301 / 611
【第十一章】増殖祭り編。
11-5【異世界転生者】
しおりを挟む
このテイマー爺さんは飛んでもないことを、さりげなくモッチリと言いやがったぞ。
いや、違う。
さりげなくポロリと言いやがっただ。
ってか、こいつが転生者だと?
マジかよ?
それとも酔っぱらいの戯言か……。
ウソだろ……。
これはちゃんと訊いて確かめてみなければなるまい。
「おい、カンパネルラ爺さん」
「なんだい。これから仕事前に一杯奢ってくれるのかい?」
「いや、酒は奢らん。それよりも転生の話だ」
「えー、酒が飲みたいな~」
カンパネルラ爺さんは横を向きながら口を尖らせている。
しかし、わざとらしくこちらをチラチラと見ていた。
不味いな……。
俺が転生って言葉に食いついたのが気付かれているぞ。
もしかして、俺が転生者だと悟られたか?
この糞爺は、俺のウィークポイントを掴んだ気でいやがるな。
カンパネルラ爺さんが言う。
「なに、おまえ、もしかして転生の話が聞きたいわけ~? 興味があるわけ~?」
うわ、スゲーむかつく!!
なんだよ、この態度は!?
仕方ないな……。
「しゃーねーな、酒が飲みたいのか……」
俺は諦めたかのように溜め息混じりで言った
「おお、奢ってくれる気になったかい。じゃあ早速酒場に行こうか!」
カンパネルラ爺さんはルンルン気分で席を立つと出口に向かった。
そこで俺が声を掛ける。
「ちょっと待ってくれないか、カンパネルラ爺さん」
「ん~、なんだい?」
カンパネルラ爺さんが出入り口の前で振り返った。
そこに俺が魔法をぶちかます。
「リストレインクロス!」
俺の突き出された掌から✕の字の魔法が発射された。
【魔法リストレイントクロスLv1】
攻撃力は無し。束縛属性。X 字の弾丸が敵の動きを封じる。射程距離5メートルの魔法。一日に撃てる回数は、スキルレベル分だけ撃てる。
「うぎゃ!!」
カンパネルラ爺さんは立ったまま✕の字魔法に絡め取られて拘束された。
「うぬ、動けね! 何をしやがる、若いの!?」
「いやね、ちょっと話が訊きたくってさ。酒場に行くのは延期だ」
俺は鞘からロングソードを引き抜くとカンパネルラ爺さんの頬に冷たい刀身を当てた。
そして脅すようにペシペシと頬を叩く。
「俺の予感だと、あんたに酒は飲ませたらアカンと思うんだわ」
「そ、そんなことは無いぞ……。おいちゃんは何時でも何処でも陽気で友好的だから。飲んでも問題無いからさ……」
「俺は弟さんからあんたを殺しても構わないって言われているんだ」
「あ、あれは、ブラザージョークだよ。本気にするなよ~。やだな~、も~……」
「プロ子は居るか?」
俺はプロ子を呼び出した。
するとプロ子が異次元宝物庫から出て来る。
「はい、お側に」
異次元宝物庫から出て来たメイドの少女を見てカンパネルラ爺さんは驚いていた。
転生者でも異次元宝物庫は珍しいようだ。
俺はプロ子にオーダーする。
「プロ子。死体を処理する準備をしといてくれ」
プロ子は一度だけカンパネルラ爺さんをチラ見した後にお辞儀をしながら言った。
「畏まりました。ノコギリとズタ袋を用意してまいります」
そう言うとプロ子は異次元宝物庫内に引き返して行く。
それから俺は笑顔でカンパネルラ爺さんに言ってやった。
「死体の処理までお前の弟さんに頼むのは忍びない。だからこっちでバラして持ち帰るよ」
苦笑いながら言うカンパネルラ爺さん。
「あははは~……。脅しが上手いな、坊主……。それで何が聞きたいんだ。なんでもかんでもゲロるぜ。だから痛いのは止めてくれ……」
「うわっ、素直!?」
「こんな時は素直が一番って冒険者時代に学んでな。だから俺は長生きでいられるわけだ~。あはははは……」
「俺も先輩冒険者の教訓は参考にさせてもらうよ。じゃあ質問させてもらうぜ。もしも、質問が拷問に変わるかはあんた次第だがな」
「あははは……。な~んでも訊いてくれ……。痛いのは苦手だからなんでも話します!」
そして質問が始まった。
「あんたは転生者か?」
「YES!」
「どこから、どうやって転生してきたんだ?」
「俺の昔話が聞きたいのか?」
「ホラじゃあないだろうな?」
「もちろんだ。じゃあちゃんと話すから、この拘束魔法を解いてくれないか? こんな話しは誰も信じてくれないから、ただで話すからよ」
「本当だな?」
「YES!」
俺は拘束魔法を解除してカンパネルラ爺さんを自由にしてやった。
カンパネルラ爺さんは拘束魔法を解かれるとテーブルに戻って席に腰を降ろした。
どうやら腰を据えて話す気になったようだ。
「俺は日本人だ」
「マジか? でも顔が完全に西洋人だぞ?」
「顔は転生した時に変わったようだわ。お陰でハンサムだろ。俺の記憶だと日本人だったころの俺は、そんなにハンサムじゃあなかったんだわ。コッテコテの東洋人顔よ」
顔が変わった?
そんなこともあるのか。
「お陰で女房も貰えたし、子供を二人も儲けた」
「いつごろ転生したんだ?」
「中学生三年の春だ。今年受験で悩んでいる時に、トラックに轢かれて死んじまった」
「死んで転生なのか……。に、してもテンプレどうりの死に様だな」
だが、俺と同じだな。
でも、俺には死んだ時の記憶が無いぞ。
「間抜けだったよ。受験勉強ようの教科書を読んで歩いてたら信号を無視しちゃってさ、ドーーンだ……。それでポックリよ」
「本当に教科書かな? エロ本だったんじゃね?」
「なんでわかった!? お前は見ていたのか!?」
「当たりかよ……」
「それで気が付いたら女神様の前に跪いてたってわけよ」
やはり糞女神か……。
「それで女神様にテイマースキルをもらって転生したんだ。俺の将来の夢は動物園の飼育員だったからな。でも、転生したら、荒野の真ん中で全裸だ。本当にビックリしたよ……」
やっぱり全裸かよ!
「そのせいで今では全裸に抵抗がなくなっちまったわ。今ここで脱げって言われたら素直に脱げるぜ」
そうなるよな、そこも俺と一緒だわ。
「そして荒野で途方にくれてたら、当時冒険者だったサンパネルラ父さんに拾われて、養子になったってわけよ。ほら、テイマー一家だったから、どんぴしゃりで嵌まったんだわ。それで、カンパネルラって名前は、父さんからもらった名前だ。俺の本当の名前は覚えてない。前の世界の記憶は、覚えてたり覚えてなかったりと曖昧なんだ」
俺と類似している点が多いぜ。
俺も記憶は思い出したり忘れてたりと曖昧だもんな。
やはりこいつもあの糞女神に転生させられた被害者だ。
カンパネルラ爺さんがズバリと俺に言う。
「お前さんも、転生者なんだろ?」
ドキリっ!!
「い、いや、俺は……」
「あ~、転生者だってのは隠してるって感じか。まあ俺のような引退した飲んだくれとは違うんだ。現役の冒険者ならば隠しとくってのもありだわな~。分かったよ分かったよ、分かりましたよ、黙っててやるよ~。だって一日15Gで雇ってくれるご主人様だもんな~」
察してくれてるならありがたいが、何気に日当を値上げしやがったぞ!
まあ、いいか、そのぐらい。
「あんたは、糞女神に無双スキルをもらわなかったのか?」
「無双? なんだいそれ?」
「あんたは、ラノベを読んだことがないのか?」
「ラノベ? なんじゃい、それ? 旨いのか?」
ラノベを知らない?
オタクじゃあないのか?
ただのノーマル人か?
それともラノベって言葉が出来る前の人間なのか?
昭和の人なのか?
その可能性が高いな。
この爺さんが転生されたのは四十年以上前の話だ。
そのぐらいの時代なら、ラノベって言葉がなくても可笑しくない。
「無双ってのは、無敵になれるスキルってヤツだよ。敵をバンバンと楽勝に倒せる感じだ」
「無敵か~。確かに俺のもらったテイマースキルは何処までも伸びるって言われたよ、女神さまにさ。でも、そこまで鍛えるのが億劫でさ~。その前に俺は酒に溺れたってわけよ。何せ結婚して子供も二人出来たしさ~、ストレスが半端無いのよね。そりゃあ飲むよね、あははは~」
落後者かよ……。
でも、分かったぞ。
この世界には、俺以外にも転生者が居やがる。
しかしこいつは高いスペックを習得する前に落後していやがる。
この異世界には、もしかしたら他にも転生者が居るのかも知れないな。
俺が考え込んでいるとカンパネルラ爺さんが再び席を立った。
「じゃあ、シルバーウルフでも見に行くか~」
呑気にカンパネルラがボロ屋を出て行くと俺も後に続いた。
そして小屋を出たところで水の入った桶が在ったので覗き込む。
「まさか……」
俺は水面に映し出された自分の顔を見た。
よくよく考えたら初めてである。
この世界には鏡が少ないのだ。
鏡は高級品だからだ。
なので自分の顔を映し出したことが、たまたまなかったのだ。
そして、水面に映し出された俺の顔は──。
「せ、西洋人じゃんか……。しかもそこそこの美少年じゃあねえかよ!?」
通りで顔を洗う時に鼻が高くて邪魔だと思ったよ!!
しかしだ!!
俺の顔が美少年なら、何故に俺はモテない!?
なんでモテないんだ!!
その辺が納得いかねぇぞ!!
いや、違う。
さりげなくポロリと言いやがっただ。
ってか、こいつが転生者だと?
マジかよ?
それとも酔っぱらいの戯言か……。
ウソだろ……。
これはちゃんと訊いて確かめてみなければなるまい。
「おい、カンパネルラ爺さん」
「なんだい。これから仕事前に一杯奢ってくれるのかい?」
「いや、酒は奢らん。それよりも転生の話だ」
「えー、酒が飲みたいな~」
カンパネルラ爺さんは横を向きながら口を尖らせている。
しかし、わざとらしくこちらをチラチラと見ていた。
不味いな……。
俺が転生って言葉に食いついたのが気付かれているぞ。
もしかして、俺が転生者だと悟られたか?
この糞爺は、俺のウィークポイントを掴んだ気でいやがるな。
カンパネルラ爺さんが言う。
「なに、おまえ、もしかして転生の話が聞きたいわけ~? 興味があるわけ~?」
うわ、スゲーむかつく!!
なんだよ、この態度は!?
仕方ないな……。
「しゃーねーな、酒が飲みたいのか……」
俺は諦めたかのように溜め息混じりで言った
「おお、奢ってくれる気になったかい。じゃあ早速酒場に行こうか!」
カンパネルラ爺さんはルンルン気分で席を立つと出口に向かった。
そこで俺が声を掛ける。
「ちょっと待ってくれないか、カンパネルラ爺さん」
「ん~、なんだい?」
カンパネルラ爺さんが出入り口の前で振り返った。
そこに俺が魔法をぶちかます。
「リストレインクロス!」
俺の突き出された掌から✕の字の魔法が発射された。
【魔法リストレイントクロスLv1】
攻撃力は無し。束縛属性。X 字の弾丸が敵の動きを封じる。射程距離5メートルの魔法。一日に撃てる回数は、スキルレベル分だけ撃てる。
「うぎゃ!!」
カンパネルラ爺さんは立ったまま✕の字魔法に絡め取られて拘束された。
「うぬ、動けね! 何をしやがる、若いの!?」
「いやね、ちょっと話が訊きたくってさ。酒場に行くのは延期だ」
俺は鞘からロングソードを引き抜くとカンパネルラ爺さんの頬に冷たい刀身を当てた。
そして脅すようにペシペシと頬を叩く。
「俺の予感だと、あんたに酒は飲ませたらアカンと思うんだわ」
「そ、そんなことは無いぞ……。おいちゃんは何時でも何処でも陽気で友好的だから。飲んでも問題無いからさ……」
「俺は弟さんからあんたを殺しても構わないって言われているんだ」
「あ、あれは、ブラザージョークだよ。本気にするなよ~。やだな~、も~……」
「プロ子は居るか?」
俺はプロ子を呼び出した。
するとプロ子が異次元宝物庫から出て来る。
「はい、お側に」
異次元宝物庫から出て来たメイドの少女を見てカンパネルラ爺さんは驚いていた。
転生者でも異次元宝物庫は珍しいようだ。
俺はプロ子にオーダーする。
「プロ子。死体を処理する準備をしといてくれ」
プロ子は一度だけカンパネルラ爺さんをチラ見した後にお辞儀をしながら言った。
「畏まりました。ノコギリとズタ袋を用意してまいります」
そう言うとプロ子は異次元宝物庫内に引き返して行く。
それから俺は笑顔でカンパネルラ爺さんに言ってやった。
「死体の処理までお前の弟さんに頼むのは忍びない。だからこっちでバラして持ち帰るよ」
苦笑いながら言うカンパネルラ爺さん。
「あははは~……。脅しが上手いな、坊主……。それで何が聞きたいんだ。なんでもかんでもゲロるぜ。だから痛いのは止めてくれ……」
「うわっ、素直!?」
「こんな時は素直が一番って冒険者時代に学んでな。だから俺は長生きでいられるわけだ~。あはははは……」
「俺も先輩冒険者の教訓は参考にさせてもらうよ。じゃあ質問させてもらうぜ。もしも、質問が拷問に変わるかはあんた次第だがな」
「あははは……。な~んでも訊いてくれ……。痛いのは苦手だからなんでも話します!」
そして質問が始まった。
「あんたは転生者か?」
「YES!」
「どこから、どうやって転生してきたんだ?」
「俺の昔話が聞きたいのか?」
「ホラじゃあないだろうな?」
「もちろんだ。じゃあちゃんと話すから、この拘束魔法を解いてくれないか? こんな話しは誰も信じてくれないから、ただで話すからよ」
「本当だな?」
「YES!」
俺は拘束魔法を解除してカンパネルラ爺さんを自由にしてやった。
カンパネルラ爺さんは拘束魔法を解かれるとテーブルに戻って席に腰を降ろした。
どうやら腰を据えて話す気になったようだ。
「俺は日本人だ」
「マジか? でも顔が完全に西洋人だぞ?」
「顔は転生した時に変わったようだわ。お陰でハンサムだろ。俺の記憶だと日本人だったころの俺は、そんなにハンサムじゃあなかったんだわ。コッテコテの東洋人顔よ」
顔が変わった?
そんなこともあるのか。
「お陰で女房も貰えたし、子供を二人も儲けた」
「いつごろ転生したんだ?」
「中学生三年の春だ。今年受験で悩んでいる時に、トラックに轢かれて死んじまった」
「死んで転生なのか……。に、してもテンプレどうりの死に様だな」
だが、俺と同じだな。
でも、俺には死んだ時の記憶が無いぞ。
「間抜けだったよ。受験勉強ようの教科書を読んで歩いてたら信号を無視しちゃってさ、ドーーンだ……。それでポックリよ」
「本当に教科書かな? エロ本だったんじゃね?」
「なんでわかった!? お前は見ていたのか!?」
「当たりかよ……」
「それで気が付いたら女神様の前に跪いてたってわけよ」
やはり糞女神か……。
「それで女神様にテイマースキルをもらって転生したんだ。俺の将来の夢は動物園の飼育員だったからな。でも、転生したら、荒野の真ん中で全裸だ。本当にビックリしたよ……」
やっぱり全裸かよ!
