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12 聖者の見る夢は
しおりを挟むその後のラヴディーデリア王国は誰もが予想し得ない速さで元に戻って行った。
それは単にアフィーナギの転送魔法と雅の白葉結界のおかげだった。
国内とソリアーディ各地を転送で飛び、瘴気がある場所を片っ端から浄化していく。
瘴気が無くなった場所は、元通りというよりも、前よりも緑が栄え食物がよく育った。
典哉は魔塔へトレビーと戻り、肇はギィレンと商人になると言って旅に出た。
咲夜はザガリと共に隣国との国境を任され、辺境伯となったザガリと暮らしている。
国外へ逃げた人々は住み慣れた場所へと戻り、一気に活気づき、アフィーナギ達は忙しさに追われた。
まだ若い雅に合わせて、婚姻は3年待って行う事にした。
その婚姻間近、いつも通り二人で大きなベッドに入り込み、雅はアフィーナギの懐に入り込んで寝ていた。
雅は見知らぬ場所にいた。
ラヴディーデリア王国の王宮に似ているが、自分はこの部屋から出れないと知っていた。
窓ははめ殺しで開かないし、扉は外から鍵が掛けられている。
物心着く頃からこの部屋にいて、外には出してもらえない。
朝起きて鏡台の前に座れば銀色の長い髪に緑色の目をした自分が写っていた。
「聖者様、今日は検診の日ですよ。」
数日おきに医師が来て身体を触られ、血を抜かれる。
数日おきに王と言われる人へ回復をかける。
言われるがままに何も考えずに生きる様に、育った自分。
ある日キラキラした髪の毛の子がやってきた。
自分と同じくらいの子で、とても優しそうだった。
よく遊んでくれて、お菓子をくれて、添い寝をしてくれた。
外の話をいっぱいしてくれて、いつか見てみたいと言ったら、大人になったら出してくれると約束してくれた。
精通とやらがくると、おめでとうございますと言われ、白いどろどろしたモノを医師が持っていった。
キラキラの子は来なくなってしまった。
世話役達と同じくらいの大きさになると、妻とやらが来た。
「お初にお目にかかります。僕は×××と申します。」
とても優しそうに笑ってくれたが、名前も顔も覚えきれなかった。
ただ唯一知識として色の名前は知っていたから、黒髪に黄色い目の人だと思った。
子を成せと言われても、『子』が何か分からず泣いたら、黒髪の人が教えてくれた。
頭を撫でるのがとても優しくて、何か分からないけど気持ちよくて、黒髪の人の言う通りにした。
黒髪の人のお腹は時々大きかった。
風船の様に膨らんで、すごく大変そうだった。
すごくすごく膨らんだらいなくなった。
寂しくて泣いていたらまた戻ってきてくれた。
これが何度も続いた。
黒髪の人が泣きそうな顔で僕の手を引いて扉から出してくれた。
扉から出たのは初めてだった。
嬉しくて黒髪の人に笑ったら、手をぎゅっと握ってくれた。
いつもの部屋より大きな大きな部屋に来た。
人がいっぱいいて怖かった。
キラキラした髪の人もいて、見覚えあるなと思った。
「もう子を産めぬと聞いたが?」
キラキラの人は怖い顔をして黒髪の人を睨んでいた。
「申し訳御座いません。歳を取れば子は成せぬようになります。もう十人も産みました。聖属性は五人もおります。彼も歳をとっております。許しては頂けませんでしょうか。」
キラキラの人は僕に近付いてきた。
僕は怖くて逃げようとしたけど、黒髪の人を置いていけないと思って、黒髪の人の手を取った。
黒髪の人は驚いていた。
「お前は用済みだが、聖者はまだ大丈夫だろう?」
キラキラの人は僕を押した。
打ったお尻が痛くて涙が出た。
黒髪の人が慌てて手を取ってくれたのに、大きな人達がきて黒髪の人を引っ張っていった。
キラキラの人が僕のズボンを取ってしまった。
着ていた上着を捲られて下がスースーするから嫌がったら、キラキラの人はにっこり笑った。
「覚えてるだろう?昔遊んだじゃないか。」
キラキラの人はあの時遊んだ人かな?
外に出してくれるって言ったから、扉の外に出してくれたの?
約束を覚えてくれていたことが嬉しくなった。
キラキラの人は僕の足の間をこしょぐった。
ムズムズして、黒髪の人がやってくれてるやつだと分かった。
「やめてください!子供達がいる前ですよ!?」
黒髪の人が泣いていて、ヨシヨシしたかったけど、動けなかった。
だってムズムズして足が動かなくなったから。
「あう………!」
僕は力が抜けてしまった。
これをしたらいつも疲れて眠たくなってしまう。
「出るじゃないか。」
キラキラの人は笑ってた。
周りにいる人達も笑ってて、何人かは笑ってなかった。小さい人は怖がっているみたいだった。
「なんてことを!」
「うるさいな………。そもそも聖者の力で不老不死を完成させろと言うのに、未だに出来ないお前らが悪いんだろう。完成するまで聖者の血を受け継がせ研究を続けろ!」
キラキラの人が大きな長い剣を持っていた。鏡みたいにツルツルで怖そうな剣。
「父上はもう駄目だ。聖者の治癒で長く生きたが、年老いてしまえばどうしようもない。無理ならば先に不老だけでもいい…………。」
「人の寿命は神が定めたものです。歪めず生き抜くことが正しい道です。聖者には聖者の道があるのです。彼を自由にして下さい!」
黒髪の人にキラキラの人が剣を振り上げた。そんな事したら危ないよ?って思った。
誰か助けてあげて欲しくて見渡したけど、皆んな動かないで黙って見てるだけだった。
黒髪に黄色い目の黒髪の人とそっくりで小さそうな人が、動こうとしたけど、キラキラの人の動きが早くて間に合わなかった。
変な音がして、ゴツんって重たいものが落ちる音がした。ドサリと何かが倒れる音もした。
「……………?」
すぐ側にゴロリと黒髪の人の頭があった。頭だけが…。
それがどう言う事か、流石に分かっていた。
「あぁ………っ。」
もう動かない口。笑わない目。
力なく伸ばされた手は、もう握り返してくれないんだと、分かっていた。
上手く喋れないけど、上手に何でも出来ないけど、知ってるよ。
頭と体が離れたら駄目だって知ってる。
ーーー死んだら治らないーーー
「………きゃあぁぁぁぁーーー!!!」
真っ黒に染まった。
黒く
暗く
深く
ーーー沈んでいくように…………。
何も見えなくなる。
「……………ヤビ!…ミヤビ!」
ハッとして目を覚ました。
心臓がドキドキする。
ハッハッと息をする雅の上体を起こし、アフィーナギは水差しの水をコップに注いで渡してきた。
「かなり魘されていたが、大丈夫か?」
コップの水をゴクゴクと飲み、雅はアフィーナギへしがみついた。
「……ナギ、ソリアーディ城に飛んで。」
外を見ればまだ真っ暗だ。
思案した後にアフィーナギは隣の部屋から上着を二枚持ってきて、一枚をミヤビへ着せてやった。
一枚を自分が羽織り、雅を抱き込むと、二人の姿は寝台から消えていた。
滅び廃れ、一階部分のみになってしまったソリアーディ城。
以前の大広間は巨大なシャンデリアがいくつも並び、着飾った王族と貴族が、偉そうに並んでいた。
色鮮やかな花とタペストリー。ゆったりと掛けられたカーテンにさえ凝った刺繍が施されていた。床には研磨されたタイルが貼られ、色鮮やかな絨毯が王の椅子へと続いていた。
それらは今はもうない。
天井も穴だらけだ。
パチパチ燃える焚き火を見ながら、昔話を話した。
聞いてくれるのは恋人の肇だ。
「じゃあお父さんとお父さん?はその時死んじゃったの?」
「そう、死んじまった。俺はまだ十歳で何も出来なかった。聖者の父は闇に飲まれてしまった。たぶん魔王と言われていたのが父親だと思っても、誰にも言えなかった。知らないフリして国から出て冒険者になったんだ。」
国を出るのは簡単だった。
魔王になった父はあっという間に宮殿を飲み込んだから、中枢を失った国は一気に混乱に陥った。
兄弟のうち兄四人は聖魔法が使えた。
あとの一人は産まれたばかりだった。
四人の兄は兄弟に逃げろと言った。
後は何とかするからと。
たぶん兄達も闇に飲まれて消えたのだろう。
バラバラになった兄弟達には一度も会えていない。
一緒に逃げてくれた騎士がお人好しで、手近な金目のものを盗んで自分を抱えて逃げたのだ。
自分は平民出ですから~とか言いながら。
お陰で一緒に冒険者やって力をつけることが出来た。
「聖者の父はいつも父さんに腕を引かれて部屋の中で暮らしていた。長年閉じ込められて頭もやられてしまって、年取ったら何も喋れなくなっていたし、一人で何も出来なくなっていたんだ。」
それでも嬉しそうに、聖者の世話をする為に父さんは部屋へ通った。
可愛い人なんだと言っていた。
銀の髪に緑の瞳。
最後に大広間で見た時が、最初に見た父親の姿だった。
「そっかぁ、ギィレンの世話好きはお父さん似なんだね。」
「……………そうだな。」
しんみりするのは好きじゃないが、肇の一番の感想はそこなんだな。
「聖者のお父さんはお父さんの事が大好きだっただろうね!オレもギィレンがいいるから楽しいもん!」
肇にとって、突然放り込まれたこの世界は不安でいっぱいだった。
皆んなと直ぐに離され1人で旅をしろと言われ不安で泣いていた時、慰めてくれたのはギィレンだった。
「オレもギィレンの首が飛んだら駄目になっちゃうよ………。」
今や肇は雛鳥のようにギィレンの後をついて回っている。
ギィレンは親の首が飛ぶところを見てしまった。
それは夢に見てトラウマになる程の悪夢で、特級冒険者にまで登り詰めたが獣の首を切り落とすことすら出来ないでいた。やる時は証明する部位だけ取って、業火で全消去である。
そんな器用な戦闘をしていたら純粋に強くなってしまった。
「大丈夫、今は商人してるし、俺の首はそう簡単に飛ばねぇよ。」
肇が自分の存在を頼り切っていると思うと、嬉しくてたまらない。
そっと肩を抱いて顔を近づけようとしたが………。
「すまないが、少し良いだろうか?」
突然いるはずの無い声に二人は大きく肩を揺らした。
元々大扉があった通路から歩いてきたのはアフィーナギと雅だった。
「雅!」
「肇、久しぶり。」
久しぶりに会った雅に肇は抱きついた。
「王太子殿下、お久しぶりです。」
「あぁ、突然やってきたのだし、こんな所で堅苦しいのは無しにしよう。ところで、君はソリアーディの王族だったのか?」
アフィーナギは不思議に思っていた。
こちらからギルドに打診したとはいえ、当時のラヴディーデリア王国はいつ滅んでもおかしく無い国だったのだ。
それを真っ先に引き受けたのが特級冒険者と聞いて驚いたのである。
祖国なのかとでも思っていたが…。
「王族と言っても産みの親は、王が侍女に産ませた末の王子です。そのうち放逐予定でしたし、ほぼ平民ですよ。」
聖魔法使いでないギィレンは元々平民に落とされる予定だったので、今でも自分は王族等とは思っていない。
「でも血は流れてるだろう?」
「まぁ、そうですが……。」
アフィーナギ以外の三人は不思議そうな顔をした。
「では、ちょうどいい。ギィレン・ソリアーディでいいな。」
「……………。」
雅は知っていた。
最近アフィーナギが頭を悩ませている案件を。
「実は元ソリアーディ王族の血筋だとか言う奴らが多くてね。誰にソリアーディ領を任せるか困ってたんだ。ここに本物がいるじゃないか!」
「え!?いや、待って下さい!嫌ですよ!!領地運営とか知りませんからね!」
ギィレンは慌てた。
身体を動かす冒険者は出来ても、頭を動かす領地運営なんて出来るはずがない。
「今商人やってるんだろう?同じだろう。経営だ。」
「全然違いますよ!」
「ごめん、肇……。」
あんまり酷い夢だったから現地に何かあるのだろうと思って連れて来てもらっただけだったのに、変な話になってきた。
「え、うん。よく分かんないけど、いいよ?」
「ほら、ハジメは同意してるから。」
ギィレンの男らしいかっこいい顔が、ひぇぇーーーとムンクの叫びのように蒼白になっている。
「よし、善は急げだ!転移するから帰ろうか。」
アフィーナギの促しに、雅はちょっと待ってと慌てて止めた。
「肇、手を合わせていこう?」
「あ、そうだ!ここで亡くなったらしいから、お参りしなきゃだね!」
二人は大広間の真ん中に、石の硬さをものともせず砕いて伸び上がった一本の樹のそばまで近寄った。
奇しくもそこは首が飛び魔王が誕生した場所だった。
そうと雅は知らなかったが、息子であるギィレンが来た事によって、同じ聖者の自分が夢を見たのなら、祈りを捧げておこうと思ったのだ。
手を合わせて項垂れる二人を、アフィーナギとギィレンは静かに見守った。
目を瞑った二人には見えていなかった。
ふわふわと飛ぶ光が二つ。
一つは雅へ、一つは肇へ。
吸い込まれるように消えた光を、アフィーナギとギィレンは見ていた。
「よし、終わり!ナギ、帰ろーぜー!」
「オレも帰って寝る~話し聞いてたから起きれたけど、もう眠たい!」
雅はアフィーナギの腕を取った。
肇は雅に抱きついたので、ギィレンも慌てて肇を掴んだ。
荷物は無い。肇の収納に納めてしまっているから。
「二人は寝てていいからね。ギィレンは今からサヤラーテ叩き起こして書類作って今後の方針を煮詰めていこうか。」
ギィレンの顔が、ひぃっと固まった。
来た時と同様に四人の存在は消えてしまい、残された風がサワサワと吹いているだけだった。
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