198 / 611
【第七章】魔王城へ旅立ち編
7-27【すれ違いラブ】
しおりを挟む
俺は黒猫のジルドレに顔面を引っ掻かれて血だらけになっているダグラス・ウィンチェスターに家の中を案内されてビックリした。
このダンジョンハウスは、かなり広くて複雑な構造になっている。
まさに迷路だ。
まず、ソドムタウンの郊外に建てられたウィンチェスター家の敷地は広大であった。
もともとゴモラタウンでもウィンチェスター家は有数の大地主らしく、ゴモラタウン周辺の畑を一割程度所有しているらしい。
大工は副業で、農業から得る収入のほうが多いらしいのだ。
だから屋敷を改築するだけの土地は余っている。
それもあってか、メガロの騒ぎが始まってから五年経つが、その間に増築された屋敷のスペースは、少し大きめな屋敷から見ると、十軒分にも値するらしい。
だから寝室の数だけでも数百あり、階段の本数や、廊下の数だけでも、数えきれないほどに存在しているらしいのだ。
東京ドームにしてみれば三個分にあたる。
その寝室や階段、廊下に扉が入り乱れながら複雑な四次元の迷路のように配置されている。
しかも、扉を開けても行き止まりだったり、窓からしか入れない部屋があったりと、住居としての理が破綻した構造も複数存在しているのだ。
俺は案内されながら呟いた。
「この屋敷は冒険のしがいがありそうだな。下手な野良ダンジョンよりも、すげー面白いぞ」
俺の呟きを聞いたダグラスが血だらけの顔で微笑みながら言った。
「流石に五年間も改築を続けていると、だいぶネタも尽きてきたが、そう考えて適当に作れば作るほどに、可笑しな構造が増えてきてな。訪問してきた客には楽しんでもらっているよ」
ダグラスの述べた通り、この屋敷は面白いぞ。
しばらく遊べそうな感じがする。
これならば壁抜け出来るゴーストでも迷ってしまうだろう。
俺は徐にあったドアを引いて開けてみた。
すると、またドアが出て来る。
「二重ドアか?」
しかしそのドアは引いても押しても開かなかった。
すると、先を歩いていたダグラスが振り返ると言う。
「次の扉はスライド式だ」
俺は襖を開けるようにドアを横にずらして開けた。
ドアの奥は寝室である。
しかし、天井にベッドやテーブルが貼り付いていた。
室内が逆さまであるのだ。
「面白いな……」
「だろ~」
「それにしても、どの寝室も殺風景だな?」
「ああ、屋敷が広すぎて泥棒対策が追いつかないんだわ。だから家には金の物は置いてない。家具すら間に合ってない部屋が多いんだ」
「なるほどね~」
「それに、寝床は毎晩変えている。それもメガロがワシを見付けられない理由の一つだろう」
「確かにこの広い迷路の寝室から当たりの部屋を見つけ出すのは難しいかもな」
だが、それだけでは五年間も見つからずに、毎晩毎晩安心に睡眠を取るのは難しいだろう。
まだ、何か秘密がありそうだな。
「なあ、ダグラス」
「なんだ、若いの?」
「しばらくこの屋敷に住んでいいか。メガロ討伐のためにだ」
「構わんが、夜になると召使いたちは一人も居なくなるぞ。全員メガロを恐れて屋敷には残らないからな」
「なるほどね」
ダグラスはメガロの幽霊を怖がっていないが、召使いたちは別なのね。
まあ、当然か~。
殺人幽霊は、誰だって怖いよな~。
いや、殺人じゃあなくて、殺猫幽霊か……。
「俺は万が一に備えて、あんたの側に居たいのだが、いいか?」
「構わん」
ジャンヌちゃんが小さく手を上げて言う。
「あの~、私もご一緒しても構わないでしょうか?」
「ワシは構わんぞ」
俺はジャンヌちゃんに問う。
「それは、メガロ退治に同行したいと?」
「はい、ギルマスにも言われてますから」
「それは、今晩、俺と行動を共にしたいと?」
「はい、ギルマスに討伐を確認するように言われてますから」
「それは、俺とぉぉおぉぁががあがかがぐがぐううう!!!」
しまったぁぁあああ!!!
エロイことを考えてしまったぁぁあああ!!!
だって! だって! だってぇぇえええ!!!
こんな可愛子ちゃんと二人っきりで夜を過ごすなんて健全な若者たちなら交通事故が勃発しないわけがないじゃあないかぁぁあああ!!!
もうそれは対物事故どころか人身事故ですよ!!!
下手すりゃあ俺が死ぬから死亡事故ですがなぁぁあああ!!!
ぐぁぁああぁああがががああが!!!
おーさーまーれー!!!
おーちーつーけー!!!
ぜぇはー、ぜぇはー、ぜぇはー……。
よ、よし、落ち着いてきたぞ……。
「ど、どうかしましたか、アスラン殿?」
呪いの痛みに苦しむ俺を見てジャンヌちゃんが心配そうに見つめて来る。
潤んだ瞳で眉をハの字に曲げて顔を近付けて来た。
心配そうに潤んだ瞳と、艶やかな唇が俺に迫る。
健気だ……。
か、可愛いぞ……。
うわ、なんかいい匂いがするな~。
「ぐぅぁあああがかあががあがが!!!!」
しまったーー!!
まーたーのーろーいーがー!!
俺は揉んどりうって苦しんだ。
床の上をのたうち回る。
「大丈夫ですか、アスラン殿!!」
ジャンヌちゃんが暴れる俺の両肩を掴んで動きを止めようとした。
「アスラン殿、どうなさいました!?」
「くぅそぉーー!!!」
俺は歯を食いしばって耐え忍んだ。
心が泣いていた。
血の涙を流しそうである。
何故にこんな可愛い女の子が俺の両肩を掴んでくれているのに、俺は応えてやれないのか。
それが悔しい。
血の涙を流すほどに悔しいぞ。
糞、呪ってやる!
糞女神を呪ってやるぞ!!
「ちくしょう、ちょっと落ち着いてきたぞ……」
俺は少し痛みが和らぐと、大人しく横になって深呼吸をした。
すーはー、すーはー……。
するとジャンヌちゃんが横になる俺の片手を両手でしっかりと握り締めながら言う。
「大丈夫ですか、アスラン殿。ヒールでもお掛けしましょうか!?」
あ~、この子はいい子だな~。
本気で俺を心配してくれているよ。
手が柔らかいな。
あー、もー、すげー可愛いじゃあねえか!!
でも、こんなーにぃぃ、ちぃいかいとぉおお、のーろーいーがぁぁああ!!
「糞っ!!」
俺はジャンヌちゃんの手を振りほどいて立ち上がった。
「だ、大丈夫だ……。ちょっと発作が起きただけだ……」
俺は必死に耐えていた。
その顔がジャンヌちゃんに対して敵意を持っていると勘違いされているとは、この時の俺は気付いてもいなかったのだ。
「アスラン殿……」
「だ、大丈夫だから、ちょっと一人にしてくれ……」
「でも、つらそうですよ……」
「いいから、あっちに行けよ!」
「は、はい……」
冷たくあしらわれたと思ったジャンヌちゃんは、しょんぼりとしながら後ずさる。
元気を無くしたジャンヌちゃんの顔はとても暗い。
俺に嫌われたと勘違いしているのだ。
そう、ジャンヌちゃんが勘違いしていることに、俺は気付いていなかった。
そしてこれが、すれ違いラブストーリーの始まりだとは、誰も気付いていないのだ。
俺も、ジャンヌちゃんも、黒猫のジルドレも、顔面血だらけのダグラスもだ。
突然だが、ラブストーリーは止まらないのだ。(意味不明)
このダンジョンハウスは、かなり広くて複雑な構造になっている。
まさに迷路だ。
まず、ソドムタウンの郊外に建てられたウィンチェスター家の敷地は広大であった。
もともとゴモラタウンでもウィンチェスター家は有数の大地主らしく、ゴモラタウン周辺の畑を一割程度所有しているらしい。
大工は副業で、農業から得る収入のほうが多いらしいのだ。
だから屋敷を改築するだけの土地は余っている。
それもあってか、メガロの騒ぎが始まってから五年経つが、その間に増築された屋敷のスペースは、少し大きめな屋敷から見ると、十軒分にも値するらしい。
だから寝室の数だけでも数百あり、階段の本数や、廊下の数だけでも、数えきれないほどに存在しているらしいのだ。
東京ドームにしてみれば三個分にあたる。
その寝室や階段、廊下に扉が入り乱れながら複雑な四次元の迷路のように配置されている。
しかも、扉を開けても行き止まりだったり、窓からしか入れない部屋があったりと、住居としての理が破綻した構造も複数存在しているのだ。
俺は案内されながら呟いた。
「この屋敷は冒険のしがいがありそうだな。下手な野良ダンジョンよりも、すげー面白いぞ」
俺の呟きを聞いたダグラスが血だらけの顔で微笑みながら言った。
「流石に五年間も改築を続けていると、だいぶネタも尽きてきたが、そう考えて適当に作れば作るほどに、可笑しな構造が増えてきてな。訪問してきた客には楽しんでもらっているよ」
ダグラスの述べた通り、この屋敷は面白いぞ。
しばらく遊べそうな感じがする。
これならば壁抜け出来るゴーストでも迷ってしまうだろう。
俺は徐にあったドアを引いて開けてみた。
すると、またドアが出て来る。
「二重ドアか?」
しかしそのドアは引いても押しても開かなかった。
すると、先を歩いていたダグラスが振り返ると言う。
「次の扉はスライド式だ」
俺は襖を開けるようにドアを横にずらして開けた。
ドアの奥は寝室である。
しかし、天井にベッドやテーブルが貼り付いていた。
室内が逆さまであるのだ。
「面白いな……」
「だろ~」
「それにしても、どの寝室も殺風景だな?」
「ああ、屋敷が広すぎて泥棒対策が追いつかないんだわ。だから家には金の物は置いてない。家具すら間に合ってない部屋が多いんだ」
「なるほどね~」
「それに、寝床は毎晩変えている。それもメガロがワシを見付けられない理由の一つだろう」
「確かにこの広い迷路の寝室から当たりの部屋を見つけ出すのは難しいかもな」
だが、それだけでは五年間も見つからずに、毎晩毎晩安心に睡眠を取るのは難しいだろう。
まだ、何か秘密がありそうだな。
「なあ、ダグラス」
「なんだ、若いの?」
「しばらくこの屋敷に住んでいいか。メガロ討伐のためにだ」
「構わんが、夜になると召使いたちは一人も居なくなるぞ。全員メガロを恐れて屋敷には残らないからな」
「なるほどね」
ダグラスはメガロの幽霊を怖がっていないが、召使いたちは別なのね。
まあ、当然か~。
殺人幽霊は、誰だって怖いよな~。
いや、殺人じゃあなくて、殺猫幽霊か……。
「俺は万が一に備えて、あんたの側に居たいのだが、いいか?」
「構わん」
ジャンヌちゃんが小さく手を上げて言う。
「あの~、私もご一緒しても構わないでしょうか?」
「ワシは構わんぞ」
俺はジャンヌちゃんに問う。
「それは、メガロ退治に同行したいと?」
「はい、ギルマスにも言われてますから」
「それは、今晩、俺と行動を共にしたいと?」
「はい、ギルマスに討伐を確認するように言われてますから」
「それは、俺とぉぉおぉぁががあがかがぐがぐううう!!!」
しまったぁぁあああ!!!
エロイことを考えてしまったぁぁあああ!!!
だって! だって! だってぇぇえええ!!!
こんな可愛子ちゃんと二人っきりで夜を過ごすなんて健全な若者たちなら交通事故が勃発しないわけがないじゃあないかぁぁあああ!!!
もうそれは対物事故どころか人身事故ですよ!!!
下手すりゃあ俺が死ぬから死亡事故ですがなぁぁあああ!!!
ぐぁぁああぁああがががああが!!!
おーさーまーれー!!!
おーちーつーけー!!!
ぜぇはー、ぜぇはー、ぜぇはー……。
よ、よし、落ち着いてきたぞ……。
「ど、どうかしましたか、アスラン殿?」
呪いの痛みに苦しむ俺を見てジャンヌちゃんが心配そうに見つめて来る。
潤んだ瞳で眉をハの字に曲げて顔を近付けて来た。
心配そうに潤んだ瞳と、艶やかな唇が俺に迫る。
健気だ……。
か、可愛いぞ……。
うわ、なんかいい匂いがするな~。
「ぐぅぁあああがかあががあがが!!!!」
しまったーー!!
まーたーのーろーいーがー!!
俺は揉んどりうって苦しんだ。
床の上をのたうち回る。
「大丈夫ですか、アスラン殿!!」
ジャンヌちゃんが暴れる俺の両肩を掴んで動きを止めようとした。
「アスラン殿、どうなさいました!?」
「くぅそぉーー!!!」
俺は歯を食いしばって耐え忍んだ。
心が泣いていた。
血の涙を流しそうである。
何故にこんな可愛い女の子が俺の両肩を掴んでくれているのに、俺は応えてやれないのか。
それが悔しい。
血の涙を流すほどに悔しいぞ。
糞、呪ってやる!
糞女神を呪ってやるぞ!!
「ちくしょう、ちょっと落ち着いてきたぞ……」
俺は少し痛みが和らぐと、大人しく横になって深呼吸をした。
すーはー、すーはー……。
するとジャンヌちゃんが横になる俺の片手を両手でしっかりと握り締めながら言う。
「大丈夫ですか、アスラン殿。ヒールでもお掛けしましょうか!?」
あ~、この子はいい子だな~。
本気で俺を心配してくれているよ。
手が柔らかいな。
あー、もー、すげー可愛いじゃあねえか!!
でも、こんなーにぃぃ、ちぃいかいとぉおお、のーろーいーがぁぁああ!!
「糞っ!!」
俺はジャンヌちゃんの手を振りほどいて立ち上がった。
「だ、大丈夫だ……。ちょっと発作が起きただけだ……」
俺は必死に耐えていた。
その顔がジャンヌちゃんに対して敵意を持っていると勘違いされているとは、この時の俺は気付いてもいなかったのだ。
「アスラン殿……」
「だ、大丈夫だから、ちょっと一人にしてくれ……」
「でも、つらそうですよ……」
「いいから、あっちに行けよ!」
「は、はい……」
冷たくあしらわれたと思ったジャンヌちゃんは、しょんぼりとしながら後ずさる。
元気を無くしたジャンヌちゃんの顔はとても暗い。
俺に嫌われたと勘違いしているのだ。
そう、ジャンヌちゃんが勘違いしていることに、俺は気付いていなかった。
そしてこれが、すれ違いラブストーリーの始まりだとは、誰も気付いていないのだ。
俺も、ジャンヌちゃんも、黒猫のジルドレも、顔面血だらけのダグラスもだ。
突然だが、ラブストーリーは止まらないのだ。(意味不明)
10
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
元悪役令嬢はオンボロ修道院で余生を過ごす
こうじ
ファンタジー
両親から妹に婚約者を譲れと言われたレスナー・ティアント。彼女は勝手な両親や裏切った婚約者、寝取った妹に嫌気がさし自ら修道院に入る事にした。研修期間を経て彼女は修道院に入る事になったのだが彼女が送られたのは廃墟寸前の修道院でしかも修道女はレスナー一人のみ。しかし、彼女にとっては好都合だった。『誰にも邪魔されずに好きな事が出来る!これって恵まれているんじゃ?』公爵令嬢から修道女になったレスナーののんびり修道院ライフが始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる