恋とは落ちるもの。

藍沢咲良

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流星群 4

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「一緒に?」

「うん」

「いいけど…夜だよね?」

「うん」

「結構深夜になるよね?」

「なるね」

「行かせてもらえる…かなあ?」
「彼氏と星観る為に夜中に行ってきます」だなんて親に言う勇気は…無いぞ?

「んー、何か上手い言い訳考えとく…」

「俺が迎えに行って、帰りも送れば問題無くない?」

「それは逆効果なような…お父さん倒れちゃうよ」

「そっか…」
しょぼんとする優輝を見ていると、なぜか笑ってしまった。


「流星群、どこで観るの?」

「うーん、学校の屋上か、俺ん家の近くのビルの屋上か、亜樹の家の近くで観てもいいけど」
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