384 / 611
【第十三章】魔王城攻略編
13-31【グールチームとの決着】
しおりを挟む
「グルグルグルゥ!」
巨漢オークグールが片足で足元の死体を蹴り払う。
足の踏み場を作ってやがるぞ。
やっぱりグールってゾンビと違って賢いんだな。
だから背中に潜んで居たゴブリングールは、今の今まで姿を隠していたんだ。
確実に殺れると思った時にしか出て来ないって戦法かよ。
さて、どうするかな……。
作戦らしい作戦が今一思いつかない。
マントの中に潜んで居るゴブリングールが、どう動くか予想がつかないせいだ。
先が読めない……。
読めないなら考えない──、かな。
行き当たりばったりで行くしかねえか。
「それっ!」
俺は思い付きで動いた。
戦斧を足元に振り下ろし、死体の首をスパリと跳ねる。
その切断されたオークグールの首を足の甲に乗せるとサッカーボールのように蹴り上げた。
リフティングだ。
俺って上手いな。
もしかしたら前世はプロサッカー選手だったんじゃね。
「それっ!!」
そしてボレーキックで生首を蹴り飛ばす。
蹴り飛んだ生首が巨漢オークグールの上半身に迫る。
それを巨漢オークグールが反応して、兜割りで頭を真っ二つに斬り裂いた。
「そりゃっ!!」
今度は俺が飛んでいた。
横振りの戦斧で巨漢オークグールの首を狙う。
巨漢オークグールはグレートアックスを振るったばかりで反応できない。
俺の振るった戦斧が喉に刺さったインセクトクローナックルのお尻を強打した。
「グッハァッ!!」
更に深く鍵爪が喉に食い込むと口から汚い血が飛び散った。
しかし、致命傷には程遠い。
まあ、この程度で決まらんだろう。
この程度で決まるようならこいつもグールなんてやってないよね。
「ならば──」
俺はそのまま巨漢オークグールの横を走り過ぎる。
そして背後から広い背中に一撃を入れた。
「それっ!!」
「ギィア!!」
マントの中から悲鳴が聞こえてきた。
ゴブリングールの悲鳴だろう。
すると千切れた腕と、片腕を失くしたゴブリングールがズルリとマント内から落ちて来る。
「ハロー」
「キィーーー!!」
片腕を失くしたゴブリングールが狂ったように飛びかかって来た。
「おっと!」
しかし俺は戦斧の一振りで反対の腕も斬り落としてやった。
「ヒグゥーー!!」
それでも怯まないゴブリングールは、一度着地すると更にジャンプして飛び掛かって来る。
どうやら噛み付くつもりらしい。
だが、俺はバトルアックスで盾を作る。
その盾にゴブリングールが顔を激突して止まった時であった。
巨漢オークグールが振り返りざまにグレートアックスを横一文字に振るったのだ。
その一振りがゴブリングールの胴体を、軽々と真っ二つに斬り裂いた。
あら、まあ、同士討ちだ。
上半身と下半身がお別れしたゴブリングールが地面に転がった。
「キャン!」
アンデッドだけあって死んでいないが、両腕と下半身を失くしたゴブリングールは芋虫のように踠いている。
俺はそんなゴブリングールを無視して巨漢オークグールに向かって再び飛んだ。
「それっ!」
俺の飛び蹴り。
足刀で顔面に刺さっているダガーを押すように蹴り付ける。
ダガーが更に深く頭に刺さった。
それでも巨漢オークグールは止まらない。
巨漢オークグールはグレートアックスを袈裟斬りに振るって来る。
俺は上半身を斜めに反らして大型戦斧を躱す。
そしてバトルアックスで巨漢オークグールの膝を外側から打ち殴った。
「りいぁ!!」
ゴギッ!!
手応えがあった。
ガンっと派手な音が鳴ると、太い足の膝関節が、曲がらない方向にぐにゃりと曲がった。
「うしっ!」
ゴギリと鈍い音が聞こえたぞ。
骨が折れたな。
それでも巨漢オークグールは、倒れる瞬間にグレートアックスを振るう。
俺はその一打を飛んで躱すとバトルアックスを空中で振り上げた。
巨漢オークグールは腹這いに倒れる。
その背中に向かって降下する俺は、延髄を狙ってバトルアックスを振り下ろした。
「首を跳ねてやるぞ! ヘルムクラッシャー!!」
だが、マントの中から新たなゴブリングールが飛び出して来た。
えっ!?
二匹目だと!!
「シャーーー!!」
二匹目のゴブリングールがダガーを俺の体に突き刺した。
左肩の付け根にダガーが刺さる。
ちっ、丁度鉄腕の付け根だった。
痛いっ!
それでも浅い!!
「ライトニングボルト!!」
「ギィァアアア!!!」
電撃魔法を至近距離で食らったゴブリングールの体がスパークしながら吹き飛んだ。
丸焦げになった死体が壁まで飛んで激突する。
まさか二匹も隠れて居るなんて思わんかったわ。
「グルッ!!」
「うわっ!?」
組みつかれた!?
片足で立ち上がって来た巨漢オークグールに抱きつかれる。
ベアーハッグだ。
臭っ!!
スゲー臭うぞ!!
腐敗臭が刺激的だぜ!!
それよりも───。
「ウガアーー!!」
「ぐぐっ……」
俺の体が怪力で締め上げられる。
力む巨漢オークグールは片膝立ちだ。
俺の両足は地面についているし、両腕はフリーだった。
まだ戦斧も手にある。
だがここは派手に決めたい。
俺は戦斧を捨てると、体を締め上げる巨漢オークグールの両腕に自分の両腕を回して抱え込む。
「閂スープレックスだ、こん畜生!!」
しかし、重い……。
やべ、投げられないかも……。
ちょっとまずったかな……。
俺が若干の後悔をしていると、巨漢オークグールの背中からダガーを持った細い手がニョキっと見えた。
えっ……、三匹目が居る!!
不味い、マジで早く投げないと!!
俺は全力で踏ん張った。
「おりゃぁああああ!!!!」
巨漢オークグールの体が浮いた。
背を反らした俺の臍に乗っかって、頭から後方に落とされる。
「閂式反り投げの成功じゃあ!!」
ゴンっと鈍い音が響いた。
巨漢オークグールは脳天をモロに石畳の上に打ち付けたのだ。
「ふぅ~~」
安心感から溜め息が出た。
巨漢オークグールの腕力から解放された俺が立ち上がる。
まだ巨漢オークグールは動いていた。
それでも動きが鈍い。
痙攣しているな。
アンデッドでも脳震盪ってするんだな。
俺は片足を高く上げた。
その足を倒れている巨漢オークグールの顔面に刺さったダガーに落とす。
踏みつけられたダガーが更に深く刺さって根元まで見えなくなる。
それで巨漢オークグールの動きが止まった。
ダガーが脳髄まで貫いたのだろう。
その寝そべる背中に、巨漢で潰された三匹目のゴブリングールの腕が見える。
三匹目のゴブリングールも動いていない。
オークグールの体重に頭でも潰されたのかな?
まあ、とにかく勝ったぜ。
「ふう……。これでグールどもは殲滅できたかな……」
できてたらいいな。
ちょっと疲れたわ~。
肩の傷にセルフヒールしとこっと。
巨漢オークグールが片足で足元の死体を蹴り払う。
足の踏み場を作ってやがるぞ。
やっぱりグールってゾンビと違って賢いんだな。
だから背中に潜んで居たゴブリングールは、今の今まで姿を隠していたんだ。
確実に殺れると思った時にしか出て来ないって戦法かよ。
さて、どうするかな……。
作戦らしい作戦が今一思いつかない。
マントの中に潜んで居るゴブリングールが、どう動くか予想がつかないせいだ。
先が読めない……。
読めないなら考えない──、かな。
行き当たりばったりで行くしかねえか。
「それっ!」
俺は思い付きで動いた。
戦斧を足元に振り下ろし、死体の首をスパリと跳ねる。
その切断されたオークグールの首を足の甲に乗せるとサッカーボールのように蹴り上げた。
リフティングだ。
俺って上手いな。
もしかしたら前世はプロサッカー選手だったんじゃね。
「それっ!!」
そしてボレーキックで生首を蹴り飛ばす。
蹴り飛んだ生首が巨漢オークグールの上半身に迫る。
それを巨漢オークグールが反応して、兜割りで頭を真っ二つに斬り裂いた。
「そりゃっ!!」
今度は俺が飛んでいた。
横振りの戦斧で巨漢オークグールの首を狙う。
巨漢オークグールはグレートアックスを振るったばかりで反応できない。
俺の振るった戦斧が喉に刺さったインセクトクローナックルのお尻を強打した。
「グッハァッ!!」
更に深く鍵爪が喉に食い込むと口から汚い血が飛び散った。
しかし、致命傷には程遠い。
まあ、この程度で決まらんだろう。
この程度で決まるようならこいつもグールなんてやってないよね。
「ならば──」
俺はそのまま巨漢オークグールの横を走り過ぎる。
そして背後から広い背中に一撃を入れた。
「それっ!!」
「ギィア!!」
マントの中から悲鳴が聞こえてきた。
ゴブリングールの悲鳴だろう。
すると千切れた腕と、片腕を失くしたゴブリングールがズルリとマント内から落ちて来る。
「ハロー」
「キィーーー!!」
片腕を失くしたゴブリングールが狂ったように飛びかかって来た。
「おっと!」
しかし俺は戦斧の一振りで反対の腕も斬り落としてやった。
「ヒグゥーー!!」
それでも怯まないゴブリングールは、一度着地すると更にジャンプして飛び掛かって来る。
どうやら噛み付くつもりらしい。
だが、俺はバトルアックスで盾を作る。
その盾にゴブリングールが顔を激突して止まった時であった。
巨漢オークグールが振り返りざまにグレートアックスを横一文字に振るったのだ。
その一振りがゴブリングールの胴体を、軽々と真っ二つに斬り裂いた。
あら、まあ、同士討ちだ。
上半身と下半身がお別れしたゴブリングールが地面に転がった。
「キャン!」
アンデッドだけあって死んでいないが、両腕と下半身を失くしたゴブリングールは芋虫のように踠いている。
俺はそんなゴブリングールを無視して巨漢オークグールに向かって再び飛んだ。
「それっ!」
俺の飛び蹴り。
足刀で顔面に刺さっているダガーを押すように蹴り付ける。
ダガーが更に深く頭に刺さった。
それでも巨漢オークグールは止まらない。
巨漢オークグールはグレートアックスを袈裟斬りに振るって来る。
俺は上半身を斜めに反らして大型戦斧を躱す。
そしてバトルアックスで巨漢オークグールの膝を外側から打ち殴った。
「りいぁ!!」
ゴギッ!!
手応えがあった。
ガンっと派手な音が鳴ると、太い足の膝関節が、曲がらない方向にぐにゃりと曲がった。
「うしっ!」
ゴギリと鈍い音が聞こえたぞ。
骨が折れたな。
それでも巨漢オークグールは、倒れる瞬間にグレートアックスを振るう。
俺はその一打を飛んで躱すとバトルアックスを空中で振り上げた。
巨漢オークグールは腹這いに倒れる。
その背中に向かって降下する俺は、延髄を狙ってバトルアックスを振り下ろした。
「首を跳ねてやるぞ! ヘルムクラッシャー!!」
だが、マントの中から新たなゴブリングールが飛び出して来た。
えっ!?
二匹目だと!!
「シャーーー!!」
二匹目のゴブリングールがダガーを俺の体に突き刺した。
左肩の付け根にダガーが刺さる。
ちっ、丁度鉄腕の付け根だった。
痛いっ!
それでも浅い!!
「ライトニングボルト!!」
「ギィァアアア!!!」
電撃魔法を至近距離で食らったゴブリングールの体がスパークしながら吹き飛んだ。
丸焦げになった死体が壁まで飛んで激突する。
まさか二匹も隠れて居るなんて思わんかったわ。
「グルッ!!」
「うわっ!?」
組みつかれた!?
片足で立ち上がって来た巨漢オークグールに抱きつかれる。
ベアーハッグだ。
臭っ!!
スゲー臭うぞ!!
腐敗臭が刺激的だぜ!!
それよりも───。
「ウガアーー!!」
「ぐぐっ……」
俺の体が怪力で締め上げられる。
力む巨漢オークグールは片膝立ちだ。
俺の両足は地面についているし、両腕はフリーだった。
まだ戦斧も手にある。
だがここは派手に決めたい。
俺は戦斧を捨てると、体を締め上げる巨漢オークグールの両腕に自分の両腕を回して抱え込む。
「閂スープレックスだ、こん畜生!!」
しかし、重い……。
やべ、投げられないかも……。
ちょっとまずったかな……。
俺が若干の後悔をしていると、巨漢オークグールの背中からダガーを持った細い手がニョキっと見えた。
えっ……、三匹目が居る!!
不味い、マジで早く投げないと!!
俺は全力で踏ん張った。
「おりゃぁああああ!!!!」
巨漢オークグールの体が浮いた。
背を反らした俺の臍に乗っかって、頭から後方に落とされる。
「閂式反り投げの成功じゃあ!!」
ゴンっと鈍い音が響いた。
巨漢オークグールは脳天をモロに石畳の上に打ち付けたのだ。
「ふぅ~~」
安心感から溜め息が出た。
巨漢オークグールの腕力から解放された俺が立ち上がる。
まだ巨漢オークグールは動いていた。
それでも動きが鈍い。
痙攣しているな。
アンデッドでも脳震盪ってするんだな。
俺は片足を高く上げた。
その足を倒れている巨漢オークグールの顔面に刺さったダガーに落とす。
踏みつけられたダガーが更に深く刺さって根元まで見えなくなる。
それで巨漢オークグールの動きが止まった。
ダガーが脳髄まで貫いたのだろう。
その寝そべる背中に、巨漢で潰された三匹目のゴブリングールの腕が見える。
三匹目のゴブリングールも動いていない。
オークグールの体重に頭でも潰されたのかな?
まあ、とにかく勝ったぜ。
「ふう……。これでグールどもは殲滅できたかな……」
できてたらいいな。
ちょっと疲れたわ~。
肩の傷にセルフヒールしとこっと。
0
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる