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【第20章】喧嘩祭り編
20-28【鬼の森】
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朝飯を食べた俺は、ギレンの屋敷が有ると言われた町外れの森にやって来た。ほとんど葉が付いていない枯れ木が並んだ森である。
「枯れた森なのか……」
薄気味悪い。
それが第一印象だった。森の広さもそこそこ有りそうだ。ギレンの屋敷も森の外からは見えない。だが、踏み固められた道が一本だけ森の奥へと延びている。この先を進めばギレンの屋敷なのだろう。
「さて、進むかな……」
奇怪で不気味だけれど進むしかないのだ。
それよりも森には鬼が徘徊しているとか言ってたよな。それのほうが気になるぜ。
この森の鬼が、ジオンググが変化した巨鬼と同じならば、話し合いが通じる相手ではないだろう。狂気な本能のままに、俺を見るなり襲い掛かって来るのは間違いない。しかもそれなりに強いと予想できた。
俺は念のためにゴールドショートソードを抜くと右手にぶら下げながら森を進んだ。
「木々は枯れてるのに地面はグチャグチャだな……。沼地が近いのかな」
俺が辺りを警戒しながら森の中の道を進んでいると、周囲から殺気を感じとる。
何かが俺の殺気感知スキルに引っ掛かったぞ。しかも殺気の数は一つじゃあないな。
でも、ジオンググの巨鬼と比べて恐ろしいほどの殺気でもない。
カサ、カサカサ……。
居るな。右に二体、左に三体だな。
木々に隠れてこちらを監視している。襲うタイミングでも図ってるのかな?
それに、木々の陰に隠れられる程度の体格だ。ジオンググの巨鬼と比べて体格も小さい連中なのかな。
ササササっ!!
来る!!
一斉に走り出したぞ。こちらに向かって走って来る。それが気配で悟れた。
「キィェエエエエエ!!」
左右から鬼が一匹ずつ飛び掛かって来た。人とは思えない跳躍力だ。高くて距離も長い。
二人は痩せていて、身長170センチぐらいだ。身なりは粗末な革鎧に手にはハチェットを持っている。そして丸くて白い仮面を被っていた。
その仮面の背後からボサボサの髪が生え出ている。頭の天辺から一角も生えていた。
「なんだか、弱そうだな」
俺はスェーバックで二匹の鬼の攻撃から逃れる。
攻撃を外した鬼たちがハチェットで地面を叩いていた。
そして俺はすぐさまダッシュした。
「それ、それ~」
俺はゴールドショートソードで鬼たちの仮面を次々に叩いて砕いた。仮面を砕かれ鬼たちの素顔が顕になる。
その表情は悪鬼羅刹のように醜い。人間が見せれる表情ではなかった。まさに鬼だ。
「ぐがぁぁぁ!!」
仮面を割られた鬼は片手で顔を隠しながら唸っていた。自分の素顔を恥じている。
すると残り三匹の鬼たちも森の中から出て来て俺を囲む。
五匹の鬼たちは、同じような格好をしていた。仮面に一角。武装も全員が革鎧にハチェットだ。
「さてさて、どうした物かな……。鬼は鬼でも、元は人間だもんな~」
だから殺すわけにも行かんだろう。それが悩みの種である。
「キェェエエエエ!!」
俺の気持ちを考えない鬼の一匹が襲い掛かって来た。
俺はハチェットの一振りを躱すと鬼の横に回り込み片足の膝を外側から蹴り付ける。ゴキリっと鈍い音が響くと、曲がらない方向に片足が曲がった鬼が悲鳴を上げながら転倒した。
「まずは一匹が戦闘不能かな~。次に~」
俺の強烈な左ロングフックが鬼の顔面を捕らえる。
「オラッ!」
俺のパンチで仮面が粉砕して、鼻血を散らした鬼が大の字でバタンっとダウンした。
「二匹目をKOだぜ」
続いて鬼に向かって俺は跳躍した。
鬼の頭より高く跳躍してから足刀を鬼の首筋に打ち込んだ。
「キャンっ!!」
鬼が悲鳴を上げた刹那、俺は蹴りの勢いで別の鬼の前まで飛んで移動する。そして、着地と同時に踵落としで鬼の脳天を打ち殴った。
「ゲフッ」
鬼の首が縮まり鼻水を吹いていた。
三体目、四体目の鬼もダウンした。すると残った最後の鬼が踵を返して逃げ出した。
