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5-9 ハッピー・ライフ・ゴースト
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ここは……私が夢見士としてひとり立ちしたときに借りていたアパートだ。
去年まで、住んでたんだよね。
部屋のカレンダーを見ると、やっぱり去年のものになっている。
「七月か。ちょうど、あの頃だ。なるほど……それは、悪夢だな」
テレビをつけ、番組一覧を確認する。
表示された日付を見て、この悪夢が日曜日であることを知る。
くわえて、自分が結構お腹を空かせていたことも。
今、自分は夢を見ている。
つまり、ここで食べても目が覚めたらまだお腹は空いたままなんだけれど。
「腹が減っては戦はできぬ、と言うしね。とりあえず、冷蔵庫でも開けてみるか」
キッチンに立つが、コンビニ弁当の空き箱しか捨てられていない。
さらに冷蔵庫を開けると、水と健康ドリンクしか入っていなかった。
「なんなんだ、これは……。不健康な冷蔵庫選手権、金メダルの冷蔵庫だな。まあ、この夢から覚めて、家に帰って冷蔵庫を開けても、中身はこれとさほど変わらないんだけどね」
去年まで、住んでたんだよね。
部屋のカレンダーを見ると、やっぱり去年のものになっている。
「七月か。ちょうど、あの頃だ。なるほど……それは、悪夢だな」
テレビをつけ、番組一覧を確認する。
表示された日付を見て、この悪夢が日曜日であることを知る。
くわえて、自分が結構お腹を空かせていたことも。
今、自分は夢を見ている。
つまり、ここで食べても目が覚めたらまだお腹は空いたままなんだけれど。
「腹が減っては戦はできぬ、と言うしね。とりあえず、冷蔵庫でも開けてみるか」
キッチンに立つが、コンビニ弁当の空き箱しか捨てられていない。
さらに冷蔵庫を開けると、水と健康ドリンクしか入っていなかった。
「なんなんだ、これは……。不健康な冷蔵庫選手権、金メダルの冷蔵庫だな。まあ、この夢から覚めて、家に帰って冷蔵庫を開けても、中身はこれとさほど変わらないんだけどね」
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