REVIVAL

takezaru

文字の大きさ
上 下
1 / 1

REVIVAL

しおりを挟む
時間は夜中の11時疲れきったサラリーマンは、今にも寝てしまいそうである、家に帰るためには毎晩市営地下鉄に乗り終点駅までのらなくてはならない、駅のホームに立ちつい睡魔に負けてしまう「間もなく電車が通ります、黄色い線までお下がりください」駅のアナウンスが流れている音楽だけは微かに聞こえるだがサラリーマンは目を瞑ったまま眠ってしまった、「ブーオ」電車が近付いてくるのがわかり少し目を開けるとホームから黄色い線に大きく出ていた、そしてサラリーマンは思わずホームの下へと体勢を崩した、「ブーーオ」

駅のホームから何者かが素早く走ってきたそして電車が通る瞬間にサラリーマンの肩を掴んでホームの内側へと引っ張りその瞬間間近で電車が通りかかった、思わず二人は尻もちを着き冷や汗を幡野はかいた「良かった本当に良かった」サラリーマンは思わず自分がどうなっていたのか時間がたってから気づいた「す、すいませんでした」思わず土下座して謝っていたのを幡野は優しく言葉をかけその場を立ち去った。


リバイバルそれは蘇り、生き返りという意味で僕はある日普通の生活から突如リバイバルという現象が起こり始めた、それは突然のことだった
職場はただならぬ空気で張り積めていて地獄のようだった「幡野!てめぇは何回ミスすればいいと思ってんだ、いい加減にしろ」上司の影村は俺の頭に資料叩きつけ怒号を浴びせた「謝ってこい、さっさっと取引先の会社に謝ってこい」「はい、わかりました」幡野は部屋を出ようとしたがそうはいかなかった「幡野のノコノコ出てくる前に、こんな空気を造ってしまって申し訳ありませんとか謝罪のひとつもできねぇのか」ゆっくりと影村が近づき幡野を睨んだ「申、申し訳ありませんでした」深く謝罪しすぐさま取引先の会社へと向かった、必死に走っているその姿、顔はもう限界にちかずいていた、俺は昔からの夢はプロのサッカー選手になることだったが怪我に悩まされプロの道を諦めたがこれまでサッカー以外のことはなにもできなかった、当然負け組の人生と言うことだ。
幡野は夜遅く自宅へと帰宅した、家に入るとすぐさま冷蔵庫を明け缶ビールを取り出した「あー、あの糞上司いつかぶち殺してやる、仕事に就いてからの人生はずっとこのような者だった、自然と涙が溢れ止まることが出来なかった、気づくと時間はおそくなっていた
また明日も仕事だ早く寝ないと、だが仕事のことを考えると仕方がなく眠れやしなかった、
次の日の朝疲れは充分にとれないまま自転車で職場へと向かっていた、住宅街の多い道路の信号に止まると、ランドセルを背負った小学生4、5人がワイワイと騒いでいるのを見かけた、それから一分後信号が青へと切り替わり叉自転車で走り回した、職場まで行くのにあと一度長い坂を下り降りればもうすぐ着く、今日も地獄の始まりだ、そう思いながら坂を下ると急に自転車が止まり幡野は前へとおもいっきり突き飛ばされた瞬間どこで見たような景色が前へと映っていた、「あれ、今なにが」思わず幡野は突然のことに動揺したが前を見るとさっき通った住宅街の道にある信号の所にいた「ここはついさっき通ったはずだ」心の中でそう呟いた、そして叉信号が切り替わり同じ道を通った、やがて長い坂道の所へとやって来て、そのまま下ると、途中で叉も自転車が急停止し、突き飛ばされたが痛みを感じる瞬間叉あの信号の道へと時間が戻っていた、「どう言うことだ、何でさっき通った道へ時間が戻っている」必死に今起きている現象を幡野は探したが原因が何一つわからなかった、やがて信号の道を通りすぎ坂道の前へいくと自転車を止めた、「恐らく叉坂を下ったら時間が戻される」ふと自分の携帯でこの謎の現象を検索した、検索結果では一件だけ当てはまる記事が載っていた、それを幡野はすかさず見た、記事に書いてあるのはREVIVALという時間が戻ってしまう謎の現象に付いて書かれていた、他にも調べようとしたとき大きな救急車のサイレンが鳴り響いた、恐らくここの付近で事故が起こったのだろう、幡野は気になり事故現場を見ようとするとあの信号の所にいた小学生たちが道路に倒れ込んでていてその近くにはガードーレールに衝突した大型トラックの姿があった、「一体、一体なにが起きているんだ」「パッ」幡野が頭を抱えていた瞬間叉信号の所にいた時間へと戻っていた、その時幡野はこの現象について理解した、人を助けなければREVIVALは終わらないと、
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

変な屋敷 ~悪役令嬢を育てた部屋~

aihara
ミステリー
侯爵家の変わり者次女・ヴィッツ・ロードンは博物館で建築物史の学術研究院をしている。 ある日彼女のもとに、婚約者とともに王都でタウンハウスを探している妹・ヤマカ・ロードンが「この屋敷とてもいいんだけど、変な部屋があるの…」と相談を持ち掛けてきた。   とある作品リスペクトの謎解きストーリー。   本編9話(プロローグ含む)、閑話1話の全10話です。

友達の辞め方、募集します。

浅川未羽
ミステリー
「友情」は脆いものだと思っていました。 友達なんていつでも辞められる 嫌いになったら離れれば良い 友達なんて、そんなもんだ そう言われ続けてきました。 でも、私は臆病者で いくら脆いと言われても 自分で壊すことはできないのです。 この関係を壊すのが とても とても 怖いのです。

