371 / 611
【第十三章】魔王城攻略編
13-18【水の王】
しおりを挟む
いやいや、ポラリスには驚いたな。
強くなってると言いますか、賢くなってやがる。
本当に侮れん……。
昔はもっと馬鹿で可愛い子だと思ってたのにさ。
脳筋すぎて本当にチョロかったのに。
俺はログハウスの自室で防具に着替えると腰のベルトをボンっと叩いた。
相撲取りが廻しを叩いて気合いを入れるのを真似たのだ。
さて、魔王城の魔の森に帰るかな。
まずは水の王たるワニを倒さなければ、魔王城に入れないぞ。
俺はいろいろと作戦を考えながらリビングに出た。
するとシルバーウルフたちを引き連れたカンパネルラ爺さんが、ガイアとアインシュタインを連れて散歩から帰って来たところだった。
ログハウス前で戯れている。
カンパネルラ爺さんの両手には、ガイアとアインシュタインの手が繋がれているのだが、中心のカンパネルラ爺さんが全裸なので犯罪者にしか見えない。
変質者が子供二人を連れている風景だ。
警察に通報したら即逮捕案件だぞ。
まあ、いいか。
「よう、カンパネルラ爺さん、散歩から帰ったのか?」
「ああ、この子たちが暇だと言うから狼たちの散歩に付き合ってもらってたんだ」
「アスラーン、散歩楽しかったぞー(棒読み)」
俺はホビットを無視してガイアに話し掛ける。
「ガイアも楽しかったか?」
ガイアはボーっとした眼差しで答えた。
「まあまあだった。お世辞にも楽しくない……」
「そうか、ガイアは素直だな」
「うん、素直で可愛い子だよ」
うんうん、相変わらすの娘だな……。
「アスラーン、これ、爺さんに買って貰ったー(棒読み)」
アインシュタインがポケットからフニャフニャのオナホールを出して見せた。
「ジジイ、とんでもないアイテムを子供に買ってやるなよな!」
「す、済まん……。欲しがってたから、ついつい……」
「オラは子供じゃあないぞー(棒読み)」
「じゃあ、何歳だよ?」
「オラ、九十歳だー(棒読み)」
「あー、ホビットジョークだな。ホビットって妖精の血を引く亜種だから長生きなんだろ。人間に置き換えると何歳ぐらいだ?」
「ホビットは人間の三倍の寿命だぞー(棒読み)」
「じゃあ、四十歳のおっさんじゃあねえか!?」
カンパネルラ爺さんが訂正する。
「三倍なら二十歳だろ!」
ガイアが更に訂正する。
「三十歳よ……。馬鹿ね」
男たち三人が数秒間ガイアを見詰めながら固まった。
「まあ、とりあえず、なんにしろだ。こいつは子供じゃあない、おっさんだ!」
「そうだー。オラはおっさんだー(棒読み)」
俺はアインシュタインの襟首を掴まえて持ち上げた。
「とにかく、帰るぞ。アインシュタイン」
「何処にだー、アスラン?(棒読み)」
「魔王城の魔の森にだ」
「なんでだー?(棒読み)」
「あそこにお前の家があるからだ」
「オラの家はもうここだー(棒読み)」
「ふざけんな、お前は餌なんだから帰るぞ!」
「餌って、なんだー?(棒読み)」
「これから釣りをするんだよ」
「何を釣るんだー(棒読み)」
「決まってるだろ。ワニだよ」
「ワニー?(棒読み)」
「水の王を釣り上げるのに、お前を餌に使うんだよ!」
「なんだー、そう言うことかー(棒読み)」
「だから一緒に帰るんだ」
「分かったー、帰るー(棒読み)」
アインシュタインは俺に担がれながらカンパネルラ爺さんとガイアに別れの挨拶をする。
「じゃあなー、二人ともー。生きてたらー、また会おうぞー(棒読み)」
手を振るアインシュタインを連れて俺はログハウスの部屋に入った。
自室から転送絨毯でアインシュタインの巣穴に帰る。
「ソドムタウン、楽しかったなー。また遊びに行けるかなー(棒読み)」
「行けるといいな……」
こいつ分かってるのか?
これから自分がワニを釣るための餌になることを?
冗談で言ったんだけど、こいつがビビらないから、マジでやってやるぞ。
俺たちは巣穴を出て魔王城の方向に進んだ。
そして、しばらく歩くと魔王城が見えて来る。
木々の頭の向こうに城の上部が見えた。
城の形はだいぶ保っているが、倒壊している部分も目立って見える。
「完全に廃城だな」
「はい、じょーですー(棒読み)」
詰まらんジョークだな。
無視無視……。
まあ、人が住めるか住めないかって言ったら、ちょっと難しそうだ。
修繕作業は必須だろう。
あれだと雨漏りも酷そうだし、暖も取れないだろうさ。
壁や天井が残っている部屋でも隙間風が相当酷かろう。
やがて俺たちは森を抜け出て開けた水辺に出る。
そこから魔王城全体が窺えた。
湖に囲まれた島に魔王城が建っている。
なんだか城の全体が黒く見える。
その黒い岩に蔓や蔦やらが巻き付いていた。
城のデザインはオドロオドロしいファンタジー全開の魔王の城といった感じではない。
四角い箱物の施設の上に中世の城が鎮座しているイメージが強かった。
言うなれば、戦争を想定した、実戦的な作りに窺える。
前魔王って、理想主義ではなく、現実的な実用主義者なのかな?
そして、湖は広い。
湖の中心に建つ魔王城まで200メートルから、それ以上はありそうだった。
ここに水の王とアインシュタインが呼んでいる巨大ワニが住んでいるのだろう。
「あっ、あっちに橋が在るじゃんか」
「でも、途中で崩れているぞー(棒読み)」
確かに石作りの橋は途中から崩れて使用不可能だ。
100メートルほどが倒壊している。
修復するのにも大変そうだな。
「とりあえず、橋の上から湖でも見下ろしてみるか」
「そうだなー、行こー(棒読み)」
俺たちは石橋を渡れるところまで進んでみた。
高さは25メートルほどある橋だ。
たぶん月日が経って倒壊したか、戦争で破壊されたのだろう。
石橋の上から水面を見下ろせば、澄んだ水面が見下ろせた。
ワニが住んでるって言うから、熱帯雨林の川のような泥水を連想していたのだが、思っていたより綺麗な水である。
これなら井戸を掘れば飲み水にも使えそうだぞ。
町作りの第一条件である水問題は解決だ。
だが、ここに巨大ワニが住んでいるとしたら、それでまた別の問題が発生する。
「あっ、鹿だー(棒読み)」
アインシュタインが遠くの水辺を指差しながら言った。
立派な角を生やした雄鹿が水を飲んでいる。
「へぇー、この森って鹿も居るんだ~」
なるほど、熊が巣食ってるくらいだ。
ならば鹿だって居るだろう。
動物が沢山住んでいるのは有難いことだ。
何せ食料になる。
水問題に続いて、食料問題も解決だぜ。
そんな感じで石橋の上から雄鹿を眺めていると、水中から巨大な黒い影が鹿に接近して行く。
「デカ……」
水中を進む黒い影の大きさは、大型トラックのサイズだった。
もう、ワニのサイズではない。
昔テレビで観ていた野生の王国でも、あのサイズのワニなんて観たことがないぞ。
まさにファンタジー世界の巨大サイズである。
まさに水の王だな。
「鹿さん、逃げて!!」
俺の大声に水を飲んでいた鹿が反応した。
首を上げて俺のほうを見上げる。
しかし、鹿は逃げない。
水中から近付く巨大な黒い影には気付いていないのだ。
次の瞬間である。
猛スピードで水面に飛び出す巨大なワニの口が、一口で雄鹿を包み込む。
ぱぁくぅ~~~~。
「えっ!?」
一口だ。
たった一口で2メートル有る雄鹿の体がスッポリとワニの口の中に消えたのだ。
ワニの口から角の端も足先もはみ出ていない。
要するに、ワニの口だけで2メートル以上の雄鹿を余裕で補食できるサイズがあるのだ。
そして、直ぐに巨大ワニは水中に戻って消えた。
「あれが水の王だー(棒読み)」
「大きすぎる……。なんてサイズだ……」
サイクロプスのミケランジェロより大きいぞ……。
そうだ、ネーミング判定だ!
【シロナガスワニクジラです】
シロナガスワニクジラって!!
確かにシロナガスクジラの頭部がワニに変わった感じだったよ!!
でも、シロナガスワニクジラって、そのまんまじゃんか!!
てか、あれは釣るのは無理だわ!!
アインシュタインを餌に使って釣りたいけれど、あの巨大サイズを引っ掻けたら、パワーだけで水中に引きずり込まれるぞ。
ならば……。
釣り以外の討伐方法を考えなければならないか……。
これは困ったな……。
【つづくワニ】
強くなってると言いますか、賢くなってやがる。
本当に侮れん……。
昔はもっと馬鹿で可愛い子だと思ってたのにさ。
脳筋すぎて本当にチョロかったのに。
俺はログハウスの自室で防具に着替えると腰のベルトをボンっと叩いた。
相撲取りが廻しを叩いて気合いを入れるのを真似たのだ。
さて、魔王城の魔の森に帰るかな。
まずは水の王たるワニを倒さなければ、魔王城に入れないぞ。
俺はいろいろと作戦を考えながらリビングに出た。
するとシルバーウルフたちを引き連れたカンパネルラ爺さんが、ガイアとアインシュタインを連れて散歩から帰って来たところだった。
ログハウス前で戯れている。
カンパネルラ爺さんの両手には、ガイアとアインシュタインの手が繋がれているのだが、中心のカンパネルラ爺さんが全裸なので犯罪者にしか見えない。
変質者が子供二人を連れている風景だ。
警察に通報したら即逮捕案件だぞ。
まあ、いいか。
「よう、カンパネルラ爺さん、散歩から帰ったのか?」
「ああ、この子たちが暇だと言うから狼たちの散歩に付き合ってもらってたんだ」
「アスラーン、散歩楽しかったぞー(棒読み)」
俺はホビットを無視してガイアに話し掛ける。
「ガイアも楽しかったか?」
ガイアはボーっとした眼差しで答えた。
「まあまあだった。お世辞にも楽しくない……」
「そうか、ガイアは素直だな」
「うん、素直で可愛い子だよ」
うんうん、相変わらすの娘だな……。
「アスラーン、これ、爺さんに買って貰ったー(棒読み)」
アインシュタインがポケットからフニャフニャのオナホールを出して見せた。
「ジジイ、とんでもないアイテムを子供に買ってやるなよな!」
「す、済まん……。欲しがってたから、ついつい……」
「オラは子供じゃあないぞー(棒読み)」
「じゃあ、何歳だよ?」
「オラ、九十歳だー(棒読み)」
「あー、ホビットジョークだな。ホビットって妖精の血を引く亜種だから長生きなんだろ。人間に置き換えると何歳ぐらいだ?」
「ホビットは人間の三倍の寿命だぞー(棒読み)」
「じゃあ、四十歳のおっさんじゃあねえか!?」
カンパネルラ爺さんが訂正する。
「三倍なら二十歳だろ!」
ガイアが更に訂正する。
「三十歳よ……。馬鹿ね」
男たち三人が数秒間ガイアを見詰めながら固まった。
「まあ、とりあえず、なんにしろだ。こいつは子供じゃあない、おっさんだ!」
「そうだー。オラはおっさんだー(棒読み)」
俺はアインシュタインの襟首を掴まえて持ち上げた。
「とにかく、帰るぞ。アインシュタイン」
「何処にだー、アスラン?(棒読み)」
「魔王城の魔の森にだ」
「なんでだー?(棒読み)」
「あそこにお前の家があるからだ」
「オラの家はもうここだー(棒読み)」
「ふざけんな、お前は餌なんだから帰るぞ!」
「餌って、なんだー?(棒読み)」
「これから釣りをするんだよ」
「何を釣るんだー(棒読み)」
「決まってるだろ。ワニだよ」
「ワニー?(棒読み)」
「水の王を釣り上げるのに、お前を餌に使うんだよ!」
「なんだー、そう言うことかー(棒読み)」
「だから一緒に帰るんだ」
「分かったー、帰るー(棒読み)」
アインシュタインは俺に担がれながらカンパネルラ爺さんとガイアに別れの挨拶をする。
「じゃあなー、二人ともー。生きてたらー、また会おうぞー(棒読み)」
手を振るアインシュタインを連れて俺はログハウスの部屋に入った。
自室から転送絨毯でアインシュタインの巣穴に帰る。
「ソドムタウン、楽しかったなー。また遊びに行けるかなー(棒読み)」
「行けるといいな……」
こいつ分かってるのか?
これから自分がワニを釣るための餌になることを?
冗談で言ったんだけど、こいつがビビらないから、マジでやってやるぞ。
俺たちは巣穴を出て魔王城の方向に進んだ。
そして、しばらく歩くと魔王城が見えて来る。
木々の頭の向こうに城の上部が見えた。
城の形はだいぶ保っているが、倒壊している部分も目立って見える。
「完全に廃城だな」
「はい、じょーですー(棒読み)」
詰まらんジョークだな。
無視無視……。
まあ、人が住めるか住めないかって言ったら、ちょっと難しそうだ。
修繕作業は必須だろう。
あれだと雨漏りも酷そうだし、暖も取れないだろうさ。
壁や天井が残っている部屋でも隙間風が相当酷かろう。
やがて俺たちは森を抜け出て開けた水辺に出る。
そこから魔王城全体が窺えた。
湖に囲まれた島に魔王城が建っている。
なんだか城の全体が黒く見える。
その黒い岩に蔓や蔦やらが巻き付いていた。
城のデザインはオドロオドロしいファンタジー全開の魔王の城といった感じではない。
四角い箱物の施設の上に中世の城が鎮座しているイメージが強かった。
言うなれば、戦争を想定した、実戦的な作りに窺える。
前魔王って、理想主義ではなく、現実的な実用主義者なのかな?
そして、湖は広い。
湖の中心に建つ魔王城まで200メートルから、それ以上はありそうだった。
ここに水の王とアインシュタインが呼んでいる巨大ワニが住んでいるのだろう。
「あっ、あっちに橋が在るじゃんか」
「でも、途中で崩れているぞー(棒読み)」
確かに石作りの橋は途中から崩れて使用不可能だ。
100メートルほどが倒壊している。
修復するのにも大変そうだな。
「とりあえず、橋の上から湖でも見下ろしてみるか」
「そうだなー、行こー(棒読み)」
俺たちは石橋を渡れるところまで進んでみた。
高さは25メートルほどある橋だ。
たぶん月日が経って倒壊したか、戦争で破壊されたのだろう。
石橋の上から水面を見下ろせば、澄んだ水面が見下ろせた。
ワニが住んでるって言うから、熱帯雨林の川のような泥水を連想していたのだが、思っていたより綺麗な水である。
これなら井戸を掘れば飲み水にも使えそうだぞ。
町作りの第一条件である水問題は解決だ。
だが、ここに巨大ワニが住んでいるとしたら、それでまた別の問題が発生する。
「あっ、鹿だー(棒読み)」
アインシュタインが遠くの水辺を指差しながら言った。
立派な角を生やした雄鹿が水を飲んでいる。
「へぇー、この森って鹿も居るんだ~」
なるほど、熊が巣食ってるくらいだ。
ならば鹿だって居るだろう。
動物が沢山住んでいるのは有難いことだ。
何せ食料になる。
水問題に続いて、食料問題も解決だぜ。
そんな感じで石橋の上から雄鹿を眺めていると、水中から巨大な黒い影が鹿に接近して行く。
「デカ……」
水中を進む黒い影の大きさは、大型トラックのサイズだった。
もう、ワニのサイズではない。
昔テレビで観ていた野生の王国でも、あのサイズのワニなんて観たことがないぞ。
まさにファンタジー世界の巨大サイズである。
まさに水の王だな。
「鹿さん、逃げて!!」
俺の大声に水を飲んでいた鹿が反応した。
首を上げて俺のほうを見上げる。
しかし、鹿は逃げない。
水中から近付く巨大な黒い影には気付いていないのだ。
次の瞬間である。
猛スピードで水面に飛び出す巨大なワニの口が、一口で雄鹿を包み込む。
ぱぁくぅ~~~~。
「えっ!?」
一口だ。
たった一口で2メートル有る雄鹿の体がスッポリとワニの口の中に消えたのだ。
ワニの口から角の端も足先もはみ出ていない。
要するに、ワニの口だけで2メートル以上の雄鹿を余裕で補食できるサイズがあるのだ。
そして、直ぐに巨大ワニは水中に戻って消えた。
「あれが水の王だー(棒読み)」
「大きすぎる……。なんてサイズだ……」
サイクロプスのミケランジェロより大きいぞ……。
そうだ、ネーミング判定だ!
【シロナガスワニクジラです】
シロナガスワニクジラって!!
確かにシロナガスクジラの頭部がワニに変わった感じだったよ!!
でも、シロナガスワニクジラって、そのまんまじゃんか!!
てか、あれは釣るのは無理だわ!!
アインシュタインを餌に使って釣りたいけれど、あの巨大サイズを引っ掻けたら、パワーだけで水中に引きずり込まれるぞ。
ならば……。
釣り以外の討伐方法を考えなければならないか……。
これは困ったな……。
【つづくワニ】
0
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
元悪役令嬢はオンボロ修道院で余生を過ごす
こうじ
ファンタジー
両親から妹に婚約者を譲れと言われたレスナー・ティアント。彼女は勝手な両親や裏切った婚約者、寝取った妹に嫌気がさし自ら修道院に入る事にした。研修期間を経て彼女は修道院に入る事になったのだが彼女が送られたのは廃墟寸前の修道院でしかも修道女はレスナー一人のみ。しかし、彼女にとっては好都合だった。『誰にも邪魔されずに好きな事が出来る!これって恵まれているんじゃ?』公爵令嬢から修道女になったレスナーののんびり修道院ライフが始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる