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第259話 ルージュ領編10
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「おはよう、お母さん、お姉ちゃん達…」
「「「「おはようございます。シャルル様…」」」」
『シャルル、おはよう』
「今日はエリシアさんもトリスもいつもより艶々して、なんだかこうスッキリした感じですね」
「そうなんです! 今日はいつもより身体の満足感があるような気がします」
「メンテール先輩もなかなか挑戦者ですね…」
「と言うことはあなた達も…」
「なんですか…? メンテールもトリスもニアニア笑って…」
「シエラ先輩、機嫌を悪くしないでくださいよぉ。次にシャルル様と一緒の部屋になれば分かりますから…」
「今知ってしまっても何も嬉しくありませんから…」
トリスの横でエリシアさんも少し顔を赤くして頷いています。
「そ、そう…、それなら仕方が無いわね」
ルーシャ様のおかげでここに滞在している間に順番も回ってくる可能性もありますし、気になりますが待ちましょう。
迎賓館の食堂で朝食を食べ終わってゆっくりしていると、サマンサ様とオーリエが入ってきました。
「皆さん、おはようございます」
「シャルル~、おはよう」
『おはようございます。サマンサ様』
「おはよう、オーリエ」
「エ、エリシア様…、昨日よりもなんだか艶々されているようですが…」
食堂に座っておられる皆さんを眺めると、エリシア様と一人のメイドの方が一際艶々と輝いているように見えました。
「そ、そうですか? 昨日はゆっくり眠れたからでしょうか…」
エリシアがそう言うとトリスお姉ちゃん達が苦笑いをしています。
「……」
昨日はエリシアさんとトリスさんがシャルルと同じ部屋だったのね…。
羨ましいわ~。
私もまたシャルルと一緒にお風呂に入って寝たいわ。
「お、お母様…」
「そ、そうでした」
「ルーシャ様、シャルル様、昨日は“シャルルの風”をいただきありがとうございます」
「とっても気持ち良くて感動しました。あんなにすばらしい魔道具があるなんて…、ローマン帝国でも人気があるのが分かります」
『それは良かったです』
「うん、サマンサ様にも喜んでもらえて良かったよ」
「ではルーシャ様、後ほどよろしくお願いしますね」
『はい…』
XX XY
コンコン、コン。
「はい…」
ガチャ…。
「サマンサ様、ルーシャ様をお連れしました」
「ありがとう、グリシャ…」
長椅子に座られたルーシャ様は私と対面されるとニッコリとされています。
この方が本当に28歳…。
何度見ても信じられません。
『どうかされましたか?』
「いえ、本当に若々しくていらっしゃるから見蕩れてしまって…」
「正直なところ羨ましいですよ」
グリシャもお茶をテーブルに置きながらルーシャ様を一度見てから少し離れたところに控えました。
『それで、お呼びされた理由はなんでしょうか?』
「まずは改めて、オーリエの長期間の滞在と命を救っていただいたお礼をと思いまして…」
『行動力のあるお嬢様ですね』
「確かに行動力だけはありますね」
「身長や色々なところは年齢に比べて小さくてまだまだ子供ですが…」
『でもそのおかげでオーリエさんはシャルルに出会えたのですから…』
『オーリエさんがお話されたかどうか分かりませんが、最初は領都の外の町で偶然知り合ったそうなのです』
『私の屋敷に最初に訪問されてきた時、再び私の息子としてシャルルに会った時はとても驚かれていましたよ』
『おそらく前もってシャルルと面識が無ければ私は屋敷に滞在を勧めることも無かったでしょう』
「……」
『そして、オーリエさんの命を救えたのもシャルルがいなければ不可能でした』
『息の止まっている者を生き返らせることは魔法でも出来ませんから…』
「そう…ですか…」
改めて聞くと、本当に危険な目にあっていたのだと分かります。
オーリエがシャルル様の為に生きたいと言っているのも良く分かります。
シャルル様がバルトリア王国民なら何が何でもオーリエのパートナーになってもらいたいぐらいです。
「それで…、オーリエがこれからはシャルル様の為に生き、側にいたいと言っているのです」
『……』
「オーリエが自分より大切な男性を見つけたということは母親としてはとても嬉しいことです」
「しかし…」
「オーリエはシャルル様のパートナーになれなくても側にいたいと言っているのですが、やはり他国の女性ではパートナーにはなれないのでしょうか?」
「シャルル様なら“男”になられたら“誕生の儀”2回分の精子が採取できる可能性もあると思いますので、オーリエとの子供をルージュ領都の後継者にいただきたいのです」
『……』
なるほど、サマンサ様はオーリエさんがシャルルの側にいることは認めておられますが、やはり後継者の心配をされているようです。
『サマンサ様のおっしゃることはもっともですね』
『私もローマン帝国内では他の領主様達から後継者をどうするのかとよく言われています』
「男性の寿命は短いですからね…」
『シャルルのパートナーはシャルルが“男”になったら自分で決めると思っています』
『ですから、オーリエさんがシャルルに選ばれるかどうかは私には分かりません』
「……そ、それでは…」
『そこで私からご提案があります』
『サマンサ様が了承してくださるのなら、それらのご懸念を払拭できるかもしれませんよ』
「そんなことが出来るのですか!?」
私が気にしているのは後継者のこと…。
オーリエがシャルル様のパートナーになれなくても、後継者については心配がいらなくなるというのでしょうか…。
『しかし…、その後、サマンサ様の残りの人生は大きく変わってしまうかもしれませんけれど…』
ゴクリ…。
ーグリシャー
ルーシャ様…。
お茶をお出しするときに近くで見ましたが、本当に若々しくてお綺麗な方です。
そしてこの方が私と同い年だなんて…。
5つ、6つ…?
見た目だけでもそれ以上の差があるように感じます。
サンディ達がシエラさん達と比べて悲観するのも分かります。
ルーシャ様一行の女性の方達はとても若々しく、女性らしくて艶々とされているのですから…。
この世界に男性と女性、性別があるのは理解できます。
でもこの胸は一体何のためにあるのでしょうか…。
私達一般の領民にとって子宮は何のためにあるのでしょうか…。
女性として体現されている皆さんを見ると、“誕生の儀”をしない自分は何のために女性として生まれてきたのか分からなくなっていくのです。
サマンサ様が以前に話されていたように、オーリエ様がシャルル様の元へ行かれる代わりに後継者をいただきたいと伝えられました。
なんだかんだ言いつつサマンサ様はオーリエ様を大切に思っておられますからね。
オーリエ様があんなに気に入っておられる男性なのですから望みをかなえてあげたいのでしょう。
あれほどたくましいシャルル様なら本当に“男”になったら“誕生の儀”2回分の精子を採取することも可能かもしれません。
しかし、ルーシャ様のお話を聞いているとなんだか精子について心配がないようにも聞こえます。
そんなことがあるのでしょうか…。
「「「「おはようございます。シャルル様…」」」」
『シャルル、おはよう』
「今日はエリシアさんもトリスもいつもより艶々して、なんだかこうスッキリした感じですね」
「そうなんです! 今日はいつもより身体の満足感があるような気がします」
「メンテール先輩もなかなか挑戦者ですね…」
「と言うことはあなた達も…」
「なんですか…? メンテールもトリスもニアニア笑って…」
「シエラ先輩、機嫌を悪くしないでくださいよぉ。次にシャルル様と一緒の部屋になれば分かりますから…」
「今知ってしまっても何も嬉しくありませんから…」
トリスの横でエリシアさんも少し顔を赤くして頷いています。
「そ、そう…、それなら仕方が無いわね」
ルーシャ様のおかげでここに滞在している間に順番も回ってくる可能性もありますし、気になりますが待ちましょう。
迎賓館の食堂で朝食を食べ終わってゆっくりしていると、サマンサ様とオーリエが入ってきました。
「皆さん、おはようございます」
「シャルル~、おはよう」
『おはようございます。サマンサ様』
「おはよう、オーリエ」
「エ、エリシア様…、昨日よりもなんだか艶々されているようですが…」
食堂に座っておられる皆さんを眺めると、エリシア様と一人のメイドの方が一際艶々と輝いているように見えました。
「そ、そうですか? 昨日はゆっくり眠れたからでしょうか…」
エリシアがそう言うとトリスお姉ちゃん達が苦笑いをしています。
「……」
昨日はエリシアさんとトリスさんがシャルルと同じ部屋だったのね…。
羨ましいわ~。
私もまたシャルルと一緒にお風呂に入って寝たいわ。
「お、お母様…」
「そ、そうでした」
「ルーシャ様、シャルル様、昨日は“シャルルの風”をいただきありがとうございます」
「とっても気持ち良くて感動しました。あんなにすばらしい魔道具があるなんて…、ローマン帝国でも人気があるのが分かります」
『それは良かったです』
「うん、サマンサ様にも喜んでもらえて良かったよ」
「ではルーシャ様、後ほどよろしくお願いしますね」
『はい…』
XX XY
コンコン、コン。
「はい…」
ガチャ…。
「サマンサ様、ルーシャ様をお連れしました」
「ありがとう、グリシャ…」
長椅子に座られたルーシャ様は私と対面されるとニッコリとされています。
この方が本当に28歳…。
何度見ても信じられません。
『どうかされましたか?』
「いえ、本当に若々しくていらっしゃるから見蕩れてしまって…」
「正直なところ羨ましいですよ」
グリシャもお茶をテーブルに置きながらルーシャ様を一度見てから少し離れたところに控えました。
『それで、お呼びされた理由はなんでしょうか?』
「まずは改めて、オーリエの長期間の滞在と命を救っていただいたお礼をと思いまして…」
『行動力のあるお嬢様ですね』
「確かに行動力だけはありますね」
