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【第十一章】増殖祭り編。
11-12【ケルベロスとの決着】
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「喰らえ! サンジェルマンストライクじゃぁあああ!!」
ドワーフ見たいな人間のオヤジがグレートアックスを力強く振るってケルベロスを薙ぎ倒す。
齢60を超えていそうな老戦士が三頭魔獣をパワーで圧倒していた。
だが、決まっていない。
まだケルベロスに息がある。
しかし、ヨタヨタするケルベロスの左右から神官戦士と軽装備のスカウトが飛び掛かる。
「ホーリースマッシュ!!」
「ウェポンスマッシュ!!」
メイスとショートソードが、ケルベロスの左右の頭を絶命に追い込んだ。
「良くやった、マヌカビー! あとは俺が決めるぞ!!」
「任せましたよサンジェルマンさん!!」
左右の頭が死んでしまったケルベロスはブラックドッグに分離して、死んだ頭を切り離す。
このままでは直ぐに二つの頭が生えて来て元通りだ。
既にブラックドッグの両肩が、モコモコと蠢いている。
「復活なんぞさせるか!!」
グレートアックスを頭上に振りかぶった肥満な老戦士がジャンプした。
「ヘルムクラッシャー!!」
ズドーーンっとグレートアックスの刀身がブラックドッグの頭を叩き割る。
ブラックドックは顎を地面に叩き付けられた衝撃でお尻が高く跳ね上がっていた。
「体が海老ぞってやがる。なんちゅうパワーだ!」
その会心の一撃でブラックドッグはケルベロスに変貌する ことなく息絶える。
複数に増殖したケルベロスがまた一匹撃沈された。
だが、まだまだ魔獣はたくさん暴れている。
「やるな、全裸パーティーズ」
いや、今はちゃんと服も防具も付けているか。
さてさて、冒険者ギルドの前の大通りは混沌のままに大乱戦中ですわ。
様々なパーティーや番兵がケルベロス相手に奮闘してますよ。
その中でも目立っているのは、やっぱりソロのあの人です。
俺じゃあないよ……。
それはソロでケルベロスと戦っているギルガメッシュだ。
流石は老いてもギルマスだよね。
全然ジジイには見えないけれど、いい歳のはずだ。
サンジェルマンがドワーフっぽく老けているのに、同期のギルガメッシュは中年にしか見えないもんな。
すげー、若いよ……。
しかもケルベロス相手にソロだけじゃあなく、素手だよ。
武器無しだよ。
パンチやキックとか、良く分からないプロレス技だけでケルベロスと戦っていやがる。
更に防具も無しだ。
防具どころか服すら着てない。
全裸だよ。
チンチンブラブラでファイトだよ。
たぶん服はケルベロスのファイアーブレスで焼け落ちたのかな?
まあ、なんにしろだ。
ギルガメッシュが一人で一番ケルベロスを撃破しているわ~。
よし、俺も負けてらんないぞ!
さて、俺の眼前には三日月傷のケルベロスが立っていますわ。
こいつが最初の一匹だ。
こいつをぶっ倒したら、分身のケルベロスは消えて無くなるとかって落ちがあると楽なんだけどな~。
可能性的にはあるよね。
そうすると、俺がこいつを倒した瞬間に、他のケルベロスが消えて無くなって、「アスランがやったぞ!」っとか歓声が上がっちゃったりして格好良く大団円なんだけどな~。
そうだといいな~。
「「「ガルルルルルッ!!」」」
俺はケルベロスが繰り出す噛み付き攻撃を躱しながら、そんなことを想像していた。
まあ、理想を並べていても話は進まん。
まずはこいつを倒してみてだな!
「ファイアーボール!!」
「「「ガルッ!?」」」
俺はケルベロスの足元に爆破魔法を撃ち込んだ。
ダメージを狙ったものではない。
目眩ましが狙いだ。
案の定、ケルベロスが爆煙の向こうで怯んでいるだろうさ。
たぶんだけどね。
俺は異次元宝物庫からダガーのコレクションを取り出す。
四本のダガーは今までの冒険で集めたマジックアイテムだ。
「久々に投擲ダガーだぜ! それ!!」
俺は煙の向こうにダガーを投擲する。
「ライト!」
俺の投げたダガーが光り輝きながら飛んで行く。
【ダガー+1】
一日一回、ライトの魔法で三時間ほど輝く。
「きゃん!」
煙の向こうでケルベロスの悲鳴が聴こえた。
着弾したらしい。
そしてライトの魔法で輝くダガーの明かりが宙に浮いて見える。
狙い通り目印が出来たぜ。
「そこに居るんだろ!」
二本目の投擲ダガーの攻撃。
【タガー+1】
投擲時の命中率が向上する。
「きゃん!!」
目標が見えにくいが魔法の効果でヒットしたぜ。
すると光が右に跳ねた。
ケルベロスが煙を避けるように移動したのだろう。
だが、こっちは動きが分かっている。
三本目の投擲ダガー。
「それっ!」
【ダガー+1】
命中率が向上する。
「きゃん!!!」
よし、またヒットだ。
こちらだけ動きが分かってたんだ、当てるのも容易いよね。
それじゃあ最後の四本目だ。
しかし、ケルベロスは左右にフェイントまで交えて巨漢を移動させる。
煙の中でマーキングの明かりが左右に動く。
これでは狙いも付けられない。
それでも俺は、ジャンプをしてから四本目のダガーを投擲した。
だが、狙いを外した投擲ダガーがケルベロスの側を過ぎて行く。
ケルベロスも投擲されたダガーが狙いを外したと知って余裕を態度に表していた。
そして狙いを外したダガーが地面に突き刺さる。
するとケルベロスの脇腹から出血が吹き出した。
「「「きゃん!!!」」」
「へぇ~、こうなるんだ~」
【シャドーキラーダガー+1】
影を攻撃することで生命体を傷付ける。
初めて使ってみたけど、このダガーは使えるな。
よし、今度から活用しよう。
さて、そろそろとどめかな。
俺は腰の鞘から黄金剣+3と宝剣+3を引き抜いた。
ゴールデンツーハンド再びだ。
「ダッシュクラッシャー!!」
3メートルダッシュからの逆水平斬り。
ケルベロスは飛んで躱そうとしたが黄金の切っ先が前足を傷付ける。
しかし、切ったが斬っていない。
浅い。
骨まで絶っていない。
だが、ケルベロスは着地で大きく揺らめいた。
そこに俺はジャンプで飛び掛かる。
「ヘルムクラッシャー!!」
「きゃいん!!」
今度は斬った。
ケルベロスの右首が地面にゴロリと落ちる。
一撃で犬首を一つ切断したのだ。
更に!!
「ウェポンスマッシュ!!」
今度は逆袈裟斬りで左の頭を切り裂いた。
右の頬から左のこめかみへと黄金剣の刀身が進むと派手に血飛沫が飛ぶ。
刃は脳まで到達しただろう。
これで残るは真ん中の三日月傷のケルベロスだけだ。
しかし早くもケルベロスは左右の死体を切り離してブラックドッグに変貌する。
そして、踵を返して逃げた。
「うわ、ズッケー!!」
逃げられたら不味い。
また左右の頭が回復してから攻めて来るだろう。
それでは切りがない。
これ以上は逃がせない。
ここでこいつをぶっ倒す。
しかし、三日月傷のブラックドッグは逃げを決め込んでいる。
間然に全速力で逃走してるじゃんか!?
不味いな!!
俺は異次元宝物庫から金馬のトロフィーを取り出すとアキレスを召喚した。
そして素早く鞍に股がると更に異次元宝物庫からブラックランス+2とブラックカイトシールド+2のセットを出して装備する。
【ブラックランス+2】
乗馬スキルが向上する。ランススキルが向上する。
【ブラックカイトシールド+2】
矢の直撃を二回だけ避ける。
あら、今現在だと盾はあんまり意味無いか……。
まあ、雰囲気作りってことで。
「よーーし、騎馬戦だ! これで串刺しにしてやるぞ!!」
俺はアキレスを疾走させて逃げるブラックドッグを追った。
「尻から串刺しだぜ!!」
「きゃん!?」
ブラックランスがブラックドッグのお尻を突っついた瞬間にブラックドッグが転倒した。
それで俺はブラックドッグを串刺しに出来ず追い越してしまう。
「ちっ、もう一度だ!」
俺はアキレスをUターンさせた。
見ればブラックドックが近くの家の屋根まで跳躍している。
「上に逃げたか!」
これでは馬で追えない。
ランスで攻撃できない。
そう思った切なにブラックドッグが屋根から落ちてきた。
「きゃん!」
「なんだ!?」
俺が再び屋根の上を見上げれば、そこにはシルバーウルブズが凛々しく立っていた。
ふくよかな鬣が風になびいている。
「がるるるる!」
「アーノルドか?」
あいつらも来てくれたんだ。
町のピンチにシルバーウルブズも駆け付けてくれたらしい。
「ならば、最後の美味しいところだけは俺が貰ってやるぜ!」
そして、ブラックランスを翳してチャージを掛ける。
アキレスを全速力で疾走させてからランスチャージ攻撃。
「そらっ!!」
「きゃふん!!」
俺とブラックドッグがすれ違う刹那、ブラックランスがブラックドッグの頭を串刺しにし粉砕した。
ランスチャージ成功!!
勝負有りだ!!
【おめでとうございます。レベル31になりました!】
よし、レベルアップだ。
これで、増殖したケルベロスも消えるだろう。
消えるだろう!!
消えるよね!
消えてねえ……。
まだまだ分裂したケルベロスは何匹も元気に暴れている。
まあ、レベルアップしたから良しだな。
戦いは、もう少し続いた。
ドワーフ見たいな人間のオヤジがグレートアックスを力強く振るってケルベロスを薙ぎ倒す。
齢60を超えていそうな老戦士が三頭魔獣をパワーで圧倒していた。
だが、決まっていない。
まだケルベロスに息がある。
しかし、ヨタヨタするケルベロスの左右から神官戦士と軽装備のスカウトが飛び掛かる。
「ホーリースマッシュ!!」
「ウェポンスマッシュ!!」
メイスとショートソードが、ケルベロスの左右の頭を絶命に追い込んだ。
「良くやった、マヌカビー! あとは俺が決めるぞ!!」
「任せましたよサンジェルマンさん!!」
左右の頭が死んでしまったケルベロスはブラックドッグに分離して、死んだ頭を切り離す。
このままでは直ぐに二つの頭が生えて来て元通りだ。
既にブラックドッグの両肩が、モコモコと蠢いている。
「復活なんぞさせるか!!」
グレートアックスを頭上に振りかぶった肥満な老戦士がジャンプした。
「ヘルムクラッシャー!!」
ズドーーンっとグレートアックスの刀身がブラックドッグの頭を叩き割る。
ブラックドックは顎を地面に叩き付けられた衝撃でお尻が高く跳ね上がっていた。
「体が海老ぞってやがる。なんちゅうパワーだ!」
その会心の一撃でブラックドッグはケルベロスに変貌する ことなく息絶える。
複数に増殖したケルベロスがまた一匹撃沈された。
だが、まだまだ魔獣はたくさん暴れている。
「やるな、全裸パーティーズ」
いや、今はちゃんと服も防具も付けているか。
さてさて、冒険者ギルドの前の大通りは混沌のままに大乱戦中ですわ。
様々なパーティーや番兵がケルベロス相手に奮闘してますよ。
その中でも目立っているのは、やっぱりソロのあの人です。
俺じゃあないよ……。
それはソロでケルベロスと戦っているギルガメッシュだ。
流石は老いてもギルマスだよね。
全然ジジイには見えないけれど、いい歳のはずだ。
サンジェルマンがドワーフっぽく老けているのに、同期のギルガメッシュは中年にしか見えないもんな。
すげー、若いよ……。
しかもケルベロス相手にソロだけじゃあなく、素手だよ。
武器無しだよ。
パンチやキックとか、良く分からないプロレス技だけでケルベロスと戦っていやがる。
更に防具も無しだ。
防具どころか服すら着てない。
全裸だよ。
チンチンブラブラでファイトだよ。
たぶん服はケルベロスのファイアーブレスで焼け落ちたのかな?
まあ、なんにしろだ。
ギルガメッシュが一人で一番ケルベロスを撃破しているわ~。
よし、俺も負けてらんないぞ!
さて、俺の眼前には三日月傷のケルベロスが立っていますわ。
こいつが最初の一匹だ。
こいつをぶっ倒したら、分身のケルベロスは消えて無くなるとかって落ちがあると楽なんだけどな~。
可能性的にはあるよね。
そうすると、俺がこいつを倒した瞬間に、他のケルベロスが消えて無くなって、「アスランがやったぞ!」っとか歓声が上がっちゃったりして格好良く大団円なんだけどな~。
そうだといいな~。
「「「ガルルルルルッ!!」」」
俺はケルベロスが繰り出す噛み付き攻撃を躱しながら、そんなことを想像していた。
まあ、理想を並べていても話は進まん。
まずはこいつを倒してみてだな!
「ファイアーボール!!」
「「「ガルッ!?」」」
俺はケルベロスの足元に爆破魔法を撃ち込んだ。
ダメージを狙ったものではない。
目眩ましが狙いだ。
案の定、ケルベロスが爆煙の向こうで怯んでいるだろうさ。
たぶんだけどね。
俺は異次元宝物庫からダガーのコレクションを取り出す。
四本のダガーは今までの冒険で集めたマジックアイテムだ。
「久々に投擲ダガーだぜ! それ!!」
俺は煙の向こうにダガーを投擲する。
「ライト!」
俺の投げたダガーが光り輝きながら飛んで行く。
【ダガー+1】
一日一回、ライトの魔法で三時間ほど輝く。
「きゃん!」
煙の向こうでケルベロスの悲鳴が聴こえた。
着弾したらしい。
そしてライトの魔法で輝くダガーの明かりが宙に浮いて見える。
狙い通り目印が出来たぜ。
「そこに居るんだろ!」
二本目の投擲ダガーの攻撃。
【タガー+1】
投擲時の命中率が向上する。
「きゃん!!」
目標が見えにくいが魔法の効果でヒットしたぜ。
すると光が右に跳ねた。
ケルベロスが煙を避けるように移動したのだろう。
だが、こっちは動きが分かっている。
三本目の投擲ダガー。
「それっ!」
【ダガー+1】
命中率が向上する。
「きゃん!!!」
よし、またヒットだ。
こちらだけ動きが分かってたんだ、当てるのも容易いよね。
それじゃあ最後の四本目だ。
しかし、ケルベロスは左右にフェイントまで交えて巨漢を移動させる。
煙の中でマーキングの明かりが左右に動く。
これでは狙いも付けられない。
それでも俺は、ジャンプをしてから四本目のダガーを投擲した。
だが、狙いを外した投擲ダガーがケルベロスの側を過ぎて行く。
ケルベロスも投擲されたダガーが狙いを外したと知って余裕を態度に表していた。
そして狙いを外したダガーが地面に突き刺さる。
するとケルベロスの脇腹から出血が吹き出した。
「「「きゃん!!!」」」
「へぇ~、こうなるんだ~」
【シャドーキラーダガー+1】
影を攻撃することで生命体を傷付ける。
初めて使ってみたけど、このダガーは使えるな。
よし、今度から活用しよう。
さて、そろそろとどめかな。
俺は腰の鞘から黄金剣+3と宝剣+3を引き抜いた。
ゴールデンツーハンド再びだ。
「ダッシュクラッシャー!!」
3メートルダッシュからの逆水平斬り。
ケルベロスは飛んで躱そうとしたが黄金の切っ先が前足を傷付ける。
しかし、切ったが斬っていない。
浅い。
骨まで絶っていない。
だが、ケルベロスは着地で大きく揺らめいた。
そこに俺はジャンプで飛び掛かる。
「ヘルムクラッシャー!!」
「きゃいん!!」
今度は斬った。
ケルベロスの右首が地面にゴロリと落ちる。
一撃で犬首を一つ切断したのだ。
更に!!
「ウェポンスマッシュ!!」
今度は逆袈裟斬りで左の頭を切り裂いた。
右の頬から左のこめかみへと黄金剣の刀身が進むと派手に血飛沫が飛ぶ。
刃は脳まで到達しただろう。
これで残るは真ん中の三日月傷のケルベロスだけだ。
しかし早くもケルベロスは左右の死体を切り離してブラックドッグに変貌する。
そして、踵を返して逃げた。
「うわ、ズッケー!!」
逃げられたら不味い。
また左右の頭が回復してから攻めて来るだろう。
それでは切りがない。
これ以上は逃がせない。
ここでこいつをぶっ倒す。
しかし、三日月傷のブラックドッグは逃げを決め込んでいる。
間然に全速力で逃走してるじゃんか!?
不味いな!!
俺は異次元宝物庫から金馬のトロフィーを取り出すとアキレスを召喚した。
そして素早く鞍に股がると更に異次元宝物庫からブラックランス+2とブラックカイトシールド+2のセットを出して装備する。
【ブラックランス+2】
乗馬スキルが向上する。ランススキルが向上する。
【ブラックカイトシールド+2】
矢の直撃を二回だけ避ける。
あら、今現在だと盾はあんまり意味無いか……。
まあ、雰囲気作りってことで。
「よーーし、騎馬戦だ! これで串刺しにしてやるぞ!!」
俺はアキレスを疾走させて逃げるブラックドッグを追った。
「尻から串刺しだぜ!!」
「きゃん!?」
ブラックランスがブラックドッグのお尻を突っついた瞬間にブラックドッグが転倒した。
それで俺はブラックドッグを串刺しに出来ず追い越してしまう。
「ちっ、もう一度だ!」
俺はアキレスをUターンさせた。
見ればブラックドックが近くの家の屋根まで跳躍している。
「上に逃げたか!」
これでは馬で追えない。
ランスで攻撃できない。
そう思った切なにブラックドッグが屋根から落ちてきた。
「きゃん!」
「なんだ!?」
俺が再び屋根の上を見上げれば、そこにはシルバーウルブズが凛々しく立っていた。
ふくよかな鬣が風になびいている。
「がるるるる!」
「アーノルドか?」
あいつらも来てくれたんだ。
町のピンチにシルバーウルブズも駆け付けてくれたらしい。
「ならば、最後の美味しいところだけは俺が貰ってやるぜ!」
そして、ブラックランスを翳してチャージを掛ける。
アキレスを全速力で疾走させてからランスチャージ攻撃。
「そらっ!!」
「きゃふん!!」
俺とブラックドッグがすれ違う刹那、ブラックランスがブラックドッグの頭を串刺しにし粉砕した。
ランスチャージ成功!!
勝負有りだ!!
【おめでとうございます。レベル31になりました!】
よし、レベルアップだ。
これで、増殖したケルベロスも消えるだろう。
消えるだろう!!
消えるよね!
消えてねえ……。
まだまだ分裂したケルベロスは何匹も元気に暴れている。
まあ、レベルアップしたから良しだな。
戦いは、もう少し続いた。
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