383 / 611
【第十三章】魔王城攻略編
13-30【巨漢オークグールとの決戦】
しおりを挟む
巨漢オークグールの登場に俺の心はワクワクと踊っていた。
何故ならば、そいつが装備している黒いフルプレートがマジックアイテムだからだ。
しかも、高品質っぽい。
グールが着込んでいるのに傷一つ無い輝きと艶。
漆黒だが細やかな装飾が存分に施されたフレーム。
それにオークに似合わない赤いマント。
明らかに業物で値打ち物だ。
要するに、一目で高価な甲冑だと分かる。
だから是非に欲しい。
「グルグルグルゥ……」
そして、唸る巨漢オークグールはグレートアックスを装備している。
柄の長い戦斧だ。
それは大きいだけで普通の武器だ。
マジックアイテムでは無い。
だから、あまり興味が湧かないわん。
「グルグルグルゥ……」
ノシリと前に出る巨漢オークグール。
その一歩の動きで体重の重さが鑑みれた。
スピードはトロそうだが、逆にパワーは有りそうだ。
ならばスピードで翻弄するか──。
俺は周囲を見渡した。
まずは足場が悪いな。
周り一面に、先程倒したばかりのオークグールやゴブリングールの死体がたくさん転がっている。
巨漢オークグールは、それらを踏みつけながらヨタヨタと近寄って来る。
これでは足場が悪くて走ったり飛んだりするのに邪魔だろう。
ならば──。
「ファイアーボール!」
俺は巨漢オークグールの足元にファイアーボールを撃ち込んだ。
爆炎が巨漢オークグールを包むと同時に周囲の死体を吹き飛ばした。
オークグールやゴブリングールの死体が壁際まで吹き飛ぶ。
「よし、これで土俵が完成したぞ」
「グルグルグルゥ……」
爆煙の中から巨漢オークグールが歩み出て来た。
その姿は無傷だ。
「ちっ、やっぱりその鎧か……」
これで分かったことがある。
あの鎧には高度な魔法防御効果が有るぞ。
ますます欲しくなってきたぜ。
本当に俺の欲を沸き立たせてくれるな。
「よし、行くぜ!」
「グルグルグルゥ……」
俺はダッシュしながら魔法を放った。
「ファイアーシャード!」
炎の飛礫が巨漢オークグールの顔面目掛けて飛んで行くが、命中する寸前で消えてしまう。
やはり効かない。
だが、目眩ましには十分だろう。
俺は跳躍してから巨漢オークグールの顔面に鍵爪を突き立てた。
巨漢オークグールが被っているヘルムは顔面部分がTの字に開いている。
俺はそこを狙った。
「もらった!!」
だが、巨漢オークグールがグレートアックスを勢い良く振り上げる。
その上げられたグレートアックスの柄が、眼前に飛び迫る俺の股間を下から打ったのだ。
「うごっ!!」
俺の脳内にキーーンっと音が鳴る。
「き、金的を打たれた!?」
それだけでない。
俺の体は4メートルほど有る天井まで飛ばされて頭を打ち付ける。
「ふごっ」
なんたるパワーだ。
それに移動速度は遅いが攻撃速度は速いじゃんか。
そして、打ち上げられた俺が落ちて来るところをグレートアックスで横振りに殴られる。
まるで野球のような力強いバッティングホームでだ。
「グルッ!!」
「のぉわああああ!!」
大型戦斧で打たれた俺は、何とかインセクトクローナックルと左腕の鉄腕でガードが出来ていた。
ほとんどたまたまの偶然だ。
しかし、死体で出来た土俵の輪から飛ばされて、数メートルほど転がった。
「うはっ……」
舐めていた……。
うっ、内蔵が弾んで気持ち悪い……。
畜生……。
俺はフラフラと立ち上がる。
巨漢オークグールのほうを見れば、死体の輪から出て俺を追って来るところだった。
予想外だ……。
こいつ、強いぞ……。
グールで巨漢の癖に反応が速い。
ならば、今度こそ!
俺はダガーを一本抜くと全力ホームで投擲した。
狙いは顔面。
そして、飛翔したダガーが見事にTの字ゾーンの除き穴に命中した。
オークグールの眉間に俺の投げたダガーが突き刺さっている。
だが、巨漢オークグールは気にもせず突っ込んで来た。
怯んでもいないし、突進の勢いも緩んでいない。
顔面にダガーが突き刺さったままにだ。
「当たりが浅かったか!?」
「グルグルグルゥ!!」
巨漢オークグールが振りかぶったグレートアックスを真っ直ぐ縦に振り下ろす。
俺は片足を軸に体を軽く横にずらしただけで大型戦斧の兜割りを躱した。
俺の眼前を過ぎた斧刀が石作の床に、激音と共に深々と突き刺さった。
グラリと周囲が揺れる。
だが、俺は冷静な眼でオークグールを睨み付けた。
視線を僅かにも反らさない。
「それっ!!」
攻撃で体が前のめりになった巨漢オークグールに、俺は熊手で反撃を仕掛ける。
ヘルムと胸当ての隙間に鍵爪を滑り込ませた。
「地獄突きだ。喉をかっ切ってやる!!」
そして、ザクリとした感触が鉤爪の先から伝わってきた。
しかし、次の瞬間には俺の腕が動かなくなってしまう。
「なにっ!?」
この野郎!!
爪先が刺さったのに顎で熊手を挟んで固定しやがったぞ!!
「グルグルグル!!」
再び横に振りかぶられるグレートアックスが見えた。
「ヤバイ!!」
ダメージを感じさせないオークグールがグレートアックスを力強く振るった。
俺は熊手から自分の手を引き抜くと、振られたグレートアックスを紙一重でくぐって躱した。
俺の頭上を斧が過ぎる。
「この野郎……」
俺は距離を取るため後方に飛ぶ。
そして俺は、着地と同時に異次元宝物庫内に手を突っ込んだ。
「なんでもいいから武器をくれ!!」
見えないが何かを手渡された。
んん?
柔らかい?
俺は異次元宝物庫から手を引き抜いて、掌内の物を見た。
「ハンカチ?」
すると異次元宝物庫内からヒルダが答える。
『わたくしのパンツです』
「お前のパンティーは武器か!!」
俺は壁に向かって全力ホームでパンツを投げ捨てる。
『あ……』
「真面目な武器を寄越せ!!」
『はい、畏まりました……』
ヒルダの声は暗かった。
次に武器を出してくれたのは、いつもの亡者だった。
「サトウさん、サンキュー!」
武器は戦斧である。
【バトルアックス+1】
装備者のみ、この斧の重量軽減効果。
「斧には斧ってことか。まあ、これでいいや」
俺が戦斧を構える間に、巨漢オークグールが壁際に走って行く。
狙いは俺が投げたパンツだった。
「ヒルダのパンティーに誘き寄せられているのか!?」
どうやらヒルダのパンティーには亡者を引き寄せる特殊効果があるようだ。
案外と武器かも知れん……。
それは置いといて──。
俺はここぞとばかりに背後からオークグールへ斬り掛かった。
「もらったぜ!!」
「シャッ!!」
えっ!?
突然何かがオークグールのマント内から飛び出してくる。
「キョェエエエ!!」
ゴブリングール!?
マントの中に潜んでたのか!!
ゴブリングールのダガーの一突きが俺の顔面を狙う。
「くっ!!」
頬を切っ先がかすった。
ちょっぴり血が飛ぶ。
続いてパンツを手にした巨漢オークグールが、振り向きざまにグレートアックスを片手で振るった。
「のわわっ!!」
俺は腹を引っ込めて斧を躱す。
更にコンビネーションでパンツを握り締めた拳が飛んで来た。
これは躱せないぞ。
ヒット。
俺は黒い鉄小手を装着した拳で頬を殴り付けられた。
それでも当たりが浅く、俺は吹っ飛んだが倒れない。
「野郎……」
あれ、ゴブリングールが居ないぞ?
