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【第20章】喧嘩祭り編
20-22【一発逆転】
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巨鬼が場外まで追って来る。ステージを降りて観客席に立つ俺に激走しながら近寄って来た。
胸には怪しい御札が揺らいでいるが、マジックイレイザーですら燃えなかったようだ。あの御札は普通のアミュレットではないのだろう。怪しい魔力が感じられる。
「一撃で、決めてやるぅうぅうううう!!!」
拳に生えた八本の角。額に生えた一角。鋭い白眼で俺を睨みながら巨鬼は爪先でステップを刻んでいた。
背筋を伸ばした体は横斜めの角度。左肩が前で右肩が後方。脇を閉めた右手は顔の脇に寄せている。肩が前にある。左腕は下に垂らしながらも肘をL字に曲げていた。ボクシングスタイル、サイドワインダーの構えだ。主に距離を保って戦うアウトボクサーが取る戦術的な構えである。
「らしくねぇな~」
そう、らしくない。今までのジオンググは防御を捨てた威力一辺倒の一撃必殺のスタイルだった。なのに、今見せているスタイルは格闘技らしい戦術的な構えである。
しかも、攻撃よりも防御を優先した構えだ。だから、らしくない。
鬼になってまで戦っているのに、ここで自分の信念を曲げるのだろうか?
普通は無意識でも曲げないだろう。ならば、何かを策している。全力の一撃をヒットさせるために何かを企んでいるはずだ。
もしも一撃必殺を狙ってなくても、あんな角が生えた拳で殴られたら穴だらけになってまうがな……。痛々しいぞ、あの拳はよう。
「一撃、次の一撃で決めてやるぅううぅうぅううう!!」
こいつ、こればかりだな。だが、次の一撃はキツそうだ。あんな角付きパンチは食らえないぞ。
「行くぅうう!!」
巨鬼が前に出た。一歩のステップからの左フリッカージャブだ。長く延びた瞬速のパンチが俺の眼前に迫る。
そして、四本の角が俺の眼前で空振る。否、当てる気が無いジャブだった。だから俺は微動たりとも動かず対処した。
本命の一撃は次に来るはずだ。
「ぐぉぉおおおおおう!!!」
右拳の全力なストレートパンチが俺の顔面を狙う。今までの中で最大の速度を有して最高の気迫が籠っていた。あのパンチを食らったら角で串刺しどころか頭が木っ端微塵になるほどの破壊力が有りそうだ。
食らえない。間違っても受けられない。
「そらっ!!」
俺は頭を屈めて回避すると同時に左肘を振るった。鉄腕のエルボーで巨鬼のストレートパンチを打ち殴る。
しかもピンポイント中のピンポイントで肘の角を振るった。巨鬼の角を避けて、更には精密に拳の小指だけを狙う。
ガンっと音が轟いた。
その音の後にボギっと鈍い粉砕音が響く。肘の角で、小指を折り砕いたのだ。
腕の中でも一番硬い骨の部位と、腕の中でも一番脆い骨の部位の激突である。更には俺の左腕は女神から貰った鉄腕だ。勝つのは当然ながら俺のほうである。
結果、鬼の小指だけが歪に曲がっていた。
更に俺は巨鬼がストレートパンチを痛みで引くよりも速く次の行動を取る。
ストレートパンチに伸ばした腕の肘裏にショート黄金剣を添えると、ロング黄金剣で内側から手首を強打した。
「ぐきゃっああああ!!!」
ボギリと音を鳴らして巨鬼の右腕が肘から折れた。梃子の原理を利用した打撃である。
幾ら刃物が通らないほどの硬い皮膚でも骨間接までは限度が有るだろう。
「うがぁぁぁ……!!」
巨鬼が呻きながらジャンプで下がった。ステージ上に戻る。
「逃がすかっ!!」
俺もステージに駆け上がった。そして、曲がった左腕を押さえている巨鬼に走り寄る。
「そらっ!!」
俺の掬い蹴りが巨鬼の股間を蹴り上げる。
「あがぁ、がっ、がぁ……」
タマタマを蹴られた巨鬼が苦痛に口を開けて身を屈めた。キャンタマへの攻撃が効いている。
「うらっ!!」
続いて俺は巨鬼の喉を狙って黄金剣を横に振るう。
しかし、黄金剣が巨鬼の喉仏を叩いたが、刃は通らない。だが、打撃として有能だったようだ。
「ごはっ!!」
巨鬼は喉を押さえて更に背を丸める。
「ふっ!!」
そして俺は巨鬼の横に回り込むと、二本の黄金剣を並べて巨鬼のアキレス腱を振り殴る。
「がっ!?」
その二つ振りで片足を跳ねられた巨鬼の下半身が飛び上がった。アキレス腱は切断できなかったが、足払いの形となったのだ。
そして、後頭部からステージに落ちる。一人バッグドロップ状態だ。
「これで、終わりだ!!」
俺は両足を揃えてジャンプした。跳躍からの両踵落としを巨鬼の顔面に慣行する。
要するに全体重を乗せたフットスタンプを巨鬼の頭に踏み落としたのだ。
ゴン、ゴンッ!
俺に顔面を踏まれた音と、後頭部を岩のステージに激突させた音が連続で響く。
「もう一丁!!」
更にジャンプした俺は二発目のフットスタンプで巨鬼の頭を踏みつけた。その一押しで巨鬼の頭が5センチほど岩の床にめり込んだ。
「決まったかな?」
巨鬼は痙攣しているが、動かない。気絶したかな。
「よし、勝ったようだな」
巨鬼の顔面の上で俺が額の汗を拭った瞬間だった。巨鬼が動いて俺の片足を掴んできた。
「マジかっ!!」
「がるっ!!」
「うそ、まだ動けるの!!」
巨鬼が俺の脚を引っ張った。
「うわうわうわわわっ!!」
巨鬼は俺の身体を顔面からどかすと立ち上がる。俺も逆さ釣りで持ち上げられていた。
「うそ、これはヤバクねぇ!!」
「うがぁぁああああ!!!」
巨鬼が片腕で俺の身体を振りかぶる。頭の高さまで上げると、更に背中の方向まで振り下げた。
「ひぃ~~~!」
俺は逆さまになりながら戦慄に恐怖する。
脳裏に浮かぶイメージは、テニスのサーブ、バトミントンのスマッシュ、ベースボールのピッチングフォームなどのフルスイング。
「ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ!!」
刹那、俺の身体が弧を描いて振り上げられた。巨鬼の背後から上り、頂点から前方に下る。しかも、全力の超スピードでだ。
そして、叩きつけられた。岩の床に背中から全身を叩きつけられる。
ドゴンっと音が鳴る。
「がっ……」
瞬間、全身に重さを強く感じた。
掴まれた足がモゲそうだった。内臓が揺れた。肺から空気が全部出て行った。頭を打って景色が歪む。身体がワンバウンドしてから全身に激痛が走った。
「超痛い!!!」
これが、叩きつけられる衝撃なのかよ!!
やぁ~~~べぇ~~~……。
身体が動かない……。
視界も歪んでドロドロだ。景色が認識できないぞ……。耳鳴りが五月蝿いし……。まさに一発逆転状態じゃんか……。
何かが迫ってくる。目が回って良く分からない。たぶん巨鬼の手だな。俺の頭を鷲掴みにする気だろう。
「アスラ~ン、困ってるか~?」
えっ、誰!?
女の子の声だ。この声はガイアか?
「何だったら、助けてやろうか~?」
俺は倒れながら声が聞こえたほうを見た。
視界はグチャグチャだが、観客席にガイアとメタルキャリア、それにパンダゴーレムが立っているだろう歪んだ光景が見えた。
俺は倒れながら言った。
「すまん、助けて貰えるか?」
「ok~」
ガイアは気軽に了承してくれた。
胸には怪しい御札が揺らいでいるが、マジックイレイザーですら燃えなかったようだ。あの御札は普通のアミュレットではないのだろう。怪しい魔力が感じられる。
「一撃で、決めてやるぅうぅうううう!!!」
拳に生えた八本の角。額に生えた一角。鋭い白眼で俺を睨みながら巨鬼は爪先でステップを刻んでいた。
背筋を伸ばした体は横斜めの角度。左肩が前で右肩が後方。脇を閉めた右手は顔の脇に寄せている。肩が前にある。左腕は下に垂らしながらも肘をL字に曲げていた。ボクシングスタイル、サイドワインダーの構えだ。主に距離を保って戦うアウトボクサーが取る戦術的な構えである。
「らしくねぇな~」
そう、らしくない。今までのジオンググは防御を捨てた威力一辺倒の一撃必殺のスタイルだった。なのに、今見せているスタイルは格闘技らしい戦術的な構えである。
しかも、攻撃よりも防御を優先した構えだ。だから、らしくない。
鬼になってまで戦っているのに、ここで自分の信念を曲げるのだろうか?
普通は無意識でも曲げないだろう。ならば、何かを策している。全力の一撃をヒットさせるために何かを企んでいるはずだ。
もしも一撃必殺を狙ってなくても、あんな角が生えた拳で殴られたら穴だらけになってまうがな……。痛々しいぞ、あの拳はよう。
「一撃、次の一撃で決めてやるぅううぅうぅううう!!」
こいつ、こればかりだな。だが、次の一撃はキツそうだ。あんな角付きパンチは食らえないぞ。
「行くぅうう!!」
巨鬼が前に出た。一歩のステップからの左フリッカージャブだ。長く延びた瞬速のパンチが俺の眼前に迫る。
そして、四本の角が俺の眼前で空振る。否、当てる気が無いジャブだった。だから俺は微動たりとも動かず対処した。
本命の一撃は次に来るはずだ。
「ぐぉぉおおおおおう!!!」
右拳の全力なストレートパンチが俺の顔面を狙う。今までの中で最大の速度を有して最高の気迫が籠っていた。あのパンチを食らったら角で串刺しどころか頭が木っ端微塵になるほどの破壊力が有りそうだ。
食らえない。間違っても受けられない。
「そらっ!!」
俺は頭を屈めて回避すると同時に左肘を振るった。鉄腕のエルボーで巨鬼のストレートパンチを打ち殴る。
しかもピンポイント中のピンポイントで肘の角を振るった。巨鬼の角を避けて、更には精密に拳の小指だけを狙う。
ガンっと音が轟いた。
その音の後にボギっと鈍い粉砕音が響く。肘の角で、小指を折り砕いたのだ。
腕の中でも一番硬い骨の部位と、腕の中でも一番脆い骨の部位の激突である。更には俺の左腕は女神から貰った鉄腕だ。勝つのは当然ながら俺のほうである。
結果、鬼の小指だけが歪に曲がっていた。
更に俺は巨鬼がストレートパンチを痛みで引くよりも速く次の行動を取る。
ストレートパンチに伸ばした腕の肘裏にショート黄金剣を添えると、ロング黄金剣で内側から手首を強打した。
「ぐきゃっああああ!!!」
ボギリと音を鳴らして巨鬼の右腕が肘から折れた。梃子の原理を利用した打撃である。
幾ら刃物が通らないほどの硬い皮膚でも骨間接までは限度が有るだろう。
「うがぁぁぁ……!!」
巨鬼が呻きながらジャンプで下がった。ステージ上に戻る。
「逃がすかっ!!」
俺もステージに駆け上がった。そして、曲がった左腕を押さえている巨鬼に走り寄る。
「そらっ!!」
俺の掬い蹴りが巨鬼の股間を蹴り上げる。
「あがぁ、がっ、がぁ……」
タマタマを蹴られた巨鬼が苦痛に口を開けて身を屈めた。キャンタマへの攻撃が効いている。
「うらっ!!」
続いて俺は巨鬼の喉を狙って黄金剣を横に振るう。
しかし、黄金剣が巨鬼の喉仏を叩いたが、刃は通らない。だが、打撃として有能だったようだ。
「ごはっ!!」
巨鬼は喉を押さえて更に背を丸める。
「ふっ!!」
そして俺は巨鬼の横に回り込むと、二本の黄金剣を並べて巨鬼のアキレス腱を振り殴る。
「がっ!?」
その二つ振りで片足を跳ねられた巨鬼の下半身が飛び上がった。アキレス腱は切断できなかったが、足払いの形となったのだ。
そして、後頭部からステージに落ちる。一人バッグドロップ状態だ。
「これで、終わりだ!!」
俺は両足を揃えてジャンプした。跳躍からの両踵落としを巨鬼の顔面に慣行する。
要するに全体重を乗せたフットスタンプを巨鬼の頭に踏み落としたのだ。
ゴン、ゴンッ!
俺に顔面を踏まれた音と、後頭部を岩のステージに激突させた音が連続で響く。
「もう一丁!!」
更にジャンプした俺は二発目のフットスタンプで巨鬼の頭を踏みつけた。その一押しで巨鬼の頭が5センチほど岩の床にめり込んだ。
「決まったかな?」
巨鬼は痙攣しているが、動かない。気絶したかな。
「よし、勝ったようだな」
巨鬼の顔面の上で俺が額の汗を拭った瞬間だった。巨鬼が動いて俺の片足を掴んできた。
「マジかっ!!」
「がるっ!!」
「うそ、まだ動けるの!!」
巨鬼が俺の脚を引っ張った。
「うわうわうわわわっ!!」
巨鬼は俺の身体を顔面からどかすと立ち上がる。俺も逆さ釣りで持ち上げられていた。
「うそ、これはヤバクねぇ!!」
「うがぁぁああああ!!!」
巨鬼が片腕で俺の身体を振りかぶる。頭の高さまで上げると、更に背中の方向まで振り下げた。
「ひぃ~~~!」
俺は逆さまになりながら戦慄に恐怖する。
脳裏に浮かぶイメージは、テニスのサーブ、バトミントンのスマッシュ、ベースボールのピッチングフォームなどのフルスイング。
「ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ!!」
刹那、俺の身体が弧を描いて振り上げられた。巨鬼の背後から上り、頂点から前方に下る。しかも、全力の超スピードでだ。
そして、叩きつけられた。岩の床に背中から全身を叩きつけられる。
ドゴンっと音が鳴る。
「がっ……」
瞬間、全身に重さを強く感じた。
掴まれた足がモゲそうだった。内臓が揺れた。肺から空気が全部出て行った。頭を打って景色が歪む。身体がワンバウンドしてから全身に激痛が走った。
「超痛い!!!」
これが、叩きつけられる衝撃なのかよ!!
やぁ~~~べぇ~~~……。
身体が動かない……。
視界も歪んでドロドロだ。景色が認識できないぞ……。耳鳴りが五月蝿いし……。まさに一発逆転状態じゃんか……。
何かが迫ってくる。目が回って良く分からない。たぶん巨鬼の手だな。俺の頭を鷲掴みにする気だろう。
「アスラ~ン、困ってるか~?」
えっ、誰!?
女の子の声だ。この声はガイアか?
「何だったら、助けてやろうか~?」
俺は倒れながら声が聞こえたほうを見た。
視界はグチャグチャだが、観客席にガイアとメタルキャリア、それにパンダゴーレムが立っているだろう歪んだ光景が見えた。
俺は倒れながら言った。
「すまん、助けて貰えるか?」
「ok~」
ガイアは気軽に了承してくれた。
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