「逃がすか!」
俺は素早く鬼の片手を掴む。そして捻りながら鬼の腕を肩に背負うと肘を決める。
「アームブリーカーだぜ!!」
次の瞬間、鬼の片腕がポッキリと折れて曲がった。プロレス技炸裂である。
「あっ、俺、アームブリーカースキルを持ってたんだ」
それで超簡単に折れちゃったのね~。やり過ぎたぜ。ごめんねごめんね~。てへぺろ♡
俺は折れた腕を解放してやると周囲を見回す。
「さて、全員気絶してるな……」
腕を折られた鬼も白目を向いている。骨折の痛みで気絶したのだろう。根性のない鬼である。情けない。
俺は異次元宝物庫からロープを取り出すと鬼たちを全員木に縛り付けた。
「鬼から人間に戻しかたが分からないから、とりあえずこうしておこうかな。あとでガイアに頼んで人間に戻してもらおうっと。いや、ギレンを取っ捕まえれば解決なのかな。まあ、とにかく、今はこれでもいいだろうさ」
さてさて、マジックアイテムは持ってないかな~。あらら……、なんもマジックアイテムを持ってねえよ。けっ、貧乏な鬼たちだな。つまらん。
しゃあねえか、嫌がらせにズボンだけでも脱がして置こうかな。
さて、これでOKだ。よ~し、先を目指そう。
とりあえず分かったことがある。鬼は全て強いってわけでもないようだ。たぶん元になった人間の能力によって変わるのだろう。巨鬼が強かったのは、ジオンググのオッサンが強かったからだろうさ。
だが、鬼化すれば元の人間よりも強くなるのは間違いないだろうさね。こいつらだって普通の人間よりは強かったはずだ。
「こいつらはここに置いて、先に進むかな~」
俺は道沿いに進み、森の奥を目指した。やがて開けた場所に出る。その先に屋敷が見えた。
三階建ての小さな屋敷だ。かなりボロいな。半分廃墟にも見える。
森を出たばかりの俺から50メートルほど先に屋敷は建っていた。
「見られている……」
屋敷から殺気が俺に叩き付けられていた。おそらく窓のどれかから俺を見張って居るのだろう。
ヒュン!!
風切り音!?
矢が飛んで来た。
だが、俺が持ってるシルバーネックレスの効果で矢は弾かれる。
【シルバーネックレス+2】
矢の直撃を二回だけ避ける。
俺は直ぐに木の陰にかくれた。
スナイパーかな?
まだ別の鬼が居るのかな?
それとも今のはギレン本人の攻撃か?
てか、どこから矢を撃ってきやがった?
見えない敵ってのは、厄介だぞ。
屋敷側から狙撃してきたのは殺気感知スキルで分かるんだが、距離が有りすぎて正確な狙撃位置が分からない。しかし、何も考えずに近付くのは怖すぎる。
「困ったな~」
どうするべかなぁ……。
面倒臭い敵だぜぇ。
「枯れた森なのか……」
薄気味悪い。
それが第一印象だった。森の広さもそこそこ有りそうだ。ギレンの屋敷も森の外からは見えない。だが、踏み固められた道が一本だけ森の奥へと延びている。この先を進めばギレンの屋敷なのだろう。
「さて、進むかな……」
奇怪で不気味だけれど進むしかないのだ。
それよりも森には鬼が徘徊しているとか言ってたよな。それのほうが気になるぜ。
この森の鬼が、ジオンググが変化した巨鬼と同じならば、話し合いが通じる相手ではないだろう。狂気な本能のままに、俺を見るなり襲い掛かって来るのは間違いない。しかもそれなりに強いと予想できた。
俺は念のためにゴールドショートソードを抜くと右手にぶら下げながら森を進んだ。
「木々は枯れてるのに地面はグチャグチャだな……。沼地が近いのかな」
俺が辺りを警戒しながら森の中の道を進んでいると、周囲から殺気を感じとる。
何かが俺の殺気感知スキルに引っ掛かったぞ。しかも殺気の数は一つじゃあないな。
でも、ジオンググの巨鬼と比べて恐ろしいほどの殺気でもない。
カサ、カサカサ……。
居るな。右に二体、左に三体だな。
木々に隠れてこちらを監視している。襲うタイミングでも図ってるのかな?
それに、木々の陰に隠れられる程度の体格だ。ジオンググの巨鬼と比べて体格も小さい連中なのかな。
ササササっ!!
来る!!
一斉に走り出したぞ。こちらに向かって走って来る。それが気配で悟れた。
「キィェエエエエエ!!」
左右から鬼が一匹ずつ飛び掛かって来た。人とは思えない跳躍力だ。高くて距離も長い。
二人は痩せていて、身長170センチぐらいだ。身なりは粗末な革鎧に手にはハチェットを持っている。そして丸くて白い仮面を被っていた。
その仮面の背後からボサボサの髪が生え出ている。頭の天辺から一角も生えていた。
「なんだか、弱そうだな」
俺はスェーバックで二匹の鬼の攻撃から逃れる。
攻撃を外した鬼たちがハチェットで地面を叩いていた。
そして俺はすぐさまダッシュした。
「それ、それ~」
俺はゴールドショートソードで鬼たちの仮面を次々に叩いて砕いた。仮面を砕かれ鬼たちの素顔が顕になる。
その表情は悪鬼羅刹のように醜い。人間が見せれる表情ではなかった。まさに鬼だ。
「ぐがぁぁぁ!!」
仮面を割られた鬼は片手で顔を隠しながら唸っていた。自分の素顔を恥じている。
すると残り三匹の鬼たちも森の中から出て来て俺を囲む。
五匹の鬼たちは、同じような格好をしていた。仮面に一角。武装も全員が革鎧にハチェットだ。
「さてさて、どうした物かな……。鬼は鬼でも、元は人間だもんな~」
だから殺すわけにも行かんだろう。それが悩みの種である。
「キェェエエエエ!!」
俺の気持ちを考えない鬼の一匹が襲い掛かって来た。
俺はハチェットの一振りを躱すと鬼の横に回り込み片足の膝を外側から蹴り付ける。ゴキリっと鈍い音が響くと、曲がらない方向に片足が曲がった鬼が悲鳴を上げながら転倒した。
「まずは一匹が戦闘不能かな~。次に~」
俺の強烈な左ロングフックが鬼の顔面を捕らえる。
「オラッ!」
俺のパンチで仮面が粉砕して、鼻血を散らした鬼が大の字でバタンっとダウンした。
「二匹目をKOだぜ」
続いて鬼に向かって俺は跳躍した。
鬼の頭より高く跳躍してから足刀を鬼の首筋に打ち込んだ。
「キャンっ!!」
鬼が悲鳴を上げた刹那、俺は蹴りの勢いで別の鬼の前まで飛んで移動する。そして、着地と同時に踵落としで鬼の脳天を打ち殴った。
「ゲフッ」
鬼の首が縮まり鼻水を吹いていた。
三体目、四体目の鬼もダウンした。すると残った最後の鬼が踵を返して逃げ出した。
「逃がすか!」
俺は素早く鬼の片手を掴む。そして捻りながら鬼の腕を肩に背負うと肘を決める。
「アームブリーカーだぜ!!」
次の瞬間、鬼の片腕がポッキリと折れて曲がった。プロレス技炸裂である。
「あっ、俺、アームブリーカースキルを持ってたんだ」
それで超簡単に折れちゃったのね~。やり過ぎたぜ。ごめんねごめんね~。てへぺろ♡
俺は折れた腕を解放してやると周囲を見回す。
「さて、全員気絶してるな……」
腕を折られた鬼も白目を向いている。骨折の痛みで気絶したのだろう。根性のない鬼である。情けない。
俺は異次元宝物庫からロープを取り出すと鬼たちを全員木に縛り付けた。
「鬼から人間に戻しかたが分からないから、とりあえずこうしておこうかな。あとでガイアに頼んで人間に戻してもらおうっと。いや、ギレンを取っ捕まえれば解決なのかな。まあ、とにかく、今はこれでもいいだろうさ」
さてさて、マジックアイテムは持ってないかな~。あらら……、なんもマジックアイテムを持ってねえよ。けっ、貧乏な鬼たちだな。つまらん。
しゃあねえか、嫌がらせにズボンだけでも脱がして置こうかな。
さて、これでOKだ。よ~し、先を目指そう。
とりあえず分かったことがある。鬼は全て強いってわけでもないようだ。たぶん元になった人間の能力によって変わるのだろう。巨鬼が強かったのは、ジオンググのオッサンが強かったからだろうさ。
だが、鬼化すれば元の人間よりも強くなるのは間違いないだろうさね。こいつらだって普通の人間よりは強かったはずだ。
「こいつらはここに置いて、先に進むかな~」
俺は道沿いに進み、森の奥を目指した。やがて開けた場所に出る。その先に屋敷が見えた。
三階建ての小さな屋敷だ。かなりボロいな。半分廃墟にも見える。
森を出たばかりの俺から50メートルほど先に屋敷は建っていた。
「見られている……」
屋敷から殺気が俺に叩き付けられていた。おそらく窓のどれかから俺を見張って居るのだろう。
ヒュン!!
風切り音!?
矢が飛んで来た。
だが、俺が持ってるシルバーネックレスの効果で矢は弾かれる。
【シルバーネックレス+2】
矢の直撃を二回だけ避ける。
俺は直ぐに木の陰にかくれた。
スナイパーかな?
まだ別の鬼が居るのかな?
それとも今のはギレン本人の攻撃か?
てか、どこから矢を撃ってきやがった?
見えない敵ってのは、厄介だぞ。
屋敷側から狙撃してきたのは殺気感知スキルで分かるんだが、距離が有りすぎて正確な狙撃位置が分からない。しかし、何も考えずに近付くのは怖すぎる。
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