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Shalimar 7
しおりを挟むそっと蕾を撫でるその指から与えられる甘い快感に、私の身体は支配されていた。はしたない声が止まらない。声を止めたくても止められない。
蕾を撫でられたり、掻き回されたり。快感に翻弄されていた私の奥がまた疼き出す。
「ま、ひろ…」
「何?」
「指、だけじゃ、やだ…」
「どうして欲しいの?言わないとわからないよ」
「意地悪。どS……ああっ…ん!」
キッと満紘を睨んだその刹那、硬くなった彼自身が挿入ってきた。
少しずつ、慣らすようにゆっくりと動かす満紘と目が合った。
「梨愛」
「ん…?」
「俺、今幸せ」
クシャッと笑うその顔はやっぱり可愛い。可愛いというよりも、愛おしいの方がしっくりくる。愛おしさと満紘の色気にやられてどうにかなってしまいそう。
「私、よくわかんないけど…でも、幸せだと、思う」
満紘が目を見開いた。と同時に、彼の硬度は更に増した。
「ああ…っ!んっんっ……んんんっ!…はあんっ…んっ!」
「梨愛」
律動が激しくなる中、耳元で満紘が囁く。
「好きだ。俺と…付き合って…」
「はあっ…!あんっ!あああっ…っ!」
漏れ出る声が止まらない。
「なあ、俺の…本物の彼女に、なって…」
「あああんっ…はあんっ!ま、ひろ…。だ、めぇっ!き、もち、良すぎて…」
快感に支配され過ぎて言葉がまとまらない。私も…好き、だと思う。たぶん、きっと。伝えたいのに、喉奥から漏れ出る悲鳴が止まらない。
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