410 / 604
第408話【侠気勝負】
しおりを挟む
昼食を取った俺は、スカル姉さんと一緒にソドムタウンに来ていた。
今はスカル姉さんの診療所の二階でマッタリとしている。
俺は部屋の中を見回しながら言う。
「だいぶ引っ越しが済んだようだな、スカル姉さん」
「ああ、お陰さまで診療所も開店間近だ」
「開店っていつするの?」
「助手が見付かったらだ」
「助手?」
「コーヒーでも飲むか?」
そう言いながらスカル姉さんがコーヒーカップを二つ持って来る。
「ああ、いただく」
スカル姉さんはコーヒーを注ぎながら答えた。
「転送絨毯越しとはいえ離れた場所で私も二足のわらじ状態だ。助手でも居ないと回せないだろ」
「確かにそうだな。スカル姉さんには新装開店間近の診療所があるのに、町作りの面倒まで見てもらってるもんな~」
スカル姉さんがコーヒーを指し出したので俺も受け取る。
「まあ、私も好きで面倒を見ているんだ。構わんぞ」
スカル姉さんが優しく微笑んだ。
「サンキュー、便りにしてるぜ」
スカル姉さんは黙ってコーヒーを啜る。
するとコーヒーを一口飲んだところで、スカル姉さんが何かを思い出したようだ。
「あっ、そうだ。アスランに伝言があったんだ」
「伝言?」
「朝早くに冒険者ギルドから使いが来て、ギルガメッシュがお呼びのようだぞ」
「分かった。んんじゃあ、これから行って来るよ」
俺はコーヒーの残りを一気に飲み干した。
苦い……。
「そいじゃあ、行ってきます!」
「ああ、いってらっしゃい」
俺は診療所を出て冒険者ギルドに向かった。
そうだ、ゴリの講師役をギルガメッシュに探してもらおうかな。
こう言うことは人脈のプロのほうがスムーズに進むだろう。
そんなことを考えながら俺が冒険者ギルドに到着するとすぐさま二階のギルドマスターの部屋に通された。
俺はギルマスの部屋に入るや否や挨拶も無しに言った。
「なんだい、ギルガメッシュ。朝から呼び出しか~?」
ギルドマスターのギルガメッシュはマホガニーの机で書類に囲まれていた。
相変わらずのようだな。
なんでギルマスってこんなに事務仕事が多いのだろう?
そう言えばギルマス以外がデスクワークをしているところをほとんど見たことがないぞ。
もしかして、ギルドの事務仕事のほとんどをギルガメッシュが一人でやっているのかな。
まさかね……。
そして、書類に目を通していたギルガメッシュが仕事の手を休めずに言ってくる。
今手にしている書類から視線を外さない。
「呼んだのは朝だぞ。昼過ぎまで何をしていた?」
「ちょっと仕事だ。それに呼び出しの伝言を聞いたのは今さっきだぞ」
俺は勝手にソファーセットに腰を下ろす。
そしてズボンを膝まで下ろした。
「まあ、いい──。それよりもだ。町作りはどうなってる?」
畜生……。
ズボンを下げたのに見ていやがらねえ……。
「順調だが、いろいろ困ってる」
「それは普通は順調とは言わんぞ」
「兎に角、資金不足に人材不足だ。資材だけは天然から取り放題だけどな」
「なるほどな。まあ、頑張れ」
「そこでギルマスにお願いがある」
すると書類を見ていたギルガメッシュの目が俺を見た。
「なんだ?」
「引退したヤツでいいから、土木の指導員を探してるんだ。夜勤専門でな」
「夜勤専門の土木指導員だと?」
俺の言ったことを反芻しながらギルガメッシュが椅子から立ち上がる。
そして、ズボンを膝まで下ろす。
「そうだ、深夜の時給は1.25倍にするからさ。肉体労働は無しでいいから、指導だけしてもらいたい」
「分かった、当てが二三あるから当たっておいてやろう」
「サンキュー!」
流石は顔が広いギルマスだぜ!
こんなに話が直ぐに進むとは思わなかった。
「では、代わりに俺からの依頼だ」
「依頼?」
言いながら今度はギルガメッシュがパンツを膝まで下ろした。
ちっ、やりおるわい……。
「そうだ。冒険者ギルドからの冒険の依頼だ」
「なんか久々だな。冒険者ギルドからの依頼ってさ~」
俺が思いに耽っているとパンダゴーレムが紅茶を出してくれた。
そう言えばうちのパンダゴーレムがお茶出しをしてくれたことは一度も無いよな。
やっぱり頭が壊れているんだ。
まあ、ガイアの子守りができていれば十分か──。
そんなことを考えながら俺もパンツを膝まで下ろした。
パンダゴーレムが無言のまま部屋から出て行く。
無反応がちょっと寂しい。
「今回の仕事先はゴモラタウンだ。依頼人はワイズマン殿を頼って来た貴族だそうな」
「えー、貴族か~。なんかムカつくヤツだったら殴るよ、俺」
ギルガメッシュが股間を手で弄りながら言う。
「その人物がムカつくかムカつかないかは知らんが、金にはなる仕事だぞ」
俺も股間を弄りながら訊く。
「仕事の内容と、依頼料はいくらだい?」
「仕事内容は分からないが、ワイズマン殿が推薦するだけの内容だろう。依頼料は破格の300000Gだ」
「引き受けた!!」
うん、即決だ。
300000Gならどんな依頼でも受けられるし、どんな糞野郎が依頼人でも受けられるぞ。
もう、おっきしそうなぐらいの依頼料だぜ!
いや、今おっきしたら不味いぞ。
勝負に負けてしまう……。
「よし、決まりだ。ならば明日にでもゴモラタウンに旅立て。最初はワイズマンを訪ねるといいだろう」
言いながらギルガメッシュが腰を左右に激しく振った。
雄竿がパンパンと音色を奏で出す。
「了解した。じゃあ夜間指導員の件は頼んだぞ。あとはスカル姉さんと話し合ってくれ」
言いながら俺も腰を左右に振って雄竿で単調な音楽を奏でた。
「分かった」
俺はダンスを止めてティーカップの紅茶を一気に飲み干す。
少し熱かった。
でも俺は、出された物を残さない主義なのだ。
「ほいじゃあ、俺は行くぜ。ギルガメッシュ」
仕方無いので俺はパンツとズボンを上げた。
今回は引き分けであろう。
まあ、負けるよりましだ。
「それとだ──」
「んん?」
俺が部屋を出て行こうとすると、ギルガメッシュが話を続けた。
まだ、パンパンっとしている。
「俺の後継者候補の話を昔したよな」
「ああ、何人か居るんだろ?」
まだギルガメッシュは腰を左右に振り続けている。
なんて持久力だろう。
やりおるな……。
「その内の一人が殺された」
「なんか、物騒な話だな……」
話すギルガメッシュは横振りから立て振りに変えながらも言葉を続けた。
音色も変わる。
「冒険先で何者かに襲われて、一人だけ生き残ったが、パーティーごと壊滅だ」
出入り口前に立つ俺は、少し考えてから言う。
「それは冒険に失敗したとか、野盗に襲われたとかじゃあないのか?」
「生き残ったパーティーメンバーの話だと物取りでは無かったようだ。遺品が奪われていなかったそうなのだ。それに野盗風情に遅れを取る連中でもない……」
深刻に話続けるギルガメッシュの腰が回転を始めた。
ギルガメッシュの雄竿が車輪のごとき速さで回転している。
速い!
なんてヤツだ!!
それでも俺は冷静を装った。
「じゃあ、モンスターに殺られたとかじゃね?」
「分からんが、私が目を掛けてた連中だ。そうそう殺られるヤツラじゃあ無かったと思うんだがな……。まあ、何も証拠が無い話だ。だが、お前も気を付けろよ」
伸びた!?
伸びたぞ!!
回転するギルガメッシュの雄竿が倍の長さに伸びながら回る。
れ、冷静に……。
冷静を保つんだ!!
「そ、それを言うなら、あんたもな。何せアマデウスの野郎に狙われて居るのはあんただろ」
「まあ、そうなんだがな──」
速い、長い、凄い!!
なんてヤツだ!!
信じられんぞ!!
「と、兎に角俺はゴモラタウンに旅立つぜ、じゃあな……」
俺は逃げるようにギルマスの部屋を出た。
そこで膝から崩れる。
負けた……。
完敗だぜ……。
こうして俺は旅立つことをスカル姉さんに告げたあとにソドムタウンを逃げるようにアキレスで飛び出した。
アキレスで夜通し走れば朝までにゴモラタウンに到着できるだろう。
俺は悔しさをかき消すようにひたすらにアキレスを飛ばした。
もっと男を磨かなければと強く思いながら──。
【つづく】
今はスカル姉さんの診療所の二階でマッタリとしている。
俺は部屋の中を見回しながら言う。
「だいぶ引っ越しが済んだようだな、スカル姉さん」
「ああ、お陰さまで診療所も開店間近だ」
「開店っていつするの?」
「助手が見付かったらだ」
「助手?」
「コーヒーでも飲むか?」
そう言いながらスカル姉さんがコーヒーカップを二つ持って来る。
「ああ、いただく」
スカル姉さんはコーヒーを注ぎながら答えた。
「転送絨毯越しとはいえ離れた場所で私も二足のわらじ状態だ。助手でも居ないと回せないだろ」
「確かにそうだな。スカル姉さんには新装開店間近の診療所があるのに、町作りの面倒まで見てもらってるもんな~」
スカル姉さんがコーヒーを指し出したので俺も受け取る。
「まあ、私も好きで面倒を見ているんだ。構わんぞ」
スカル姉さんが優しく微笑んだ。
「サンキュー、便りにしてるぜ」
スカル姉さんは黙ってコーヒーを啜る。
するとコーヒーを一口飲んだところで、スカル姉さんが何かを思い出したようだ。
「あっ、そうだ。アスランに伝言があったんだ」
「伝言?」
「朝早くに冒険者ギルドから使いが来て、ギルガメッシュがお呼びのようだぞ」
「分かった。んんじゃあ、これから行って来るよ」
俺はコーヒーの残りを一気に飲み干した。
苦い……。
「そいじゃあ、行ってきます!」
「ああ、いってらっしゃい」
俺は診療所を出て冒険者ギルドに向かった。
そうだ、ゴリの講師役をギルガメッシュに探してもらおうかな。
こう言うことは人脈のプロのほうがスムーズに進むだろう。
そんなことを考えながら俺が冒険者ギルドに到着するとすぐさま二階のギルドマスターの部屋に通された。
俺はギルマスの部屋に入るや否や挨拶も無しに言った。
「なんだい、ギルガメッシュ。朝から呼び出しか~?」
ギルドマスターのギルガメッシュはマホガニーの机で書類に囲まれていた。
相変わらずのようだな。
なんでギルマスってこんなに事務仕事が多いのだろう?
そう言えばギルマス以外がデスクワークをしているところをほとんど見たことがないぞ。
もしかして、ギルドの事務仕事のほとんどをギルガメッシュが一人でやっているのかな。
まさかね……。
そして、書類に目を通していたギルガメッシュが仕事の手を休めずに言ってくる。
今手にしている書類から視線を外さない。
「呼んだのは朝だぞ。昼過ぎまで何をしていた?」
「ちょっと仕事だ。それに呼び出しの伝言を聞いたのは今さっきだぞ」
俺は勝手にソファーセットに腰を下ろす。
そしてズボンを膝まで下ろした。
「まあ、いい──。それよりもだ。町作りはどうなってる?」
畜生……。
ズボンを下げたのに見ていやがらねえ……。
「順調だが、いろいろ困ってる」
「それは普通は順調とは言わんぞ」
「兎に角、資金不足に人材不足だ。資材だけは天然から取り放題だけどな」
「なるほどな。まあ、頑張れ」
「そこでギルマスにお願いがある」
すると書類を見ていたギルガメッシュの目が俺を見た。
「なんだ?」
「引退したヤツでいいから、土木の指導員を探してるんだ。夜勤専門でな」
「夜勤専門の土木指導員だと?」
俺の言ったことを反芻しながらギルガメッシュが椅子から立ち上がる。
そして、ズボンを膝まで下ろす。
「そうだ、深夜の時給は1.25倍にするからさ。肉体労働は無しでいいから、指導だけしてもらいたい」
「分かった、当てが二三あるから当たっておいてやろう」
「サンキュー!」
流石は顔が広いギルマスだぜ!
こんなに話が直ぐに進むとは思わなかった。
「では、代わりに俺からの依頼だ」
「依頼?」
言いながら今度はギルガメッシュがパンツを膝まで下ろした。
ちっ、やりおるわい……。
「そうだ。冒険者ギルドからの冒険の依頼だ」
「なんか久々だな。冒険者ギルドからの依頼ってさ~」
俺が思いに耽っているとパンダゴーレムが紅茶を出してくれた。
そう言えばうちのパンダゴーレムがお茶出しをしてくれたことは一度も無いよな。
やっぱり頭が壊れているんだ。
まあ、ガイアの子守りができていれば十分か──。
そんなことを考えながら俺もパンツを膝まで下ろした。
パンダゴーレムが無言のまま部屋から出て行く。
無反応がちょっと寂しい。
「今回の仕事先はゴモラタウンだ。依頼人はワイズマン殿を頼って来た貴族だそうな」
「えー、貴族か~。なんかムカつくヤツだったら殴るよ、俺」
ギルガメッシュが股間を手で弄りながら言う。
「その人物がムカつくかムカつかないかは知らんが、金にはなる仕事だぞ」
俺も股間を弄りながら訊く。
「仕事の内容と、依頼料はいくらだい?」
「仕事内容は分からないが、ワイズマン殿が推薦するだけの内容だろう。依頼料は破格の300000Gだ」
「引き受けた!!」
うん、即決だ。
300000Gならどんな依頼でも受けられるし、どんな糞野郎が依頼人でも受けられるぞ。
もう、おっきしそうなぐらいの依頼料だぜ!
いや、今おっきしたら不味いぞ。
勝負に負けてしまう……。
「よし、決まりだ。ならば明日にでもゴモラタウンに旅立て。最初はワイズマンを訪ねるといいだろう」
言いながらギルガメッシュが腰を左右に激しく振った。
雄竿がパンパンと音色を奏で出す。
「了解した。じゃあ夜間指導員の件は頼んだぞ。あとはスカル姉さんと話し合ってくれ」
言いながら俺も腰を左右に振って雄竿で単調な音楽を奏でた。
「分かった」
俺はダンスを止めてティーカップの紅茶を一気に飲み干す。
少し熱かった。
でも俺は、出された物を残さない主義なのだ。
「ほいじゃあ、俺は行くぜ。ギルガメッシュ」
仕方無いので俺はパンツとズボンを上げた。
今回は引き分けであろう。
まあ、負けるよりましだ。
「それとだ──」
「んん?」
俺が部屋を出て行こうとすると、ギルガメッシュが話を続けた。
まだ、パンパンっとしている。
「俺の後継者候補の話を昔したよな」
「ああ、何人か居るんだろ?」
まだギルガメッシュは腰を左右に振り続けている。
なんて持久力だろう。
やりおるな……。
「その内の一人が殺された」
「なんか、物騒な話だな……」
話すギルガメッシュは横振りから立て振りに変えながらも言葉を続けた。
音色も変わる。
「冒険先で何者かに襲われて、一人だけ生き残ったが、パーティーごと壊滅だ」
出入り口前に立つ俺は、少し考えてから言う。
「それは冒険に失敗したとか、野盗に襲われたとかじゃあないのか?」
「生き残ったパーティーメンバーの話だと物取りでは無かったようだ。遺品が奪われていなかったそうなのだ。それに野盗風情に遅れを取る連中でもない……」
深刻に話続けるギルガメッシュの腰が回転を始めた。
ギルガメッシュの雄竿が車輪のごとき速さで回転している。
速い!
なんてヤツだ!!
それでも俺は冷静を装った。
「じゃあ、モンスターに殺られたとかじゃね?」
「分からんが、私が目を掛けてた連中だ。そうそう殺られるヤツラじゃあ無かったと思うんだがな……。まあ、何も証拠が無い話だ。だが、お前も気を付けろよ」
伸びた!?
伸びたぞ!!
回転するギルガメッシュの雄竿が倍の長さに伸びながら回る。
れ、冷静に……。
冷静を保つんだ!!
「そ、それを言うなら、あんたもな。何せアマデウスの野郎に狙われて居るのはあんただろ」
「まあ、そうなんだがな──」
速い、長い、凄い!!
なんてヤツだ!!
信じられんぞ!!
「と、兎に角俺はゴモラタウンに旅立つぜ、じゃあな……」
俺は逃げるようにギルマスの部屋を出た。
そこで膝から崩れる。
負けた……。
完敗だぜ……。
こうして俺は旅立つことをスカル姉さんに告げたあとにソドムタウンを逃げるようにアキレスで飛び出した。
アキレスで夜通し走れば朝までにゴモラタウンに到着できるだろう。
俺は悔しさをかき消すようにひたすらにアキレスを飛ばした。
もっと男を磨かなければと強く思いながら──。
【つづく】
0
お気に入りに追加
386
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
側妃に追放された王太子
基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」
正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。
そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。
王の代理が側妃など異例の出来事だ。
「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」
王太子は息を吐いた。
「それが国のためなら」
貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。
無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる