101 / 611
【第四章】ショートシナリオ集パート①
4-19【鷹の馬】
しおりを挟む
どんどんとトリンドルの化けの皮が剥がれて行った。
こいつは大魔法使いどころか小魔法使いだ。
ただのヘッポコだ。
俺はそれが面白くて更に剥がしてやろうと奮闘する。
「でぇ、なんでアンタは冒険者の俺にヒッポグリフを倒してもらいたいんだ?」
「だ、だから私じゃあ倒せないから……」
俺はわざとらしく冷たい目でトリンドルを見詰める。
トリンドルが翻弄されていた。
「ほ、ほら、私は茨の管理の魔法使いだからさ、戦闘とかは論外なのよね~」
「意味が分からねえよ」
「私は魔法使いギルドにこの茨の森の管理を依頼されているだけなのよ!」
あー、なんか興奮し始めたぞ。
面白いな~。
「なんで魔法使いギルドが、こんな茨の森なんて管理しているんだ?」
「ここの茨は魔法の触媒に使われているの。ポピュラーな触媒品なのよ!」
「で、お前がそれを管理していると?」
「そうですのよ、えっへん」
なんで威張る?
罰を与えよう。
「じゃあ、お前がヒッポグリフを倒せばいいじゃあないか?」
「そ、それが出来ないから、貴方を依頼で呼んだんじゃないですか!?」
「なんで?」
「私は大した攻撃魔法が使えないからですよ!」
それはさっき聞いたな。
「それでも魔法使いギルドに頼んだらいいんじゃあないか?」
「ほら、新しくここの管理人に任命されたばかりなのに、そんなこと本部に頼めませんよ~。私の立場ってものもあるじゃあないですか!」
「お前、もしかして新人なの?」
「そんな新人なわけがないですよ。こう見えても先代の管理人に十年ばかり弟子入りしていたんですから!」
「先代はどうした?」
「先月亡くなりました……」
「なるほどね」
大体分かってきたぞ。
そして、ハッキリと分かったことは、このトリンドルたる魔法使いはヘッポコだ。
ヘッポコ中のヘッポコだ。
自分が管理を任された場所の防衛すら出来ない魔法使いなのだ。
でも、お金だけは持っているらしいな。
ヒッポグリフの討伐に1500Gも出してくれるんだもの。
「分かった、引き受けるよ」
「本当ですか、有り難う御座います。ところで、お仲間さんは?」
「居ないぞ。俺はソロだ」
「え、本当に一人……?」
「ああ、一人だ」
「そ、それで倒せますか、ヒッポグリフを……?」
「分からんが、やるだけやってみる」
「そ、そうですか……」
こいつ、俺を信用していないな。
まあ、しゃあないか。
「でも、こんな茨だらけだと移動もままならないな」
「それなら御安心あれ」
言いながら席を立ったトリンドルが戸棚からランタンを一つ持って来る。
「これを持って行けば茨が避けてくれますわ」
「避ける?」
「はい、このランタンの灯りが茨の蔓を退けるのですよ。魔法のアイテムですわ。お貸ししますとも」
「ありがとう。じゃあ借りるぜ」
「油が切れたら、ここから入れてくださいな」
「え、どこ?」
「ここです」
「開かないぞ?」
「あ、間違えました。こちらですね」
大丈夫かな、このランタンとこの魔法使いは……?
「で、どの辺にヒッポグリフは現れるんだ?」
「この塔から見て、北のほうから飛んで来ます」
「それ以外にヒッポグリフの詳しい情報はないのか?」
「これと言って何も」
「じゃあ仕事は調査からだ。調査中はここを拠点にするからいいよな?」
「それは構いませんが、寝床と水ぐらいしか提供できませんよ?」
「それだけあれば十分だ」
「私のベッドはお貸ししませんからね。十年ぶりのベッドなんですから」
「お前さん、先代にベッドすら貰えなかったのか?」
「はい、先代は大変厳しい方でしたから……」
「もうそれはパワハラだな」
「そうですよね!」
こうして俺はヒッポグリフ討伐の依頼を承諾した。
しかし、しばらく俺はトリンドルに捕まりお茶をするはめとなる。
ほとんどトリンドルの愚痴を一方的に聞かされていた。
愚痴の内容は、先代の魔法使いの悪口ばかりだった。
正直聞いてて下らない話ばかりである。
その愚痴が嫌になったので俺は仕事に出ると述べて塔の部屋を出た。
かなりメンタルがやられたぜ……。
他人の愚痴話は苦手である。
とにかくネガティブな話は苦手かな。
それから俺は、塔の一階で立っている朧気な人物に挨拶をすると外に出た。
まだ空は明るかったが、魔法のランタンに火を灯した。
ランタンの灯りをつけるとワサワサっと茨が逃げて行く。
俺を中心に直径10メートルぐらいの範囲だろうか、茨が根ごと動いて道を開けた。
「なるほどね。まるで生き物だな」
俺はランタンを地面に置いて茨に近付いた。
根本を良く見れば、根は足のようになっており、深く土には食い込んでいない。
ここの茨はこうして移動する魔法植物なのだろう。
これを食べれる猛者ならば、栄養満点なのだろうな。
ヒッポグリフもパクパクムシャムシャと行くわけだ。
ランタンを拾った俺は北のほうに向かって歩いてみる。
すると1キロぐらい進んだところで茨の森から抜けた。
そこからは普通の森となる。
そこで幸運なことにヒッポグリフの姿を見つけた。
西の空からこちらに飛んで来ると、ヒッポグリフは眼前の森の中に身を落とした。
おお、ラッキーだぜ。
この辺の森に巣くって居るのかな?
空を見上げれば太陽がオレンジ色に変わり出していた。
ヒッポグリフって頭が鷹だから、おそらく鳥目だろう。
暗闇には慣れていないはずだ。
だからこの辺に巣くって居るのだろう。
ならばこのままもう少しヤツのいどころを探してみるか。
巣を探し出して夜襲である。
それが一番効率の良い作戦だろう。
そう考えて俺は森の中に足を進めた。
しばらく歩くと高い岩場を見付ける。
上のほうを見ると、モッサリとした巨大な鳥ノ巣のような物が見えた。
「あそこがヒッポグリフの巣かな?」
てか、巣くってるってことは、卵でも産んでるのか?
だとすると、つがいなの?
二匹居るのか?
二匹なら厄介だな。
さて、二匹居るかだけでも確認したいな。
もう少し巣の様子が見える場所を探そうか。
おっ、あそこの岩場なら巣の様子が良く見えそうだな。
よし、上がってみるか。
そう思い俺は向かいの岩場によじ登って行った。
岩の陰から向かえの巣を覗き込む。
すると可笑しな光景が目に入った。
一匹のヒッポグリフが巣の中で大きな鏡を覗き込んでいた。
女性が使う大きな化粧鏡のようだ。
その鏡をヒッポグリフはひたすら覗き込んでいる。
化粧鏡の前には茨の蔓や花が飾られていた。
んー、これはなんだ?
もしかして、嫁さんは鏡に映った自分ですか?
そんなパターンですか?
なんともナルシストなの?
いやいや、鏡の中の自分を別の牝だと思っているのなら、ナルシストとは違うよな。
まあ、このまま夜になるのを待とうか。
夜になったら夜襲かな。
んんー、また夜襲か……。
なんか俺は不意打ち魔神化してないかな……?
なんだか、どんどんと理想の冒険者から離れて行ってないか……。
こいつは大魔法使いどころか小魔法使いだ。
ただのヘッポコだ。
俺はそれが面白くて更に剥がしてやろうと奮闘する。
「でぇ、なんでアンタは冒険者の俺にヒッポグリフを倒してもらいたいんだ?」
「だ、だから私じゃあ倒せないから……」
俺はわざとらしく冷たい目でトリンドルを見詰める。
トリンドルが翻弄されていた。
「ほ、ほら、私は茨の管理の魔法使いだからさ、戦闘とかは論外なのよね~」
「意味が分からねえよ」
「私は魔法使いギルドにこの茨の森の管理を依頼されているだけなのよ!」
あー、なんか興奮し始めたぞ。
面白いな~。
「なんで魔法使いギルドが、こんな茨の森なんて管理しているんだ?」
「ここの茨は魔法の触媒に使われているの。ポピュラーな触媒品なのよ!」
「で、お前がそれを管理していると?」
「そうですのよ、えっへん」
なんで威張る?
罰を与えよう。
「じゃあ、お前がヒッポグリフを倒せばいいじゃあないか?」
「そ、それが出来ないから、貴方を依頼で呼んだんじゃないですか!?」
「なんで?」
「私は大した攻撃魔法が使えないからですよ!」
それはさっき聞いたな。
「それでも魔法使いギルドに頼んだらいいんじゃあないか?」
「ほら、新しくここの管理人に任命されたばかりなのに、そんなこと本部に頼めませんよ~。私の立場ってものもあるじゃあないですか!」
「お前、もしかして新人なの?」
「そんな新人なわけがないですよ。こう見えても先代の管理人に十年ばかり弟子入りしていたんですから!」
「先代はどうした?」
「先月亡くなりました……」
「なるほどね」
大体分かってきたぞ。
そして、ハッキリと分かったことは、このトリンドルたる魔法使いはヘッポコだ。
ヘッポコ中のヘッポコだ。
自分が管理を任された場所の防衛すら出来ない魔法使いなのだ。
でも、お金だけは持っているらしいな。
ヒッポグリフの討伐に1500Gも出してくれるんだもの。
「分かった、引き受けるよ」
「本当ですか、有り難う御座います。ところで、お仲間さんは?」
「居ないぞ。俺はソロだ」
「え、本当に一人……?」
「ああ、一人だ」
「そ、それで倒せますか、ヒッポグリフを……?」
「分からんが、やるだけやってみる」
「そ、そうですか……」
こいつ、俺を信用していないな。
まあ、しゃあないか。
「でも、こんな茨だらけだと移動もままならないな」
「それなら御安心あれ」
言いながら席を立ったトリンドルが戸棚からランタンを一つ持って来る。
「これを持って行けば茨が避けてくれますわ」
「避ける?」
「はい、このランタンの灯りが茨の蔓を退けるのですよ。魔法のアイテムですわ。お貸ししますとも」
「ありがとう。じゃあ借りるぜ」
「油が切れたら、ここから入れてくださいな」
「え、どこ?」
「ここです」
「開かないぞ?」
「あ、間違えました。こちらですね」
大丈夫かな、このランタンとこの魔法使いは……?
「で、どの辺にヒッポグリフは現れるんだ?」
「この塔から見て、北のほうから飛んで来ます」
「それ以外にヒッポグリフの詳しい情報はないのか?」
「これと言って何も」
「じゃあ仕事は調査からだ。調査中はここを拠点にするからいいよな?」
「それは構いませんが、寝床と水ぐらいしか提供できませんよ?」
「それだけあれば十分だ」
「私のベッドはお貸ししませんからね。十年ぶりのベッドなんですから」
「お前さん、先代にベッドすら貰えなかったのか?」
「はい、先代は大変厳しい方でしたから……」
「もうそれはパワハラだな」
「そうですよね!」
こうして俺はヒッポグリフ討伐の依頼を承諾した。
しかし、しばらく俺はトリンドルに捕まりお茶をするはめとなる。
ほとんどトリンドルの愚痴を一方的に聞かされていた。
愚痴の内容は、先代の魔法使いの悪口ばかりだった。
正直聞いてて下らない話ばかりである。
その愚痴が嫌になったので俺は仕事に出ると述べて塔の部屋を出た。
かなりメンタルがやられたぜ……。
他人の愚痴話は苦手である。
とにかくネガティブな話は苦手かな。
それから俺は、塔の一階で立っている朧気な人物に挨拶をすると外に出た。
まだ空は明るかったが、魔法のランタンに火を灯した。
ランタンの灯りをつけるとワサワサっと茨が逃げて行く。
俺を中心に直径10メートルぐらいの範囲だろうか、茨が根ごと動いて道を開けた。
「なるほどね。まるで生き物だな」
俺はランタンを地面に置いて茨に近付いた。
根本を良く見れば、根は足のようになっており、深く土には食い込んでいない。
ここの茨はこうして移動する魔法植物なのだろう。
これを食べれる猛者ならば、栄養満点なのだろうな。
ヒッポグリフもパクパクムシャムシャと行くわけだ。
ランタンを拾った俺は北のほうに向かって歩いてみる。
すると1キロぐらい進んだところで茨の森から抜けた。
そこからは普通の森となる。
そこで幸運なことにヒッポグリフの姿を見つけた。
西の空からこちらに飛んで来ると、ヒッポグリフは眼前の森の中に身を落とした。
おお、ラッキーだぜ。
この辺の森に巣くって居るのかな?
空を見上げれば太陽がオレンジ色に変わり出していた。
ヒッポグリフって頭が鷹だから、おそらく鳥目だろう。
暗闇には慣れていないはずだ。
だからこの辺に巣くって居るのだろう。
ならばこのままもう少しヤツのいどころを探してみるか。
巣を探し出して夜襲である。
それが一番効率の良い作戦だろう。
そう考えて俺は森の中に足を進めた。
しばらく歩くと高い岩場を見付ける。
上のほうを見ると、モッサリとした巨大な鳥ノ巣のような物が見えた。
「あそこがヒッポグリフの巣かな?」
てか、巣くってるってことは、卵でも産んでるのか?
だとすると、つがいなの?
二匹居るのか?
二匹なら厄介だな。
さて、二匹居るかだけでも確認したいな。
もう少し巣の様子が見える場所を探そうか。
おっ、あそこの岩場なら巣の様子が良く見えそうだな。
よし、上がってみるか。
そう思い俺は向かいの岩場によじ登って行った。
岩の陰から向かえの巣を覗き込む。
すると可笑しな光景が目に入った。
一匹のヒッポグリフが巣の中で大きな鏡を覗き込んでいた。
女性が使う大きな化粧鏡のようだ。
その鏡をヒッポグリフはひたすら覗き込んでいる。
化粧鏡の前には茨の蔓や花が飾られていた。
んー、これはなんだ?
もしかして、嫁さんは鏡に映った自分ですか?
そんなパターンですか?
なんともナルシストなの?
いやいや、鏡の中の自分を別の牝だと思っているのなら、ナルシストとは違うよな。
まあ、このまま夜になるのを待とうか。
夜になったら夜襲かな。
んんー、また夜襲か……。
なんか俺は不意打ち魔神化してないかな……?
なんだか、どんどんと理想の冒険者から離れて行ってないか……。
10
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる