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デート
11 番外編 ピクニック
しおりを挟む今日は天利と一緒にピクニックに来ました!と言うのも今は夏休みで一日ゆっくりしたい、だけど家に居るっていうのもデートっぽくない、かと言って遊園地は最近行ったばかりだしなぁ
と悩んだ結果のんびりしながらデート気分を味わえるピクニックにしよう!ってことになりました。
当日は大丈夫かなって心配はあったけどピクニック日和の快晴な空!幻想的に太陽の光が反射する池!大好きな天利と一緒と言うこともあってより最高の気分!
さらにさらに!玠お手製(一部水作)のお弁当でピクニックは大成功間違いなし!になるはずだった。そうなるはずだったしかし
「あのぅ、お二人ですかぁ~?私達も2人なんですよぉ~♡良かったらご一緒していいですかぁ~♡」
「ごめんね、今日は家族と一緒なんだ。いつか機会があったらその時にね」
「えぇ~♡でもぉ~」
そうお察しの通りさっきからこんな感じで無駄に厚化粧した女の人たちがずっと無駄にクネクネして天利を誘ってくる!天利は僕の恋人なのに!
今日は最高のデートになるはずだったのに!天利は天利でその女の人達にばっかり笑顔を振りまいて全然僕の相手をしてくれない
こんな事になるなら大人しく家に居れば良かった。はぁ、拗ねてても仕方ないし、女の人達がいなくなるまで飲み物とかの準備しておこう
そうなると位置的に天利達に背を向けることになるけどいいよね?
はぁ、せっかく玠が作ってくれたのに申し訳ないよ、あっ!僕の好きな、玠特製のミニグラタン入ってる!嬉しい~
ミニハンバーグとハムでチーズをまいたやつも!他にも僕の好きな物がいっぱい入ってる。
そうだ、お茶の準備もしなきゃ
何故か玠から天利用と僕用の水筒貰ったけどなんでだろ?まぁいっか!
まずは僕用の水筒の蓋を開けて紙コップに出して見るとなんと香りから僕の好きなローズティーたった!
と言うことは天利用のは……思った通り!同じように水筒から出してみたら天利用はミントティーだ
すごいなぁ、玠は僕たちの好みをすごく把握してくれてるんだよね
今度お礼に何かプレゼントしようと思うんだけど玠は遠慮しちゃうから何としても受け取って貰わないとね!
「い………水!」
「へ?……わぁ!びっくりした」
さっきまで女の人と話してたはずなのにいつの間にか女の人が消えてすぐ目の前に天利の顔があってびっくりした。
一体いつの間に話し終わったんだろ?
「もう、何回呼んでも気づかないんだから」
「ごめんね、話してる間に準備してしまおうと思って」
「いいよ、水は相変わらず1つの事に集中しすぎちゃうんだから気をつけないとダメだよ
それと準備ありがとう」
「うん、そうだみてお弁当!」
相変わらず天利の笑顔はカッコよすぎるよ
「美味しそう、水が作ってくれたの?」
「違うよ、僕が作ったのはこのポテトサラダだけで他のは玠が作ってくれたのちなみに詰めたのも玠で僕が作り終わった頃にはほとんど完成しててびっくりしちゃった!」
「そっか、水も頑張ってくれたんだねありがとう」
そう言って天利はポテトサラダを一口食べた。玠には大丈夫って言って貰えたけど天利に美味しいと思って貰えるかは確実じゃないから心配だったんだよね
「美味しい、水は料理上手だね」
「えへへそんな事ないよ、けどありがとう」
良かった、ちゃんと美味しいと思って貰えたみたい。
その後はどういう訳かさっきまでのが嘘のように天利に近づく人はいなくて僕も天利も終始ご機嫌にデートは終わった
嫌な事はあったけどやっぱり天利と一緒だと一日は一瞬だしずっと楽しい
天利も楽しそうってわかるから僕も余計嬉しくなる。デートが終わったあとはお礼を言いに玠の家に行ったよ
夕方だったから少ししか玠と話せなかったけどまた夏休み中に遊べるから今日話せなかった事は次会った時に話すことになった。
本当に玠には感謝ばっかりだ、いつもありがとう快
天利もいつもありがとう。2人とも大好き!
______________________
久しぶりに更新しました!最近スランプ(それほどすごい作者じゃないけど)で全然書けてなくて上手く書けてないかもです。
よろしければ見てください!
そういえばお気に入りしてくれる人が多くてびっくりしてます!まさかこんなに見てもらえるとは思ってなかったのでとても嬉しいです´・ᴗ・`
これからもよろしくお願いします
それではまた会える日まで
𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸(*´︶`*)ノ
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