上 下
219 / 604

第219話【地獄か修羅場か?】

しおりを挟む
その日から俺の生活は一転した。

体が動かないからだ……。

言葉も小声でしか話せない……。

その不自由な環境が、彼女たちを変えたのだ。

今俺は、サザータイムズの完熟フレッシュ亭のベッドの上で、ただただ横になっていた。

まるで沖に打ち上げられた竜宮の使いのようだった。

背骨がポッキリと折れてて動けないのだ。

痛みを感じないほどに全身が麻痺している。

僅かに動いて感覚が残っているのは首より上だけである。

言葉も少し話せるし、食べ物を食べれば味も温かさも感じられる。

それだけが幸いだった。

だが、この不自由も、あと三日ぐらいの我慢だ。

三日もすれば、スカル姉さんの魔法【ゴット・オブ・グレーターヒール】がリチャージ完了する。

そうすれば折れた背骨も修復して元通りに治して貰えるはずだ。

また冒険の旅に出れるだろう。

しかしだ……。

この環境は地獄である。

俺が指一本動かせないのが地獄なのではない……。

否。これは、修羅場だと言えよう……。

「ちょっとドクトル、お昼ご飯は私が食べさせる順番でしょう!!」

「何を言ってるのだ、スバルちゃん。朝も昼も夜も、私がご飯を食べさせてあげるのが役目だぞ」

「そんなのいつ決めたんですか!」

「スバルちゃんは下の世話をしてればいい。私は流石にそれはできないからさ」

「なんで、下の世話ばかり私に押し付けるんですか!?」

「下の世話をしたくないのか?」

「したいです!」

したいのかよ……。

流石に悪臭美少女スバルちゃんだな。

臭い物には免疫が有るらしい。

「私がご飯を食べさせる。スバルちゃんが下の世話をする。それでいいだろ?」

「分かりました。下の世話の担当になります。なりますからアスランさん、早く下をもようしてください!!」

無茶言うね……。

「まーまー、慌てるな。食べるもんを食べないと下ももようしないだろう」

「なるほど……」

納得するんかい……。

そんなこんなしていると、壊れた出入り口からユキちゃんが鍋を持って入って来る。

「アスラーン、昼飯を作って来たから昼食にしようか~!」

するとスカル姉さんが意地悪っぽく言った。

「名前は確かユキちゃんと言ったかな?」

「はい?」

「今アスランに私が昼食を食べさせるところだから、店のサービスは結構だ」

ユキちゃんはムスッとしながら言い返す。

「これは店のサービスじゃあないぞ。これは私の真心だ!!」

声がデカイな……。

耳がキンキンするぞ。

「じゃあ、その鍋はそこに置いていってくれ。あとで私がアスランに食べさせてやるからさ」

「何を言っている。これは私の真心なんだから、私が食べさせてやるに決まってるだろ!!」

流石はガチムチジャイアントマッスルガールだな。

スカル姉さんに臆することなく突っ掛かるよ。

怖いもの知らずだわ……。

ここでスバルちゃんがユキちゃんに訊いた。

「ところで何を作って来たんですか?」

「サザータイムズの名物だ!!」

名物?

それは何かな?

大概は、名物に旨いもの無しなんだよな~。

でも、楽しみだな~。

「名物って、なんですか?」

「グツグツに煮込んだ超熱々おでんだぞ!!」

おでん!!!

なんでこの世界におでんがあるんですか!?

しかも、グツグツに煮込んだ超熱々ですか!?

それって食べ物じゃあなくて、ただの凶器だよね!!

凶悪な危険物だよね!!

鶴太郎さんの好物でダチョウさんのコントアイテムだよね!!

スカル姉さんがユキちゃんに言う。

「それは旨そうな名物だな。早速アスランに食べさせよう。さー、キミが食べさせよう。超熱々のうちにね!」

「私が食べさせていいのか!?」

「勿論だ、ユキちゃん!」

ヤバイ!!

スカル姉さんが勝敗を捨てて悪乗りに走ったぞ!!

これは超熱々地獄が到来しそうだわ!!

俺のピンチだ!!

スカル姉さんとスバルちゃんが二人で俺の体を起こしてくれた。

壁に背を乗り掛け座った体勢を作ってくれる。

これなら、グツグツに煮込んだ超熱々のおでんも食べやすいよね!!

やーべーー!!

ちょーー、こえーー!!

熱々グツグツが超怖いわ!!

「アスラーン、どの具から食べたい?」

ユキちゃんが俺の横に鍋を置いて中身を見せてくれた。

鍋の中は火に掛けていないのにグツグツとスープが沸騰している。

なんでこんなに沸騰してるの!?

怪奇現象でも見せられているのか、俺は!?

するとスバルちゃんが俺の疑問を代弁するかのように訊いてくれた。

「なんで、こんなに沸騰しているんですか……?」

「あー、これね」

質問に答えながらユキちゃんが鍋の中からお玉で何かを取り出した。

「これだよ、これ。焼いた石を鍋に入れてるんだ。だからなかなか冷めないんだよ」

「な、なるほど、それは凄いですね……」

なんでそんなに冷まさないようにしちゃうかな!?

そんな目立ちたいだけの調理法は止めてくれよ!!

食べさせられる身にもなってくれ!!

「じゃあまずは煮卵から食べるか、アスラーン!」

ユキちゃんがスプーンに煮卵を乗せて俺に近付ける。

いきなり煮卵かよ!?

いきなり人気ナンバーワンな具材から投入してきますね!!

「はい、あーーんして!」

こえー!!

あーーんなんて出来ないわ!!

そこでいきなりスカル姉さんがユキちゃんの肩をバシンっと叩いた。

「ユキちゃん、早く食べさせな!」

「あっ!!」

叩かれたショックでユキちゃんの体が大きく揺れた。

その揺れで煮卵が俺の頬に密着する。

あちぃぃいいいいいがなあああ!!!!

「あ、ごめん、アスラン……」

謝って済むかよ!!

頬が火傷しそうだわ!!

耐火向上を持ってる俺でこんなに熱がる食べ物を、食えるヤツが居るのかよ!?

それが疑問だわ!!

「あー、皮膚に触れてばっちいから、煮卵は捨てようか。代わりにちくわを食べないか!?」

ちくわ!!

たっぷり灼熱の汁を吸い込んだ練り物だよね!!

それも凶器だよね!!

穴の空いた凶器だよね!!

それと、ちょっとでも冷めた具材はキャンセルされるシステムも止めてくれ!!

「さー、あーーんして~~。へっくしょん!!」

あちーーーーぃいいいい!!!

何故にくしゃみなんてするんだよ!!

激熱ちくわが俺の唇にダイブして来たじゃあねえか!!

唇が焼け爛れるわ!!!

タラコ唇になっちまうがな!!

こえーーよ、この昼食がこえーーよ!!

「ユキさん、もうちょっと食べやすいように、冷ましてあげればいいんじゃあないですか?」

ナイス、スバルちゃん!!

ナイスなアドバイスだぞ!!

すげーー名案ですよ!!

流石はメインヒロインだ!!

「駄目だ駄目だ、それでは名物の色が薄らぐだろう」

薄らげよ!!

そんな名物の色は迷惑だわ!!

「そうですね、それじゃあしょうがないか……」

スバルちゃん、納得しちゃいますか!?

なんでそんなところだけ素直なんですか!!

もー、可愛いな!!

ここでスカル姉さんが地獄のような提案を立ち上げる。

「なあ、アスランは喉が乾いてると思うんだ。ここは具よりも、汁を飲ませてやってはどうだろう?」

なーーーにーーーーー!!

汁は駄目だろ!!!

マジでアカンわ!!!

それは凶器を通り越して兵器だわ!!

殺人兵器だわ!!

しかも大量殺戮兵器だわ!!

俺がすべてジェノサイドされるがな!!

この薮医者女は、完全に悪乗りしてやがるぞ!!

こいつが一番の悪だわ!!

「分かった。じゃあ汁を飲ませてあげよう!!」

分かっちゃうの、ユキちゃん!!

あんたスカル姉さんの言いなりだな!!

騙されてるのに気付けよ!!

「はーーい、アスラーン。あーーんしてね~~。グツグツ超熱々の美味しいスープですよ~~!!」

飲めるか、馬鹿!!

俺を殺す気か!?

てか、殺す気だよね!?

こいつら三人揃って俺をころしたいだけだよね!!

マジこえーーぞ!!

「はっ、はっ………」

スプーンで激熱おでん汁を差し出しているユキちゃんの鼻がヒクヒクとする。

まーーずーーいーーー!!

くしゃみをするきだぞ!!

くしゃみをするならスプーンを下ろせよな!!

ひぃぃいいいいいい!!!

「はぁっくしょん!!!」

そしてスプーンの上の激熱おでん汁が俺の顔面にぶっ掛けられた。

グゥァアアアアアア!!!

あーーつーーいーー!!!

俺は動けない体で、ひたすらもがいた……。

地獄だ……。

この三日間は地獄になるだろう。


【つづく】
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第二章シャーカ王国編

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

特殊スキル持ちの低ランク冒険者の少年は、勇者パーティーから追い出される際に散々罵しった癖に能力が惜しくなって戻れって…頭は大丈夫か?

アノマロカリス
ファンタジー
少年テイトは特殊スキルの持ち主だった。 どんなスキルかというと…? 本人でも把握出来ない程に多いスキルなのだが、パーティーでは大して役には立たなかった。 パーティーで役立つスキルといえば、【獲得経験値数○倍】という物だった。 だが、このスキルには欠点が有り…テイトに経験値がほとんど入らない代わりに、メンバーには大量に作用するという物だった。 テイトの村で育った子供達で冒険者になり、パーティーを組んで活躍し、更にはリーダーが国王陛下に認められて勇者の称号を得た。 勇者パーティーは、活躍の場を広げて有名になる一方…レベルやランクがいつまでも低いテイトを疎ましく思っていた。 そしてリーダーは、テイトをパーティーから追い出した。 ところが…勇者パーティーはのちに後悔する事になる。 テイトのスキルの【獲得経験値数○倍】の本当の効果を… 8月5日0:30… HOTランキング3位に浮上しました。 8月5日5:00… HOTランキング2位になりました! 8月5日13:00… HOTランキング1位になりました(๑╹ω╹๑ ) 皆様の応援のおかげです(つД`)ノ

裏でこっそり最強冒険者として活動していたモブ職員は助けた美少女にめっちゃ見られてます

木嶋隆太
ファンタジー
担当する冒険者たちを育てていく、ギルド職員。そんなギルド職員の俺だが冒険者の依頼にはイレギュラーや危険がつきものだ。日々様々な問題に直面する冒険者たちを、変装して裏でこっそりと助けるのが俺の日常。今日もまた、新人冒険者を襲うイレギュラーから無事彼女らを救ったが……その助けた美少女の一人にめっちゃ見られてるんですけど……?

俺のハクスラ異世界冒険記は、ドタバタなのにスローライフ過ぎてストーリーに脈略が乏しいです。

ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界×ソロ冒険×ハーレム禁止×変態パラダイス×脱線大暴走ストーリー=前代未聞の地味な中毒性。 ⬛前書き⬛ この作品は、以前エブリスタのファンタジーカテゴリーで一年間ベスト10以内をうろちょろしていた完結作品を再投稿した作品です。 当時は一日一話以上を投稿するのが目標だったがために、ストーリーや設定に矛盾点が多かったので、それらを改変や改編して書き直した作品です。 完結した後に読者の方々から編集し直して新しく書き直してくれって声や、続編を希望される声が多かったので、もう一度新たに取り組もうと考えたわけです。 また、修整だけでは一度お読みになられた方々には詰まらないだろうからと思いまして、改変的な追加シナリオも入れています。 前作では完結するまで合計約166万文字で601話ありましたが、今回は切りが良いところで区切り直して、単行本サイズの約10万文字前後で第1章分と区切って編成しております。 そうなりますと、すべてを書き直しまして第17章分の改変改編となりますね。 まあ、それらの関係でだいぶ追筆が増えると考えられます。 おそらく改変改編が終わるころには166万文字を遥かに越える更に長い作品になることでしょう。 あと、前作の完結部も改編を考えておりますし、もしかしたら更にアスランの冒険を続行させるかも知れません。 前回だとアスランのレベルが50で物語が終わりましたが、当初の目標であるレベル100まで私も目指して見たいと思っております。 とりあえず何故急に完結したかと言いますと、ご存知の方々も居ると思いますが、私が目を病んでしまったのが原因だったのです。 とりあえずは両目の手術も終わって、一年ぐらいの治療の末にだいぶ落ち着いたので、今回の企画に取り掛かろうと思った次第です。 まあ、治療している間も、【ゴレてん】とか【箱庭の魔王様】などの作品をスローペースで書いては居たのですがねw なので、まだハクスラ異世界を読まれていない読者から、既に一度お読みになられた読者にも楽しんで頂けるように書き直して行きたいと思っております。 ですので是非にほど、再びハクスラ異世界をよろしくお願いいたします。 by、ヒィッツカラルド。

拝啓神様。転生場所間違えたでしょ。転生したら木にめり込んで…てか半身が木になってるんですけど!?あでも意外とスペック高くて何とかなりそうです

熊ごろう
ファンタジー
俺はどうやら事故で死んで、神様の計らいで異世界へと転生したらしい。 そこまではわりと良くある?お話だと思う。 ただ俺が皆と違ったのは……森の中、木にめり込んだ状態で転生していたことだろうか。 しかも必死こいて引っこ抜いて見ればめり込んでいた部分が木の体となっていた。次、神様に出会うことがあったならば髪の毛むしってやろうと思う。 ずっとその場に居るわけにもいかず、森の中をあてもなく彷徨う俺であったが、やがて空腹と渇き、それにたまった疲労で意識を失ってしまい……と、そこでこの木の体が思わぬ力を発揮する。なんと地面から水分や養分を取れる上に生命力すら吸い取る事が出来たのだ。 生命力を吸った体は凄まじい力を発揮した。木を殴れば幹をえぐり取り、走れば凄まじい速度な上に疲れもほとんどない。 これはチートきたのでは!?と浮かれそうになる俺であったが……そこはぐっと押さえ気を引き締める。何せ比較対象が無いからね。 比較対象もそうだけど、とりあえず生活していくためには人里に出なければならないだろう。そう考えた俺はひとまず森を抜け出そうと再び歩を進めるが……。 P.S 最近、右半身にリンゴがなるようになりました。 やったね(´・ω・`) 火、木曜と土日更新でいきたいと思います。

異世界転移の特典はとんでも無いチートの能力だった。俺はこの能力を極力抑えて使わないと、魔王認定されかねん!

アノマロカリス
ファンタジー
天空 光(てんくう ひかる)は16歳の時に事故に遭いそうな小学生の女の子を救って生涯に幕を閉じた。 死んでから神様の元に行くと、弟が管理する世界に転生しないかと持ち掛けられた。 漫画やゲーム好きで、現実世界でも魔法が使えないかと勉強をして行ったら…偏った知識が天才的になっていたという少年だった。 そして光は異世界を管理する神の弟にあって特典であるギフトを授けられた。 「彼に見合った能力なら、この能力が相応しいだろう。」 そう思って与えられた能力を確認する為にステータスを表示すると、その表示された数値を見て光は吹き出した。 この世界ではこのステータスが普通なのか…んな訳ねぇよな? そう思って転移先に降り立った場所は…災害級や天災級が徘徊する危険な大森林だった。 光の目の前に突然ベヒーモスが現れ、光はファイアボールを放ったが… そのファイアボールが桁違いの威力で、ベヒーモスを消滅させてから大森林を塵に変えた。 「異世界の神様は俺に魔王討伐を依頼していたが、このままだと俺が魔王扱いされかねない!」 それから光は力を抑えて行動する事になる。 光のジョブは勇者という訳では無い。 だからどんなジョブを入手するかまだ予定はないのだが…このままだと魔王とか破壊神に成りかねない。 果たして光は転移先の異世界で生活をしていけるのだろうか? 3月17日〜20日の4日連続でHOTランキング1位になりました。 皆さん、応援ありがとうございました.°(ಗдಗ。)°.

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

処理中です...