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第142話 3人の旅人
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ロッキお姉ちゃんとフランお姉ちゃんと一緒に食堂に向かうと皆はすでに席についていました。
「お姉ちゃん達、おはよう」
朝食をとるには早い時間なので周りに人も少なくて静かなため僕の声が響きます。
「「「おはようございます、シャルル様」」」
メンテールお姉ちゃんとトリスお姉ちゃんは一瞬驚いた顔をしましたが声には出さず、エリオンお姉ちゃんは驚いていて声が出ないようでした。
確かにロッキお姉ちゃん達がこんなに艶々で瑞々しかったら驚くよね。
そんな風に思っていると、隣のテーブルから昨日昼食代を少し貸してあげた3人の女の人達がこちらを見ているのに気付きました。
「あれ、こちらの方々は昨日の…」
「はい、シャルル様。昨晩私達の部屋にお金を返しに来られたのですが、その時にお話があるとおっしゃられましたので、朝早くですがこちらに来ていただきました」
「え~と、確か…」
「サンディといいます。昨日は昼食代を立て替えていただきありがとうございました」
「あつかましい話なのですが、本日はお願いがありましてメンテールさんにこの機会をいただきました」
「お願いですか…?」
「はい。まずは紹介させていただきます。こちらがローザ、こちらの方がオーリエ様といいます」
二人は黙ってこちらを見ながら軽く会釈をしています。
「実は旅をしておりまして、エルスタイン領都に向かおうとしているのですが、メンテールさんの話では皆さんもエルスタイン領都にお戻りになるということで、できましたらご一緒させていただきたいのです」
「この領の皆さんのご厚意でこの町まで魔動力車を乗り継ぎやって来たのですが、次のエルスタイン領都まで私達を運んでもらえる魔動力車を探していたのです」
「旅をされているのですか…」
メンテールお姉ちゃんはそう言いながら少し考えているような仕草をしています。
「……メンテールお姉ちゃん、僕達の魔動力車にはまだ人は乗れそうだったよね?」
「はい、“もんも”を積んではいますが、何とか大丈夫だと思います」
「じゃあ、いいよ。でも、僕達はこれから川に寄ってからになるけれどそれでもいいかな?」
「はい、ありがとうございます。助かります」
「ありがとうございます」
ローザお姉さんもお礼を言ってきました。
声を聞くとなんだかとても大人しそうな感じです。
「オーリエ様!」
「わ、分かっています。あ、ありがとうございます。ご厚意に感謝します」
サンディお姉さんに促されてオーリエ様もお礼を言ってくれていますが、僕よりも小さい女の子みたいだけれど、すごく気が強そうな感じです。
もしかして、火属性の女の子だったりして…。
「シャルル様、メンテールさん、ありがとうございます」
「ううん、困った時はお互い様だしね。でも魔動力車を使わない旅とは凄いね…」
「「「……」」」
「……では、朝食を食べたらすぐに出発しますので、サンディさん達もそのつもりでお願いしますね」
いよいよ川へ向けて出発です。
僕は川へ向かう間、トリスお姉ちゃんと一緒に運転席に座ることになりました。
サンディさん達も魔動力車に乗り込み発車します。
「シャルル様、ありがとうございます」
「うん、帰りに運転席に乗ってほしいって言っていたからね」
「それにしても変わった雰囲気の人達ですね」
「そうだね。サンディさん達はオーリエっていう女の子のメイドさんなんだよね?」
「そのようです」
「あまり話さないけれど、人見知りなのかな?」
「どこかのお嬢さんなのかもしれませんね」
「ところでシャルル様、ロッキたちの変わりようがすごかったですが、どういう風にお風呂に入られたのですか?」
「トリスお姉ちゃん達と同じだよ…」
「そうそう、フランお姉ちゃんがメンテールお姉ちゃんと同じ洗い方をしてくれたんだよ~」
「メンテールお姉ちゃんが昨日してくれたと言ったら驚いて悔しがっていたよ」
「そ、そうですか…」
あの洗い方にたどり着くとはフランも侮れませんね。
「やっぱりロッキ達も気を失ったんですか?」
「うん、トリスお姉ちゃん達と同じように、おしっこを漏らしながら気を失ったよ」
「……」
うぅ~っ、あれはおしっこじゃないと思うのですが、シャルル様にうまく説明ができません。
「シャルル様、そろそろいつものように座っていただけませんか」と、トリスお姉ちゃんは座席をポンポンと叩いています。
「ええ~、大丈夫なの~?」
「だ、大丈夫です。川までは一本道なので…」
耐えられるだろうかという心配は少しありますが、頭の中が真っ白になるほどの気持ち良さに身体が期待してしまっています。
「うん、まぁ、トリスお姉ちゃんが喜んでくれるなら…」と、シャルル様が私にくっ付いて座り直されました。
早速、私の腰に腕を回し、右胸をグヮシッと力強く掴まれます。
「あんっ…」
いきなりそんな力強く…。
シャルル様が反対の手を私の太ももに置かれるのは分かっていたので、触りやすいように少し股を開いておきます。
仕事着だと太ももを直に触ってもらえないのが残念ですね。
一度クーシアさんに相談してメイド服を改良してもらおうかしら…。
そう思っている間にもシャルル様の手が優しく、そして力強く胸や突起部分を弄っていかれます。
モニュモニュ…、グニグニ…。
「あぁ~、うぅ~、いぃ~~~っ!!」
ある意味お風呂に入っている時よりもすごい快感です。
運転をしなければならないということに耐えながら、時間の限り胸や突起部分を弄られ続け、太ももまで優しく撫でてくださるのですから…。
そして私が気を失いそうになる度に、両方の突起部分を力いっぱいに抓られるのです。
ギュッ!
「うぐぅ、あはぁ~っ!」
抓られると目の前がバチバチして、快感と気を失う感覚が交互に全身を襲ってきます。
(あぁ、出てる…、出ちゃった…)
透明な液体とは違う感覚で出てしまった液体がお尻を濡らしていくのです。
ハァ~、ヒィ~、ハァ~、フゥ~。
「シャ…ルル様…、そろそろ着きそうです」
「無事に着いて良かったよ。途中でトリスお姉ちゃんが身体をビクビクさせながら速度をあげるから予定より早く着いたかもね…」
「……はい」
「シャルル様…、気持ち良かったです。また機会があったらお願いしますぅ~」
「……」
トリスお姉ちゃんが壊れてしまわないか心配でしたが、喜んでくれているのでよしとしましょう。
「お姉ちゃん達、おはよう」
朝食をとるには早い時間なので周りに人も少なくて静かなため僕の声が響きます。
「「「おはようございます、シャルル様」」」
メンテールお姉ちゃんとトリスお姉ちゃんは一瞬驚いた顔をしましたが声には出さず、エリオンお姉ちゃんは驚いていて声が出ないようでした。
確かにロッキお姉ちゃん達がこんなに艶々で瑞々しかったら驚くよね。
そんな風に思っていると、隣のテーブルから昨日昼食代を少し貸してあげた3人の女の人達がこちらを見ているのに気付きました。
「あれ、こちらの方々は昨日の…」
「はい、シャルル様。昨晩私達の部屋にお金を返しに来られたのですが、その時にお話があるとおっしゃられましたので、朝早くですがこちらに来ていただきました」
「え~と、確か…」
「サンディといいます。昨日は昼食代を立て替えていただきありがとうございました」
「あつかましい話なのですが、本日はお願いがありましてメンテールさんにこの機会をいただきました」
「お願いですか…?」
「はい。まずは紹介させていただきます。こちらがローザ、こちらの方がオーリエ様といいます」
二人は黙ってこちらを見ながら軽く会釈をしています。
「実は旅をしておりまして、エルスタイン領都に向かおうとしているのですが、メンテールさんの話では皆さんもエルスタイン領都にお戻りになるということで、できましたらご一緒させていただきたいのです」
「この領の皆さんのご厚意でこの町まで魔動力車を乗り継ぎやって来たのですが、次のエルスタイン領都まで私達を運んでもらえる魔動力車を探していたのです」
「旅をされているのですか…」
メンテールお姉ちゃんはそう言いながら少し考えているような仕草をしています。
「……メンテールお姉ちゃん、僕達の魔動力車にはまだ人は乗れそうだったよね?」
「はい、“もんも”を積んではいますが、何とか大丈夫だと思います」
「じゃあ、いいよ。でも、僕達はこれから川に寄ってからになるけれどそれでもいいかな?」
「はい、ありがとうございます。助かります」
「ありがとうございます」
ローザお姉さんもお礼を言ってきました。
声を聞くとなんだかとても大人しそうな感じです。
「オーリエ様!」
「わ、分かっています。あ、ありがとうございます。ご厚意に感謝します」
サンディお姉さんに促されてオーリエ様もお礼を言ってくれていますが、僕よりも小さい女の子みたいだけれど、すごく気が強そうな感じです。
もしかして、火属性の女の子だったりして…。
「シャルル様、メンテールさん、ありがとうございます」
「ううん、困った時はお互い様だしね。でも魔動力車を使わない旅とは凄いね…」
「「「……」」」
「……では、朝食を食べたらすぐに出発しますので、サンディさん達もそのつもりでお願いしますね」
いよいよ川へ向けて出発です。
僕は川へ向かう間、トリスお姉ちゃんと一緒に運転席に座ることになりました。
サンディさん達も魔動力車に乗り込み発車します。
「シャルル様、ありがとうございます」
「うん、帰りに運転席に乗ってほしいって言っていたからね」
「それにしても変わった雰囲気の人達ですね」
「そうだね。サンディさん達はオーリエっていう女の子のメイドさんなんだよね?」
「そのようです」
「あまり話さないけれど、人見知りなのかな?」
「どこかのお嬢さんなのかもしれませんね」
「ところでシャルル様、ロッキたちの変わりようがすごかったですが、どういう風にお風呂に入られたのですか?」
「トリスお姉ちゃん達と同じだよ…」
「そうそう、フランお姉ちゃんがメンテールお姉ちゃんと同じ洗い方をしてくれたんだよ~」
「メンテールお姉ちゃんが昨日してくれたと言ったら驚いて悔しがっていたよ」
「そ、そうですか…」
あの洗い方にたどり着くとはフランも侮れませんね。
「やっぱりロッキ達も気を失ったんですか?」
「うん、トリスお姉ちゃん達と同じように、おしっこを漏らしながら気を失ったよ」
「……」
うぅ~っ、あれはおしっこじゃないと思うのですが、シャルル様にうまく説明ができません。
「シャルル様、そろそろいつものように座っていただけませんか」と、トリスお姉ちゃんは座席をポンポンと叩いています。
「ええ~、大丈夫なの~?」
「だ、大丈夫です。川までは一本道なので…」
耐えられるだろうかという心配は少しありますが、頭の中が真っ白になるほどの気持ち良さに身体が期待してしまっています。
「うん、まぁ、トリスお姉ちゃんが喜んでくれるなら…」と、シャルル様が私にくっ付いて座り直されました。
早速、私の腰に腕を回し、右胸をグヮシッと力強く掴まれます。
「あんっ…」
いきなりそんな力強く…。
シャルル様が反対の手を私の太ももに置かれるのは分かっていたので、触りやすいように少し股を開いておきます。
仕事着だと太ももを直に触ってもらえないのが残念ですね。
一度クーシアさんに相談してメイド服を改良してもらおうかしら…。
そう思っている間にもシャルル様の手が優しく、そして力強く胸や突起部分を弄っていかれます。
モニュモニュ…、グニグニ…。
「あぁ~、うぅ~、いぃ~~~っ!!」
ある意味お風呂に入っている時よりもすごい快感です。
運転をしなければならないということに耐えながら、時間の限り胸や突起部分を弄られ続け、太ももまで優しく撫でてくださるのですから…。
そして私が気を失いそうになる度に、両方の突起部分を力いっぱいに抓られるのです。
ギュッ!
「うぐぅ、あはぁ~っ!」
抓られると目の前がバチバチして、快感と気を失う感覚が交互に全身を襲ってきます。
(あぁ、出てる…、出ちゃった…)
透明な液体とは違う感覚で出てしまった液体がお尻を濡らしていくのです。
ハァ~、ヒィ~、ハァ~、フゥ~。
「シャ…ルル様…、そろそろ着きそうです」
「無事に着いて良かったよ。途中でトリスお姉ちゃんが身体をビクビクさせながら速度をあげるから予定より早く着いたかもね…」
「……はい」
「シャルル様…、気持ち良かったです。また機会があったらお願いしますぅ~」
「……」
トリスお姉ちゃんが壊れてしまわないか心配でしたが、喜んでくれているのでよしとしましょう。
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