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【第十章】蠱毒のヒロイン編
10-15【鋼のセンチピート】
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俺は巨大蜘蛛のリーダーである長足蜘蛛のマリベルと別れてから森の奥に進んで行った。
森の奥へ進むにつれて蜘蛛の巣が減り始め、代わりに気味の悪い感じの植物が増え始める。
なんだか腐海に生えてそうな、おどろおどろしい植物が沢山生息しているのだ。
なんか以下にも毒の森っぽい感じである。
「最終エリア、毒の森に入ったかな。この先に魔法使いの塔があるはずだ」
それにしても気持ち悪い森だな。
こんな森に好んで巣くってるヤツらの気持ちが分からないぜ。
木の表面を見れば巨大ってほどではないが、大きなムカデが螺旋をえがきながら登って行ってるしさ。
その辺の草むらにはカマドウマがピョンピョンと跳ねているしさ。
空を見上げればスカイフィッシュ見たいな訳が分からない虫がクネクネと飛んでいるしさ。
もう、完全に別世界の風景だわ。
キノコみたいな物体が吹き出した胞子を吸い込んだら即死しそうだぜ。
ちゃんと口元にスカーフをマスク代わりに巻いておこうかな。
胞子が肺に入り込んだら病気になるぜ。
さて、まあ景色が奇怪なのは見れば分かるが、さっきから殺気感知スキルがビンビンに反応しているんだよね。
数は四つかな。
それが俺を囲むように奇怪な森の向こうに潜んで居やがるんだわ。
こいつらは殺気を垂れ流しだな。
蜘蛛やカマキリは擬態と同時に、殺気どころか気配すら消していたが、こいつらはモロ出しだわ。
ハンターとしては、蜘蛛やカマキリのほうが上等ってことなのかな。
さて、それじゃあ今度は何が出て来るんだ?
てか、ここはムカデの縄張りなのかな?
それともサソリの縄張りなのかな?
それで、出て来る敵も変わって来るだろう。
俺は斬馬刀を担ぎながら歩いているが、いつでも構えられるように心掛けていた。
気構えだけは緊張感を忘れていない。
さあ、来るなら来やがれ。
気付いていないふりをして、返り討ちにしてやるぞ。
「シャーーー!!」
来た!
左からだ!!
俺は担いでいた斬馬刀を素早く横に振るった。
奇襲を仕掛けて来たヤツに俺の振るった斬馬刀がヒットする。
しかし、ガキィーーンと激しい金属音を鳴らして斬馬刀が止まった。
「腕が痺れる……」
「ぬるいわ!!」
叫んだのは敵である。
それは黒光りする巨大ムカデだった。
全長7~8メートルはありそうだ。
「このアーマーセンチピート様を、その程度の斬撃で斬れると思うたか!!」
俺の振るった斬馬刀を腹部で受け止めるアーマーセンチピートが自慢気に語っていた。
甲羅が硬いのだ。
「兄弟、今だ。挟み撃ちにしろ!!」
「OK!!」
今度は右の藪から黒い巨大ムカデが飛び出して来る。
こいつらは馬鹿だな。
飛び出す前に叫んでどうする。
それじゃあ奇襲にならんだろ。
俺は斬馬刀を突き出して二匹目の巨大ムカデの攻撃を弾いた。
「痛い!!」
俺に頭を突かれて止まった巨大ムカデが後ずさる。
甲羅が固くても打撃系の衝撃は通じるようだな。
「うりゃ!!」
「そりゃ!!」
今度は前後から二匹の巨大ムカデが同時に飛び出して来た。
俺は三匹目と四匹目の攻撃に合わせて大きく斬馬刀を振るう。
360度回すように振られた斬馬刀が四匹全部の巨大ムカデを次々と弾き飛ばす。
「あたっ!」
「いたっ!」
「うわっ!」
「ごぱっ!」
四匹の巨大ムカデが斬馬刀の刀身にド突かれて弾き飛ばされた。
しかし──。
硬いな。
切れてはいないぞ。
まるでこいつらの甲羅は甲冑だわ。
しかも、かなり硬い甲冑だぜ。
「なかなかやるなこの野郎!」
「俺たち四兄弟の連携攻撃を防ぐとわ!!」
「だが、俺たち兄弟の幻惑な動きについてこれるかな!?」
「グルグルと回ってやるぜ!!」
そう言いながら四匹の巨大ムカデは俺の周りを素早く回りはじめた。
「俺たちの動きについてこれるかな!?」
「どこから襲い来るか分かるまい!」
なに、こいつら?
この程度の速度で何を言ってやがるんだ?
体も硬いが頭も硬いのかな?
発想が柔軟じゃあないぞ。
回りすぎて脳味噌がバターみたいにとろけたほうが良いんじゃないか。
まあ、容易くいなしてやろうかな。
「それ、ファイアーボール!」
チュドーーーン!!
俺は俺の周りを回る巨大ムカデの輪にファイアーボールを投げ込んでやった。
そして、チュドーーンっと、爆炎が上がると次々と止まることが出来なかった巨大ムカデたちが炎に突っ込んで行く。
「あちちちちーー!!」
「うわ、止まんね!!」
「押すなよ!!」
「あち、あちち!!」
うん、馬鹿だ。
こいつら兄弟揃って馬鹿だな。
ファイアーボールを食らった巨大ムカデに二匹目が突っ込んで、三匹目は四匹目に押されて爆炎に押し込まれてやんの。
本当に馬鹿だわ。
想像以上に面白いわ。
そして、ファイアーボールの直撃を食らった巨大ムカデが煙りを上げながら森の中に逃げて行く。
残るは三匹かな。
さて、じゃあ狙いを定めてピンポイントに攻撃しようかな。
「フォーカスアイ!」
まずは魔法で命中率を高めてからの~。
「スマッシュウェポン!!」
俺のスキルを乗せた斬馬刀の一撃が、巨大ムカデのジョイント部分にヒットする。
するとザッパリと巨大ムカデの胴体を切断した。
「ごはっ! 馬鹿な!!」
「我々の甲冑を斬り裂いただと!?」
まだ分かってないようだな。
俺は甲冑なんて斬ってねえよ。
鎧と鎧の繋ぎ目を斬ったんだ。
やはりジョイント部分は、そんなに硬くないようだわ。
ここでレッドリザードマン族のタイタスとの戦闘が教訓となったぜ。
「ぎぃぁあああ!! 痛いよーー!!」
体が半分の長さになった巨大ムカデは、それでも動いていた。
下半身を残して上半身だけが森の中に逃げて行く。
そして、残された下半身を見てみれば、まだ複数の足がワシャワシャと動いていた。
ムカデって生命力が高いのね。
体が半分子になっても生きているんだもの。
さて、フォーカスアイの効果が続いている間にピンポイント攻撃を続けるかな。
それ──。
「マジックアロー!」
今度は巨大ムカデの片目を狙って魔法の矢を放つ。
「ギィァァアアア!! 目がー、目がー!!」
「だ、大丈夫か!?」
「駄目ーー!! 目が潰れたのーー!!」
のたうち回る巨大ムカデを心配げに見ているもう一匹の巨大ムカデの背後に近付いた俺が、ヤツに声を掛けた。
「他人の心配をしている場合じゃあないだろ」
「えっ?」
俺は振り返った巨大ムカデの顔面を、フルスイングの斬馬刀でぶん殴った。
ガキィーーンと音が響いて巨大ムカデの頭が揺れた。
更にもう一発ぶん殴る。
またガキィーーンと音が鳴った。
それを最後にユラユラと揺らめいた巨大ムカデがバタンと地面に倒れ込んだ。
脳震盪を起こしたのだろう。
「どんなに外の強度が硬くても、中身は生なんだから、衝撃に耐えられる限度ってもんがあるわな」
まあ、こんだけぶっ叩けば脳だって揺れるし気絶だってするよ。
その辺は昆虫だって例外ではないのだろう。
「ひぃーーー!!」
片目を魔法で潰された巨大ムカデも逃げて行った。
気絶した巨大ムカデと斬られた下半身のみが残される。
まあ、思ったよりもチョロかったな。
さて、ちょっと派手に戦ったから、騒音が森に響いただろう。
ならば、そろそろ登場してくれるかな?
「お見事な腕前じゃあのぉ~」
ほら来たぜ。
俺が声のほうを見れば更に巨大なムカデが森の中から姿を現す。
その体は全長15メートルはありそうだった。
先程まで相手にしていた巨大ムカデの倍は有している。
しかも、その巨大ムカデの頭部は人間の物だった。
巨大ムカデの赤茶色っぽい体に女性の頭が付いているのだ。
こわっ!!
キモっ!!
「良くも私の子分たちを苛めてくれたわね!」
うわー、怒ってますわ~。
しかも年増のおばさん顔で怒ってますわ~。
沸点の低いお局様みたいに、ヒステリックに怒ってますわ~。
「てめーが、百足女郎ってヤツか!?」
「ええ、そうよ。私が百足女郎のアイラ様よ!!」
百足女郎のアイラは、鎌首を上げるように動くと長い黒髪を靡かせた。
うわ~、やっぱ、本当にキモイわぁ……。
この森のキモさは人知を越えているぞ……。
森の奥へ進むにつれて蜘蛛の巣が減り始め、代わりに気味の悪い感じの植物が増え始める。
なんだか腐海に生えてそうな、おどろおどろしい植物が沢山生息しているのだ。
なんか以下にも毒の森っぽい感じである。
「最終エリア、毒の森に入ったかな。この先に魔法使いの塔があるはずだ」
それにしても気持ち悪い森だな。
こんな森に好んで巣くってるヤツらの気持ちが分からないぜ。
木の表面を見れば巨大ってほどではないが、大きなムカデが螺旋をえがきながら登って行ってるしさ。
その辺の草むらにはカマドウマがピョンピョンと跳ねているしさ。
空を見上げればスカイフィッシュ見たいな訳が分からない虫がクネクネと飛んでいるしさ。
もう、完全に別世界の風景だわ。
キノコみたいな物体が吹き出した胞子を吸い込んだら即死しそうだぜ。
ちゃんと口元にスカーフをマスク代わりに巻いておこうかな。
胞子が肺に入り込んだら病気になるぜ。
さて、まあ景色が奇怪なのは見れば分かるが、さっきから殺気感知スキルがビンビンに反応しているんだよね。
数は四つかな。
それが俺を囲むように奇怪な森の向こうに潜んで居やがるんだわ。
こいつらは殺気を垂れ流しだな。
蜘蛛やカマキリは擬態と同時に、殺気どころか気配すら消していたが、こいつらはモロ出しだわ。
ハンターとしては、蜘蛛やカマキリのほうが上等ってことなのかな。
さて、それじゃあ今度は何が出て来るんだ?
てか、ここはムカデの縄張りなのかな?
それともサソリの縄張りなのかな?
それで、出て来る敵も変わって来るだろう。
俺は斬馬刀を担ぎながら歩いているが、いつでも構えられるように心掛けていた。
気構えだけは緊張感を忘れていない。
さあ、来るなら来やがれ。
気付いていないふりをして、返り討ちにしてやるぞ。
「シャーーー!!」
来た!
左からだ!!
俺は担いでいた斬馬刀を素早く横に振るった。
奇襲を仕掛けて来たヤツに俺の振るった斬馬刀がヒットする。
しかし、ガキィーーンと激しい金属音を鳴らして斬馬刀が止まった。
「腕が痺れる……」
「ぬるいわ!!」
叫んだのは敵である。
それは黒光りする巨大ムカデだった。
全長7~8メートルはありそうだ。
「このアーマーセンチピート様を、その程度の斬撃で斬れると思うたか!!」
俺の振るった斬馬刀を腹部で受け止めるアーマーセンチピートが自慢気に語っていた。
甲羅が硬いのだ。
「兄弟、今だ。挟み撃ちにしろ!!」
「OK!!」
今度は右の藪から黒い巨大ムカデが飛び出して来る。
こいつらは馬鹿だな。
飛び出す前に叫んでどうする。
それじゃあ奇襲にならんだろ。
俺は斬馬刀を突き出して二匹目の巨大ムカデの攻撃を弾いた。
「痛い!!」
俺に頭を突かれて止まった巨大ムカデが後ずさる。
甲羅が固くても打撃系の衝撃は通じるようだな。
「うりゃ!!」
「そりゃ!!」
今度は前後から二匹の巨大ムカデが同時に飛び出して来た。
俺は三匹目と四匹目の攻撃に合わせて大きく斬馬刀を振るう。
360度回すように振られた斬馬刀が四匹全部の巨大ムカデを次々と弾き飛ばす。
「あたっ!」
「いたっ!」
「うわっ!」
「ごぱっ!」
四匹の巨大ムカデが斬馬刀の刀身にド突かれて弾き飛ばされた。
しかし──。
硬いな。
切れてはいないぞ。
まるでこいつらの甲羅は甲冑だわ。
しかも、かなり硬い甲冑だぜ。
「なかなかやるなこの野郎!」
「俺たち四兄弟の連携攻撃を防ぐとわ!!」
「だが、俺たち兄弟の幻惑な動きについてこれるかな!?」
「グルグルと回ってやるぜ!!」
そう言いながら四匹の巨大ムカデは俺の周りを素早く回りはじめた。
「俺たちの動きについてこれるかな!?」
「どこから襲い来るか分かるまい!」
なに、こいつら?
この程度の速度で何を言ってやがるんだ?
体も硬いが頭も硬いのかな?
発想が柔軟じゃあないぞ。
回りすぎて脳味噌がバターみたいにとろけたほうが良いんじゃないか。
まあ、容易くいなしてやろうかな。
「それ、ファイアーボール!」
チュドーーーン!!
俺は俺の周りを回る巨大ムカデの輪にファイアーボールを投げ込んでやった。
そして、チュドーーンっと、爆炎が上がると次々と止まることが出来なかった巨大ムカデたちが炎に突っ込んで行く。
「あちちちちーー!!」
「うわ、止まんね!!」
「押すなよ!!」
「あち、あちち!!」
うん、馬鹿だ。
こいつら兄弟揃って馬鹿だな。
ファイアーボールを食らった巨大ムカデに二匹目が突っ込んで、三匹目は四匹目に押されて爆炎に押し込まれてやんの。
本当に馬鹿だわ。
想像以上に面白いわ。
そして、ファイアーボールの直撃を食らった巨大ムカデが煙りを上げながら森の中に逃げて行く。
残るは三匹かな。
さて、じゃあ狙いを定めてピンポイントに攻撃しようかな。
「フォーカスアイ!」
まずは魔法で命中率を高めてからの~。
「スマッシュウェポン!!」
俺のスキルを乗せた斬馬刀の一撃が、巨大ムカデのジョイント部分にヒットする。
するとザッパリと巨大ムカデの胴体を切断した。
「ごはっ! 馬鹿な!!」
「我々の甲冑を斬り裂いただと!?」
まだ分かってないようだな。
俺は甲冑なんて斬ってねえよ。
鎧と鎧の繋ぎ目を斬ったんだ。
やはりジョイント部分は、そんなに硬くないようだわ。
ここでレッドリザードマン族のタイタスとの戦闘が教訓となったぜ。
「ぎぃぁあああ!! 痛いよーー!!」
体が半分の長さになった巨大ムカデは、それでも動いていた。
下半身を残して上半身だけが森の中に逃げて行く。
そして、残された下半身を見てみれば、まだ複数の足がワシャワシャと動いていた。
ムカデって生命力が高いのね。
体が半分子になっても生きているんだもの。
さて、フォーカスアイの効果が続いている間にピンポイント攻撃を続けるかな。
それ──。
「マジックアロー!」
今度は巨大ムカデの片目を狙って魔法の矢を放つ。
「ギィァァアアア!! 目がー、目がー!!」
「だ、大丈夫か!?」
「駄目ーー!! 目が潰れたのーー!!」
のたうち回る巨大ムカデを心配げに見ているもう一匹の巨大ムカデの背後に近付いた俺が、ヤツに声を掛けた。
「他人の心配をしている場合じゃあないだろ」
「えっ?」
俺は振り返った巨大ムカデの顔面を、フルスイングの斬馬刀でぶん殴った。
ガキィーーンと音が響いて巨大ムカデの頭が揺れた。
更にもう一発ぶん殴る。
またガキィーーンと音が鳴った。
それを最後にユラユラと揺らめいた巨大ムカデがバタンと地面に倒れ込んだ。
脳震盪を起こしたのだろう。
「どんなに外の強度が硬くても、中身は生なんだから、衝撃に耐えられる限度ってもんがあるわな」
まあ、こんだけぶっ叩けば脳だって揺れるし気絶だってするよ。
その辺は昆虫だって例外ではないのだろう。
「ひぃーーー!!」
片目を魔法で潰された巨大ムカデも逃げて行った。
気絶した巨大ムカデと斬られた下半身のみが残される。
まあ、思ったよりもチョロかったな。
さて、ちょっと派手に戦ったから、騒音が森に響いただろう。
ならば、そろそろ登場してくれるかな?
「お見事な腕前じゃあのぉ~」
ほら来たぜ。
俺が声のほうを見れば更に巨大なムカデが森の中から姿を現す。
その体は全長15メートルはありそうだった。
先程まで相手にしていた巨大ムカデの倍は有している。
しかも、その巨大ムカデの頭部は人間の物だった。
巨大ムカデの赤茶色っぽい体に女性の頭が付いているのだ。
こわっ!!
キモっ!!
「良くも私の子分たちを苛めてくれたわね!」
うわー、怒ってますわ~。
しかも年増のおばさん顔で怒ってますわ~。
沸点の低いお局様みたいに、ヒステリックに怒ってますわ~。
「てめーが、百足女郎ってヤツか!?」
「ええ、そうよ。私が百足女郎のアイラ様よ!!」
百足女郎のアイラは、鎌首を上げるように動くと長い黒髪を靡かせた。
うわ~、やっぱ、本当にキモイわぁ……。
この森のキモさは人知を越えているぞ……。
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