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【第九章】アンデッドなメイドたち編
9-7【希少種】
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ぜぇー、ぜぇー……。
とりあえずセルフヒールだな……。
俺はランスで受けた肩と背中の傷にセルフヒールを施す。
「ふぅ~~」
一息付いたぞ。
最後は呆気なかったけれど、デスナイトの騎乗ランス攻撃はキツかったぜ。
俺はデスナイトが消えた場所を見た。
何か落ちている。
黒いランスと黒いカイトシールドだった。
デスナイトが装備していた武具だな。
ラッキーだわ。
これで俺も明日からランスチャージとかが、やれるってことだな。
アキレスと組み合わせたら、そりゃあもうカックイ~だろう。
まあ、これの鑑定はあとにして、まずは探索だ。
俺が周りを見回すと、まだすべての出入り口が檻で塞がれていた。
あれの解除手段もどこかにあるだろう。
閉まったんだから開くはずだ。
檻を壊しちゃってもいいんだけれど、敵を排除したんだからゆっくり開く仕掛けでも探そうか。
俺はランスとカイトシールドを異次元宝物庫に仕舞うと女神像のほうに向かって歩いて行った。
女神像の高さは7メートルほどあるだろうか。
大理石の石像だ。
なんともご立派な女神像である。
あるが……。
なんだろう……。
とても腹が立つ……。
女神を見ると何故か腹が立ってくる。
女神って存在にさ、アレルギーを感じるわ。
これは駄女神像だ!
きっと駄女神だな!!
こんな駄女神像を見上げていても御利益も糞もないわ。
とにかく、檻を開閉させる仕掛けを探そう。
んん、なんか駄女神の前に何か積まれているぞ。
お供え物かな?
俺は近寄ってそれを眺める。
魔法のスクロールだった。
スクロールが上から一本二本三本と、三角形に段々と積まれている。
計六本だ。
その後ろにティアラと剣が飾られている。
ラッキー!
お供え物に手をつけるなんて罰当たりかも知れないが、相手は駄女神だ。
そんなの関係ねーよー!!
このスクロールも全部頂いちゃえってんだ。
何せ冒険者なんて墓荒しみたいなもんだしな。
遺跡を漁ってなんぼですがな!
俺はスクロールを異次元宝物庫に投げ込んでから、剣に手を伸ばした。
剣はショートソードサイズだが、宝刀だった。
柄や鞘に細かな装飾が施されルビーやらの宝石で飾られていた。
ティアラも美しいデザインである。
しかもティアラもショートソードもマジックアイテムだな。
魔力関知に引っ掛かったぞ。
ラッキー、ラッキー、超ラッキーだ!!
今日は久々に大収穫だぜ。
この二つも、もーらいっと!
よし、異次元宝物庫にしまってかーらーのー。
俺は駄女神像の後ろに回り込んだ。
すると駄女神像の背中に何か書かれていた。
読めるかな、読めそうだな。
どれどれ~。
『我が最愛なる大地の王女ガイア。ここに眠る』
王女ガイア……。
ここに眠るってことは、ここが墓かな?
じゃあこの駄女神像は墓標ですか?
だとすると、この下に王女ガイア様が眠ってるってわけか?
うん、無視だ。
最近は女運がひじょーーーに悪いから、無視だな。
ここで万が一にもこの王女様が復活とか言う急展開があったら面倒だ。
さっさと檻を開ける仕掛けを見つけて帰ろうかな。
何せマジックアイテムもスクロールもウハウハなぐらいゲットしたしさ。
あれ、レバーがある。
しかも二本もだ。
檻が開くレバーかな?
それともトラップかな?
だとしても、ほっとけないよね。
レバーがあったら引いてみる。
ボタンがあったら押してみる。
それが正しい冒険者の心得だからね。
俺は問答無用でレバーを一本引いた。
するとグラグラと音を鳴らして床の一部が開いた。
すると地下に下る階段が現れる。
おお、更に地下室か……。
更にもう一本のレバーを引いた。
すると出入り口を塞いでいた檻が上がって開閉される。
あらら……。
ここて帰るか更に進むか選択だな……。
すげー、嫌な予感がするんだけど、進めるのに帰っちゃうって出来ないよね。
俺はそんなヘタレな冒険者じゃあないぞ。
俺は嫌な予感を振り払って地下に進んだ。
階段を下りて直ぐに部屋が広がっていた。
さほど広い部屋ではない。
10メートル四方程度の広さである。
その部屋の奥に棺があった。
石の棺だ。
それ以外に目立った物はない。
うん、完全に墓地だな……。
しかも王家の間っぽいよね。
「でも、嫌な予感がするのぉ~……」
それでも俺は冒険者だ。
この石棺を開けなければなるまい。
開けなきゃ嘘だね。
墓があるのに漁らないのも無礼な冒険者だと言えよう。
例え中から元美女のプリンセスのミイラが出てこようとも、金銀財宝が一緒に埋葬されていても、すべては俺の物だ。
見つけた俺の物なんだ。
それ以外が出てきたら困っちゃうけれど、兎に角棺の蓋を開けるしかないだろう。
俺は石棺の前に歩み寄った。
石棺を注意深く観察した。
トラップは無さそうだ。
知らんけど……。
「でも、開けちゃうよね~。好奇心は猫を殺すって言うけど、冒険者も一緒だわ……」
俺は呟きながら厚い石の蓋をずらした。
半開きになった隙間から俺は石棺内部に光りを入れる。
「あっ……」
目が合った。
ミイラと目が合ったのと違った。
なんだかお肌が艶々な少女と目が合ったのだ。
石棺の中に幼女が入っていやがる……。
俺は一旦石の蓋を戻して閉めた。
少し考える。
「あれー、ちょっと違うな~……」
上で見た女神像はただの墓標で埋葬されている王女様を象ったものじゃあないのかな?
俺が今見たものは幼女だった。
間違いなく幼女だった。
そもそもお肌艶々な幼女が棺の中に横たわってますか?
あり得ないよね?
よし、もう一度確認しよう。
今度は思いっきり大胆に行くぞ。
「おーーらぁぁあああ!!」
俺は全力で棺の蓋を押しのけた。
ガゴンっと音を鳴らして石の蓋が棺から落ちる。
俺はショートソードに掛かったマジックトーチの明かりで棺内を照らし出す。
「ああ………」
「ああ………」
また目が合った。
幼女は白い死に装束で横たわり、胸には短剣が突き刺さっていた。
そして、今回は眠たそうな声で「ああ………」って言いましたよ。
この幼女は間違いなく生きてやがるぞ。
俺は墓の中の幼女を見下ろしながら訊いた。
「お前は、誰だ?」
棺の中の幼女も訊いてきた。
「あなたは、誰ぇ?」
抑揚の無い、淡々とした口調だった。
「冒険者アスランだ……」
「墓荒し?」
「そうとも言う」
「じゃあ、お兄ちゃんは、ガイアにエッチなことをするの?」
「それはないな。俺はロリコンじゃあないからな。ボインボインが好みだ」
「ガイア、ボインボインじゃあないの?」
ガイアと名乗る幼女は短剣が突き刺さる薄っぺらい貧乳を揉んでいた。
「ああ、お前はエコパイだ」
「そうか、ガイアはエコなんだ」
「ああ、エコだ。じゃあ俺は帰るからね」
「お兄ちゃん、帰るの?」
「うん、帰るよ」
「ガイアに、いやらしいことしないで帰るの?」
「ああ、しないで帰る」
「じゃあ、私の胸の剣を抜いてくれる?」
「それを抜くとヤバイことになるだろ?」
「うん、たぶん」
「具体的には?」
「あなたのお家で、いつでも食っちゃ寝してあげる」
食っちゃ寝だと!!
怠惰ですねーー!!
ヤバイ!!
この子は面白いかも知れないぞ。
ただのロリキャラじゃあないな。
お笑い系ロリだな。
そう、ロリ希少種だ!!
とりあえずセルフヒールだな……。
俺はランスで受けた肩と背中の傷にセルフヒールを施す。
「ふぅ~~」
一息付いたぞ。
最後は呆気なかったけれど、デスナイトの騎乗ランス攻撃はキツかったぜ。
俺はデスナイトが消えた場所を見た。
何か落ちている。
黒いランスと黒いカイトシールドだった。
デスナイトが装備していた武具だな。
ラッキーだわ。
これで俺も明日からランスチャージとかが、やれるってことだな。
アキレスと組み合わせたら、そりゃあもうカックイ~だろう。
まあ、これの鑑定はあとにして、まずは探索だ。
俺が周りを見回すと、まだすべての出入り口が檻で塞がれていた。
あれの解除手段もどこかにあるだろう。
閉まったんだから開くはずだ。
檻を壊しちゃってもいいんだけれど、敵を排除したんだからゆっくり開く仕掛けでも探そうか。
俺はランスとカイトシールドを異次元宝物庫に仕舞うと女神像のほうに向かって歩いて行った。
女神像の高さは7メートルほどあるだろうか。
大理石の石像だ。
なんともご立派な女神像である。
あるが……。
なんだろう……。
とても腹が立つ……。
女神を見ると何故か腹が立ってくる。
女神って存在にさ、アレルギーを感じるわ。
これは駄女神像だ!
きっと駄女神だな!!
こんな駄女神像を見上げていても御利益も糞もないわ。
とにかく、檻を開閉させる仕掛けを探そう。
んん、なんか駄女神の前に何か積まれているぞ。
お供え物かな?
俺は近寄ってそれを眺める。
魔法のスクロールだった。
スクロールが上から一本二本三本と、三角形に段々と積まれている。
計六本だ。
その後ろにティアラと剣が飾られている。
ラッキー!
お供え物に手をつけるなんて罰当たりかも知れないが、相手は駄女神だ。
そんなの関係ねーよー!!
このスクロールも全部頂いちゃえってんだ。
何せ冒険者なんて墓荒しみたいなもんだしな。
遺跡を漁ってなんぼですがな!
俺はスクロールを異次元宝物庫に投げ込んでから、剣に手を伸ばした。
剣はショートソードサイズだが、宝刀だった。
柄や鞘に細かな装飾が施されルビーやらの宝石で飾られていた。
ティアラも美しいデザインである。
しかもティアラもショートソードもマジックアイテムだな。
魔力関知に引っ掛かったぞ。
ラッキー、ラッキー、超ラッキーだ!!
今日は久々に大収穫だぜ。
この二つも、もーらいっと!
よし、異次元宝物庫にしまってかーらーのー。
俺は駄女神像の後ろに回り込んだ。
すると駄女神像の背中に何か書かれていた。
読めるかな、読めそうだな。
どれどれ~。
『我が最愛なる大地の王女ガイア。ここに眠る』
王女ガイア……。
ここに眠るってことは、ここが墓かな?
じゃあこの駄女神像は墓標ですか?
だとすると、この下に王女ガイア様が眠ってるってわけか?
うん、無視だ。
最近は女運がひじょーーーに悪いから、無視だな。
ここで万が一にもこの王女様が復活とか言う急展開があったら面倒だ。
さっさと檻を開ける仕掛けを見つけて帰ろうかな。
何せマジックアイテムもスクロールもウハウハなぐらいゲットしたしさ。
あれ、レバーがある。
しかも二本もだ。
檻が開くレバーかな?
それともトラップかな?
だとしても、ほっとけないよね。
レバーがあったら引いてみる。
ボタンがあったら押してみる。
それが正しい冒険者の心得だからね。
俺は問答無用でレバーを一本引いた。
するとグラグラと音を鳴らして床の一部が開いた。
すると地下に下る階段が現れる。
おお、更に地下室か……。
更にもう一本のレバーを引いた。
すると出入り口を塞いでいた檻が上がって開閉される。
あらら……。
ここて帰るか更に進むか選択だな……。
すげー、嫌な予感がするんだけど、進めるのに帰っちゃうって出来ないよね。
俺はそんなヘタレな冒険者じゃあないぞ。
俺は嫌な予感を振り払って地下に進んだ。
階段を下りて直ぐに部屋が広がっていた。
さほど広い部屋ではない。
10メートル四方程度の広さである。
その部屋の奥に棺があった。
石の棺だ。
それ以外に目立った物はない。
うん、完全に墓地だな……。
しかも王家の間っぽいよね。
「でも、嫌な予感がするのぉ~……」
それでも俺は冒険者だ。
この石棺を開けなければなるまい。
開けなきゃ嘘だね。
墓があるのに漁らないのも無礼な冒険者だと言えよう。
例え中から元美女のプリンセスのミイラが出てこようとも、金銀財宝が一緒に埋葬されていても、すべては俺の物だ。
見つけた俺の物なんだ。
それ以外が出てきたら困っちゃうけれど、兎に角棺の蓋を開けるしかないだろう。
俺は石棺の前に歩み寄った。
石棺を注意深く観察した。
トラップは無さそうだ。
知らんけど……。
「でも、開けちゃうよね~。好奇心は猫を殺すって言うけど、冒険者も一緒だわ……」
俺は呟きながら厚い石の蓋をずらした。
半開きになった隙間から俺は石棺内部に光りを入れる。
「あっ……」
目が合った。
ミイラと目が合ったのと違った。
なんだかお肌が艶々な少女と目が合ったのだ。
石棺の中に幼女が入っていやがる……。
俺は一旦石の蓋を戻して閉めた。
少し考える。
「あれー、ちょっと違うな~……」
上で見た女神像はただの墓標で埋葬されている王女様を象ったものじゃあないのかな?
俺が今見たものは幼女だった。
間違いなく幼女だった。
そもそもお肌艶々な幼女が棺の中に横たわってますか?
あり得ないよね?
よし、もう一度確認しよう。
今度は思いっきり大胆に行くぞ。
「おーーらぁぁあああ!!」
俺は全力で棺の蓋を押しのけた。
ガゴンっと音を鳴らして石の蓋が棺から落ちる。
俺はショートソードに掛かったマジックトーチの明かりで棺内を照らし出す。
「ああ………」
「ああ………」
また目が合った。
幼女は白い死に装束で横たわり、胸には短剣が突き刺さっていた。
そして、今回は眠たそうな声で「ああ………」って言いましたよ。
この幼女は間違いなく生きてやがるぞ。
俺は墓の中の幼女を見下ろしながら訊いた。
「お前は、誰だ?」
棺の中の幼女も訊いてきた。
「あなたは、誰ぇ?」
抑揚の無い、淡々とした口調だった。
「冒険者アスランだ……」
「墓荒し?」
「そうとも言う」
「じゃあ、お兄ちゃんは、ガイアにエッチなことをするの?」
「それはないな。俺はロリコンじゃあないからな。ボインボインが好みだ」
「ガイア、ボインボインじゃあないの?」
ガイアと名乗る幼女は短剣が突き刺さる薄っぺらい貧乳を揉んでいた。
「ああ、お前はエコパイだ」
「そうか、ガイアはエコなんだ」
「ああ、エコだ。じゃあ俺は帰るからね」
「お兄ちゃん、帰るの?」
「うん、帰るよ」
「ガイアに、いやらしいことしないで帰るの?」
「ああ、しないで帰る」
「じゃあ、私の胸の剣を抜いてくれる?」
「それを抜くとヤバイことになるだろ?」
「うん、たぶん」
「具体的には?」
「あなたのお家で、いつでも食っちゃ寝してあげる」
食っちゃ寝だと!!
怠惰ですねーー!!
ヤバイ!!
この子は面白いかも知れないぞ。
ただのロリキャラじゃあないな。
お笑い系ロリだな。
そう、ロリ希少種だ!!
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