こころのみちしるべ

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アーケルシア編

036.『赤』1

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 ゼロアの前に跪く三人の部下のうちの一人が頭を上げてゼロアに伺った。
「本日はどのようなご用件で?」
 彼らは招集されたものの用件を聞かされていなかったのだ。ゼロアは笑った。
「お前たちの進言を聞きたい」
 三名の部下たちは少し訝し気な表情をし、各々横目で顔を見合わせた。
 ゼロアはわずか数年でアーケルシアの犯罪組織をいくつも併合し、世界最大の犯罪組織を作り上げた。今ゼロアの正面に跪いているのはその併合された組織の頭目の地位を占める男たちだった。そんな彼らの中でも用心深いゼロアに謁見できる者はごくわずかであり、実際三人にとってはゼロアとその脇に控える秘書らしき女を見るのはこれが初めてのことだった。三人が見たゼロアの印象は主に次の三つだった。つまり「切れ者」「酔狂」「思っていたより強くなさそう」。彼らはかつて自身の組織を世界最大の犯罪組織にまで拡大させることを目指していた立場として、いつか虎狼会を逆に乗っ取ってやろうと企んでいた。その考えがあったからこそ、彼らは虎狼会に併合されることを受け入れた。彼らは心に牙を隠して今日ここを訪れた。彼らに向けてゼロアは言った。
「虎狼会の由来は虎と狼。その他牙をもつ獰猛な肉食動物たち。それらが一堂に会し、しのぎを削り合う。その上で国の富を不当に占有する騎士団と商人どもに共に牙を剥く。そんな組織を目指すことをコンセプトに付けた名だ」
 三人の男たちはそのゼロアの口上を聞きながら自分たちの思考が読み取られたかのような印象を受けて内心たじろいだが、さすが場数を踏んできた巨大な組織の頭目とあってそれを顔には微塵も出さなかった。
「今日ここに集まってもらった青竜会のフアン、魔天楼のフランシスコ、闘神窟のダヴィド。お前ら三人はまさにこの世界最大の組織をさらに拡大させるための牙として相応しい人材だ」
 痩せた銀髪の男・フアンはそれに対して礼を述べた。
「ありがたきお言葉」
 しかし三人ともそれを聞いて胸中で「俺はこの組織の牙となる男ではない。俺はこの組織を乗っ取ってこの組織の頭になる男だ」と野心を新たにしていた。
「今日お前たちを呼んだのは他でもない。この組織を拡大させるための知恵を借りたいからだ。青竜会は主に闇商人との取引で、魔天楼は不動産と詐欺、闘神窟は地下格闘技とコロシアムの運営でそれぞれ組織を拡大させてきた。お前たちはそれぞれ異なる手法で組織を拡大させたいずれ劣らぬ切れ者たちだ」
 フアンが再び三人を代表して謝辞を述べた。
「恐縮です」
 ゼロアはさわやかに笑って頷いた。
「さて、それぞれ聞こう。この組織を拡大させるためには何が必要だ?」
 ゼロアは唐突にそう問うた。また、彼の質問はそこで唐突に終わった。誰がどういう順番で答えるか、そもそもどのような観点で話せば良いかもわからない漠然とした問いを投げられて三人は内心戸惑った。フランシスコは恐る恐る秘書らしい女の顔を見たが、彼女の表情はヴェールのため窺い知れなかった。いや、彼女が先ほどから口を開かず表情も変えずに同じ姿勢でゼロアの傍らに佇み続けていることを考えるとヴェールがなかったとしても彼女の感情を読み取ることはできないだろう。先ほどまで三人を代表して受け答えていたため、フアンは自分が最初に答えるべきだと判断した。
「ではまず私から。アーケルシア国内のみで組織を拡大するのにはすでに限界があります。そこでフラマリオン、ルクレティウス、ビュルク、ロイシュネリアの犯罪組織と連携します。フラマリオンのレジスタンスとはすでに太い連携があります。また、フラマリオンの武器密造組織ともかなりのコネクションがあります。ルクレティウスは取り締まりが厳しいため犯罪組織の勢力は強くはありませんが、夜市を仕切っている闇商人との連携を目指しています。ビュルクの密猟組織や過激派とのコネクションももっています。ロイシュネリアとはこれまでに二度交流会を行っており、連携を画策中です。こういった——
 フアンの口上は続いたがゼロアはそれに押しかぶせるように頷いて拍手した。彼は玉座から立ち上がっていた。フアンは額に汗を浮かべながらゼロアを見上げた。ゼロアは頷きながら顰め面をし、大げさに拍手を繰り返していた。
「素晴らしい!」
 フアンは礼を述べようとした。
「ありがたき——
「ブラボー!」
 しかしそれさえもゼロアの言葉に押しかぶされた。
「素晴らしいよな? カルメン」
 ゼロアは秘書の方を向いて彼女にも合意を求めた。自己紹介すらしないこの女の名がカルメンであることをこのとき三人は初めて知った。カルメンは口元にさわやかな笑みを浮かべて答えた。
「ええ。本当に素晴らしいことですわ」
 フアンは感謝を示すために深々と首を垂れた。ただ、先ほど礼を述べた際に押しかぶされたため口を開くことはためらった。
「よし次」
 ゼロアがそう言ったのでフランシスコとダヴィドは横目で顔を見合わせた。ゼロアが紹介した順番に準ずるのが理にかなっているとお互い思ったため、フランシスコが先に意見を述べることにした。
「この国の力関係は大きく変わりました。貴族は衰退し、宗教家も力を失い、彼らのもっている土地や建物はまだまだ資金源となります。それは他の国も同様です。特にビュルクの森の利用価値は大きい。開拓することで麻薬の畑を騎士団に見つからずに広げることができます。フアン殿の意見にはビュルクの犯罪組織と繋がることが重要とありましたが、同様にビュルクの自警団とも繋がって騎士団を出し抜くことも肝要と思われます。彼らにとっても麻薬栽培による資金調達はアーケルシア騎士団からの支配脱却の一助となり、利害が一致します。もちろん——
 そこでゼロアが拍手をした。彼は大きく頷いていた。
「なるほどなるほど!」
 彼はさらに声を張った。
「なるほどなるほどなるほど!」
 彼は拍手を続けた。
「なるほどなるほどなるほどなるほどなるほど!」
 頷くのをやめたゼロアはフランシスコを見た。両者は目が合った。
「うん、素晴らしい! お前すげえな!」
 フランシスコはゼロアから目を逸らすためにも頭を深々と下げた。
「ありがとうございます!」
「おっけーおっけー」
 次に順番が回ってくることが明白であったダヴィドは、ほとんど不安に似た感情をもってはいなかった。
「じゃ次」
「はい。私はフアン殿とは反対の意見で、国内にはまだ組織拡大の余地があると考えます。虎狼会の拡大を妨げている最大の障害は何か。それはアーケルシア騎士団です」
 ゼロアは玉座に座り直した。彼はダヴィドを見下ろしてニヤリと嗤った。意見を否定されたフアンの表情に特に変化はなかった。
「彼らとは長年対立してきましたが、そろそろこの因縁に決着をつけるときです。この虎狼会こそこの国を牛耳るに相応しい。まずアーケルシアを武力で制圧する。さらにはフラマリオン。ルクレティウス。アーケルシア騎士団さえ潰せばその先の未来は急速に開けます」
 ゼロアは先の二人の論述の後と違って拍手をしなかった。話し終えたダヴィドはやや不安になって顔を上げた。すると笑顔のゼロアが彼をじっと見つめていた。彼の紅い双眸にダヴィドは畏怖にも陶酔にも似た感情を覚えた。彼は自身の発言が終わりであることを示すために頭を下げて「以上です」と付け加えた。頭を下げたのはゼロアと目を逸らすためでもあった。しかしゼロアはダヴィドを見つめたまま何の反応も示さなかった。ダヴィドはカルメンに視線を向けたが、彼女もまた静かに彼を見下ろし、少なくともその口元は笑っていた。ゼロアがカルメンに神妙な声音で尋ねた。
「カルメン、どう思う?」
「私はお三方のご意見すべて素晴らしいと思いましたわ。でもダヴィド様のご意見が一番好きです」
 ゼロアは玉座を立った。三名の部下に緊張が走った。ゼロアはダヴィドの前に歩を進めるとしゃがんで彼の肩をぽん!と勢いよく叩いた。ダヴィドはびくりとした。ゼロアは囁くように言った。
「実は俺もそう思うんだよ!」
 ダヴィドは慌てて感謝の言葉を述べた。彼の声量は自然と大きくなった。
「ありがとうございます!」
 ゼロアは立った。
「いやあみんなほんとに素晴らしい!!」
 三人はそれぞれに安堵した。ゼロアは憚りもなく歓喜の声を上げた。
「ほんとにみんな優秀で。いやあ、もう、ほんとに!!」
 フアンが三人を代表して謝意を述べた。
「ありがとうございます」
 ゼロアは困り顔で何度も頷いた。
「いやあ、これは。困ったなーーーーー!!」
 三人はゼロアが何に困っているのか気になった。
「こんなにみんな優秀だと選べないよ!!」
 ゼロアが一体何を選ぼうとしているのか、三人は思考を巡らせた。おそらく話の流れから察するに、虎狼会の中枢にこの三人のうち誰を据えるかを迷っているのだろうとは想像できた。フアンは自身の組織の大きさに自信があった。フランシスコは自身の組織の財政状況に自信があった。ダヴィドは自身の武人らしい信念に自信があった。それにゼロアにその意見を一番好きだと言わしめた点も彼に手応えを与えていた。
「いやあ、どうしよう」
 三人はゼロアの決断を静かに待った。
「カルメン、どうしたらいい?」
 カルメンは急に話を振られたが顔色も変えずにあっさりと答えた。
「誰でもいいと思います」
 三人は少しその言葉に戸惑って顔を上げた。ゼロアはそれを聞いて目を丸くした。彼はしばらく考え込んでから言った。
「それもそうだね!」
 三人はゼロアがカルメンの意見を肯定したためさらに戸惑った。ゼロアは三人に向き直った。
「フアンくん」
 フアンは顔を上げた。
「はい」
 ゼロアは再び困り顔をし、尋ねた。
「誰の意見が良かったかなあ?」
 フアンは逡巡した。自分と言うべきか、しかし『誰の意見が良かったか』と聞かれている以上他者を挙げるべきか。彼はバランスをとってその両方を選択した。
「私は私の組織の大きさに自信があります。しかしながら本日伺った意見ではダヴィド殿のものは非常に興味深いと感じました。私にはない視点をおもちのようで」
 ゼロアはそう話すフアンの顔を終始ぼんやりと眺めていた。フアンは焦りからゼロアをちらちらと見上げた。彼は胸中で「自分は間違ったことは言っていない、自信をもて」と自身に言い聞かせた。彼はその地獄のような時間を終わらせるために付け加えた。
「以上です」
 しかしゼロアの反応は変わらず、ただぼんやりとフアンを見ていた。フアンはじっとそれに耐えた。すると唐突にゼロアは「まあいいや」と言ってフランシスコに目を移した。
「お前は?」
 次は自分が同じことを聞かれるだろうなと心づもりができていたフランシスコは答えた。
「私は私の意見が一番良いと感じます」
 ゼロアはフランシスコを平坦な目で見ていた。フランシスコは頭を上げなかった。するとゼロアは今度は手短に切り上げた。
「そうか」
 ゼロアはダヴィドの前に立ち、尋ねた。
「ダヴィどんは?」
 ダヴィドはフランシスコとは対照的に顔を上げてゼロアに鋭い目を向けて答えた。
「私は私の意見こそ虎狼会の宿願を叶える唯一の術と考えます。しかしながら組織力と実現性においてはフアン殿、フランシスコ殿両名のご意見も堅実であったと感服します」
 非常に武人らしい口上だった。
「よし決めた」
 ゼロアは遠くの壁に目を移して微笑を浮かべた。三人はゼロアが何を決めたのか気になったが無論聞く勇気はなかった。ゼロアは言った。
「優勝は…」
 優勝という言葉に三人は一様に違和感を覚えた。フランシスコが目の端で見上げるとカルメンは先ほどと変わらず微笑んでいた。ゼロアはもったいつけて言った。
「なんと…」
 フアンは顔に脂汗を浮かべていた。ダヴィドはただ静かにゼロアの言葉を待った。
「フランシスコ君です!」
 これには三人とも驚き顔を上げた。三人とも「優勝するとどうなるんだ」という疑問をもったが、ともかくフランシスコは礼を言うことにした。
「ありがとうございます」
「はい、みんな拍手して」
 そうゼロアに促されてフアンとダヴィドも体を起こして戸惑いながら隣のフランシスコに拍手を送った。カルメンも微笑んで彼に拍手をしていた。拍手をされたフランシスコは戸惑うことしかできなかった。
「さて、じゃあ優勝したフランシスコ君には勲章を授与します」
 フランシスコの胸中には疑問が次々と目まぐるしく湧いては渦まいた。勲章とは何だろうか。勲章を授けるなどまるで騎士団ではないか。虎狼会において勲章とは何を意味するのか。ゼロアは柔らかく微笑んで一度大きく頷き、懐から何かを取り出してその手をフランシスコの手元に差し出した。フランシスコは両手を差し出してそれを受け取った。ゼロアが手を引くとそこにはたしかに勲章のようなサイズの黒い何かが置いてあった。その物質は勲章のような確かな質量をもった。
 しかし勲章と呼ぶにはそれはただただ黒いだけで地味だった。その黒くて簡素なデザインは「犯罪組織の勲章らしい」と形容することもできそうではあったが。フランシスコは再び礼を述べた。
「ありがとうございます…」
 フアンもダヴィドも戸惑いの視線を泳がせていた。カルメンは相変わらず口元に微笑を浮かべ、ゼロアは仏のように柔和な笑みをフランシスコの顔に注いでいた。
 次の瞬間。ぼんっ!という爆発音が鳴り響きフランシスコは体を背中から床に叩きつけられた。彼はその際後頭部を床に強く打ち付けたが、痛みはほとんど感じなかった。彼は何が起きたのか顔を上げて確かめようとした。フアンもダヴィドもこちらを振り向いて愕然としていた。彼らはフランシスコの足元にいた。フランシスコは自身の手に違和感を覚え、両手の平を広げて見ようとした。しかしそこに手はなかった。彼の肘から先がなくなっていたのだ。
「うおぁっ!」
 フランシスコは短く呻き声を上げた。かつて腕があったはずの場所、その向こうでゼロアがダブルピースをしてかわいらしく笑っていた。フランシスコは叫んだ。
「ふざけんなおい!」
 ゼロアは優しく微笑んで言った。
「意外と生きられるもんなんだね人間て。腕が吹っ飛んでも」
 フアンとダヴィドは立ち上がって後ずさりし、呆然とした顔をゼロアとフランシスコに交互に向けていた。カルメンは相変わらずただ微笑んでいた。フランシスコは半ばゼロアにやり返すため、また半ば逃げるために慌てて立ち上がろうとした。しかし上体を起こそうにもそれを支える腕がないためうまくいかなかった。ゼロアはその様に哀れみの眼差しを向けて「次に勲章もらうときには片手で受け取るようにした方がいいよ?」とアドバイスした。いよいよ激昂したフランシスコは「ふざけんな!」と言いながらようやく起き上がった。彼は逃げるべきかやり返すべきか迷ったが怒りとプライドが勝った。彼はゼロアにタックルを食らわそうと両脚に力を込めた。
 しかし一歩踏み出す前に胸に突き立てられた痛みに呻いて彼は動きを止めた。彼は見開いた目で自身の胸元を恐る恐る見た。鳩尾にナイフが深々と刺さっていた。ナイフの柄を伝って血がこぼれ落ちた。顔を上げるとこちらに向けて虚空に手を据えたゼロアが涼しい顔で笑っていた。ゼロアにナイフを投げられたことをフランシスコはその段になってようやく認識した。フランシスコは口から血をこぼし、膝から崩れ落ちて再び仰向けに倒れた。ナイフは心臓に達していたらしく、彼は何度か手足を震わせたのちに動かなくなった。彼は最後まで自身が殺される意味を理解できず見開いた両目で疑問を虚空のどこかに投げていた。
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