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朝
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朝、目を覚ました。生まれた時のようだった。美しかった。それがひどく美しいので、二度と離れたくないと思った。生まれたばかりの赤子のままで、抱擁の中で一生を終えさせて欲しい。起きることで、それに触って、繊細なガラスが粉々に砕け散ったように、大人になるのには、あまりに早すぎないか。私は、あまりにも心細かった…
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