んでもらえるかしら。一緒に挨拶をさせておかないと…」
「かしこまりました」
(そうだわ…)
今晩、“シャルルの風”を使っていただいて、女王様に登録をお願いしておきましょう。
コンコン、コン。
ガチャ…。
「シェリー様、ようこそおいでくださいました」
「えっ!? サ、サマンサ様なのですか…?」
「そ、そうですが、何か…?」
「……」
あっ…、サマンサ様がとぼけられました。
でもそれは無理があるでしょ~。
シェリー様が怪訝そうな目でサマンサ様を見ておられます。
「ユ…ユナ様もお元気そうでなによりです」
「こ、こちらこそ急に申し訳ありません」
ユナ様も驚いた顔でサマンサ様とオーリエ様を見ておられます。
「シェリー様、ユナ様、ようこそおいでくださいました。お会いできて嬉しいです」
「オ…オーリエさんもとてもお綺麗になられましたね」
「しばらくお会いしていない内に見違えましたよ…」
「ありがとうございます。シェリー様」
「まだあまり成長はしていませんけれど…」
「……」
そう言われるオーリエ様でしたが若干身長も伸びたようで、胸もわずかにプックリしているようです。
お母様のおっしゃるとおり、オーリエ様の銀髪は艶々と輝き、肌も瑞々しくなっていて本当に別人のようです。
「サマンサ様、一体何があったのですか?」
「オーリエさんはお綺麗になったで済みますが、あなたは…、その…、まるで若返っているではありませんか?」
お母様の驚きも分かります。
確かサマンサ様とは同い年なのですよね。
私はオーリエ様より一年早く生まれていますが…。
「胸も垂れてきて、身体も弛んできていた仲間だと思っていたのに…、ご自分だけずるいじゃないですか…」
「何か新しい魔法か食べ物でも見つかったのですか?」
「そんな都合のいい魔法や食べ物があるわけ無いですよ」
「サマンサ様、私にも教えてくださいよ~~~っ!」
「お、お母様、その話は後でお二人でしてください」
「まずはこちらに伺った用件を…」
「そ、そうでした。サマンサ様、その話は後でゆっくりと…」
「今回ルージュ領都へ伺った理由ですが、ユナがある男性を探しているのです」
「そうなのです。少し前に他国から来られている可能性があります。サマンサ様、何かご存じないでしょうか?」
「えっ!? 男性ですか?」
「ルージュ領都で見つからなければ、日の沈む方角の港町まで探すつもりなのですが…」
(やっぱり…)
ルーシャ様の思っておられた通りだわ。
ユナ様の探しておられる男性はシャルルのことね。
私はお母様の顔をみて頷きます。
「そ、そうなのですか」
「その方の特徴でも分かれば気に留めることも出来るのですが…」
「た、対面すれば分かるはずなのです!」
「おそらく年齢は11歳…」
「オーリエさん、この方は昔お話した私が神様の子供と思っていた方なのです!」
「そ、そうなのですか…」
一応驚いたフリをしておきます。
シャルルが神様の子供…、ルーシャ様はシャルルを天使だと言っています。
言われてみるとそうとしか思えませんけれどね…。
「とりあえず迎賓館の方へどうぞ。お部屋も用意してあります」
「グリシャ、案内をお願いします…」
「かしこまりました」
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