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第396話【レッサーデーモンとの決着】
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レッサーデーモンのルイレアール。
その手に在るはマジックアイテムのヒューマンキラー。
そのレイピアは、人間しか切らず、その他の物は透き通るという透化能力のレイピアだ。
小賢しい武器だが人間の俺には厄介な攻撃が続く。
「ほらほらほら、逃げてばかりじゃあ勝てないわよ!」
「うっせえ! このオカマ野郎!!」
俺は回避に専念しながら悪態を吐いた。
「オカマじゃあないわよ、ニューハーフだってばさ!!」
「俺に取ってはどっちもどっちだ!!」
「差別よ、差別!!」
畜生、ディスってばかりじゃあ勝てやしねえ。
ルイレアールの剣技は一流だ。
フェンシングの腕前が凄い。
その動きは多彩で軽やかであり、それでいて鋭利で複雑だ。
要するに嫌らしいコンビネーションが多いのである。
下から上に切っ先が跳ねたり、三角形に付いてきたりする。
これだけ速くて複雑な攻撃を剣や小盾でガードできないのが不利であった。
「それっ!」
「ちっ……!!」
また切られた。
今度は太股だ。
これで何回目だろう。
顔に二太刀、喉に一太刀、肩に一突き、太股に一太刀……。
「ほら、もう一撃よ!!」
「ぐはっ!!」
ルイレアールのレイピアが、今度は俺の右肩を突いた。
レザーアーマーの下で苦痛が走る。
見えないが深さは感じられた。
致命傷ではないが痛いぞ。
「うらうらうら!!」
「ぐうっ!!!」
続いてレイピアの素早い三段突き。
そのすべてがヒットした。
左腕を切り、脇腹を突き、右膝を裂いた。
ムカツク!!
当たりが浅いのがせめてもの救いである。
更にルイレアールの攻撃が続く。
「ほらほらほら、避けなさい、躱しなさい、逃げなさいよ!!」
「舐めるな!!」
俺は深く踏み込み袈裟斬りに黄金剣を振るった。
「わおっ、積極的な一撃ね。ルイレアール困っちゃう~♡」
ちっ、躱された。
ルイレアールは後方に高く飛んで回避する。
──閃いた。
「あー、そうか、分かったぞ!」
「何がかしら?」
ルイレアールはレイピアの先をクルクル回して円を描いていた。
「この勝負はそもそも平等だ。俺は不利じゃあねえぞ!!」
「何が言いたいのかしら?」
「お前さんのレイピアを俺が剣で止められないが、お前さんも俺の剣をレイピアで止められないよな!」
「あら、今ごろ気づいたの、お馬鹿ね」
「なんだと!!」
「でもね、剣技は私のほうが上みたいだけど♡」
「ならば策するのみだ!!」
俺は小細工に走る。
片足を伸ばして横に在った長テーブルを爪先で引き寄せた。
ズズズっと音を鳴らして長テーブルが俺の前に移動する。
「あら、小細工に徹するのね」
「悪いか!?」
俺は長テーブルを卓袱台返しのようにひっくり返した。
長テーブルが縦向きに立つ。
俺とルイレアールの視界が扉サイズの長テーブルに遮られた。
まさに小細工だな。
だが、やるしかない。
「うらっ!!」
次に俺は目の前の長テーブルを蹴りつけて前方に飛ばした。
そして、滑るように前へ飛んだ長テーブルがダンっと音を鳴らして止まる。
ルイレアールに激突したのだろう。
いや、止められたが正しいかな。
「そうらっ!!」
俺は素早く長テーブルとの距離を詰める。
すると長テーブルの真ん中からレイピアの刀身が伸び出た。
予想できる突きだ。
「食らうか、ボケ!!」
俺も横一文字に長テーブルごと斬り付けた。
長テーブルが真っ二つに割れる。
その直後であった。
二つに別れた長テーブルの上部分が俺の顔面目掛けて突進して来た。
裏側からルイレアールが打突で撃って来たのだろう。
「危ねえっ!!」
咄嗟にしゃがんでテーブルを躱すと俺の頭上をテーブルの半分が飛んで行った。
ジャンプ!
次の刹那に俺は跳躍していた。
下半分が残ったテーブルを飛び越える。
「うらぁぁあああ!!」
ルイレアールは直ぐ眼前に居た。
飛んで迫る俺を打ち落とそうとレイピアで突いて来る。
「甘いわね!」
ルイレアールのヒューマンキラーが俺の顔面に迫る。
その突き技は精密に俺の眉間を狙っていた。
刺さる!
躱せない!!
「貰ったわよ♡」
躱せないなら受け流す。
俺にとっては博打だった。
「うらぁ!!」
俺は鉄腕でレイピアの突きを払った。
すると鈍い金属音と共にレイピアが弾け飛んだのだ。
「なにっ!!」
博打に勝ったぞ!!
左の鉄腕でヒューマンキラーを防げた。
この手って、もう人間じゃあないんだね。
それよりもだ。
「死ね、ボケが!!!」
レイピアを弾いた俺は飛び込みから黄金剣を突き立てる。
その剣先がルイレアールの鳩尾に深く突き刺さった。
「ウソでしょう!?」
黄金剣は深々と刺さっていた。
背中まで貫通しているだろう。
しかし、まだ勝負が決死られていない。
「まだよ!!」
ルイレアールがレイピアの縦振りで俺の頭を狙って来る。
だが、その刀身を俺が左手で掴み取った。
するとルイレアールが目を剥いて驚きを見せる。
「なんなのよ、その左手は!?」
「神の手だ!!」
俺の掬い蹴りがルイレアールの股間を下から蹴り上げた。
「ぐっはぁ……!!」
あー、本当に金玉が有るんだ。
「ぅぐぐ……」
そして、ルイレアールが股間を押さえながら俯くと俺は両手で黄金剣を確り持ち直した。
「おおらぁあああ!!!」
そこから力一杯に黄金剣を振り上げる。
鳩尾に刺さっていた黄金剣が、そのまま胸を切り裂き頭を割ってルイレアールの体躯から離れた。
真っ二つに割れたルイレアールの上半身から壮絶に鮮血が吹き上がった。
その血が高い天井まで鮮やかに染めあげる。
室内の色が更に赤くなっていた。
俺は上半身が二つに割れたルイレアールの死体を眺めながら尻餅をついて脱力する。
「か、勝ったぜ……」
【おめでとうございます。レベル40に成りました!】
更にメッセージが続く。
【レベル40に成りましたので、特別ボーナスが有ります】
いつものように空間の時間が止まった。
周囲が灰色に染まり色を失う。
「畜生が……。今回は強がる気力が残ってねえわ……」
【つづく】
その手に在るはマジックアイテムのヒューマンキラー。
そのレイピアは、人間しか切らず、その他の物は透き通るという透化能力のレイピアだ。
小賢しい武器だが人間の俺には厄介な攻撃が続く。
「ほらほらほら、逃げてばかりじゃあ勝てないわよ!」
「うっせえ! このオカマ野郎!!」
俺は回避に専念しながら悪態を吐いた。
「オカマじゃあないわよ、ニューハーフだってばさ!!」
「俺に取ってはどっちもどっちだ!!」
「差別よ、差別!!」
畜生、ディスってばかりじゃあ勝てやしねえ。
ルイレアールの剣技は一流だ。
フェンシングの腕前が凄い。
その動きは多彩で軽やかであり、それでいて鋭利で複雑だ。
要するに嫌らしいコンビネーションが多いのである。
下から上に切っ先が跳ねたり、三角形に付いてきたりする。
これだけ速くて複雑な攻撃を剣や小盾でガードできないのが不利であった。
「それっ!」
「ちっ……!!」
また切られた。
今度は太股だ。
これで何回目だろう。
顔に二太刀、喉に一太刀、肩に一突き、太股に一太刀……。
「ほら、もう一撃よ!!」
「ぐはっ!!」
ルイレアールのレイピアが、今度は俺の右肩を突いた。
レザーアーマーの下で苦痛が走る。
見えないが深さは感じられた。
致命傷ではないが痛いぞ。
「うらうらうら!!」
「ぐうっ!!!」
続いてレイピアの素早い三段突き。
そのすべてがヒットした。
左腕を切り、脇腹を突き、右膝を裂いた。
ムカツク!!
当たりが浅いのがせめてもの救いである。
更にルイレアールの攻撃が続く。
「ほらほらほら、避けなさい、躱しなさい、逃げなさいよ!!」
「舐めるな!!」
俺は深く踏み込み袈裟斬りに黄金剣を振るった。
「わおっ、積極的な一撃ね。ルイレアール困っちゃう~♡」
ちっ、躱された。
ルイレアールは後方に高く飛んで回避する。
──閃いた。
「あー、そうか、分かったぞ!」
「何がかしら?」
ルイレアールはレイピアの先をクルクル回して円を描いていた。
「この勝負はそもそも平等だ。俺は不利じゃあねえぞ!!」
「何が言いたいのかしら?」
「お前さんのレイピアを俺が剣で止められないが、お前さんも俺の剣をレイピアで止められないよな!」
「あら、今ごろ気づいたの、お馬鹿ね」
「なんだと!!」
「でもね、剣技は私のほうが上みたいだけど♡」
「ならば策するのみだ!!」
俺は小細工に走る。
片足を伸ばして横に在った長テーブルを爪先で引き寄せた。
ズズズっと音を鳴らして長テーブルが俺の前に移動する。
「あら、小細工に徹するのね」
「悪いか!?」
俺は長テーブルを卓袱台返しのようにひっくり返した。
長テーブルが縦向きに立つ。
俺とルイレアールの視界が扉サイズの長テーブルに遮られた。
まさに小細工だな。
だが、やるしかない。
「うらっ!!」
次に俺は目の前の長テーブルを蹴りつけて前方に飛ばした。
そして、滑るように前へ飛んだ長テーブルがダンっと音を鳴らして止まる。
ルイレアールに激突したのだろう。
いや、止められたが正しいかな。
「そうらっ!!」
俺は素早く長テーブルとの距離を詰める。
すると長テーブルの真ん中からレイピアの刀身が伸び出た。
予想できる突きだ。
「食らうか、ボケ!!」
俺も横一文字に長テーブルごと斬り付けた。
長テーブルが真っ二つに割れる。
その直後であった。
二つに別れた長テーブルの上部分が俺の顔面目掛けて突進して来た。
裏側からルイレアールが打突で撃って来たのだろう。
「危ねえっ!!」
咄嗟にしゃがんでテーブルを躱すと俺の頭上をテーブルの半分が飛んで行った。
ジャンプ!
次の刹那に俺は跳躍していた。
下半分が残ったテーブルを飛び越える。
「うらぁぁあああ!!」
ルイレアールは直ぐ眼前に居た。
飛んで迫る俺を打ち落とそうとレイピアで突いて来る。
「甘いわね!」
ルイレアールのヒューマンキラーが俺の顔面に迫る。
その突き技は精密に俺の眉間を狙っていた。
刺さる!
躱せない!!
「貰ったわよ♡」
躱せないなら受け流す。
俺にとっては博打だった。
「うらぁ!!」
俺は鉄腕でレイピアの突きを払った。
すると鈍い金属音と共にレイピアが弾け飛んだのだ。
「なにっ!!」
博打に勝ったぞ!!
左の鉄腕でヒューマンキラーを防げた。
この手って、もう人間じゃあないんだね。
それよりもだ。
「死ね、ボケが!!!」
レイピアを弾いた俺は飛び込みから黄金剣を突き立てる。
その剣先がルイレアールの鳩尾に深く突き刺さった。
「ウソでしょう!?」
黄金剣は深々と刺さっていた。
背中まで貫通しているだろう。
しかし、まだ勝負が決死られていない。
「まだよ!!」
ルイレアールがレイピアの縦振りで俺の頭を狙って来る。
だが、その刀身を俺が左手で掴み取った。
するとルイレアールが目を剥いて驚きを見せる。
「なんなのよ、その左手は!?」
「神の手だ!!」
俺の掬い蹴りがルイレアールの股間を下から蹴り上げた。
「ぐっはぁ……!!」
あー、本当に金玉が有るんだ。
「ぅぐぐ……」
そして、ルイレアールが股間を押さえながら俯くと俺は両手で黄金剣を確り持ち直した。
「おおらぁあああ!!!」
そこから力一杯に黄金剣を振り上げる。
鳩尾に刺さっていた黄金剣が、そのまま胸を切り裂き頭を割ってルイレアールの体躯から離れた。
真っ二つに割れたルイレアールの上半身から壮絶に鮮血が吹き上がった。
その血が高い天井まで鮮やかに染めあげる。
室内の色が更に赤くなっていた。
俺は上半身が二つに割れたルイレアールの死体を眺めながら尻餅をついて脱力する。
「か、勝ったぜ……」
【おめでとうございます。レベル40に成りました!】
更にメッセージが続く。
【レベル40に成りましたので、特別ボーナスが有ります】
いつものように空間の時間が止まった。
周囲が灰色に染まり色を失う。
「畜生が……。今回は強がる気力が残ってねえわ……」
【つづく】
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