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【第九章】アンデッドなメイドたち編
9-13【お化け屋敷】
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俺はミーちゃんが勤めている不動産屋に出向いた。
店に入るとカウンターにはミーちゃんが牛乳ビンの底のような眼鏡を掛けながら算盤を弾いていた。
俺が来店して来たのに気付くと慌てて眼鏡を外して笑顔を作る。
「あ~、アスランちゃ~ん、やっと来たんだ~。まってたぞ~」
ミーちゃんは明るく振る舞っていたが、明らかに芝居だ。
わざとらしさが滲み出ている。
「久しぶりだな、ミーちゃん」
俺は挨拶を交わすが目線はローブのフードで隠した。
ミーちゃんのビキニブラの胸元を見ないためにだ。
あー、もー!!
頭は可笑しいが、スタイルだけはバツグンなんだよな!!
こん畜生、目の毒だわ。
あー、胸が苦しいなー!!
糞ッ!
もう、自棄糞だわ!!
「でぇ、ミーちゃん。件のお化け屋敷ってどこよ? 早く仕事を片付けたいからさ、件の場所に案内してくれないか」
「はいは~い、分かりました~。今、屋敷の鍵を取って来ますね~」
そう言うとミーちゃんは、事務所の奥に消えて行った。
事務所の奥からミーちゃんの声が聞こえて来る。
「おとーさーん、防壁外西三丁目の屋敷の鍵をしらない?」
「トイレに置いてないかい?」
「ないわよ~」
「あー、ワシのお尻に刺さってたわい」
「もー、お父さんったら~」
また、このくだりかよ!!
天丼ですか……。
「はーい、お待たせ。鍵を取ってきたから行きましょうか~」
「あ、ああ……」
「あれ、鍵になんか付いてる」
「付いてるのかよ!!」
俺はミーちゃんと二人で不動産屋を出た。
道中でミーちゃんに訊かれる。
「ねぇ~、あなた、旧魔王城に町を作るんだって?」
うそぉ~~ん……。
ミーちゃんまで知ってるのか……。
てっ、ことは、もうだいぶ噂になってるってことか……?
「誰から聞いた、その話を?」
「ドクトル・スカルから」
あーいーつーかー!!
ユキちゃんじゃあないのね!!
スカル姉さんまでもがしゃべりまくりですか!!
もう完全にばらしまくりだな。
そしてミーちゃんが嫌らしい目ですり寄って来る。
「ねーねー、もしも良かったらだけどさ~」
「な、なんだよ……」
うわ、ちょっとやめて!!
腕を組んでこないで、胸を擦り付けてこないでくれ!!
ぐーるーじーいー!!
「もしも良かったらさ、私に旧魔王城内の不動産物件を管理させてくれないかな~?」
「不動産の管理?」
「そうそう、住居人や物件のご紹介、お客様の呼び込みまでやるからさ~」
あ~、なるほどね。
こいつら不動産屋に取って町一つ出来るってことは、それだけビジネスの場が増えるってことなのか。
新しい町イコールビジネスチャンスなのね。
「まあ、考えておくよ……」
「よろしくね♡」
あー、うぜー……。
まあ、不動産屋は必要なのだろうか?
それすら分からんな。
とにかく、旧魔王城を占拠してから考えるか。
それからでも遅くはないだろう。
そんな話をしながら俺とミーちゃんは、ソドムタウンの防壁を出て町の西側に向かった。
すると大きな屋敷が見えて来る。
かなり大きな洋館だ。
3メートルほどの壁に囲まれて、門から屋敷まで100メートルほど距離がある。
大きさ的にワイズマンの屋敷よりも少し大きいかも知れない。
「この屋敷か?」
俺が訊くと門の鍵を開けているミーちゃんが答えた。
「ええ、この屋敷ですよ~。それにしても前の主も凄いですよね。お化け屋敷で有名なこの屋敷を別荘に買うなんてさ。よし、開いた~」
あれ?
なんか最初に聞いた話と違わね?
前の住人が死んで、僅かな間に悪霊が住みついたって言ってなかったっけ?
俺は前を歩くミーちゃんに問う。
「ここがお化け屋敷になったのはいつからなんだ?」
「五年ぐらい前に別荘として買われたんですが、お化けが出るって言われて放棄されたんですがね。それから買い取りてが居ませんでしたからね~」
うむ、話が違う。
これは、はめられているのか?
俺を指名した依頼人に騙されているのかな?
それともギルガメッシュに騙されているのかな?
だが、どちらにしても理由が分からんな……。
俺をはめてなんになる?
アマデウスの嫌がらせか?
いや、そこまであいつは俺を眼中に入れてない。
それにワイズマンとアマデウスが知り合いなのか?
何だか考えれば考えるほどに話が混濁していく。
まあ、考えても無駄だろう。
ここは成り行きに任せるか。
バカはバカなりに頑張るのが一番だ。
「ここが件のお化け屋敷で~す」
俺はミーちゃんに言われて洋館を見上げた。
三階建てで木造建築の洋館だ。
「すべての窓が木の板で塞がれているな」
「防犯対策ですが、無用でしたよ~。今だとお化けのせいで、この屋敷に立ち寄る人すら居ませんから~」
「ところで、どんなお化けが出るんだ?」
「人形たちと、メイドたちの悪霊です」
「人形たちと、メイドたち……。複数いるのか?」
「人形は沢山、メイドも沢山です。そりゃあもう、暴力的で危険なほどにで~す」
ミーちゃんは明るく爽やかに述べていたが、明るく言っても駄目だろう。
悪霊の暴力的って、だいたいが殺人的だって決まっているものな。
その時である。
扉の向こうでゴトンと音が鳴った。
俺とミーちゃんの視線が両開きの扉に集まった。
無言で凝視する。
「今、音がした……?」
「しましたよね……」
「無人でしょう……?」
「長らく無人です。鍵も掛かってるから誰も入れません……」
「じゃあ、今の音は何……?」
「噂に名高い、ラップ音じゃあないですか?」
「だよね……」
たぶん悪霊さんの物音だ。
すると、ゆっくりと扉に歩み寄ったミーちゃんが扉の鍵を開ける。
「じゃあ、あとはよろしくお願いします。生きてたら、また会いましょうね、アスランくん!」
そう述べるとミーちゃんは走って逃げて行く。
俺は一人で残された。
背後の扉からは怪訝な気配が漂って来る。
俺はゆっくりと踵を返した。
そして扉を見ると、僅かに開いていた。
あれ、誰が開けたの?
ミーちゃんは、鍵を開けたが扉までは開けてないよね?
勝手に開いたのかな?
俺は深呼吸をした。
「よし、中に入る前に、ここで昼飯にしようかな……」
とりあえず現実逃避だな。
飯だ、メシ!!
これでいいのらぁ!!!
店に入るとカウンターにはミーちゃんが牛乳ビンの底のような眼鏡を掛けながら算盤を弾いていた。
俺が来店して来たのに気付くと慌てて眼鏡を外して笑顔を作る。
「あ~、アスランちゃ~ん、やっと来たんだ~。まってたぞ~」
ミーちゃんは明るく振る舞っていたが、明らかに芝居だ。
わざとらしさが滲み出ている。
「久しぶりだな、ミーちゃん」
俺は挨拶を交わすが目線はローブのフードで隠した。
ミーちゃんのビキニブラの胸元を見ないためにだ。
あー、もー!!
頭は可笑しいが、スタイルだけはバツグンなんだよな!!
こん畜生、目の毒だわ。
あー、胸が苦しいなー!!
糞ッ!
もう、自棄糞だわ!!
「でぇ、ミーちゃん。件のお化け屋敷ってどこよ? 早く仕事を片付けたいからさ、件の場所に案内してくれないか」
「はいは~い、分かりました~。今、屋敷の鍵を取って来ますね~」
そう言うとミーちゃんは、事務所の奥に消えて行った。
事務所の奥からミーちゃんの声が聞こえて来る。
「おとーさーん、防壁外西三丁目の屋敷の鍵をしらない?」
「トイレに置いてないかい?」
「ないわよ~」
「あー、ワシのお尻に刺さってたわい」
「もー、お父さんったら~」
また、このくだりかよ!!
天丼ですか……。
「はーい、お待たせ。鍵を取ってきたから行きましょうか~」
「あ、ああ……」
「あれ、鍵になんか付いてる」
「付いてるのかよ!!」
俺はミーちゃんと二人で不動産屋を出た。
道中でミーちゃんに訊かれる。
「ねぇ~、あなた、旧魔王城に町を作るんだって?」
うそぉ~~ん……。
ミーちゃんまで知ってるのか……。
てっ、ことは、もうだいぶ噂になってるってことか……?
「誰から聞いた、その話を?」
「ドクトル・スカルから」
あーいーつーかー!!
ユキちゃんじゃあないのね!!
スカル姉さんまでもがしゃべりまくりですか!!
もう完全にばらしまくりだな。
そしてミーちゃんが嫌らしい目ですり寄って来る。
「ねーねー、もしも良かったらだけどさ~」
「な、なんだよ……」
うわ、ちょっとやめて!!
腕を組んでこないで、胸を擦り付けてこないでくれ!!
ぐーるーじーいー!!
「もしも良かったらさ、私に旧魔王城内の不動産物件を管理させてくれないかな~?」
「不動産の管理?」
「そうそう、住居人や物件のご紹介、お客様の呼び込みまでやるからさ~」
あ~、なるほどね。
こいつら不動産屋に取って町一つ出来るってことは、それだけビジネスの場が増えるってことなのか。
新しい町イコールビジネスチャンスなのね。
「まあ、考えておくよ……」
「よろしくね♡」
あー、うぜー……。
まあ、不動産屋は必要なのだろうか?
それすら分からんな。
とにかく、旧魔王城を占拠してから考えるか。
それからでも遅くはないだろう。
そんな話をしながら俺とミーちゃんは、ソドムタウンの防壁を出て町の西側に向かった。
すると大きな屋敷が見えて来る。
かなり大きな洋館だ。
3メートルほどの壁に囲まれて、門から屋敷まで100メートルほど距離がある。
大きさ的にワイズマンの屋敷よりも少し大きいかも知れない。
「この屋敷か?」
俺が訊くと門の鍵を開けているミーちゃんが答えた。
「ええ、この屋敷ですよ~。それにしても前の主も凄いですよね。お化け屋敷で有名なこの屋敷を別荘に買うなんてさ。よし、開いた~」
あれ?
なんか最初に聞いた話と違わね?
前の住人が死んで、僅かな間に悪霊が住みついたって言ってなかったっけ?
俺は前を歩くミーちゃんに問う。
「ここがお化け屋敷になったのはいつからなんだ?」
「五年ぐらい前に別荘として買われたんですが、お化けが出るって言われて放棄されたんですがね。それから買い取りてが居ませんでしたからね~」
うむ、話が違う。
これは、はめられているのか?
俺を指名した依頼人に騙されているのかな?
それともギルガメッシュに騙されているのかな?
だが、どちらにしても理由が分からんな……。
俺をはめてなんになる?
アマデウスの嫌がらせか?
いや、そこまであいつは俺を眼中に入れてない。
それにワイズマンとアマデウスが知り合いなのか?
何だか考えれば考えるほどに話が混濁していく。
まあ、考えても無駄だろう。
ここは成り行きに任せるか。
バカはバカなりに頑張るのが一番だ。
「ここが件のお化け屋敷で~す」
俺はミーちゃんに言われて洋館を見上げた。
三階建てで木造建築の洋館だ。
「すべての窓が木の板で塞がれているな」
「防犯対策ですが、無用でしたよ~。今だとお化けのせいで、この屋敷に立ち寄る人すら居ませんから~」
「ところで、どんなお化けが出るんだ?」
「人形たちと、メイドたちの悪霊です」
「人形たちと、メイドたち……。複数いるのか?」
「人形は沢山、メイドも沢山です。そりゃあもう、暴力的で危険なほどにで~す」
ミーちゃんは明るく爽やかに述べていたが、明るく言っても駄目だろう。
悪霊の暴力的って、だいたいが殺人的だって決まっているものな。
その時である。
扉の向こうでゴトンと音が鳴った。
俺とミーちゃんの視線が両開きの扉に集まった。
無言で凝視する。
「今、音がした……?」
「しましたよね……」
「無人でしょう……?」
「長らく無人です。鍵も掛かってるから誰も入れません……」
「じゃあ、今の音は何……?」
「噂に名高い、ラップ音じゃあないですか?」
「だよね……」
たぶん悪霊さんの物音だ。
すると、ゆっくりと扉に歩み寄ったミーちゃんが扉の鍵を開ける。
「じゃあ、あとはよろしくお願いします。生きてたら、また会いましょうね、アスランくん!」
そう述べるとミーちゃんは走って逃げて行く。
俺は一人で残された。
背後の扉からは怪訝な気配が漂って来る。
俺はゆっくりと踵を返した。
そして扉を見ると、僅かに開いていた。
あれ、誰が開けたの?
ミーちゃんは、鍵を開けたが扉までは開けてないよね?
勝手に開いたのかな?
俺は深呼吸をした。
「よし、中に入る前に、ここで昼飯にしようかな……」
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