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29,2人のケダモノ
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スピカに念話を入れ、俺たちは王城の控室で合流することにした。
俺とレナが控室で待つと王から呼ばれる前にスピカがやってきた。
「依頼を終わらせたんだってね、お疲れ様2人共」
「まぁ実際依頼をやったのはレナ1人なんだがな」
俺は依頼の事を話した。
「あはは♪そっちにもバカが出たのね♪」
スピカが笑うので、スピカに何があったのか聞いてみた。スピカは鑑定の事は話さず、バカの件だけ話した。
「なるほど、王都はバカが多いな。」
「まったくだわ、ほんと何度炭にしてやろうと思ったことか…」
「炭 炭ってスピカは爺さんそっくりだな」
「爺さんって誰」
俺は今度は古代竜との会話について話す。
「アハハハハ…竜のお爺ちゃんね… たしかにお爺ちゃんだったわね」
「あれは誰が見ても竜のお爺ちゃんだったのです。」
「それにあのお爺ちゃんも気に入らない者はブレスで炭にしちゃうのね、わたしと気が合いそうだわ」
「俺も爺さんの話を聞いてスピカが聞いたらそうなると思ってたよ…」
「ユキャール様謁見に用意が整いました!」
どうやら王とご対面の様だ。
「思った以上に早い帰りだったのぉ、依頼は終わったのか?」
「それに関してはこの手紙をご覧ください」
俺は王に手紙を渡した。王は手紙を読む…
「なるほどのぉ、ドラゴンが暴れててその退治をレナが1人で倒したとな」
「まぁレナも限界を超えてますからね」
俺の言葉に王の間にいた者は王以外、全員驚いてる。
「ユキャールよ、その事は内密じゃなくなったのかの?」
「最初は目立ちたくありませんでしたが、やる事すべて目立ってきましたので隠す事をやめました」
「なるほどのぉ、では口答でいいので今のレベルえお教えてくれるかの?」
俺たち3人は今のレベルを明かした、驚きと同時に騒めきも含まれた。
「ふぉっふぉっふぉ、これじゃお主に喧嘩を売った者は即死確定じゃのぉ」
そこでスピカが声をあげた。
「どうしたのじゃスピカよ」
スピカはバカの件と衛兵・責任者の件を話す。そして奴ら全員に1番重い罪を与える様にと願った。
「あいわかった、スピカの願いしかと聞き入れた。今回の件に関係した者スピカへの不敬として全員死罪とする」
王が告げると側近の1人が動いた。
「それとレナよ、今の冒険者ランクはいくつじゃ?」
「Bランクです王様」
「そうか、今回の件でレナもSSランクとする。ギルドに使いの者は出すが帰るときまでにギルド宛の手紙を渡しておくので、それをギルドの者に見せてくれ」
「わかったのです王様」
レナもSSランクか、これで俺たち全員一緒だな。
「それとユキャール」
ん?今度は俺か。
「はい」
「そなたの領の事儂の耳にも届いておる。この短い間でよく発展させたのぉ」
「俺から見ればまだまだです。あの領はもっと発展します。」
「それと王よ、王の耳に届いているかわかりませんが、代官の助手の件をお願いします」
「あいわかった、そなたの願い聞き入れた」
「それとあの領が発展すると間違いと言って言い程の確立で東の国との戦争が起こるでしょう」
「たしかにのぉ、あの代官はそれを見越してわざと発展させなかったんじゃろう。しかしユキャールが来て状況が変わったそういうころじゃろ?」
「そうです、俺たちと言う過剰な戦力を得たからこそ、発展させる決意をしていました。」
「あれは優秀じゃ、あ奴の功績を称え、テキトを準男爵にする。そしてユキャールよそなたを子爵に陞爵する」
「謹んでお受けいたします」
「テキトには手紙を出すがお主からも伝えておいてくれ」
「了解しました」
「これで今回の件は終了じゃの、また何かあったら頼んだぞい」
謁見が終わり俺は子爵になった。温泉を掘っただけなんだがなぁ…
「おめでとうございます主様!」
「ユキャールおめでとう子爵になったのだから領地が増えるかもね」
「まだあの領の開拓が終わってないんだから勘弁してもらいたいな…」
そういや何か忘れてるような…
俺は考え込む…
そうだ!レナの指輪を買いに行くんだった。
「2人共これから買い物に行く!」
「そんなに慌ててどうしたの?」
「レナには申し訳ないがレナの指輪の事を失念してた」
「そんな主様…ボクのために…」
「失念なんて、わざと難しい言葉使わないでただ忘れてただけでしょ」
「うぅ… もうしわけない…」
「まぁレナが来てから休む暇もなく動いてたから気持ちはわかるけど、女性としては見逃せないわ」
「ボクは主様に思ってもらえばそれで…」
「それだけじゃダメよレナ!指輪をして、この女性は愛する男がいると他の男に示すのよ」
「そういうスピカは今日バカな男に声を掛けられてたな」
「あれは目もバカだったんでしょ、わたしは見せつけてたわよ」
「でもスピカの事をわからない責任者だったと…」
「あれは勉強不足よ!責任者クラスならわたしの事を知ってなきゃおかしいわよ!」
「まぁまぁ…主様も姉さんもこれ位にして買い物に行くなら行きましょう」
こうして俺たちは指輪を買いに宝石店に向かった、まずは自分が気に入ったものにするべきとスピカが言うのでスピカに任せた。
レナが選んだ指輪はレナらしい一歩引いてるがそれでも輝きを忘れない指輪だった、値段は金貨50枚とスピカの10倍だ。
俺はレナよりスピカにこの値段の指輪でいいのか聞いた、スピカはあの時話さなかった指輪の鑑定の話をしてくれた。
ほぉ、価値があるとは思ってたが10倍の価値とは思わなかったな。レナの指輪の他にネックレス等々も買わされた、総額金貨100枚。
何でこんなに…と俺が聞くと子爵記念らしい。子爵になったのは俺なのになんで俺が金を出さねばならぬのだ… まぁ可愛い妻達が喜んでるからいいけどさ。
日が傾き始め俺たちはギルドに向かった。ギルドは依頼を終えた者が今日の無事を祝ってどこで飲むのか話してる。
俺たちは適当に空いてる受付を探し、王からの手紙を渡す。
「詳細は聞いております。SSランクの昇格おめでとうございます。」
SSランクと聞いてギルドにいる者すべてこちらを見る。
レナは驚いてた。
「ただいまカードの用意を致しますので、今のカードを渡してもらえますか?」
「はいです」レナはBランクのカードを渡した。
「では少々お待ちください」
しばらくしてギルマスが顔を出した。ギルマスの手にはレナのカードと思われる物があった。
「レナ嬢SSランク昇格おめでとう!」ギルマスがみんなに聞こえるようにレナの昇格を祝う。
「それとユキャール卿、子爵陞爵おめでとう!」俺の事も叫ぶ。
「はい、レナ嬢これがSSランクのカードです」
「ありがとです。ギルマスのお姉さん」
お姉さんと言われギルマスは嬉しそうだ。
「聞いたか野郎ども!SSランクはこれ位気を遣わなきゃダメだ!あたしを婆呼ばわりしてる者!知らないふりをしててもあたしは知っている!お前らは簡単に昇格できると思うなよ!!」
ギルド中に笑い声が響く。
「そして卿には王からの依頼料金貨500枚だそしてレナ嬢ギルドの責任とは言え待たせてしまって申し訳ない。初回の依頼である採取料、金貨100枚だ」
おぉ!!と、ギルド中が騒ぎ出す。これじゃ俺も何か礼をしたくなるな。
「ギルドにいるみんな、俺の事を知ってる人も多いかと思うが子爵になったユキャールだ。これは俺からの礼だ今日は倒れるほど飲み食いしてくれ、金は全部俺が出す!」
さらにギルド中がうるさくなった。
「飲み食いの代金は俺のカードから引いてくれ」
「あいよ、担当の者に言っておくさ」
「それと依頼を終わらせたのは知ってると思うがレナだ依頼料はレナに入れてくれ」
「わかったそれも手配しとくさ」
ギルドでやる事も終わり領主館に帰る。
2人に夕食を任せ俺はテキトの所へ向かう。
「ユキャールさんいらっしゃい」とテキトはいつも通りに向かえるのでちょっと驚かそうと思う。
「おめでとう!テキト卿!王から今までの功績が認められた!今日からテキト準男爵だ!」
俺がそう言うとテキトは何言ってるんだコイツみたいな目をしている… 俺の作戦は失敗したのか…
「何冗談言ってるんですがユキャールさん、何もしてない僕がどうして準男爵にならないといけないんですか」
「いや、冗談じゃなく本当だぞ、後ほどだが王宮から知らせも来るはずだ」
「は?冗談ですよね?」
「いや、ほんとの本当に真面目な話だ」
「それじゃユキャールさんの話が本当だとします。なんでボクの功績なんですか?ボクは何もしてませんよ?」
「たしかにテキトさんは何もしてないに等しい、だがその何もしてないのが功績になった」
「それこそ意味がわかりませんよ!」
「テキトさんは俺が来るまで東の国に目を付けられない様に慎重に領地を経営した。そこまではいいよね?」
「まぁそう言われるとそうなりますね」
「そして俺と言うこの国の最大戦力を得て戦争覚悟で領地を発展させようとしている」
「いや!たしかにユキャールさんたちと言う最大戦力は得ましたが、僕は発展させてませんよ?発展させたのはユキャールさんでしょう!」
「諦めたまえテキト卿、卿がいくら叫ぼうが喚こうが王の決定は覆らない」
「はぁ、わかりました。もう諦めます。謹んでお受けします」
「でも準男爵になってもやる事は変わりない。それ所か助手の件は王に直接言ってきた」
「はぁ!王相手に何やってるんですか!不敬ですよ!」
「はっはっは、王が俺を不敬だと思っても処刑できるはずがない。その前に国が亡ぶ」
「まぁたしかにそれをやると滅びますね、助手の件もありがたいです。」
「そうだろう、テキト卿に助手が何もしない!って言ったら不敬にできるんだぞ」
「僕はそんな愚かな真似はしませんよ」
「わかってるさ、でも助手に言う事聞かせやすくはなっただろう?」
「それはそうですけど、僕は権力を使ってこき使おうとはしませんよ」
「まぁそれもテキトさんの魅力に1つだ。あ、あと俺も陞爵した。子爵になった」
「なにしれっと言ってるんですか!そっちの方が大事でしょう!!」
「俺からしてみればどうでもいい、逆に領地が増えないか不安だ」
「たしかにそうですね…領地が増えると自然に僕の仕事も増えます」
「ここが開発してないのに他の領はいらん、王がやる。と言っても断ってくる!」
「そこは頼みますよ!まだ読んでない本がたくさんあるんですからね」
「大丈夫俺に任せろ!」
「任せますよ!」
「「ハッハッハッハ」」
テキトといつものやりとりをして俺は家に戻った。
2人が用意してくれた食事を楽しみ、3人で一緒の風呂を楽しむ。
ベッドの上では祝い事だからでみんな激しかった。
俺も激しく2人を攻める…
2人の体すべて愛撫する…
「ぁ…ぁ…あなた! きて! きて!アーーーーー!!」
「ヤダ…主様…ん…くる!きちゃう!アーーーーー!!」
2人は俺を休めてくれることなく求めてくれた…
俺は目を覚ます、自分が寝ようと思って寝た記憶はない、最後の記憶はスピカが俺の上で腰を振ってた所だ…
俺は負けたのか… 2人相手に負けたのか… 負けた事で変な称号が付くんだろうなぁ…
2人が目を覚ます。俺は2人に「ケダモノ」と言う。
2人は顔を真っ赤にして下を向いてた。
半分冗談なんだが自覚はあったんだな…
さぁ楽しい楽しい能力確認の時間だ
名前:ユキャール(男) LV:135
年齢:15
武技:すべて(超)
魔法:身体強化(超)、火魔法(強)、土魔法(強)、回復(中)、建築魔法
スキル:異性精交(極+)、手加減
称号:災難に巻き込まれし者。生還者+。女神を堕とした者。女神の揺り籠+。女神の新酒+。女神の勇者。
女神の扉を開けし者。ケダモノ。女神のミルク。人類の限界を突破した者。超越者。堀師。天使を堕とした者 new。
天使のミルク。天使の勇者。天使の新酒。天使の揺り籠+。天使の扉を開けし者。建築士。
性でも限界を越えようとしてる者。システムにツッコみを入れた者 new
スピカとのLV差がまた1つひらいたか。レナとHしてるのが原因だが、Hの回数の差の方が大きいんだがLVにはあまり影響していないんだな。
システムにツッコみを入れた者って… システムって頭の中に響く声の事か?
それよりも2人にHで負けた事が称号にならなくてよかった…
名前:スピカ(女) LV:133
年齢:15
スリーサイズ:B85(B) W66 H86
武技:弓術(強)
魔法:基本属性魔法(超)、時空魔法、建築魔法 new
スキル:魔力調整、魔力蓄積+
裏ステータス:LV10 (誰にも見えません)
称号:勇者に尽くす者++。勇者から愛されている者+、勇者の橋に乗りし者+。チョロイ者
人類の限界を突破した者。大魔導士。超越者。魔法先生。勇者の子を宿し者。
ケダモノの調教師。建築士。未来の大魔導士の師匠 new。ゲダモノ new
スピカも建築魔法を覚えたか、今後はスピカにも頑張ってもらうか。
未来の大魔導士の師匠:歴史に名を残す大魔導士の師匠。 教え方がうまくなる。
未来のって事はマドーラの事かな?教え方がうまくなるのは色んな事に応用できそうだな
それに遂にきたか『ケダモノ』!あれだけやったんだ当然だな!
名前 レナ(女) LV:110
年齢:15
スリーサイズ:B87(B) W63 H85
武技:短剣(刀)術(超)、投擲(超)
魔法:身体強化(超)、隠密魔法、回復(強)、分身魔法
スキル:並行思考
称号:組織を抜けた者。勇者から愛されている者+。勇者に尽くす者+。勇者の橋に乗りし者。淫乱。
女神に襲われし者。慈悲深き者。勇者を襲う者。人類の限界を突破した者。超越者。ゲダモノ new
レナのLVは俺たちの差をなくすように上がってるな
それとレナにもゲダモノが付いたか… 淫乱のせいでもある気がするけど、付いたものはしかたあるまい。
「う…わたしとレナにゲダモノが付いてる…」
「姉さん… 昨日のアレが原因でしょうか…」
「それにユキャールのケダモノがランクダウンしてるわよ」
「え… 主様の方がケダモノなのに何故…」
「それと姉さん、教え方がうまくなる称号が付いてますね。マドーラちゃんのおかげですね」
「そうね、あの子は大魔導士になれるわよ。早くここに受け入れる用意をしなくちゃね」
「それにしてもレナの称号はあまり増えてないわね」
「ん~そればかりはボク達でどうこうできるものじゃないですからね」
「それもそうね」
そして今日の予定についての話になった。
「まず院長先生に子爵に陞爵した報告だな。結婚式がもうすぐだから、これは優先しないといけない」
「ユキャール?院長先生の報告は魔道具でやるのはダメなの?」
「陞爵だぞ?LVが上がっちゃいました~みたいな感じで報告したら院長先生に説教されるだろう」
「そこは大丈夫だと思うけどなぁ、普通ならここに住んでる子は何日もかけて孤児院に移動するんだからね。そんなちょっとお隣さんへ。みたいな感覚のわたし達がおかしいのよ」
「たしかにスピカの言う通りだが、そこは直接伝えたい」
「ユキャールがそこまで拘るならいいわよ。マドーラに魔法を教えたいしね」
「ボクはどうしようかな… ここに残って街の開拓のお手伝いでもしようかな」
「え、レナは孤児院に行かないの?」
「ボクも院長先生に会いたいですけど、そんなにゾロゾロと押しかけるのもどうかなぁと思いまして…」
「そんなの気にすることじゃないけど、レナが開拓を手伝いたいならそうしてみなさい。レナは頭いいし何か良い案が浮かぶかもよ」
「頭いいだなんて…姉さんありがとです…」
「俺は院長先生に報告したらここに戻る、その後はレナと合流になるかな」
「わたしはマドーラに教えられるだけ教えておくわ。次がいつになるかわからないしね」
「ボクは開拓の前にテキトさんに話してきます。ボクのせいで予定が変わるかもしれませんから」
「テキトさんはそんなの気にしないから大丈夫だ。それと昨日準男爵になった事を伝えてあるからテキト卿って言うと面白いかもな」
「主様…イジワルですね… でも面白そうです」
予定が決まった事で各自移動になる、まぁ俺とスピカは目的地が同じだから一緒だがな。
それにしても、大人しいと思ってるレナからテキト卿なんて言われたらどんな反応するんだろうか後で確認が必要だな…
俺とレナが控室で待つと王から呼ばれる前にスピカがやってきた。
「依頼を終わらせたんだってね、お疲れ様2人共」
「まぁ実際依頼をやったのはレナ1人なんだがな」
俺は依頼の事を話した。
「あはは♪そっちにもバカが出たのね♪」
スピカが笑うので、スピカに何があったのか聞いてみた。スピカは鑑定の事は話さず、バカの件だけ話した。
「なるほど、王都はバカが多いな。」
「まったくだわ、ほんと何度炭にしてやろうと思ったことか…」
「炭 炭ってスピカは爺さんそっくりだな」
「爺さんって誰」
俺は今度は古代竜との会話について話す。
「アハハハハ…竜のお爺ちゃんね… たしかにお爺ちゃんだったわね」
「あれは誰が見ても竜のお爺ちゃんだったのです。」
「それにあのお爺ちゃんも気に入らない者はブレスで炭にしちゃうのね、わたしと気が合いそうだわ」
「俺も爺さんの話を聞いてスピカが聞いたらそうなると思ってたよ…」
「ユキャール様謁見に用意が整いました!」
どうやら王とご対面の様だ。
「思った以上に早い帰りだったのぉ、依頼は終わったのか?」
「それに関してはこの手紙をご覧ください」
俺は王に手紙を渡した。王は手紙を読む…
「なるほどのぉ、ドラゴンが暴れててその退治をレナが1人で倒したとな」
「まぁレナも限界を超えてますからね」
俺の言葉に王の間にいた者は王以外、全員驚いてる。
「ユキャールよ、その事は内密じゃなくなったのかの?」
「最初は目立ちたくありませんでしたが、やる事すべて目立ってきましたので隠す事をやめました」
「なるほどのぉ、では口答でいいので今のレベルえお教えてくれるかの?」
俺たち3人は今のレベルを明かした、驚きと同時に騒めきも含まれた。
「ふぉっふぉっふぉ、これじゃお主に喧嘩を売った者は即死確定じゃのぉ」
そこでスピカが声をあげた。
「どうしたのじゃスピカよ」
スピカはバカの件と衛兵・責任者の件を話す。そして奴ら全員に1番重い罪を与える様にと願った。
「あいわかった、スピカの願いしかと聞き入れた。今回の件に関係した者スピカへの不敬として全員死罪とする」
王が告げると側近の1人が動いた。
「それとレナよ、今の冒険者ランクはいくつじゃ?」
「Bランクです王様」
「そうか、今回の件でレナもSSランクとする。ギルドに使いの者は出すが帰るときまでにギルド宛の手紙を渡しておくので、それをギルドの者に見せてくれ」
「わかったのです王様」
レナもSSランクか、これで俺たち全員一緒だな。
「それとユキャール」
ん?今度は俺か。
「はい」
「そなたの領の事儂の耳にも届いておる。この短い間でよく発展させたのぉ」
「俺から見ればまだまだです。あの領はもっと発展します。」
「それと王よ、王の耳に届いているかわかりませんが、代官の助手の件をお願いします」
「あいわかった、そなたの願い聞き入れた」
「それとあの領が発展すると間違いと言って言い程の確立で東の国との戦争が起こるでしょう」
「たしかにのぉ、あの代官はそれを見越してわざと発展させなかったんじゃろう。しかしユキャールが来て状況が変わったそういうころじゃろ?」
「そうです、俺たちと言う過剰な戦力を得たからこそ、発展させる決意をしていました。」
「あれは優秀じゃ、あ奴の功績を称え、テキトを準男爵にする。そしてユキャールよそなたを子爵に陞爵する」
「謹んでお受けいたします」
「テキトには手紙を出すがお主からも伝えておいてくれ」
「了解しました」
「これで今回の件は終了じゃの、また何かあったら頼んだぞい」
謁見が終わり俺は子爵になった。温泉を掘っただけなんだがなぁ…
「おめでとうございます主様!」
「ユキャールおめでとう子爵になったのだから領地が増えるかもね」
「まだあの領の開拓が終わってないんだから勘弁してもらいたいな…」
そういや何か忘れてるような…
俺は考え込む…
そうだ!レナの指輪を買いに行くんだった。
「2人共これから買い物に行く!」
「そんなに慌ててどうしたの?」
「レナには申し訳ないがレナの指輪の事を失念してた」
「そんな主様…ボクのために…」
「失念なんて、わざと難しい言葉使わないでただ忘れてただけでしょ」
「うぅ… もうしわけない…」
「まぁレナが来てから休む暇もなく動いてたから気持ちはわかるけど、女性としては見逃せないわ」
「ボクは主様に思ってもらえばそれで…」
「それだけじゃダメよレナ!指輪をして、この女性は愛する男がいると他の男に示すのよ」
「そういうスピカは今日バカな男に声を掛けられてたな」
「あれは目もバカだったんでしょ、わたしは見せつけてたわよ」
「でもスピカの事をわからない責任者だったと…」
「あれは勉強不足よ!責任者クラスならわたしの事を知ってなきゃおかしいわよ!」
「まぁまぁ…主様も姉さんもこれ位にして買い物に行くなら行きましょう」
こうして俺たちは指輪を買いに宝石店に向かった、まずは自分が気に入ったものにするべきとスピカが言うのでスピカに任せた。
レナが選んだ指輪はレナらしい一歩引いてるがそれでも輝きを忘れない指輪だった、値段は金貨50枚とスピカの10倍だ。
俺はレナよりスピカにこの値段の指輪でいいのか聞いた、スピカはあの時話さなかった指輪の鑑定の話をしてくれた。
ほぉ、価値があるとは思ってたが10倍の価値とは思わなかったな。レナの指輪の他にネックレス等々も買わされた、総額金貨100枚。
何でこんなに…と俺が聞くと子爵記念らしい。子爵になったのは俺なのになんで俺が金を出さねばならぬのだ… まぁ可愛い妻達が喜んでるからいいけどさ。
日が傾き始め俺たちはギルドに向かった。ギルドは依頼を終えた者が今日の無事を祝ってどこで飲むのか話してる。
俺たちは適当に空いてる受付を探し、王からの手紙を渡す。
「詳細は聞いております。SSランクの昇格おめでとうございます。」
SSランクと聞いてギルドにいる者すべてこちらを見る。
レナは驚いてた。
「ただいまカードの用意を致しますので、今のカードを渡してもらえますか?」
「はいです」レナはBランクのカードを渡した。
「では少々お待ちください」
しばらくしてギルマスが顔を出した。ギルマスの手にはレナのカードと思われる物があった。
「レナ嬢SSランク昇格おめでとう!」ギルマスがみんなに聞こえるようにレナの昇格を祝う。
「それとユキャール卿、子爵陞爵おめでとう!」俺の事も叫ぶ。
「はい、レナ嬢これがSSランクのカードです」
「ありがとです。ギルマスのお姉さん」
お姉さんと言われギルマスは嬉しそうだ。
「聞いたか野郎ども!SSランクはこれ位気を遣わなきゃダメだ!あたしを婆呼ばわりしてる者!知らないふりをしててもあたしは知っている!お前らは簡単に昇格できると思うなよ!!」
ギルド中に笑い声が響く。
「そして卿には王からの依頼料金貨500枚だそしてレナ嬢ギルドの責任とは言え待たせてしまって申し訳ない。初回の依頼である採取料、金貨100枚だ」
おぉ!!と、ギルド中が騒ぎ出す。これじゃ俺も何か礼をしたくなるな。
「ギルドにいるみんな、俺の事を知ってる人も多いかと思うが子爵になったユキャールだ。これは俺からの礼だ今日は倒れるほど飲み食いしてくれ、金は全部俺が出す!」
さらにギルド中がうるさくなった。
「飲み食いの代金は俺のカードから引いてくれ」
「あいよ、担当の者に言っておくさ」
「それと依頼を終わらせたのは知ってると思うがレナだ依頼料はレナに入れてくれ」
「わかったそれも手配しとくさ」
ギルドでやる事も終わり領主館に帰る。
2人に夕食を任せ俺はテキトの所へ向かう。
「ユキャールさんいらっしゃい」とテキトはいつも通りに向かえるのでちょっと驚かそうと思う。
「おめでとう!テキト卿!王から今までの功績が認められた!今日からテキト準男爵だ!」
俺がそう言うとテキトは何言ってるんだコイツみたいな目をしている… 俺の作戦は失敗したのか…
「何冗談言ってるんですがユキャールさん、何もしてない僕がどうして準男爵にならないといけないんですか」
「いや、冗談じゃなく本当だぞ、後ほどだが王宮から知らせも来るはずだ」
「は?冗談ですよね?」
「いや、ほんとの本当に真面目な話だ」
「それじゃユキャールさんの話が本当だとします。なんでボクの功績なんですか?ボクは何もしてませんよ?」
「たしかにテキトさんは何もしてないに等しい、だがその何もしてないのが功績になった」
「それこそ意味がわかりませんよ!」
「テキトさんは俺が来るまで東の国に目を付けられない様に慎重に領地を経営した。そこまではいいよね?」
「まぁそう言われるとそうなりますね」
「そして俺と言うこの国の最大戦力を得て戦争覚悟で領地を発展させようとしている」
「いや!たしかにユキャールさんたちと言う最大戦力は得ましたが、僕は発展させてませんよ?発展させたのはユキャールさんでしょう!」
「諦めたまえテキト卿、卿がいくら叫ぼうが喚こうが王の決定は覆らない」
「はぁ、わかりました。もう諦めます。謹んでお受けします」
「でも準男爵になってもやる事は変わりない。それ所か助手の件は王に直接言ってきた」
「はぁ!王相手に何やってるんですか!不敬ですよ!」
「はっはっは、王が俺を不敬だと思っても処刑できるはずがない。その前に国が亡ぶ」
「まぁたしかにそれをやると滅びますね、助手の件もありがたいです。」
「そうだろう、テキト卿に助手が何もしない!って言ったら不敬にできるんだぞ」
「僕はそんな愚かな真似はしませんよ」
「わかってるさ、でも助手に言う事聞かせやすくはなっただろう?」
「それはそうですけど、僕は権力を使ってこき使おうとはしませんよ」
「まぁそれもテキトさんの魅力に1つだ。あ、あと俺も陞爵した。子爵になった」
「なにしれっと言ってるんですか!そっちの方が大事でしょう!!」
「俺からしてみればどうでもいい、逆に領地が増えないか不安だ」
「たしかにそうですね…領地が増えると自然に僕の仕事も増えます」
「ここが開発してないのに他の領はいらん、王がやる。と言っても断ってくる!」
「そこは頼みますよ!まだ読んでない本がたくさんあるんですからね」
「大丈夫俺に任せろ!」
「任せますよ!」
「「ハッハッハッハ」」
テキトといつものやりとりをして俺は家に戻った。
2人が用意してくれた食事を楽しみ、3人で一緒の風呂を楽しむ。
ベッドの上では祝い事だからでみんな激しかった。
俺も激しく2人を攻める…
2人の体すべて愛撫する…
「ぁ…ぁ…あなた! きて! きて!アーーーーー!!」
「ヤダ…主様…ん…くる!きちゃう!アーーーーー!!」
2人は俺を休めてくれることなく求めてくれた…
俺は目を覚ます、自分が寝ようと思って寝た記憶はない、最後の記憶はスピカが俺の上で腰を振ってた所だ…
俺は負けたのか… 2人相手に負けたのか… 負けた事で変な称号が付くんだろうなぁ…
2人が目を覚ます。俺は2人に「ケダモノ」と言う。
2人は顔を真っ赤にして下を向いてた。
半分冗談なんだが自覚はあったんだな…
さぁ楽しい楽しい能力確認の時間だ
名前:ユキャール(男) LV:135
年齢:15
武技:すべて(超)
魔法:身体強化(超)、火魔法(強)、土魔法(強)、回復(中)、建築魔法
スキル:異性精交(極+)、手加減
称号:災難に巻き込まれし者。生還者+。女神を堕とした者。女神の揺り籠+。女神の新酒+。女神の勇者。
女神の扉を開けし者。ケダモノ。女神のミルク。人類の限界を突破した者。超越者。堀師。天使を堕とした者 new。
天使のミルク。天使の勇者。天使の新酒。天使の揺り籠+。天使の扉を開けし者。建築士。
性でも限界を越えようとしてる者。システムにツッコみを入れた者 new
スピカとのLV差がまた1つひらいたか。レナとHしてるのが原因だが、Hの回数の差の方が大きいんだがLVにはあまり影響していないんだな。
システムにツッコみを入れた者って… システムって頭の中に響く声の事か?
それよりも2人にHで負けた事が称号にならなくてよかった…
名前:スピカ(女) LV:133
年齢:15
スリーサイズ:B85(B) W66 H86
武技:弓術(強)
魔法:基本属性魔法(超)、時空魔法、建築魔法 new
スキル:魔力調整、魔力蓄積+
裏ステータス:LV10 (誰にも見えません)
称号:勇者に尽くす者++。勇者から愛されている者+、勇者の橋に乗りし者+。チョロイ者
人類の限界を突破した者。大魔導士。超越者。魔法先生。勇者の子を宿し者。
ケダモノの調教師。建築士。未来の大魔導士の師匠 new。ゲダモノ new
スピカも建築魔法を覚えたか、今後はスピカにも頑張ってもらうか。
未来の大魔導士の師匠:歴史に名を残す大魔導士の師匠。 教え方がうまくなる。
未来のって事はマドーラの事かな?教え方がうまくなるのは色んな事に応用できそうだな
それに遂にきたか『ケダモノ』!あれだけやったんだ当然だな!
名前 レナ(女) LV:110
年齢:15
スリーサイズ:B87(B) W63 H85
武技:短剣(刀)術(超)、投擲(超)
魔法:身体強化(超)、隠密魔法、回復(強)、分身魔法
スキル:並行思考
称号:組織を抜けた者。勇者から愛されている者+。勇者に尽くす者+。勇者の橋に乗りし者。淫乱。
女神に襲われし者。慈悲深き者。勇者を襲う者。人類の限界を突破した者。超越者。ゲダモノ new
レナのLVは俺たちの差をなくすように上がってるな
それとレナにもゲダモノが付いたか… 淫乱のせいでもある気がするけど、付いたものはしかたあるまい。
「う…わたしとレナにゲダモノが付いてる…」
「姉さん… 昨日のアレが原因でしょうか…」
「それにユキャールのケダモノがランクダウンしてるわよ」
「え… 主様の方がケダモノなのに何故…」
「それと姉さん、教え方がうまくなる称号が付いてますね。マドーラちゃんのおかげですね」
「そうね、あの子は大魔導士になれるわよ。早くここに受け入れる用意をしなくちゃね」
「それにしてもレナの称号はあまり増えてないわね」
「ん~そればかりはボク達でどうこうできるものじゃないですからね」
「それもそうね」
そして今日の予定についての話になった。
「まず院長先生に子爵に陞爵した報告だな。結婚式がもうすぐだから、これは優先しないといけない」
「ユキャール?院長先生の報告は魔道具でやるのはダメなの?」
「陞爵だぞ?LVが上がっちゃいました~みたいな感じで報告したら院長先生に説教されるだろう」
「そこは大丈夫だと思うけどなぁ、普通ならここに住んでる子は何日もかけて孤児院に移動するんだからね。そんなちょっとお隣さんへ。みたいな感覚のわたし達がおかしいのよ」
「たしかにスピカの言う通りだが、そこは直接伝えたい」
「ユキャールがそこまで拘るならいいわよ。マドーラに魔法を教えたいしね」
「ボクはどうしようかな… ここに残って街の開拓のお手伝いでもしようかな」
「え、レナは孤児院に行かないの?」
「ボクも院長先生に会いたいですけど、そんなにゾロゾロと押しかけるのもどうかなぁと思いまして…」
「そんなの気にすることじゃないけど、レナが開拓を手伝いたいならそうしてみなさい。レナは頭いいし何か良い案が浮かぶかもよ」
「頭いいだなんて…姉さんありがとです…」
「俺は院長先生に報告したらここに戻る、その後はレナと合流になるかな」
「わたしはマドーラに教えられるだけ教えておくわ。次がいつになるかわからないしね」
「ボクは開拓の前にテキトさんに話してきます。ボクのせいで予定が変わるかもしれませんから」
「テキトさんはそんなの気にしないから大丈夫だ。それと昨日準男爵になった事を伝えてあるからテキト卿って言うと面白いかもな」
「主様…イジワルですね… でも面白そうです」
予定が決まった事で各自移動になる、まぁ俺とスピカは目的地が同じだから一緒だがな。
それにしても、大人しいと思ってるレナからテキト卿なんて言われたらどんな反応するんだろうか後で確認が必要だな…
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