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暗黒大陸再突入
LV280 集団戦
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どうも、フミヤです。
湖の中央に来ました。
敵が、うじゃうじゃしています。
でも、みんな強すぎです。
「…………さん」
「……さん」
「フミヤさん!」
「ああ、ファリス」
「私の結界に隠れてください」
「へーい」
「あんたも少しは手伝いなさいよ。精霊の光玉!」
*イルイルはスキルを発動した。
「俺はコックさんなの。――っていうか、こいつら強くないじゃん」
ジョボネゴッダの脅威は、無気配と樹木化そして無限再生である。戦力自体はそこまで高くはない。強さで言うと素早いゴブリンロード言ったところだ。
無限再生は火属性が弱点というのもあり攻略済み。あとは触れられなければ問題はない。
「弱いぜ弱い」
ライガは我流で剣を振り回す。
ライガは普段から武器を持たない。そして、持っていない。そのため、フミヤはアクタの剣をライガに貸した。ライガの剣の扱いは、剣術とは程遠く鋭利な刃物をただ振り回しているというだけの不格好なものであった。
それでもライガはジョボネゴッダを超越する。
「フミヤ! こっちに来て」
楽勝ムードのなか、急を要するようなヴィオラの声が聞こえてきた。
「どうしたー?」
急いでフミヤは走る。
ジョボネゴッダは走るフミヤに襲い掛かる。
*ジョボネゴッダDの攻撃。
*フミヤは15のダメージを受けた。
「痛いなー!」
*フミヤはジョボネゴッダDを殴った。
*ジョボネゴッダHの攻撃。
*フミヤは14のダメージを受けた。
「もう!」
*フミヤはジョボネゴッダHを殴った。
*ジョボネゴッダSの攻撃。
*フミヤは18のダメージを受けた。
「進めないって‼」
*フミヤはジョボネゴッダSを殴った。
*フミヤはイラっとしている。
フミヤは固かった。
「仕方ないのう……『土の中から 起き出るわ。クモのコ散らしたクモゴグモ。呼び出るコは鬼の子か』鬼蜘蛛よ、フミヤを守ってやれ」
ラオ老の召喚した鬼蜘蛛三匹が、フミヤの行く道を作るように立ち塞がり、糸を吐き出しジョボネゴッダを絡め取る。フミヤの神スキルにより、鬼蜘蛛も火属性持ちとなっている。
ラオ老の補助もあり、フミヤはヴィオラと合流した。
「――で、なんでコイツ樹木化してんのよ?」
*フミヤはツッコんだ。
「わからないよ。私が来た時には……」
そこには樹木化するイレイザの姿があった。深いため息をついたフミヤがイレイザに触れ、樹木化を解除する。
「このイレイザの炎練の奥義……あれ? 俺は?」
(コイツ、樹木化されたのも気付いてないのかよ)
「あっ! そうだ。俺は大きなジョボネゴッダに」
「フミヤ、気を付けて。アイツは少し他のとは違うみたいよ」
フミヤ・ヴィオラ・イレイザの前に大きなジョボネゴッダが立ちはだかる。
*ジョボネゴッダ兄が現れた。
湖の中央に来ました。
敵が、うじゃうじゃしています。
でも、みんな強すぎです。
「…………さん」
「……さん」
「フミヤさん!」
「ああ、ファリス」
「私の結界に隠れてください」
「へーい」
「あんたも少しは手伝いなさいよ。精霊の光玉!」
*イルイルはスキルを発動した。
「俺はコックさんなの。――っていうか、こいつら強くないじゃん」
ジョボネゴッダの脅威は、無気配と樹木化そして無限再生である。戦力自体はそこまで高くはない。強さで言うと素早いゴブリンロード言ったところだ。
無限再生は火属性が弱点というのもあり攻略済み。あとは触れられなければ問題はない。
「弱いぜ弱い」
ライガは我流で剣を振り回す。
ライガは普段から武器を持たない。そして、持っていない。そのため、フミヤはアクタの剣をライガに貸した。ライガの剣の扱いは、剣術とは程遠く鋭利な刃物をただ振り回しているというだけの不格好なものであった。
それでもライガはジョボネゴッダを超越する。
「フミヤ! こっちに来て」
楽勝ムードのなか、急を要するようなヴィオラの声が聞こえてきた。
「どうしたー?」
急いでフミヤは走る。
ジョボネゴッダは走るフミヤに襲い掛かる。
*ジョボネゴッダDの攻撃。
*フミヤは15のダメージを受けた。
「痛いなー!」
*フミヤはジョボネゴッダDを殴った。
*ジョボネゴッダHの攻撃。
*フミヤは14のダメージを受けた。
「もう!」
*フミヤはジョボネゴッダHを殴った。
*ジョボネゴッダSの攻撃。
*フミヤは18のダメージを受けた。
「進めないって‼」
*フミヤはジョボネゴッダSを殴った。
*フミヤはイラっとしている。
フミヤは固かった。
「仕方ないのう……『土の中から 起き出るわ。クモのコ散らしたクモゴグモ。呼び出るコは鬼の子か』鬼蜘蛛よ、フミヤを守ってやれ」
ラオ老の召喚した鬼蜘蛛三匹が、フミヤの行く道を作るように立ち塞がり、糸を吐き出しジョボネゴッダを絡め取る。フミヤの神スキルにより、鬼蜘蛛も火属性持ちとなっている。
ラオ老の補助もあり、フミヤはヴィオラと合流した。
「――で、なんでコイツ樹木化してんのよ?」
*フミヤはツッコんだ。
「わからないよ。私が来た時には……」
そこには樹木化するイレイザの姿があった。深いため息をついたフミヤがイレイザに触れ、樹木化を解除する。
「このイレイザの炎練の奥義……あれ? 俺は?」
(コイツ、樹木化されたのも気付いてないのかよ)
「あっ! そうだ。俺は大きなジョボネゴッダに」
「フミヤ、気を付けて。アイツは少し他のとは違うみたいよ」
フミヤ・ヴィオラ・イレイザの前に大きなジョボネゴッダが立ちはだかる。
*ジョボネゴッダ兄が現れた。
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