「そのせいで今では全裸に抵抗がなくなっちまったわ。今ここで脱げって言われたら素直に脱げるぜ」
そうなるよな、そこも俺と一緒だわ。
「そして荒野で途方にくれてたら、当時冒険者だったサンパネルラ父さんに拾われて、養子になったってわけよ。ほら、テイマー一家だったから、どんぴしゃりで嵌まったんだわ。それで、カンパネルラって名前は、父さんからもらった名前だ。俺の本当の名前は覚えてない。前の世界の記憶は、覚えてたり覚えてなかったりと曖昧なんだ」
俺と類似している点が多いぜ。
俺も記憶は思い出したり忘れてたりと曖昧だもんな。
やはりこいつもあの糞女神に転生させられた被害者だ。
カンパネルラ爺さんがズバリと俺に言う。
「お前さんも、転生者なんだろ?」
ドキリっ!!
「い、いや、俺は……」
「あ~、転生者だってのは隠してるって感じか。まあ俺のような引退した飲んだくれとは違うんだ。現役の冒険者ならば隠しとくってのもありだわな~。分かったよ分かったよ、分かりましたよ、黙っててやるよ~。だって一日15Gで雇ってくれるご主人様だもんな~」
察してくれてるならありがたいが、何気に日当を値上げしやがったぞ!
まあ、いいか、そのぐらい。
「あんたは、糞女神に無双スキルをもらわなかったのか?」
「無双? なんだいそれ?」
「あんたは、ラノベを読んだことがないのか?」
「ラノベ? なんじゃい、それ? 旨いのか?」
ラノベを知らない?
オタクじゃあないのか?
ただのノーマル人か?
それともラノベって言葉が出来る前の人間なのか?
昭和の人なのか?
その可能性が高いな。
この爺さんが転生されたのは四十年以上前の話だ。
そのぐらいの時代なら、ラノベって言葉がなくても可笑しくない。
「無双ってのは、無敵になれるスキルってヤツだよ。敵をバンバンと楽勝に倒せる感じだ」
「無敵か~。確かに俺のもらったテイマースキルは何処までも伸びるって言われたよ、女神さまにさ。でも、そこまで鍛えるのが億劫でさ~。その前に俺は酒に溺れたってわけよ。何せ結婚して子供も二人出来たしさ~、ストレスが半端無いのよね。そりゃあ飲むよね、あははは~」
落後者かよ……。
でも、分かったぞ。
この世界には、俺以外にも転生者が居やがる。
しかしこいつは高いスペックを習得する前に落後していやがる。
この異世界には、もしかしたら他にも転生者が居るのかも知れないな。
俺が考え込んでいるとカンパネルラ爺さんが再び席を立った。
「じゃあ、シルバーウルフでも見に行くか~」
呑気にカンパネルラがボロ屋を出て行くと俺も後に続いた。
そして小屋を出たところで水の入った桶が在ったので覗き込む。
「まさか……」
俺は水面に映し出された自分の顔を見た。
よくよく考えたら初めてである。
この世界には鏡が少ないのだ。
鏡は高級品だからだ。
なので自分の顔を映し出したことが、たまたまなかったのだ。
そして、水面に映し出された俺の顔は──。
「せ、西洋人じゃんか……。しかもそこそこの美少年じゃあねえかよ!?」
通りで顔を洗う時に鼻が高くて邪魔だと思ったよ!!
しかしだ!!
俺の顔が美少年なら、何故に俺はモテない!?
なんでモテないんだ!!
その辺が納得いかねぇぞ!!
10
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる