111 / 567
第111話 領主会議ーバルゼ領編22
しおりを挟む
フィルさんに案内されて私とキルシッカは別室へ向かいました。
部屋にはすでに他領メイドの方々が集まっておられ、私達が部屋に入ると一斉に視線が向けられます。
「シエラ先輩…、私達今から夕食をいただくんですよね?」
「たぶん…ね」
異質な空気を感じてキルシッカがそんなことを聞いてきます。
私にとっては昨年と同じです。
フィルさんに案内されたテーブルの席に着くと、目の前にはまたしてもネルさんが座っていました。
「あれ? ネルさん、シクスエス様のお側にいなくてもよろしいのですか?」
「ええ、晩餐会の話題は食べ物かルーシャ様の事でしょうから他の者に任せました」
「そうですか…」
「……」
何でしょう、ネル先輩とシエラさんの間の空気が重くなっていきます。
「さぁ、フィルも座って。せっかくですから一緒にいただきましょう」
「えっ、ここの給仕は?」
「大丈夫です、あちらに二人いますので…。フィルも親睦を深めておきましょう」
フィルさんも席に着くと夕食が始まりました。
「昨年と違って、また新しいメイドの方がお供をされているのですね」
「キルシッカ、こちらはネルさんです。たしか私と同じ年齢だったはずです」
「はじめまして、キルシッカと申します。よろしくお願い致します」
シエラ先輩に紹介され、私も慌ててネルさんに挨拶を返しました。
そう紹介されたネルさんは少し嫌そうな顔をしていました。
「……、キルシッカさんですか、あなたもお綺麗ですね。失礼ですがおいくつですか?」
「はい、ありがとうございます。15歳です」
そう答えるとネルさんの顔が引きつり、隣の席からザワザワと声が聞こえてきます。
「なっ!? 15歳でその女性らしい雰囲気とは驚きです」
給仕をして下さっている方がいるあたりからガシャーンと何かが落ちたような音が聞こえました。
「フィ、フィルは驚かないのね…?」
「私はもう十分驚きましたから…」
そこでようやく夕食が運ばれてきました。
テーブルに運ばれてきたのは“野菜やき”です。
“野菜やき”を見ていると、シャルル様の“あ~ん”が思い出されてしまいます。
この旅ですっかり“あ~ん”の虜になってしまいました。
シャルル様に「あ~ん」と言われると条件反射で口が開いてしまうのです。
隣に座っているシエラ先輩を見ると同じように考えておられるのか、目を瞑って味わっておられます。
もしかして、“あ~ん”をしたもらった想像をされているのかな?
一口食べてみると、これまでに食べていた“野菜やき”と食感が違いました。
よく見ると、薄く切ったお肉が貼り付けられて一緒に焼かれているようです。
「シエラ先輩、これって…」
私がそう言うと、シエラ先輩はだまってうなずかれました。
うぅ~、なんだか大人の女性らしい仕草です。
「シエラさん、あなたのところのルーシャ様、ちょっとおかしいんじゃない?」
「おかしいとは失礼ですね」
「……」
食事の合間にネルさんがシエラ先輩にそんな事を言ってきました。
再び周りから視線を感じます。
「もう、若々しいという程度を超えているわよ。悔しいけれど私よりも若く感じるわ」
ネルさんの言葉に周りの席の方も静かに頷かれています。
「そうね…」
「な、何なのよ、その反応は~~~!」
「怒ると顔にしわが出来ますよ、ネルさん」
クッ!!
「毎年、あなたも見ているけれど、その髪の艶やかさや肌の瑞々しさもまるで10代ようだわ」
「ありがとう、ネルさん…」
「何度も聞くけれど、本当の、本当に特異な食べ物や新しい魔法じゃないのね?」
「間違いなく…」
シエラ先輩がそう答えられると、『ハァ~』っと、隣の席からもため息が聞こえてきます。
「……」
キルシッカさんのように綺麗な肌になるために、食べ物の情報を集めようと考えていましたが、どうも関係なさそうです。
ネル先輩がシエラさんの事をいつも気にされていましたが、こうやって目の前に二人で座られると歴然とします。
この二人が同じ歳だとは誰も思わないでしょうし、私より若々しく見えるのですから…。
ご愁傷様ですネル先輩…。
食後に“あくみ”が運ばれてきました。
私は日中にフィルさんから聞いていたので知っていましたが、シエラ先輩は「また、“あくみ”?」というような顔をされていました。
ナーナルン様が美味しい“あくみ”が手に入ったと言っておられましたので、もしかしてシャルル様が採った物ではと予想していたのですがちょっと違うようです。
あの色艶と形を知っていれば、見ただけでシャルル様が採った物とは違うのが分かります。
まぁ、あれはかなり高額で買い取っていかれましたし、数に限りがありますから私達には出てこないのでしょう。
しかし、食べてみると、さすがに私達が採った物よりは甘くておいしいもでした。
もしかしたら、本来この味が美味しい状態なのかもしれませんね。
夕食が終わり席を立った後に、給仕をされていたメイドの一人の方が私の方に近づいて来られました。
近づいてこられた方は私と同じ薄褐色の肌をされています。
「あなたはキルシッカさんと言うのですか?」
「はい、そうですが…」
「こちらにも聞こえていました。なんでも15歳だとか…」
「はい」
「……、あなたは私のような薄褐色の肌の女性にとっては憧れです!!」
「えっ、あの…」
そのメイドの方はすぐに私の髪や肌に少し触れ確認されると、お礼を言って立ち去って行きました。
なんだか呆気に取られてしまいました。
「キルシッカも周りからは驚かれるほど女性らしくなったようね」
「なんだか恥ずかしいですけれど、嬉しいですよね。シエラ先輩…」
シャルル様の側にいるルーシャ様や先輩方がとてもお綺麗なので自分の変化には気付き難いですが、本当にそうなのかもしれません。
ソフィーも今の私を見たら驚くんじゃないでしょうか。
そう思いながらルーシャ様達の下へ向かうのでした。
部屋にはすでに他領メイドの方々が集まっておられ、私達が部屋に入ると一斉に視線が向けられます。
「シエラ先輩…、私達今から夕食をいただくんですよね?」
「たぶん…ね」
異質な空気を感じてキルシッカがそんなことを聞いてきます。
私にとっては昨年と同じです。
フィルさんに案内されたテーブルの席に着くと、目の前にはまたしてもネルさんが座っていました。
「あれ? ネルさん、シクスエス様のお側にいなくてもよろしいのですか?」
「ええ、晩餐会の話題は食べ物かルーシャ様の事でしょうから他の者に任せました」
「そうですか…」
「……」
何でしょう、ネル先輩とシエラさんの間の空気が重くなっていきます。
「さぁ、フィルも座って。せっかくですから一緒にいただきましょう」
「えっ、ここの給仕は?」
「大丈夫です、あちらに二人いますので…。フィルも親睦を深めておきましょう」
フィルさんも席に着くと夕食が始まりました。
「昨年と違って、また新しいメイドの方がお供をされているのですね」
「キルシッカ、こちらはネルさんです。たしか私と同じ年齢だったはずです」
「はじめまして、キルシッカと申します。よろしくお願い致します」
シエラ先輩に紹介され、私も慌ててネルさんに挨拶を返しました。
そう紹介されたネルさんは少し嫌そうな顔をしていました。
「……、キルシッカさんですか、あなたもお綺麗ですね。失礼ですがおいくつですか?」
「はい、ありがとうございます。15歳です」
そう答えるとネルさんの顔が引きつり、隣の席からザワザワと声が聞こえてきます。
「なっ!? 15歳でその女性らしい雰囲気とは驚きです」
給仕をして下さっている方がいるあたりからガシャーンと何かが落ちたような音が聞こえました。
「フィ、フィルは驚かないのね…?」
「私はもう十分驚きましたから…」
そこでようやく夕食が運ばれてきました。
テーブルに運ばれてきたのは“野菜やき”です。
“野菜やき”を見ていると、シャルル様の“あ~ん”が思い出されてしまいます。
この旅ですっかり“あ~ん”の虜になってしまいました。
シャルル様に「あ~ん」と言われると条件反射で口が開いてしまうのです。
隣に座っているシエラ先輩を見ると同じように考えておられるのか、目を瞑って味わっておられます。
もしかして、“あ~ん”をしたもらった想像をされているのかな?
一口食べてみると、これまでに食べていた“野菜やき”と食感が違いました。
よく見ると、薄く切ったお肉が貼り付けられて一緒に焼かれているようです。
「シエラ先輩、これって…」
私がそう言うと、シエラ先輩はだまってうなずかれました。
うぅ~、なんだか大人の女性らしい仕草です。
「シエラさん、あなたのところのルーシャ様、ちょっとおかしいんじゃない?」
「おかしいとは失礼ですね」
「……」
食事の合間にネルさんがシエラ先輩にそんな事を言ってきました。
再び周りから視線を感じます。
「もう、若々しいという程度を超えているわよ。悔しいけれど私よりも若く感じるわ」
ネルさんの言葉に周りの席の方も静かに頷かれています。
「そうね…」
「な、何なのよ、その反応は~~~!」
「怒ると顔にしわが出来ますよ、ネルさん」
クッ!!
「毎年、あなたも見ているけれど、その髪の艶やかさや肌の瑞々しさもまるで10代ようだわ」
「ありがとう、ネルさん…」
「何度も聞くけれど、本当の、本当に特異な食べ物や新しい魔法じゃないのね?」
「間違いなく…」
シエラ先輩がそう答えられると、『ハァ~』っと、隣の席からもため息が聞こえてきます。
「……」
キルシッカさんのように綺麗な肌になるために、食べ物の情報を集めようと考えていましたが、どうも関係なさそうです。
ネル先輩がシエラさんの事をいつも気にされていましたが、こうやって目の前に二人で座られると歴然とします。
この二人が同じ歳だとは誰も思わないでしょうし、私より若々しく見えるのですから…。
ご愁傷様ですネル先輩…。
食後に“あくみ”が運ばれてきました。
私は日中にフィルさんから聞いていたので知っていましたが、シエラ先輩は「また、“あくみ”?」というような顔をされていました。
ナーナルン様が美味しい“あくみ”が手に入ったと言っておられましたので、もしかしてシャルル様が採った物ではと予想していたのですがちょっと違うようです。
あの色艶と形を知っていれば、見ただけでシャルル様が採った物とは違うのが分かります。
まぁ、あれはかなり高額で買い取っていかれましたし、数に限りがありますから私達には出てこないのでしょう。
しかし、食べてみると、さすがに私達が採った物よりは甘くておいしいもでした。
もしかしたら、本来この味が美味しい状態なのかもしれませんね。
夕食が終わり席を立った後に、給仕をされていたメイドの一人の方が私の方に近づいて来られました。
近づいてこられた方は私と同じ薄褐色の肌をされています。
「あなたはキルシッカさんと言うのですか?」
「はい、そうですが…」
「こちらにも聞こえていました。なんでも15歳だとか…」
「はい」
「……、あなたは私のような薄褐色の肌の女性にとっては憧れです!!」
「えっ、あの…」
そのメイドの方はすぐに私の髪や肌に少し触れ確認されると、お礼を言って立ち去って行きました。
なんだか呆気に取られてしまいました。
「キルシッカも周りからは驚かれるほど女性らしくなったようね」
「なんだか恥ずかしいですけれど、嬉しいですよね。シエラ先輩…」
シャルル様の側にいるルーシャ様や先輩方がとてもお綺麗なので自分の変化には気付き難いですが、本当にそうなのかもしれません。
ソフィーも今の私を見たら驚くんじゃないでしょうか。
そう思いながらルーシャ様達の下へ向かうのでした。
0
お気に入りに追加
183
あなたにおすすめの小説
勝手にダンジョンを創られ魔法のある生活が始まりました
久遠 れんり
ファンタジー
別の世界からの侵略を機に地球にばらまかれた魔素、元々なかった魔素の影響を受け徐々に人間は進化をする。
魔法が使えるようになった人類。
侵略者の想像を超え人類は魔改造されていく。
カクヨム公開中。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
力は弱くて魔法も使えないけど応援なら出来る。~俺を散々こき使ってきたパーティの人間に復讐しながら美少女ハーレムを作って魔王をぶっ倒します
水無土豆
ファンタジー
──大勇者時代。
誰も彼もが勇者になり、打倒魔王を掲げ、一攫千金を夢見る時代。
そんな時代に、〝真の勇者の息子〟として生を授かった男がいた。
名はユウト。
人々は勇者の血筋に生まれたユウトに、類稀な魔力の才をもって生まれたユウトに、救世を誓願した。ユウトもまた、これを果たさんと、自身も勇者になる事を信じてやまなかった。
そんなある日、ユウトの元へ、ひとりの中性的な顔立ちで、笑顔が爽やかな好青年が訪ねてきた。
「俺のパーティに入って、世界を救う勇者になってくれないか?」
そう言った男の名は〝ユウキ〟
この大勇者時代にすい星のごとく現れた、〝その剣技に比肩する者なし〟と称されるほどの凄腕の冒険者である。
「そんな男を味方につけられるなんて、なんて心強いんだ」と、ユウトはこれを快諾。
しかし、いままで大した戦闘経験を積んでこなかったユウトはどう戦ってよいかわからず、ユウキに助言を求めた。
「戦い方? ……そうだな。なら、エンチャンターになってくれ。よし、それがいい。ユウトおまえはエンチャンターになるべきだ」
ユウトは、多少はその意見に疑問を抱きつつも、ユウキに勧められるがまま、ただひたすらに付与魔法(エンチャント)を勉強し、やがて勇者の血筋だという事も幸いして、史上最強のエンチャンターと呼ばれるまでに成長した。
ところが、そればかりに注力した結果、他がおろそかになってしまい、ユウトは『剣もダメ』『付与魔法以外の魔法もダメ』『体力もない』という三重苦を背負ってしまった。それでもエンチャンターを続けたのは、ユウキの「勇者になってくれ」という言葉が心の奥底にあったから。
──だが、これこそがユウキの〝真の〟狙いだったのだ。
この物語は主人公であるユウトが、持ち前の要領の良さと、唯一の武器である付与魔法を駆使して、愉快な仲間たちを強化しながら成り上がる、サクセスストーリーである。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
異世界でもプログラム
北きつね
ファンタジー
俺は、元プログラマ・・・違うな。社内の便利屋。火消し部隊を率いていた。
とあるシステムのデスマの最中に、SIer の不正が発覚。
火消しに奔走する日々。俺はどうやらシステムのカットオーバの日を見ることができなかったようだ。
転生先は、魔物も存在する、剣と魔法の世界。
魔法がをプログラムのように作り込むことができる。俺は、異世界でもプログラムを作ることができる!
---
こんな生涯をプログラマとして過ごした男が転生した世界が、魔法を”プログラム”する世界。
彼は、プログラムの知識を利用して、魔法を編み上げていく。
注)第七話+幕間2話は、現実世界の話で転生前です。IT業界の事が書かれています。
実際にあった話ではありません。”絶対”に違います。知り合いのIT業界の人に聞いたりしないでください。
第八話からが、一般的な転生ものになっています。テンプレ通りです。
注)作者が楽しむ為に書いています。
誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめてになります。
破滅する悪役五人兄弟の末っ子に転生した俺、無能と見下されるがゲームの知識で最強となり、悪役一家と幸せエンディングを目指します。
大田明
ファンタジー
『サークラルファンタズム』というゲームの、ダンカン・エルグレイヴというキャラクターに転生した主人公。
ダンカンは悪役で性格が悪く、さらに無能という人気が無いキャラクター。
主人公はそんなダンカンに転生するも、家族愛に溢れる兄弟たちのことが大好きであった。
マグヌス、アングス、ニール、イナ。破滅する運命にある兄弟たち。
しかし主人公はゲームの知識があるため、そんな彼らを救うことができると確信していた。
主人公は兄弟たちにゲーム中に辿り着けなかった最高の幸せを与えるため、奮闘することを決意する。
これは無能と呼ばれた悪役が最強となり、兄弟を幸せに導く物語だ。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる