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第247話 ルージュ領編3
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僕とエリオンお姉ちゃんは朝食をとるために皆のいる大部屋に向かいます。
コンコン、コン。
「は~い」
ガチャ…。
「おはよう、シエラお姉ちゃん…」
「シャルル様…、おはようございますっ」
「お母さん、エリシア、お姉ちゃん達もおはよう…」
「『おはよう、シャルル…』」
「おはようございます。ルーシャ様…」
『エリオン、あなた…』
分かってはいたことですが、毎回このシャルルの能力には驚かされます。
『シャルル、私達と同じようにエリオンの疲れや弱っているところを…?』
エリオンの身体が少しスッキリしたように見えます。
「うん、そうだよ」
確かにエリオンお姉ちゃんも疲れや弱っているところが無くなり、身体つきが少し変わりましたが、お母さんやグレイス様ほどではありませんでした。
やっぱり年齢が高いほど変化が大きいのかもしれません。
「なんという事なの、エリオンがこんなに綺麗になったわ」
「トリス先輩って本当にひどいですね。そこは“が”じゃなくて“も”と言ってくださいよ~」
「エリオンさん、髪も艶々でお綺麗ですよ」
「ありがとうございます。エリシアさん」
「私も鏡に映った自分を見たときは信じられなかったですよ…」
けっして太っているわけではありませんが、体型としては以前のメルモア先輩をギュッと小さくしたそんな感じでした。
背が低いから胸ばかりが目立ってしまって…。
それが一晩で全身が引き締まり、身体が少し細くなったように感じます。
胸は変わらず大きいままですが、硬くてボテッと重たかった胸が驚くほど柔らかくなり、軽やかにポヨンポヨンと弾んでいます。
それに髪は“シャルルの風”を使うのとはまったく違う感じに艶々になり、肌も瑞々しくなりました。
先輩達やキルシッカの変貌を見て内心はとても羨ましいと思っていたことが私にも起こったのです。
「エリオン、少し背が伸びたんじゃない?」
「キルシッカもやっぱりそう思う?」
「それはシャルル様のおかげで姿勢が良くなったのよ」
そう言えばシエラ先輩の言うように、大きな胸を支える為に肩や背中、腰などに力を入れているような負担が感じられなくなっています。
『それでどうでしたか?』
「ルーシャ様や先輩達がシャルル様に対して抱いておられる気持ちがようやく分かりました」
「正直なところ、普段近くにいる先輩達やキルシッカが綺麗に変わっていくことで焦っていたのかもしれません」
「でも…、私がこれまでシャルル様に対して抱いていた気持ちも本当だったことに気付けました」
「今は胸の奥もスッキリとしています」
『そう…、良かったわね…』
「これからはシャルル様への想いは皆さんにも負けないつもりです!」
「エリオン、ちょっと綺麗になったからって大きく出たわね~」
「トリスの言うとおりよ。私もシャルル様への想いで負けることはないんだから…」
『はいはい…、トリスにメンテールもシャルルを大切に想っているのは分かっていますから、シャルルを困らせちゃダメよ』
「もちろんです!」
「シャルル様に嫌われるような事なんてしませんよ!」
「お母さん、早く朝食をとってオーリエ達のところに行かないと…」
『そ、そうね。ちょっと話が長くなりましたね』
コンコン、コン。
「は~い…」
ガチャ…。
「皆さん、おはようございま…す」
「す、すいません…。まだお食事中でしたか?」
『おはよう、オーリエさん。ごめんなさいね。ちょっと遅くなっちゃって…』
「おはよう、オーリエ。サンディお姉さんにローザお姉さんも…」
「すぐ食べるから入ってよ」
「皆さん大部屋で食事をされていて良かったですよ。食堂は満員でした…」
「それから…、あれ? エ…、エリオンさんですか?」
「一体どうしてそんなに変わって…」
「シャルル様のおかげですよ」
「まさか、昨年に皆さんが変わられた時にルーシャ様が言っておられた“シャルルの奇跡”ですか~?」
『まぁ、そんなところです。それでオーリエさんは今何かを言いかけたのでは?』
「……そ、そうです。街や宿に人が多いのが分かりました」
「今日、この都市で『男性選手権』が行われるそうなのです」
『『男性選手権』…?』
「『男性選手権』ってなんだか格好いい名称の催しですね」
「それで男の人がいっぱいいたんだね」
『それで、その『男性選手権』とは何なのですか?』
「都市長から聞いたところ、パートナーを見つけたい男性が自分を売り込んだり、または優勝賞金や賞品を得ようとする催しだそうです」
「女性が多いのは、この『男性選手権』に集まった男性の気を引くためや、気に入った男性を見つける為だそうですよ」
『へぇ~、男性が主体の催しってめずらしいわね』
「それで街の女性達がピリピリした雰囲気だったのね…」
「男性にとっては優勝するだけでかなりの賞金や賞品が手に入りますし、各都市にも知れ渡るそうですからね」
「それでなんですが…、都市長から私にも観覧して欲しいと依頼されたのです」
「もちろんルーシャ様達が先を急がれるのでしたら私も観覧する気はありません」
シャルル以外の男性を見ていても楽しいことはありませんからね。
『一日ぐらい日程がずれても気にしませんよ』
『他国の催しがどんなものなのか気になりますしね』
「うん、僕もどんな催しなのか興味があるよ」
「そ、そうですか…。では都市長にそう伝えて、皆さんの分の観覧席を用意させますね」
オーリエがそう言うと、後ろに控えていたサンディお姉さんとローザお姉さんが都市長の元に向かいました。
用意された朝食には細長くて黄色い果実のような物が添えられていました。
「シャルル、それが“ばななん”ですよ」
「これがそうなの?」
「こうやって皮を剥いて…」と、オーリエが僕の“ばななん”を手に取って食べ方を教えてくれます。
「うわぁ~、綺麗な実が出てくるんだね」
「最後の付け根のところに小さくて細い硬い芯みたいな物がありますが、それは食べない方が良いですよ」
僕はオーリエから半分ほど皮を剥かれた“ばななん”を受け取り食べてみます。
パクリ…。
「甘くて柔らかくて…、それに食べ応えがある果実だね」
お母さんやお姉ちゃん達もオーリエが見せてくれた剥き方を真似てパクパクと食べています。
「私も小さい時からおやつの時や少しお腹がすいた時に食べているのよ」
『これは美味しいわね~』
「2~3個はすぐに食べられますよ!」
「オーリエの言うとおり、この“ばななん”はシャルル巻きに合うよ!」
「そうでしょう! 私も“ばななんのシャルル巻き”を食べてみたいわ~」
「さぁ、シャルル~“あ~ん”っ!」
パクッ…。
「ありがとう、エリシア。美味しいよ」
『あっ、エリシアさん。オーリエさんの前で…』
「えっ、えっ…、なに? 今のは…」
「オーリエなら良いよ。ほら、オーリエもしてあげる!」
僕は新しい“ばななん”を手にとって、剥いてからオーリエの口元に持っていきます。
僕が「あ~ん」と口を開けながら言ったので、オーリエも察したのか“あ~ん”と口を開けました。
パク…リ…。
「うひょっ………」
「やっぱり固まってしまいましたね。オーリエ様を見ているとなんだか懐かしい気分です…」
「エリシアさんも同じように固まっていましたからね」
「まぁ、あの時はシエラさんのおかげで私も“あ~ん”をしてもらえることになったんですけどね」
「皆さんひどいです。私のときは固まっている間に足蹴にして端に追いやったそうなのに…」
エリオンお姉ちゃんが大きな胸を上下に揺らしながらかわいらしく怒っています。
「ハッ…、なにっ? なんだか急に意識が飛んで…」
「もう一回でしょ? はい、あ~ん!」
僕は再起動したオーリエの口元に“ばななん”を持っていってそう言います。
「うん…、あ、あ~ん…」
「おぉぉぉ…おいひぃ~~!! そんな“ばななん”…」
「な、なんて美味しさなの!」
今までに食べてきた“ばななん”は一体なんだったの…。
まったりして甘みが濃厚に感じられました。
『オーリエさん、シャルルに“あ~ん”してもらったというのは内緒よ』
「は…い…」
「シャルル…、私もエリシア様みたいにシャルルに“あ~ん”してもいいですか?」
「うん、もちろん」
「では、あ~んっ!」
「あ~ん」
パクリ…。
「オーリエもありがとう。とっても美味しいよ」
シャルルに“あ~ん”をしてもらうと“ばななん”がとっても美味しいのですが、“あ~ん”をしてあげるととっても幸せな気持ちになるのでした。
それからお母さん達や他のお姉ちゃん達とも“あ~ん”をし合い、いつもより朝食の時間が長くなってしまうのでした。
XX XY
「ローザ、見ましたか?」
「ええ、エリオンさんね…」
「水着姿の時は少しムッチリ、ポチャとされていると思っていたけれど、さっき見たエリオンさんは身体が締まっているようでしたね」
「胸は大きいままだったけれど、全身がスッキリして少し背も高くなっているようだった…」
「“シャルル様の奇跡”を見るのは久しぶりですが、一体何が起こればあんな風に見た目までが変わってしまうのでしょうか」
「本当に不思議…」
「はぁ~、私達の身体も引き締めてくださらないかしら…」
「サンディ、付いたお肉はそんなに簡単になくならないよ」
「あ、あなたもでしょ!」
「さぁ、さっさとライラ様に観覧することの連絡に行くわよ!」
コンコン、コン。
「は~い」
ガチャ…。
「おはよう、シエラお姉ちゃん…」
「シャルル様…、おはようございますっ」
「お母さん、エリシア、お姉ちゃん達もおはよう…」
「『おはよう、シャルル…』」
「おはようございます。ルーシャ様…」
『エリオン、あなた…』
分かってはいたことですが、毎回このシャルルの能力には驚かされます。
『シャルル、私達と同じようにエリオンの疲れや弱っているところを…?』
エリオンの身体が少しスッキリしたように見えます。
「うん、そうだよ」
確かにエリオンお姉ちゃんも疲れや弱っているところが無くなり、身体つきが少し変わりましたが、お母さんやグレイス様ほどではありませんでした。
やっぱり年齢が高いほど変化が大きいのかもしれません。
「なんという事なの、エリオンがこんなに綺麗になったわ」
「トリス先輩って本当にひどいですね。そこは“が”じゃなくて“も”と言ってくださいよ~」
「エリオンさん、髪も艶々でお綺麗ですよ」
「ありがとうございます。エリシアさん」
「私も鏡に映った自分を見たときは信じられなかったですよ…」
けっして太っているわけではありませんが、体型としては以前のメルモア先輩をギュッと小さくしたそんな感じでした。
背が低いから胸ばかりが目立ってしまって…。
それが一晩で全身が引き締まり、身体が少し細くなったように感じます。
胸は変わらず大きいままですが、硬くてボテッと重たかった胸が驚くほど柔らかくなり、軽やかにポヨンポヨンと弾んでいます。
それに髪は“シャルルの風”を使うのとはまったく違う感じに艶々になり、肌も瑞々しくなりました。
先輩達やキルシッカの変貌を見て内心はとても羨ましいと思っていたことが私にも起こったのです。
「エリオン、少し背が伸びたんじゃない?」
「キルシッカもやっぱりそう思う?」
「それはシャルル様のおかげで姿勢が良くなったのよ」
そう言えばシエラ先輩の言うように、大きな胸を支える為に肩や背中、腰などに力を入れているような負担が感じられなくなっています。
『それでどうでしたか?』
「ルーシャ様や先輩達がシャルル様に対して抱いておられる気持ちがようやく分かりました」
「正直なところ、普段近くにいる先輩達やキルシッカが綺麗に変わっていくことで焦っていたのかもしれません」
「でも…、私がこれまでシャルル様に対して抱いていた気持ちも本当だったことに気付けました」
「今は胸の奥もスッキリとしています」
『そう…、良かったわね…』
「これからはシャルル様への想いは皆さんにも負けないつもりです!」
「エリオン、ちょっと綺麗になったからって大きく出たわね~」
「トリスの言うとおりよ。私もシャルル様への想いで負けることはないんだから…」
『はいはい…、トリスにメンテールもシャルルを大切に想っているのは分かっていますから、シャルルを困らせちゃダメよ』
「もちろんです!」
「シャルル様に嫌われるような事なんてしませんよ!」
「お母さん、早く朝食をとってオーリエ達のところに行かないと…」
『そ、そうね。ちょっと話が長くなりましたね』
コンコン、コン。
「は~い…」
ガチャ…。
「皆さん、おはようございま…す」
「す、すいません…。まだお食事中でしたか?」
『おはよう、オーリエさん。ごめんなさいね。ちょっと遅くなっちゃって…』
「おはよう、オーリエ。サンディお姉さんにローザお姉さんも…」
「すぐ食べるから入ってよ」
「皆さん大部屋で食事をされていて良かったですよ。食堂は満員でした…」
「それから…、あれ? エ…、エリオンさんですか?」
「一体どうしてそんなに変わって…」
「シャルル様のおかげですよ」
「まさか、昨年に皆さんが変わられた時にルーシャ様が言っておられた“シャルルの奇跡”ですか~?」
『まぁ、そんなところです。それでオーリエさんは今何かを言いかけたのでは?』
「……そ、そうです。街や宿に人が多いのが分かりました」
「今日、この都市で『男性選手権』が行われるそうなのです」
『『男性選手権』…?』
「『男性選手権』ってなんだか格好いい名称の催しですね」
「それで男の人がいっぱいいたんだね」
『それで、その『男性選手権』とは何なのですか?』
「都市長から聞いたところ、パートナーを見つけたい男性が自分を売り込んだり、または優勝賞金や賞品を得ようとする催しだそうです」
「女性が多いのは、この『男性選手権』に集まった男性の気を引くためや、気に入った男性を見つける為だそうですよ」
『へぇ~、男性が主体の催しってめずらしいわね』
「それで街の女性達がピリピリした雰囲気だったのね…」
「男性にとっては優勝するだけでかなりの賞金や賞品が手に入りますし、各都市にも知れ渡るそうですからね」
「それでなんですが…、都市長から私にも観覧して欲しいと依頼されたのです」
「もちろんルーシャ様達が先を急がれるのでしたら私も観覧する気はありません」
シャルル以外の男性を見ていても楽しいことはありませんからね。
『一日ぐらい日程がずれても気にしませんよ』
『他国の催しがどんなものなのか気になりますしね』
「うん、僕もどんな催しなのか興味があるよ」
「そ、そうですか…。では都市長にそう伝えて、皆さんの分の観覧席を用意させますね」
オーリエがそう言うと、後ろに控えていたサンディお姉さんとローザお姉さんが都市長の元に向かいました。
用意された朝食には細長くて黄色い果実のような物が添えられていました。
「シャルル、それが“ばななん”ですよ」
「これがそうなの?」
「こうやって皮を剥いて…」と、オーリエが僕の“ばななん”を手に取って食べ方を教えてくれます。
「うわぁ~、綺麗な実が出てくるんだね」
「最後の付け根のところに小さくて細い硬い芯みたいな物がありますが、それは食べない方が良いですよ」
僕はオーリエから半分ほど皮を剥かれた“ばななん”を受け取り食べてみます。
パクリ…。
「甘くて柔らかくて…、それに食べ応えがある果実だね」
お母さんやお姉ちゃん達もオーリエが見せてくれた剥き方を真似てパクパクと食べています。
「私も小さい時からおやつの時や少しお腹がすいた時に食べているのよ」
『これは美味しいわね~』
「2~3個はすぐに食べられますよ!」
「オーリエの言うとおり、この“ばななん”はシャルル巻きに合うよ!」
「そうでしょう! 私も“ばななんのシャルル巻き”を食べてみたいわ~」
「さぁ、シャルル~“あ~ん”っ!」
パクッ…。
「ありがとう、エリシア。美味しいよ」
『あっ、エリシアさん。オーリエさんの前で…』
「えっ、えっ…、なに? 今のは…」
「オーリエなら良いよ。ほら、オーリエもしてあげる!」
僕は新しい“ばななん”を手にとって、剥いてからオーリエの口元に持っていきます。
僕が「あ~ん」と口を開けながら言ったので、オーリエも察したのか“あ~ん”と口を開けました。
パク…リ…。
「うひょっ………」
「やっぱり固まってしまいましたね。オーリエ様を見ているとなんだか懐かしい気分です…」
「エリシアさんも同じように固まっていましたからね」
「まぁ、あの時はシエラさんのおかげで私も“あ~ん”をしてもらえることになったんですけどね」
「皆さんひどいです。私のときは固まっている間に足蹴にして端に追いやったそうなのに…」
エリオンお姉ちゃんが大きな胸を上下に揺らしながらかわいらしく怒っています。
「ハッ…、なにっ? なんだか急に意識が飛んで…」
「もう一回でしょ? はい、あ~ん!」
僕は再起動したオーリエの口元に“ばななん”を持っていってそう言います。
「うん…、あ、あ~ん…」
「おぉぉぉ…おいひぃ~~!! そんな“ばななん”…」
「な、なんて美味しさなの!」
今までに食べてきた“ばななん”は一体なんだったの…。
まったりして甘みが濃厚に感じられました。
『オーリエさん、シャルルに“あ~ん”してもらったというのは内緒よ』
「は…い…」
「シャルル…、私もエリシア様みたいにシャルルに“あ~ん”してもいいですか?」
「うん、もちろん」
「では、あ~んっ!」
「あ~ん」
パクリ…。
「オーリエもありがとう。とっても美味しいよ」
シャルルに“あ~ん”をしてもらうと“ばななん”がとっても美味しいのですが、“あ~ん”をしてあげるととっても幸せな気持ちになるのでした。
それからお母さん達や他のお姉ちゃん達とも“あ~ん”をし合い、いつもより朝食の時間が長くなってしまうのでした。
XX XY
「ローザ、見ましたか?」
「ええ、エリオンさんね…」
「水着姿の時は少しムッチリ、ポチャとされていると思っていたけれど、さっき見たエリオンさんは身体が締まっているようでしたね」
「胸は大きいままだったけれど、全身がスッキリして少し背も高くなっているようだった…」
「“シャルル様の奇跡”を見るのは久しぶりですが、一体何が起こればあんな風に見た目までが変わってしまうのでしょうか」
「本当に不思議…」
「はぁ~、私達の身体も引き締めてくださらないかしら…」
「サンディ、付いたお肉はそんなに簡単になくならないよ」
「あ、あなたもでしょ!」
「さぁ、さっさとライラ様に観覧することの連絡に行くわよ!」
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