「身長や色々なところは年齢に比べて小さくてまだまだ子供ですが…」
『でもそのおかげでオーリエさんはシャルルに出会えたのですから…』
『オーリエさんがお話されたかどうか分かりませんが、最初は領都の外の町で偶然知り合ったそうなのです』
『私の屋敷に最初に訪問されてきた時、再び私の息子としてシャルルに会った時はとても驚かれていましたよ』
『おそらく前もってシャルルと面識が無ければ私は屋敷に滞在を勧めることも無かったでしょう』
「……」
『そして、オーリエさんの命を救えたのもシャルルがいなければ不可能でした』
『息の止まっている者を生き返らせることは魔法でも出来ませんから…』
「そう…ですか…」
改めて聞くと、本当に危険な目にあっていたのだと分かります。
オーリエがシャルル様の為に生きたいと言っているのも良く分かります。
シャルル様がバルトリア王国民なら何が何でもオーリエのパートナーになってもらいたいぐらいです。
「それで…、オーリエがこれからはシャルル様の為に生き、側にいたいと言っているのです」
『……』
「オーリエが自分より大切な男性を見つけたということは母親としてはとても嬉しいことです」
「しかし…」
「オーリエはシャルル様のパートナーになれなくても側にいたいと言っているのですが、やはり他国の女性ではパートナーにはなれないのでしょうか?」
「シャルル様なら“男”になられたら“誕生の儀”2回分の精子が採取できる可能性もあると思いますので、オーリエとの子供をルージュ領都の後継者にいただきたいのです」
『……』
なるほど、サマンサ様はオーリエさんがシャルルの側にいることは認めておられますが、やはり後継者の心配をされているようです。
『サマンサ様のおっしゃることはもっともですね』
『私もローマン帝国内では他の領主様達から後継者をどうするのかとよく言われています』
「男性の寿命は短いですからね…」
『シャルルのパートナーはシャルルが“男”になったら自分で決めると思っています』
『ですから、オーリエさんがシャルルに選ばれるかどうかは私には分かりません』
「……そ、それでは…」
『そこで私からご提案があります』
『サマンサ様が了承してくださるのなら、それらのご懸念を払拭できるかもしれませんよ』
「そんなことが出来るのですか!?」
私が気にしているのは後継者のこと…。
オーリエがシャルル様のパートナーになれなくても、後継者については心配がいらなくなるというのでしょうか…。
『しかし…、その後、サマンサ様の残りの人生は大きく変わってしまうかもしれませんけれど…』
ゴクリ…。
ーグリシャー
ルーシャ様…。
お茶をお出しするときに近くで見ましたが、本当に若々しくてお綺麗な方です。
そしてこの方が私と同い年だなんて…。
5つ、6つ…?
見た目だけでもそれ以上の差があるように感じます。
サンディ達がシエラさん達と比べて悲観するのも分かります。
ルーシャ様一行の女性の方達はとても若々しく、女性らしくて艶々とされているのですから…。
この世界に男性と女性、性別があるのは理解できます。
でもこの胸は一体何のためにあるのでしょうか…。
私達一般の領民にとって子宮は何のためにあるのでしょうか…。
女性として体現されている皆さんを見ると、“誕生の儀”をしない自分は何のために女性として生まれてきたのか分からなくなっていくのです。
サマンサ様が以前に話されていたように、オーリエ様がシャルル様の元へ行かれる代わりに後継者をいただきたいと伝えられました。
なんだかんだ言いつつサマンサ様はオーリエ様を大切に思っておられますからね。
オーリエ様があんなに気に入っておられる男性なのですから望みをかなえてあげたいのでしょう。
あれほどたくましいシャルル様なら本当に“男”になったら“誕生の儀”2回分の精子を採取することも可能かもしれません。
しかし、ルーシャ様のお話を聞いているとなんだか精子について心配がないようにも聞こえます。
そんなことがあるのでしょうか…。
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