【完結】リアナの婚約条件

仲 奈華 (nakanaka)
ミステリー
山奥の広大な洋館で使用人として働くリアナは、目の前の男を訝し気に見た。 目の前の男、木龍ジョージはジーウ製薬会社専務であり、経済情報雑誌の表紙を何度も飾るほどの有名人だ。 その彼が、ただの使用人リアナに結婚を申し込んできた。 話を聞いていた他の使用人達が、甲高い叫び声を上げ、リアナの代わりに頷く者までいるが、リアナはどうやって木龍からの提案を断ろうか必死に考えていた。 リアナには、木龍とは結婚できない理由があった。 どうしても‥‥‥ 登場人物紹介 ・リアナ 山の上の洋館で働く使用人。22歳 ・木龍ジョージ ジーウ製薬会社専務。29歳。 ・マイラー夫人 山の上の洋館の女主人。高齢。 ・林原ケイゴ 木龍ジョージの秘書 ・東城院カオリ 木龍ジョージの友人 ・雨鳥エリナ チョウ食品会社社長夫人。長い黒髪の派手な美人。 ・雨鳥ソウマ チョウ食品会社社長。婿養子。 ・林山ガウン 不動産会社社員

「蒼緋蔵家の番犬 1~エージェントナンバーフォー~」

百門一新
ミステリー
 雪弥は、自身も知らない「蒼緋蔵家」の特殊性により、驚異的な戦闘能力を持っていた。正妻の子ではない彼は家族とは距離を置き、国家特殊機動部隊総本部のエージェント【ナンバー4】として活動している。  彼はある日「高校三年生として」学園への潜入調査を命令される。24歳の自分が未成年に……頭を抱える彼に追い打ちをかけるように、美貌の仏頂面な兄が「副当主」にすると案を出したと新たな実家問題も浮上し――!? 日本人なのに、青い目。灰色かかった髪――彼の「爪」はあらゆるもの、そして怪異さえも切り裂いた。 『蒼緋蔵家の番犬』 彼の知らないところで『エージェントナンバー4』ではなく、その実家の奇妙なキーワードが、彼自身の秘密と共に、雪弥と、雪弥の大切な家族も巻き込んでいく――。 ※「小説家になろう」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。

きっと彼女はこの星にいる

花野りら
ミステリー
 行方不明になった彼女、森下真里を救うため探偵になった和泉秋斗。しかし現実は失踪してからもう十年の月日が流れていた。そんなある夏の日、事務所の二階に住む田中奈美からこんな依頼を持ちかけられる。「うちの猫を助けてください」彼女の依頼を受け見事に猫を助けた和泉だったが、突然記憶を失ってしまう。何が起こったかわからないまま、猫を送り届けようと奈美の部屋を訪れた和泉の前に、絶世の美少女田中あかねが現れ「行方不明の彼女を見つけにいくぞ」と告げられる。なぜあかねが真里失踪事件の情報を持っているのかと尋ねるが、その理由は教えてもらえない。和泉にその理由を話せば、この世界が消えてしまうらしい。そんな哀しみを持つあかねと和泉のミステリアスな調査が始まる。

憑代の柩

菱沼あゆ
ミステリー
「お前の顔は整形しておいた。今から、僕の婚約者となって、真犯人を探すんだ」  教会での爆破事件に巻き込まれ。  目が覚めたら、記憶喪失な上に、勝手に整形されていた『私』。 「何もかもお前のせいだ」  そう言う男に逆らえず、彼の婚約者となって、真犯人を探すが。  周りは怪しい人間と霊ばかり――。  ホラー&ミステリー

アザー・ハーフ

新菜いに/丹㑚仁戻
ミステリー
『ファンタジー×サスペンス。信頼と裏切り、謎と異能――嘘を吐いているのは誰?』 ある年の冬、北海道沖に浮かぶ小さな離島が一晩で無人島と化した。 この出来事に関する情報は一切伏せられ、半年以上経っても何が起こったのか明かされていない――。 ごく普通の生活を送ってきた女性――小鳥遊蒼《たかなし あお》は、ある時この事件に興味を持つ。 事件を調べているうちに出会った庵朔《いおり さく》と名乗る島の生き残り。 この男、死にかけた蒼の傷をその場で治し、更には壁まで通り抜けてしまい全く得体が知れない。 それなのに命を助けてもらった見返りで、居候として蒼の家に住まわせることが決まってしまう。 蒼と朔、二人は協力して事件の真相を追い始める。 正気を失った男、赤い髪の美女、蒼に近寄る好青年――彼らの前に次々と現れるのは敵か味方か。 調査を進めるうちに二人の間には絆が芽生えるが、周りの嘘に翻弄された蒼は遂には朔にまで疑惑を抱き……。 誰が誰に嘘を吐いているのか――騙されているのが主人公だけとは限らない、ファンタジーサスペンス。 ※ミステリーにしていますがサスペンス色強めです。 ※作中に登場する地名には架空のものも含まれています。 ※痛グロい表現もあるので、苦手な方はお気をつけください。 本作はカクヨム・なろうにも掲載しています。(カクヨムのみ番外編含め全て公開) ©2019 新菜いに

丸藤さんは推理したい

鷲野ユキ
ミステリー
慣れぬ土地に越してきたナオ。クラスメイトが噂する場所で出会ったのは、まさかの幽霊? 他にもナオの周りでは不可解なことばかり起こる。これらはやっぱり霊のせいなのか。 けれど警察に相談するわけにもいかないし、と意を決してナオが叩いたのは、丸藤探偵事務所の扉。 だけどこの探偵、なんだか怪しい……。

処理中です...