俺は後方に下がって周囲を見回した。
やはり居ない。
また、マントの中に隠れたか。
俺が消えたゴブリングールを探していると、パンツを鎧の隙間に押し込む巨漢オークグールが、少しずつ近寄ってきた。
その顔面にはダガーが突き刺さっており、喉にも熊手が突き刺さったままである。
厄介だ……。
この巨漢オークグールだけでも面倒臭いのに、おまけのゴブリングールまで潜んでやがる。
「ちっ……」
舌打ちしちゃったよ。
しゃあないか……。
俺は切られた頬の血を拭いながら言った。
「そろそろ本気で行きますかね」
俺は頭上まで翳した武器を前に振るうと、両手で戦斧を力強く構えた。
ここからが本気である。
何故ならば、そいつが装備している黒いフルプレートがマジックアイテムだからだ。
しかも、高品質っぽい。
グールが着込んでいるのに傷一つ無い輝きと艶。
漆黒だが細やかな装飾が存分に施されたフレーム。
それにオークに似合わない赤いマント。
明らかに業物で値打ち物だ。
要するに、一目で高価な甲冑だと分かる。
だから是非に欲しい。
「グルグルグルゥ……」
そして、唸る巨漢オークグールはグレートアックスを装備している。
柄の長い戦斧だ。
それは大きいだけで普通の武器だ。
マジックアイテムでは無い。
だから、あまり興味が湧かないわん。
「グルグルグルゥ……」
ノシリと前に出る巨漢オークグール。
その一歩の動きで体重の重さが鑑みれた。
スピードはトロそうだが、逆にパワーは有りそうだ。
ならばスピードで翻弄するか──。
俺は周囲を見渡した。
まずは足場が悪いな。
周り一面に、先程倒したばかりのオークグールやゴブリングールの死体がたくさん転がっている。
巨漢オークグールは、それらを踏みつけながらヨタヨタと近寄って来る。
これでは足場が悪くて走ったり飛んだりするのに邪魔だろう。
ならば──。
「ファイアーボール!」
俺は巨漢オークグールの足元にファイアーボールを撃ち込んだ。
爆炎が巨漢オークグールを包むと同時に周囲の死体を吹き飛ばした。
オークグールやゴブリングールの死体が壁際まで吹き飛ぶ。
「よし、これで土俵が完成したぞ」
「グルグルグルゥ……」
爆煙の中から巨漢オークグールが歩み出て来た。
その姿は無傷だ。
「ちっ、やっぱりその鎧か……」
これで分かったことがある。
あの鎧には高度な魔法防御効果が有るぞ。
ますます欲しくなってきたぜ。
本当に俺の欲を沸き立たせてくれるな。
「よし、行くぜ!」
「グルグルグルゥ……」
俺はダッシュしながら魔法を放った。
「ファイアーシャード!」
炎の飛礫が巨漢オークグールの顔面目掛けて飛んで行くが、命中する寸前で消えてしまう。
やはり効かない。
だが、目眩ましには十分だろう。
俺は跳躍してから巨漢オークグールの顔面に鍵爪を突き立てた。
巨漢オークグールが被っているヘルムは顔面部分がTの字に開いている。
俺はそこを狙った。
「もらった!!」
だが、巨漢オークグールがグレートアックスを勢い良く振り上げる。
その上げられたグレートアックスの柄が、眼前に飛び迫る俺の股間を下から打ったのだ。
「うごっ!!」
俺の脳内にキーーンっと音が鳴る。
「き、金的を打たれた!?」
それだけでない。
俺の体は4メートルほど有る天井まで飛ばされて頭を打ち付ける。
「ふごっ」
なんたるパワーだ。
それに移動速度は遅いが攻撃速度は速いじゃんか。
そして、打ち上げられた俺が落ちて来るところをグレートアックスで横振りに殴られる。
まるで野球のような力強いバッティングホームでだ。
「グルッ!!」
「のぉわああああ!!」
大型戦斧で打たれた俺は、何とかインセクトクローナックルと左腕の鉄腕でガードが出来ていた。
ほとんどたまたまの偶然だ。
しかし、死体で出来た土俵の輪から飛ばされて、数メートルほど転がった。
「うはっ……」
舐めていた……。
うっ、内蔵が弾んで気持ち悪い……。
畜生……。
俺はフラフラと立ち上がる。
巨漢オークグールのほうを見れば、死体の輪から出て俺を追って来るところだった。
予想外だ……。
こいつ、強いぞ……。
グールで巨漢の癖に反応が速い。
ならば、今度こそ!
俺はダガーを一本抜くと全力ホームで投擲した。
狙いは顔面。
そして、飛翔したダガーが見事にTの字ゾーンの除き穴に命中した。
オークグールの眉間に俺の投げたダガーが突き刺さっている。
だが、巨漢オークグールは気にもせず突っ込んで来た。
怯んでもいないし、突進の勢いも緩んでいない。
顔面にダガーが突き刺さったままにだ。
「当たりが浅かったか!?」
「グルグルグルゥ!!」
巨漢オークグールが振りかぶったグレートアックスを真っ直ぐ縦に振り下ろす。
俺は片足を軸に体を軽く横にずらしただけで大型戦斧の兜割りを躱した。
俺の眼前を過ぎた斧刀が石作の床に、激音と共に深々と突き刺さった。
グラリと周囲が揺れる。
だが、俺は冷静な眼でオークグールを睨み付けた。
視線を僅かにも反らさない。
「それっ!!」
攻撃で体が前のめりになった巨漢オークグールに、俺は熊手で反撃を仕掛ける。
ヘルムと胸当ての隙間に鍵爪を滑り込ませた。
「地獄突きだ。喉をかっ切ってやる!!」
そして、ザクリとした感触が鉤爪の先から伝わってきた。
しかし、次の瞬間には俺の腕が動かなくなってしまう。
「なにっ!?」
この野郎!!
爪先が刺さったのに顎で熊手を挟んで固定しやがったぞ!!
「グルグルグル!!」
再び横に振りかぶられるグレートアックスが見えた。
「ヤバイ!!」
ダメージを感じさせないオークグールがグレートアックスを力強く振るった。
俺は熊手から自分の手を引き抜くと、振られたグレートアックスを紙一重でくぐって躱した。
俺の頭上を斧が過ぎる。
「この野郎……」
俺は距離を取るため後方に飛ぶ。
そして俺は、着地と同時に異次元宝物庫内に手を突っ込んだ。
「なんでもいいから武器をくれ!!」
見えないが何かを手渡された。
んん?
柔らかい?
俺は異次元宝物庫から手を引き抜いて、掌内の物を見た。
「ハンカチ?」
すると異次元宝物庫内からヒルダが答える。
『わたくしのパンツです』
「お前のパンティーは武器か!!」
俺は壁に向かって全力ホームでパンツを投げ捨てる。
『あ……』
「真面目な武器を寄越せ!!」
『はい、畏まりました……』
ヒルダの声は暗かった。
次に武器を出してくれたのは、いつもの亡者だった。
「サトウさん、サンキュー!」
武器は戦斧である。
【バトルアックス+1】
装備者のみ、この斧の重量軽減効果。
「斧には斧ってことか。まあ、これでいいや」
俺が戦斧を構える間に、巨漢オークグールが壁際に走って行く。
狙いは俺が投げたパンツだった。
「ヒルダのパンティーに誘き寄せられているのか!?」
どうやらヒルダのパンティーには亡者を引き寄せる特殊効果があるようだ。
案外と武器かも知れん……。
それは置いといて──。
俺はここぞとばかりに背後からオークグールへ斬り掛かった。
「もらったぜ!!」
「シャッ!!」
えっ!?
突然何かがオークグールのマント内から飛び出してくる。
「キョェエエエ!!」
ゴブリングール!?
マントの中に潜んでたのか!!
ゴブリングールのダガーの一突きが俺の顔面を狙う。
「くっ!!」
頬を切っ先がかすった。
ちょっぴり血が飛ぶ。
続いてパンツを手にした巨漢オークグールが、振り向きざまにグレートアックスを片手で振るった。
「のわわっ!!」
俺は腹を引っ込めて斧を躱す。
更にコンビネーションでパンツを握り締めた拳が飛んで来た。
これは躱せないぞ。
ヒット。
俺は黒い鉄小手を装着した拳で頬を殴り付けられた。
それでも当たりが浅く、俺は吹っ飛んだが倒れない。
「野郎……」
あれ、ゴブリングールが居ないぞ?
俺は後方に下がって周囲を見回した。
やはり居ない。
また、マントの中に隠れたか。
俺が消えたゴブリングールを探していると、パンツを鎧の隙間に押し込む巨漢オークグールが、少しずつ近寄ってきた。
その顔面にはダガーが突き刺さっており、喉にも熊手が突き刺さったままである。
厄介だ……。
この巨漢オークグールだけでも面倒臭いのに、おまけのゴブリングールまで潜んでやがる。
「ちっ……」
舌打ちしちゃったよ。
しゃあないか……。
俺は切られた頬の血を拭いながら言った。
「そろそろ本気で行きますかね」
俺は頭上まで翳した武器を前に振るうと、両手で戦斧を力強く構えた。
ここからが本気である。
0
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる