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どうもこんにちは
しおりを挟むとある季節のとある日、学校の校舎裏と言う定番中の定番告白スポットにて2人の男が向き合っていた。
そんな2人のプロフィールはこんな感じだ。身長が高い男は身長185cmにイケメン風な髪型目鼻顔が整った所詮超イケメンと呼ばれる人種、名を如月 燈楼。
対してもう1人は身長170cmに腰辺りまで届く長さのサラサラな髪をポニーテールにしたイケメンだがどちらかと言えば可愛いよりのこれまた美形な男の子 坂垣 守梨花
互いに見つめ会うままかれこれ5分燈楼は目の前にいる守梨花に対して呼び出してまで何かキレられる事をしたかどうか考えていた。
その理由は守梨花が燈楼を睨みつけ腰に手を当て仁王立ちしているからだ。
さて見つめ合う2人ようやく動き出したのは守梨花だった。
「こんにちは、初めまして好きになってしまったようです……」
______________________________
告白が終わった守梨花はお昼を食べるために友達と待ち合わせている屋上にやってきていた
ガチャッ
「ん?おー守梨花早かったな」
「ん」
屋上に居たのは守梨花の友達である見た目チャラ男な中身オカン気質な友達 七橋 薫 である
ちなみに本日の守梨花のお弁当は色とりどりに飾られ栄養がきっちり考えられ詰め込まれている栄養満点弁当(薫作)である
「どうだった?守梨花」
ニコニコしながら守梨花へ蓋を開け箸と弁当箱を渡し結果を聞いた薫は守梨花の答えに氷ついた
「ん、聞いてない」
「は?」
そんな薫に気がついていないのか守梨花は唐揚げを美味しそうにほうばっていた。
「ちょちょちょ!!、待って待って!?」
「ん?なに?」
首を傾げる守梨花に薫は自分がおかしいのか逆に心配になったが何とか持ち直した。
「いやいや、聞いてないってどういうこと!?」
「ん、えとね告白してそれで………」
______________________________
「こんにちは、初めまして好きになってしまったようです」
「え」
告白した相手如月先輩は驚いた顔をしていた。当たり前だ何せ相手は1学年上の先輩で委員会や部活が一緒と言うわけでも中学が一緒だったという訳でもない
ならなぜ告白を?もしかして何かの罰ゲームかと思うかもしれない、けれどこれは本気の告白だ。
初めてあったのは入学式の時体育館に向かって歩いていると先輩と思われる学生数人に校舎裏に連れ込まれ襲われそうになった。
暴れて逃げようとしたが力が足りず逆に殴られそうになっていたそんな時、たまたま通りかかった如月先輩が助けてくれたのが始まりだった
あれから先輩にお礼をしようとタイミングを見計らい先輩を見ていると何故か動悸が激しくなったり何をしていても先輩のことが頭から離れなかったり
理由がずっと分からなかったけど入学から半年と少しのたった昨日クラスの人達が恋人だなんだと話しているのを聞き先輩を好きなのだと気がついた
と、言うわけで思い立ったが吉日気づいたのが放課後で先輩を探したが既に帰っていたので次の日である今日告白しに来たと言うわけ
まぁ、男である僕を好きになるはずもないとわかっているから告白をして終わるつもりだけどね
「え、ともう一度言って貰える?」
まぁ、男に告白されたなんて信じたくないくて聞き返すのは仕方ないと思う。しかしなぜ先輩は顔が赤いのだろうか?体調が悪かったのかな?
それは申し訳ないことをした。心無しか声に抑えきれない喜びのような物があるような気がするけどまぁ気の所為だよね
「好きです」
今度こそ先輩は言葉を理解したのか声を出さなくなった。
「すみません、突然男にこんな事言われてもキモイとわかってます。ただ告白したかっただけなんで忘れてくれても大丈夫です」
「え、ちょっちょっとま」
「それじゃ失礼します」
「ちょっまっ」
そんな先輩の言葉を背に僕は1度頭を下げ走って屋上に行くのだった。
______________________________
そんな話を僕は薫にしたがどういう訳か頭を抱えてしまった。なぜだ?
それにしても今日もお弁当が美味しい
「お前、せめて告白の返事ぐらい聞けよ」
「なんで?」
「なんでってお前なぁ。はぁ」
「だって振られるってわかってるのに聞く必要ないじゃん、てか大丈夫?何かつかれてる?」
「はぁ、この鈍感」
?どうしたんだろ?何かあったのかな?
と言うか僕は鈍感じゃないよ!ホント薫はいっつも僕の事を鈍感だの無自覚だの意味わかんない!
全く酷いなぁプンプン
「はぁ、これだから鈍感は、先輩が可哀想だ」
______________________________
初めまして?こんにちは?
他の作品を見てくれている方はお久しぶりです!
今回BL大賞に応募するために今回の作品を書いてみました
これからも何卒よろしくお願いします
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