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第232話 オーリエの帰領編8
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「シャルル様、シャルル様…」
「起きてください」
「う~ん、もう朝~?」
「シャルル様が日の出をご覧になられたいとのことでしたので…」
ハッ…。
「そ、そうだったよ」
昨晩、両隣に裸で寝ていたメンテールお姉ちゃんとキルシッカお姉ちゃんも今はパジャマを着ていて僕を起こしてくれています。
「ルーシャ様達もすでに隣の部屋に行っておられますよ」
「日の出をご覧になられた後にまだ少し寝ることも出来ますから…」
「おはよう、お母さん。お姉ちゃん達…」
「「「シャルル様、おはようございます」」」
「『おはよう、シャルル』」
皆も日の出を見たらもう一度寝るつもりなのかパジャマを着たままです。
『もう少しで日の出ですよ』
宿の最上階から海の方を眺めていると海の向こう側が少しずつオレンジ色になってきました。
「あっ、あそこから陽が昇ってくるんだね」
海の向こうが赤い色に変わっていき、空がユラユラと見えてくると、まるで大きな【火球】が現れてきたように見えてきました。
見えてきたと思った陽は現れだすと意外に早く昇り出し、空と海の境界を陽の光が海に沿って一瞬の内に左右に走ります。
「綺麗だねぇ」
『本当ねぇ』
「シャルルと一緒に日の出が見ることが出来たのがなにより嬉しいわ」
ジリジリと昇る陽が海から離れる時は、まるで海から火の玉が生み出されたようでした。
「夕日とはまた違った感動ですね」
「いい思い出になりましたよ」
シエラお姉ちゃんもメンテールお姉ちゃんも陽を見つめながらそう話しています。
「日の出を見ておいて正解だったね」
『こんな機会は滅多にないですからね』
「さて、もう少し寝ようかな…」
『そうですね。朝食にはまだ早いですね』
その後、みんなでベッドに戻り二度寝をするのでした。
XX XY
朝食をすました僕たちはマドリーンお姉さんの魔動力船が保管されているところに向かっています。
「この町って思っていたより大きいんだね」
夕食時と違って街には活気があり、たくさんの人が行きかっています。
「シャルル様、あっちには水着のまま歩いている方達も見えますよ」と、トリスお姉ちゃんが指し示しています。
「こちらの方達は家で水着に着替えてから海に行くのかもしれませんね」
『そう思うと、マドリーンが島を管理していて良かったわ』
「本当ですね。私もシャルル以外の男性には出来るだけ水着姿を見せたくないですから…」
「ルーシャ様、ここですね」
屋外に停泊させてあるのかと思っていましたが、雨風が当たらないように屋根や壁で囲われているようです。
扉を開けて入ると魔動力車の何倍もある大きさの魔動力船が1艘保管されていました。
「うわぁ~、大きいねぇ~」
『まさかこんなに大きな魔動力船を持っていたなんて…』
「お母さん、船にマドリーン号って書いてあるよ」
よく見ると、マドリーン号の前に小さく“あなたの”と書かれていました。
『……』
『それじゃあ、出航準備をして島に向かいましょう』
「「「「「はい」」」」」
サンディお姉さんが魔動力船を動かしたことがあるという事で、僕は教わりながら魔動力船を動かします。
お母さんの言っていた通り足は使わないみたいでした。
「シャルル様、初めて運転されたとは思えないですね」
「シャルル様はなんでも呑み込みが早いですから…」
僕の横でシエラお姉ちゃんが地図を見ながらそう言っています。
マドリーン号はとっても良い魔動力船のようで、運転席は魔動力船の中にありました。
サンディお姉さんが言うには、大きくて速度の出せる魔動力船はこの形が多いそうです。
「よぉ~っし、速度を上げるよ~」
僕は速度を変えるレバーを一気に前に倒します。
バシュ…! ブロロロロ…。
「キャッ…、シャルル様~」
「シャルル様、あっち、あっちの方で~す!」
残念ながら運転中は風を感じられませんが、天候に左右されない良い魔動力船です。
性能も良く、近くを走っていた一般的な魔動力船を一瞬で抜き去ってしまいます。
リコッタに戻ったらマドリーンお姉さんにお礼を言わないとね。
お母さんやお姉ちゃん達は、船の中にリビングがあって寛げるようになっていたり、大きなベッドルーム、浴槽はありませんが小さな浴場まで完備されていることに興味津々のようです。
「ルーシャ様、魔動力船の中で泊まれるようになっているのですね」
『マドリーンのくせに良い趣味ですね』
「ルーシャ様、これなら魔動力船の中で水着に着替えられますよ」
目的の島にはすぐに到着しました。
僕が魔動力船の速度を目一杯上げたからでしょう。
「こんなに早い魔動力船には初めて乗りましたよ」と、サンディお姉さんも驚いています。
この辺りからも港や町の人達が泳いでいる海岸が見えていて、カプランド領やバルゼ領の方に向け進んでいる魔動力船も見えます。
「そんなに大きくない島ですね」
シエラお姉ちゃんが島を眺めて、魔動力船が停泊できるところを探しています。
「泳ぎにくるならちょうど良いよ。マドリーンお姉さんの避暑地かもしれないね」
周りには同じような大きさの島がいくつか見られました。
「シャルル様、あの桟橋のところにお願いします」
「うん、でも先に島を一周してからね!」
XX XY
「おい、おい、おい、おい…」
「オーリエ様達が乗った魔動力船がすごい速さで沖に行ってしまったじゃないか…」
「まさかあのままルージュ領へ戻るんじゃないだろうな」
「落ち着けよ、スカ…」
「コタ…」
「エルスタイン領主がいきなりルージュ領へ行くわけがないだろう」
「きっと専用の島でもあるんだろう。泳ぎに行ったのさ…」
「そうだね。島の中には都市や町が管理しているものもあるからね」
「おぉ、ソクじゃないか…」
「コタもオーリエ様がこの町に戻ってきていたのを知っていたんだね」
「あぁ、昨晩オーリエ様を街で偶然見かけたんだよ」
「それでソク、どういう手はずなんだ?」
「見ていると、あいつらはいつも一緒にいるぞ」
「町の海岸にいたら人目をどうしようかと思っていたけれど、かえって町から離れてもらって良かったんじゃないかな」
「管理されている島のどれかに行っているのなら、どこにいるかも確認しやすいだろうし、なんとか島に侵入して隙をみて攫うしかないよ」
「…ということは、今日か…」
「そういうことになるね。僕はこれから運送者に連絡を取ってくるよ」
「スカとコタはいつでも出られるように準備しておいて…」
「スカ…、本当にやるんだね?」
「あぁ…」
XX XY
魔動力船に乗って海に出てきた時はまさかと思ったが、目的地はこの島だったか…。
あまりの速さに見失うところだったよ。
「私達も魔動力船の側にいて良かったですね」
「あぁ、てっきり町の海岸に泳ぎにいくと思っていたよ…」
「ここなら人目も無いですし、依頼者も攫いやすいんじゃない?」
「どうかな…、下手をすると見つかりやすくもあるけれど…」
「とりあえずオーリエ様は確認したし、この島からすぐに移動することは無いみたい。首領に報告に戻るとするか…」
「そうだね…」
「首領、オーリエ様達を実際に確認しました。現在は都市が管理している島にいるようです」
「そうか…、ごくろう…」
「と、言うことですがソクさん、どうされるおつもりですか?」
「今日、これから実行するつもりだよ」
「これから島に気付かれないように近付き、オーリエ様を捕縛する」
「「「……」」」
「君たちにも同行してもらい、僕たちが攫った後はそのまま、ルージュ領へ運んでもらいたい」
「私達も島に同行するだって…!?」
「荷物を受け取った後の運送は分かっているが、攫うところから協力するとは聞いていないぞ」
「もちろん、町で攫う時はそのつもりでいたよ。しかし人目のない島に行っているんだったら攫いやすいし、島への侵入も君たちなら得意だろう…?」
「僕たちが島で攫ってきた後に町で君たちに引き渡すより、攫った後にすぐに僕達と一緒にルージュ領へ向かってもらった方が効率が良いと思うんだ」
「いや…、言っていることは分かるが…、それじゃ私達が攫うところから加担していることになってしまう」
「万が一を考えると、仲間を危険にさらすことはしたくない…」
「海賊だろう…、なにを弱気な事を言っているんだい」
「……」
「……分かったよ。僕たちが箱を用意して攫ったらすぐに箱に入れる。君たちの魔動力船に載せる時はオーリエ様は箱の中…、荷物だ…。これならいいだろう?」
「そ、それなら…」
(馬鹿が…)
俺たちと島に行った時点でお前たちも加担しているのに…。
「じゃあ、一刻後に町外れの海岸で待ち合わせしよう」
「その時に僕の仲間も紹介するよ…」
XX XY
「首領~、本当に良いんですか?」
「なんだかとっても嫌な予感がします」
「確かにな、あの商人のソクっていう男の言っていることは分かるが信用できないな…」
「しかし、あくまでもオーリエ様を攫うのはソクとその仲間だ」
「自分達も失敗すればどうなるか分かっているはずだ」
「ベスとミアには私と一緒に動いてもらわないといけないが、3艘で来た内の1艘には若い者を4名載せて後方待機させる」
「あの男たちに気付かれないように付いて来させて、私達に何かあった場合は助けに来られるように伝えておいてくれ」
「「分かりました」」
「起きてください」
「う~ん、もう朝~?」
「シャルル様が日の出をご覧になられたいとのことでしたので…」
ハッ…。
「そ、そうだったよ」
昨晩、両隣に裸で寝ていたメンテールお姉ちゃんとキルシッカお姉ちゃんも今はパジャマを着ていて僕を起こしてくれています。
「ルーシャ様達もすでに隣の部屋に行っておられますよ」
「日の出をご覧になられた後にまだ少し寝ることも出来ますから…」
「おはよう、お母さん。お姉ちゃん達…」
「「「シャルル様、おはようございます」」」
「『おはよう、シャルル』」
皆も日の出を見たらもう一度寝るつもりなのかパジャマを着たままです。
『もう少しで日の出ですよ』
宿の最上階から海の方を眺めていると海の向こう側が少しずつオレンジ色になってきました。
「あっ、あそこから陽が昇ってくるんだね」
海の向こうが赤い色に変わっていき、空がユラユラと見えてくると、まるで大きな【火球】が現れてきたように見えてきました。
見えてきたと思った陽は現れだすと意外に早く昇り出し、空と海の境界を陽の光が海に沿って一瞬の内に左右に走ります。
「綺麗だねぇ」
『本当ねぇ』
「シャルルと一緒に日の出が見ることが出来たのがなにより嬉しいわ」
ジリジリと昇る陽が海から離れる時は、まるで海から火の玉が生み出されたようでした。
「夕日とはまた違った感動ですね」
「いい思い出になりましたよ」
シエラお姉ちゃんもメンテールお姉ちゃんも陽を見つめながらそう話しています。
「日の出を見ておいて正解だったね」
『こんな機会は滅多にないですからね』
「さて、もう少し寝ようかな…」
『そうですね。朝食にはまだ早いですね』
その後、みんなでベッドに戻り二度寝をするのでした。
XX XY
朝食をすました僕たちはマドリーンお姉さんの魔動力船が保管されているところに向かっています。
「この町って思っていたより大きいんだね」
夕食時と違って街には活気があり、たくさんの人が行きかっています。
「シャルル様、あっちには水着のまま歩いている方達も見えますよ」と、トリスお姉ちゃんが指し示しています。
「こちらの方達は家で水着に着替えてから海に行くのかもしれませんね」
『そう思うと、マドリーンが島を管理していて良かったわ』
「本当ですね。私もシャルル以外の男性には出来るだけ水着姿を見せたくないですから…」
「ルーシャ様、ここですね」
屋外に停泊させてあるのかと思っていましたが、雨風が当たらないように屋根や壁で囲われているようです。
扉を開けて入ると魔動力車の何倍もある大きさの魔動力船が1艘保管されていました。
「うわぁ~、大きいねぇ~」
『まさかこんなに大きな魔動力船を持っていたなんて…』
「お母さん、船にマドリーン号って書いてあるよ」
よく見ると、マドリーン号の前に小さく“あなたの”と書かれていました。
『……』
『それじゃあ、出航準備をして島に向かいましょう』
「「「「「はい」」」」」
サンディお姉さんが魔動力船を動かしたことがあるという事で、僕は教わりながら魔動力船を動かします。
お母さんの言っていた通り足は使わないみたいでした。
「シャルル様、初めて運転されたとは思えないですね」
「シャルル様はなんでも呑み込みが早いですから…」
僕の横でシエラお姉ちゃんが地図を見ながらそう言っています。
マドリーン号はとっても良い魔動力船のようで、運転席は魔動力船の中にありました。
サンディお姉さんが言うには、大きくて速度の出せる魔動力船はこの形が多いそうです。
「よぉ~っし、速度を上げるよ~」
僕は速度を変えるレバーを一気に前に倒します。
バシュ…! ブロロロロ…。
「キャッ…、シャルル様~」
「シャルル様、あっち、あっちの方で~す!」
残念ながら運転中は風を感じられませんが、天候に左右されない良い魔動力船です。
性能も良く、近くを走っていた一般的な魔動力船を一瞬で抜き去ってしまいます。
リコッタに戻ったらマドリーンお姉さんにお礼を言わないとね。
お母さんやお姉ちゃん達は、船の中にリビングがあって寛げるようになっていたり、大きなベッドルーム、浴槽はありませんが小さな浴場まで完備されていることに興味津々のようです。
「ルーシャ様、魔動力船の中で泊まれるようになっているのですね」
『マドリーンのくせに良い趣味ですね』
「ルーシャ様、これなら魔動力船の中で水着に着替えられますよ」
目的の島にはすぐに到着しました。
僕が魔動力船の速度を目一杯上げたからでしょう。
「こんなに早い魔動力船には初めて乗りましたよ」と、サンディお姉さんも驚いています。
この辺りからも港や町の人達が泳いでいる海岸が見えていて、カプランド領やバルゼ領の方に向け進んでいる魔動力船も見えます。
「そんなに大きくない島ですね」
シエラお姉ちゃんが島を眺めて、魔動力船が停泊できるところを探しています。
「泳ぎにくるならちょうど良いよ。マドリーンお姉さんの避暑地かもしれないね」
周りには同じような大きさの島がいくつか見られました。
「シャルル様、あの桟橋のところにお願いします」
「うん、でも先に島を一周してからね!」
XX XY
「おい、おい、おい、おい…」
「オーリエ様達が乗った魔動力船がすごい速さで沖に行ってしまったじゃないか…」
「まさかあのままルージュ領へ戻るんじゃないだろうな」
「落ち着けよ、スカ…」
「コタ…」
「エルスタイン領主がいきなりルージュ領へ行くわけがないだろう」
「きっと専用の島でもあるんだろう。泳ぎに行ったのさ…」
「そうだね。島の中には都市や町が管理しているものもあるからね」
「おぉ、ソクじゃないか…」
「コタもオーリエ様がこの町に戻ってきていたのを知っていたんだね」
「あぁ、昨晩オーリエ様を街で偶然見かけたんだよ」
「それでソク、どういう手はずなんだ?」
「見ていると、あいつらはいつも一緒にいるぞ」
「町の海岸にいたら人目をどうしようかと思っていたけれど、かえって町から離れてもらって良かったんじゃないかな」
「管理されている島のどれかに行っているのなら、どこにいるかも確認しやすいだろうし、なんとか島に侵入して隙をみて攫うしかないよ」
「…ということは、今日か…」
「そういうことになるね。僕はこれから運送者に連絡を取ってくるよ」
「スカとコタはいつでも出られるように準備しておいて…」
「スカ…、本当にやるんだね?」
「あぁ…」
XX XY
魔動力船に乗って海に出てきた時はまさかと思ったが、目的地はこの島だったか…。
あまりの速さに見失うところだったよ。
「私達も魔動力船の側にいて良かったですね」
「あぁ、てっきり町の海岸に泳ぎにいくと思っていたよ…」
「ここなら人目も無いですし、依頼者も攫いやすいんじゃない?」
「どうかな…、下手をすると見つかりやすくもあるけれど…」
「とりあえずオーリエ様は確認したし、この島からすぐに移動することは無いみたい。首領に報告に戻るとするか…」
「そうだね…」
「首領、オーリエ様達を実際に確認しました。現在は都市が管理している島にいるようです」
「そうか…、ごくろう…」
「と、言うことですがソクさん、どうされるおつもりですか?」
「今日、これから実行するつもりだよ」
「これから島に気付かれないように近付き、オーリエ様を捕縛する」
「「「……」」」
「君たちにも同行してもらい、僕たちが攫った後はそのまま、ルージュ領へ運んでもらいたい」
「私達も島に同行するだって…!?」
「荷物を受け取った後の運送は分かっているが、攫うところから協力するとは聞いていないぞ」
「もちろん、町で攫う時はそのつもりでいたよ。しかし人目のない島に行っているんだったら攫いやすいし、島への侵入も君たちなら得意だろう…?」
「僕たちが島で攫ってきた後に町で君たちに引き渡すより、攫った後にすぐに僕達と一緒にルージュ領へ向かってもらった方が効率が良いと思うんだ」
「いや…、言っていることは分かるが…、それじゃ私達が攫うところから加担していることになってしまう」
「万が一を考えると、仲間を危険にさらすことはしたくない…」
「海賊だろう…、なにを弱気な事を言っているんだい」
「……」
「……分かったよ。僕たちが箱を用意して攫ったらすぐに箱に入れる。君たちの魔動力船に載せる時はオーリエ様は箱の中…、荷物だ…。これならいいだろう?」
「そ、それなら…」
(馬鹿が…)
俺たちと島に行った時点でお前たちも加担しているのに…。
「じゃあ、一刻後に町外れの海岸で待ち合わせしよう」
「その時に僕の仲間も紹介するよ…」
XX XY
「首領~、本当に良いんですか?」
「なんだかとっても嫌な予感がします」
「確かにな、あの商人のソクっていう男の言っていることは分かるが信用できないな…」
「しかし、あくまでもオーリエ様を攫うのはソクとその仲間だ」
「自分達も失敗すればどうなるか分かっているはずだ」
「ベスとミアには私と一緒に動いてもらわないといけないが、3艘で来た内の1艘には若い者を4名載せて後方待機させる」
「あの男たちに気付かれないように付いて来させて、私達に何かあった場合は助けに来られるように伝えておいてくれ」
「「分かりました」」
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