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『果てなき無限の戦闘』第五回編
11.意地
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「第1戦闘は春宮が決めれば?リーダーなんだし。」
みつめが提案する。
「そうするか。じゃあ、リボルバー縛りでやろう!」
「リボルバー縛り?」
仲槙が聞く。
「そう、つまりリボルバーに6発弾を込めて予備弾丸なしでやる。キルされるか、弾切れで脱落。」
「面白そう。」
ということで武器屋で『リボルバー』をそれぞれ選ぶ。
それぞれ選択したのは、
春宮:コルトSAA キャバルリー(変更なし)
みつめ:S&W M28
仲槙:コルトSAA フロンティア
咲希:S&W M686
成山:スタームルガー・セキュリティシックス (4インチモデル)
「それぞれ選び終わったようだな。俺は変わってないが。」
「これってさ、春宮が強いよね絶対。」
「そうだな。気付かなかった。」
「気づけよ!」
ということなのでこのゲームでは2人勝者を決めることにした。
「春宮は途中参戦ね!」
仲槙が提案すると
「その方がいいです!」
「そうしよう!」
ということになったのであった。
フィールドは山岳フィールド、足を取られたりする難易度が高いフィールドだ。
「では、第1回 役職争奪戦PvP 第1戦闘を始めるぞ!」
「おう!」
スマホに戦闘の詳細設定をして、フィールドに行く。
それぞれが位置についたとこで
「スタートまで!」
3
2
1
スタート!
こうして意地と意地のぶつかり合いが始まった。
なぜだろう、他のパーティーとの順位変動の戦闘より各々が本気な気がする…。
「とりあえず、待つか。」
俺はハンデとして5分間攻撃するができない。
しかも、その間も狙われるのでその場合は避けるしかない。
視点は変わる。
「とりあえずどこに行こうか。」
みつめは春宮とは反対の方角にいた。
この山岳フィールドは木々か生い茂る標高がそれほど高くない山。しかし傾斜がきつく、枯れ葉などか多いため戦闘に夢中になりすぎると足を取られてしまう。
「山は動くのが辛いなぁ。山頂だと戦闘になりやすいから中腹にとどまるのが良さそう。」
みつめはまず中腹を目指して歩く。
一方その頃。
「これはまず山頂付近で待ち伏せするのがいいわね。」
山頂で待ち伏せして、確実にキルを狙っていく仲槙はひたすらに警戒しつつも山を駆け上がっていた。
「これだけ落ち葉や枯れ木があるとバレやすいわね。逆にそれを利用することもできるんでしょうけど。」
しばらく登ると山頂が見えてきた。
「あそこね。とりあえずここからは静かに登って行こうかしら。」
周りに耳を澄まして風、水、木々、鳴き声などに埋もれる枯れ木が荒れる音を探した。
「見つかってはいなそうね。」
そうつぶやくと仲槙はゆっくり山頂を目指した。
「こんなところで戦闘なんて体力が持たないよぉ。」
そんなことをつぶやきながら茂みに隠れてるのは咲希であった。
「ん?あれは?」
そんな咲希の見た先、約50メートルくらいあるだろうかそこに、
「山頂を避けて中腹にいるのが最適か…。」
成山がいた。
「どうせ戦うことになるなら行こう!」
咲希は思いきって静かに成山に接近していく。
そして―。
「誰だ!?」
成山も気づく。
「バレたか。」
成山が気づいたのは
接近してきていた…。
「5分経ったからね。さぁ、2度目の勝負といこうじゃないか!成山。」
春宮だった。
みつめが提案する。
「そうするか。じゃあ、リボルバー縛りでやろう!」
「リボルバー縛り?」
仲槙が聞く。
「そう、つまりリボルバーに6発弾を込めて予備弾丸なしでやる。キルされるか、弾切れで脱落。」
「面白そう。」
ということで武器屋で『リボルバー』をそれぞれ選ぶ。
それぞれ選択したのは、
春宮:コルトSAA キャバルリー(変更なし)
みつめ:S&W M28
仲槙:コルトSAA フロンティア
咲希:S&W M686
成山:スタームルガー・セキュリティシックス (4インチモデル)
「それぞれ選び終わったようだな。俺は変わってないが。」
「これってさ、春宮が強いよね絶対。」
「そうだな。気付かなかった。」
「気づけよ!」
ということなのでこのゲームでは2人勝者を決めることにした。
「春宮は途中参戦ね!」
仲槙が提案すると
「その方がいいです!」
「そうしよう!」
ということになったのであった。
フィールドは山岳フィールド、足を取られたりする難易度が高いフィールドだ。
「では、第1回 役職争奪戦PvP 第1戦闘を始めるぞ!」
「おう!」
スマホに戦闘の詳細設定をして、フィールドに行く。
それぞれが位置についたとこで
「スタートまで!」
3
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1
スタート!
こうして意地と意地のぶつかり合いが始まった。
なぜだろう、他のパーティーとの順位変動の戦闘より各々が本気な気がする…。
「とりあえず、待つか。」
俺はハンデとして5分間攻撃するができない。
しかも、その間も狙われるのでその場合は避けるしかない。
視点は変わる。
「とりあえずどこに行こうか。」
みつめは春宮とは反対の方角にいた。
この山岳フィールドは木々か生い茂る標高がそれほど高くない山。しかし傾斜がきつく、枯れ葉などか多いため戦闘に夢中になりすぎると足を取られてしまう。
「山は動くのが辛いなぁ。山頂だと戦闘になりやすいから中腹にとどまるのが良さそう。」
みつめはまず中腹を目指して歩く。
一方その頃。
「これはまず山頂付近で待ち伏せするのがいいわね。」
山頂で待ち伏せして、確実にキルを狙っていく仲槙はひたすらに警戒しつつも山を駆け上がっていた。
「これだけ落ち葉や枯れ木があるとバレやすいわね。逆にそれを利用することもできるんでしょうけど。」
しばらく登ると山頂が見えてきた。
「あそこね。とりあえずここからは静かに登って行こうかしら。」
周りに耳を澄まして風、水、木々、鳴き声などに埋もれる枯れ木が荒れる音を探した。
「見つかってはいなそうね。」
そうつぶやくと仲槙はゆっくり山頂を目指した。
「こんなところで戦闘なんて体力が持たないよぉ。」
そんなことをつぶやきながら茂みに隠れてるのは咲希であった。
「ん?あれは?」
そんな咲希の見た先、約50メートルくらいあるだろうかそこに、
「山頂を避けて中腹にいるのが最適か…。」
成山がいた。
「どうせ戦うことになるなら行こう!」
咲希は思いきって静かに成山に接近していく。
そして―。
「誰だ!?」
成山も気づく。
「バレたか。」
成山が気づいたのは
接近してきていた…。
「5分経ったからね。さぁ、2度目の勝負といこうじゃないか!成山。」
春宮だった。
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