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【第十四章】太陽のモンスター編。
14-15【ヒューマンキラー】
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レイピアの先を手首でクルクルと回しながら威嚇するニューハーフのレッサーデーモンが体躯を横に向けて構えを取っていた。
レイピアを持つ右手が前で、腰に左手を当てている。
右肩が前で左肩が後方だ。
背筋を伸ばして姿勢は正しい。
フェンシングの構えだろう。
紳士的なイメージが強いスタイルではあるが、その構えを取るのは蝙蝠の羽を有した赤い悪魔だ。
しかも、オカマの口調である。
更に言うならビキニアーマーがキモイわ~……。
ルイレアールが蕩けた眼差しで述べた。
「久しぶりの人間だから、残さず全部食べてあげるわ。どうせなら後ろの貞操も食べちゃおうかしら♡」
どっと俺の顔から血の気が引いた。
俺は両手で確りと黄金剣を構えながら言う。
「遠慮します。俺にはそげん趣味がなかとですから……」
俺の肛門に力が入る。
「遠慮しなくっていいのよ。殺したあとに私が勝手に楽しむんだから、うふん♡」
「尚更遠慮するぞ……」
グイグイと来るな……。
これだから語尾にハートマークを付けるヤツは嫌いだぜ。
さて、フェンシングと戦うのは初めてだ。
その腕前がどのぐらいか試させてもらおう
よし、まあ、戦いに集中しようか。
俺から先手を仕掛ける。
それじゃあまずは魔法攻撃だ。
「食らえ、ファイアーボール!!」
俺は室内にも関わらず爆裂魔法を撃ち込んだ。
15メートル四方の部屋で爆風が吹き荒れると部屋の中の家具が揺れて激しく荒れた。
「あっま~いわ~。火球ごときで私の熱いハートは焦がせなくてよ!」
やはり効いてない。
爆炎の中からルイレアールが飛び出して来た。
無傷だ。
髪の毛ひとつ燃えていない。
おそらく炎耐久のスキル持ちだろうさ。
だって全身真っ赤だもんな。
そりゃあ炎に強そうだよ。
「今度は私から行くわよ!」
強い踏み込みからの突き。
ルイレアールが鋭いレイピアの先で俺の顔面を狙ってきた。
針のような剣先が俺の眼前に迫る。
速い!
かなりの疾風だ!
しかし──。
「おっと!!」
俺は頭だけを横に振ってレイピアの突きを躱した。
いや、躱しきれてない。
「いてっ!」
レイピアの刀身が頬を掠めた。
横一文字に頬を刻まれる。
すると傷口から鮮血が飛んだ。
少し深いかも。
だが、俺も反撃を繰り出していた。
中段の胴斬り。
横水平に振られた黄金剣がルイレアールの腹部を狙う。
「うらっ!!」
「なんの!!」
ルイレアールが高く跳ねて俺の一振りを回避した。
剣を飛び越え宙を舞う。
いや、飛んでいた。
背中の羽を煽り空を飛ぶように滑空すると離れた場所に着地する。
「なかなかの腕前ね。ならば今度は地味に攻めるわよ!」
「いや、派手に戦おうぜ!」
「ふっ!!」
ルイレアールが速くて長い一歩で飛び込んで来る。
そして、俺の前で無音の震脚を踏むとレイピアで腹を突いて来た。
「おっと、危ねえ!」
体を捻り回避。
しかし躱されたレイピアの切っ先が流れる水面のように俺の太股を狙う。
変則的な連携技。
「マジで危ねえ!!」
俺は右足を引いて回避する。
すると今度はレイピアが跳ね上がる。
「くっ!!」
三段攻撃か!?
閃光が俺の眼前を走った。
痛い!?
また顔を切られた。
右頬から上って左の額までザックリと斜めにだ。
だが俺は怯まず袈裟斬りに黄金剣を振るう。
しかし、躱された。
またレイピアが閃光と化して走って来る。
もう回避出来ない。
俺は黄金剣を返して防御を築く。
だが、目を疑うことがおきた。
横に振られたレイピアが防御に立てた黄金剣をすり抜けたのだ。
ガード不能な一撃である。
「マズッ!?」
俺は全力で背を反らした。
黄金剣のガードを透化して抜けてきたレイピアの切っ先が俺の喉を切る。
浅い!?
助かった!!
俺は血が出る喉を押さえながら、ヨタヨタと後方に退避した。
ルイレアールがレイピアの先を∞の型に回しながら言う。
「あらあら、躱すのもやっとね」
事実。
「いやいや、これからだよ……」
「強がる姿も可愛いわ。早く前も後ろも食べたいわね」
「それはゴメンだってばよ……」
「殺っ!!」
強い殺気から攻め込んで来るルイレアールがレイピアを真っ直ぐ伸ばした。
長い距離を速く進み、切っ先が槍のように突っ込んで来る。
俺は左腕のバックラーを立ててガードする。
しかし、バックラーを透化してレイピアの先が俺の胸に突き刺さった。
またガード不能な透化攻撃だ。
「なんでだ!?」
俺の口から痛みよりも驚きが先に出た。
レイピアが小盾を貫通している。
そのまま俺の左胸の鎖骨の上に突き刺さっていた。
急所は外れている。
だが痛いぞ。
レイピアを引き抜いたルイレアールが続いて横振り攻撃を振るう。
俺は大きく飛んで、また逃げた。
距離を保って俺は傷口を黙視で確認する。
「なんだ、これは……?」
可笑しい?
俺の肩は突かれて痛みがあるが、レザーアーマーには傷が無い。
刺された穴が無いのだ。
バックラーを見たが、バックラーにも穴が無いのだ。
だが、傷は痛む……。
俺が腹のほうを見てみれば、ベルトの辺りから血が流れ出ていた。
やはり刺されている。
体に傷はあるんだ。
痛いし出血しているもの。
なのに防具には傷が無い。
俺はルイレアールを睨みながら質問した。
「なんだ、そのレイピアは?」
「これが私の愛刀ヒューマンキラーよ~」
「ヒューマンキラー……?」
「そうよ~」
するとレイピアを逆手に持ち変えたルイレアールが切腹するように自分の腹を突き刺した。
「何してる!?」
レイピアは深々と確かに突き刺さっていた。
間違いなくルイレアールの腹から背中にかけて貫通している。
「なーーんてね~」
「えっ……?」
ルイレアールがケロッとした表情で腹からレイピアを引き抜く。
そのシックスパックは無傷だ。
「今、切腹したよな……」
「ええ、したわよ」
すると今度は立てた自分の腕をレイピアでスパリと切り落とすように振るった。
しかし刀身と腕が確かに交差したが、ルイレアールの腕は切り落とされていない。
それどころか傷ひとつ付いていない。
俺は自分の顔に刻まれた傷から鮮血を拭った。
「なぜっ……?」
俺は切られている。
間違いない。
だが、ルイレアールは自分を刺しても切っても傷付かない。
「その武器は、切れる対象を指定できるのか?」
ルイレアールは手に在るレイピアを舐め回すように眺めてから返答した。
「これはそんな便利なマジックアイテムじゃあないわ。でも、とっても便利なマジックアイテムよ」
「どっちなんだよ……」
「これは人間しか切れないレイピアなのよ~」
「人間しか切れない?」
俺はこの隙に左胸の傷にセルフヒールを施す。
こいつがおしゃべりで助かった。
「このレイピアは人間しか切れない代わりに、その他の物に阻害されないのよ。唯一阻害されるものは柄と鞘ぐらいなの」
「へぇ~、そうかい。それは凄いマジックアイテムだな。だからヒューマンキラーなのか」
これはマジで欲しいぞ。
鎧を無視して中身だけを傷付けるレイピアだろ。
人間にしか効かないが、それでも十分なマジックアイテムだな。
「まあ、タネが分かれば対策もできるぜ」
「本当にそうかしら~、うふん♡」
いちいちキモイな……。
マジで早く殺したいわ。
「よし、仕切り直しだ!」
俺は凛と黄金剣を構えた。
改めてレッサーデーモンと向かい合う。
戦いの続行だ。
レイピアを持つ右手が前で、腰に左手を当てている。
右肩が前で左肩が後方だ。
背筋を伸ばして姿勢は正しい。
フェンシングの構えだろう。
紳士的なイメージが強いスタイルではあるが、その構えを取るのは蝙蝠の羽を有した赤い悪魔だ。
しかも、オカマの口調である。
更に言うならビキニアーマーがキモイわ~……。
ルイレアールが蕩けた眼差しで述べた。
「久しぶりの人間だから、残さず全部食べてあげるわ。どうせなら後ろの貞操も食べちゃおうかしら♡」
どっと俺の顔から血の気が引いた。
俺は両手で確りと黄金剣を構えながら言う。
「遠慮します。俺にはそげん趣味がなかとですから……」
俺の肛門に力が入る。
「遠慮しなくっていいのよ。殺したあとに私が勝手に楽しむんだから、うふん♡」
「尚更遠慮するぞ……」
グイグイと来るな……。
これだから語尾にハートマークを付けるヤツは嫌いだぜ。
さて、フェンシングと戦うのは初めてだ。
その腕前がどのぐらいか試させてもらおう
よし、まあ、戦いに集中しようか。
俺から先手を仕掛ける。
それじゃあまずは魔法攻撃だ。
「食らえ、ファイアーボール!!」
俺は室内にも関わらず爆裂魔法を撃ち込んだ。
15メートル四方の部屋で爆風が吹き荒れると部屋の中の家具が揺れて激しく荒れた。
「あっま~いわ~。火球ごときで私の熱いハートは焦がせなくてよ!」
やはり効いてない。
爆炎の中からルイレアールが飛び出して来た。
無傷だ。
髪の毛ひとつ燃えていない。
おそらく炎耐久のスキル持ちだろうさ。
だって全身真っ赤だもんな。
そりゃあ炎に強そうだよ。
「今度は私から行くわよ!」
強い踏み込みからの突き。
ルイレアールが鋭いレイピアの先で俺の顔面を狙ってきた。
針のような剣先が俺の眼前に迫る。
速い!
かなりの疾風だ!
しかし──。
「おっと!!」
俺は頭だけを横に振ってレイピアの突きを躱した。
いや、躱しきれてない。
「いてっ!」
レイピアの刀身が頬を掠めた。
横一文字に頬を刻まれる。
すると傷口から鮮血が飛んだ。
少し深いかも。
だが、俺も反撃を繰り出していた。
中段の胴斬り。
横水平に振られた黄金剣がルイレアールの腹部を狙う。
「うらっ!!」
「なんの!!」
ルイレアールが高く跳ねて俺の一振りを回避した。
剣を飛び越え宙を舞う。
いや、飛んでいた。
背中の羽を煽り空を飛ぶように滑空すると離れた場所に着地する。
「なかなかの腕前ね。ならば今度は地味に攻めるわよ!」
「いや、派手に戦おうぜ!」
「ふっ!!」
ルイレアールが速くて長い一歩で飛び込んで来る。
そして、俺の前で無音の震脚を踏むとレイピアで腹を突いて来た。
「おっと、危ねえ!」
体を捻り回避。
しかし躱されたレイピアの切っ先が流れる水面のように俺の太股を狙う。
変則的な連携技。
「マジで危ねえ!!」
俺は右足を引いて回避する。
すると今度はレイピアが跳ね上がる。
「くっ!!」
三段攻撃か!?
閃光が俺の眼前を走った。
痛い!?
また顔を切られた。
右頬から上って左の額までザックリと斜めにだ。
だが俺は怯まず袈裟斬りに黄金剣を振るう。
しかし、躱された。
またレイピアが閃光と化して走って来る。
もう回避出来ない。
俺は黄金剣を返して防御を築く。
だが、目を疑うことがおきた。
横に振られたレイピアが防御に立てた黄金剣をすり抜けたのだ。
ガード不能な一撃である。
「マズッ!?」
俺は全力で背を反らした。
黄金剣のガードを透化して抜けてきたレイピアの切っ先が俺の喉を切る。
浅い!?
助かった!!
俺は血が出る喉を押さえながら、ヨタヨタと後方に退避した。
ルイレアールがレイピアの先を∞の型に回しながら言う。
「あらあら、躱すのもやっとね」
事実。
「いやいや、これからだよ……」
「強がる姿も可愛いわ。早く前も後ろも食べたいわね」
「それはゴメンだってばよ……」
「殺っ!!」
強い殺気から攻め込んで来るルイレアールがレイピアを真っ直ぐ伸ばした。
長い距離を速く進み、切っ先が槍のように突っ込んで来る。
俺は左腕のバックラーを立ててガードする。
しかし、バックラーを透化してレイピアの先が俺の胸に突き刺さった。
またガード不能な透化攻撃だ。
「なんでだ!?」
俺の口から痛みよりも驚きが先に出た。
レイピアが小盾を貫通している。
そのまま俺の左胸の鎖骨の上に突き刺さっていた。
急所は外れている。
だが痛いぞ。
レイピアを引き抜いたルイレアールが続いて横振り攻撃を振るう。
俺は大きく飛んで、また逃げた。
距離を保って俺は傷口を黙視で確認する。
「なんだ、これは……?」
可笑しい?
俺の肩は突かれて痛みがあるが、レザーアーマーには傷が無い。
刺された穴が無いのだ。
バックラーを見たが、バックラーにも穴が無いのだ。
だが、傷は痛む……。
俺が腹のほうを見てみれば、ベルトの辺りから血が流れ出ていた。
やはり刺されている。
体に傷はあるんだ。
痛いし出血しているもの。
なのに防具には傷が無い。
俺はルイレアールを睨みながら質問した。
「なんだ、そのレイピアは?」
「これが私の愛刀ヒューマンキラーよ~」
「ヒューマンキラー……?」
「そうよ~」
するとレイピアを逆手に持ち変えたルイレアールが切腹するように自分の腹を突き刺した。
「何してる!?」
レイピアは深々と確かに突き刺さっていた。
間違いなくルイレアールの腹から背中にかけて貫通している。
「なーーんてね~」
「えっ……?」
ルイレアールがケロッとした表情で腹からレイピアを引き抜く。
そのシックスパックは無傷だ。
「今、切腹したよな……」
「ええ、したわよ」
すると今度は立てた自分の腕をレイピアでスパリと切り落とすように振るった。
しかし刀身と腕が確かに交差したが、ルイレアールの腕は切り落とされていない。
それどころか傷ひとつ付いていない。
俺は自分の顔に刻まれた傷から鮮血を拭った。
「なぜっ……?」
俺は切られている。
間違いない。
だが、ルイレアールは自分を刺しても切っても傷付かない。
「その武器は、切れる対象を指定できるのか?」
ルイレアールは手に在るレイピアを舐め回すように眺めてから返答した。
「これはそんな便利なマジックアイテムじゃあないわ。でも、とっても便利なマジックアイテムよ」
「どっちなんだよ……」
「これは人間しか切れないレイピアなのよ~」
「人間しか切れない?」
俺はこの隙に左胸の傷にセルフヒールを施す。
こいつがおしゃべりで助かった。
「このレイピアは人間しか切れない代わりに、その他の物に阻害されないのよ。唯一阻害されるものは柄と鞘ぐらいなの」
「へぇ~、そうかい。それは凄いマジックアイテムだな。だからヒューマンキラーなのか」
これはマジで欲しいぞ。
鎧を無視して中身だけを傷付けるレイピアだろ。
人間にしか効かないが、それでも十分なマジックアイテムだな。
「まあ、タネが分かれば対策もできるぜ」
「本当にそうかしら~、うふん♡」
いちいちキモイな……。
マジで早く殺したいわ。
「よし、仕切り直しだ!」
俺は凛と黄金剣を構えた。
改めてレッサーデーモンと向かい合う。
戦いの続行だ。
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