上 下
19 / 23

第19話 彼女の消失

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

バンドRINGERを巡る話⑤決して彼女には気付かれてはいけない。

江戸川ばた散歩
青春
美大志望の高校生ヤナセは入学以来、校内の「森」で初めて出会ったサエナのことが好きだった。 だがサエナは幼馴染の一つ年下のカナイのことが好きだった。 言えない中、やはり同性の友人への片思いを通す男子の先輩と「つきあっている」というレッテルをあえて共犯者の様に貼る彼女。 皆が皆片思いの男女の青春模様。

全力でおせっかいさせていただきます。―私はツンで美形な先輩の食事係―

入海月子
青春
佐伯優は高校1年生。カメラが趣味。ある日、高校の屋上で出会った超美形の先輩、久住遥斗にモデルになってもらうかわりに、彼の昼食を用意する約束をした。 遥斗はなぜか学校に住みついていて、衣食は女生徒からもらったものでまかなっていた。その報酬とは遥斗に抱いてもらえるというもの。 本当なの?遥斗が気になって仕方ない優は――。 優が薄幸の遥斗を笑顔にしようと頑張る話です。

ジャグラック デリュージョン!

Life up+α
青春
陽気で自由奔放な咲凪(さなぎ)は唯一無二の幼馴染、親友マリアから長年の片想い気付かず、咲凪はあくまで彼女を男友達として扱っていた。 いつも通り縮まらない関係を続けていた二人だが、ある日突然マリアが行方不明になってしまう。 マリアを探しに向かったその先で、咲凪が手に入れたのは誰も持っていないような不思議な能力だった。 停滞していた咲凪の青春は、急速に動き出す。 「二人が死を分かっても、天国だろうが地獄だろうが、どこまでも一緒に行くぜマイハニー!」 自分勝手で楽しく生きていたいだけの少年は、常識も後悔もかなぐり捨てて、何度でも親友の背中を追いかける! もしよろしければ、とりあえず4~6話までお付き合い頂けたら嬉しいです…! ※ラブコメ要素が強いですが、シリアス展開もあります!※

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

眠り姫は君と永遠の夢を見る

望月くらげ
青春
『――だから決めたんだ。どんなことがあったとしてももう君に嘘は吐かないって。』 とあることがきっかけで人の嘘を見破る能力が芽生えた詩月は、息をするように嘘を吐く人間のことを信じることができない。 詩月はどこか人と距離を置きつつもそれとなく日々を過ごしていた。 そんな詩月には大嫌いな幼なじみがいる。詩月のことを気にかけて心配し続ける凪人。 凪人は昔、嘘を吐いたせいで詩月の病気の発見が遅れてしまったことを悔やんでいた。 話しかけることも視界に入ることもなく、少し離れたところから詩月のことを見守り続ける凪人。 そんな凪人のことが詩月は大好きで、それから大嫌いだった。 ある日、詩月は自分の病気が再発したことを知る。 時を同じくして、凪人は自分が現代の奇病、通称『眠り姫』に罹ってしまったことを知った。 それは身体に充満していく毒素を中和するため、長い眠りについてしまうという病だった。 凪人は自分の病のことを伏せ、詩月に寄り添うことを決めた。 ただ凪人のそばで笑っていたい。 凪人と一緒の未来を思い描き手術を受けることを選ぶ詩月。 そんな詩月が凪人にしたお願いは 『目覚めたとき、そばにいてほしい』 ということだった。 詩月の願いを叶えるために、凪人はある決断をする――。 これは嘘を見破ることのできる能力をもった余命僅かな少女と 『眠り姫』という現代の医学ではどうにもできない病に罹ってしまった少年の 優しくも切ない恋物語。 「目覚めたとき、必ずそばにいるって約束する」 そのために、たとえもう二度と眠りの世界から戻れなくなったとしても――。

ナナイの青春生存戦略

しぼりたて柑橘類
青春
 至って普通の男子高校生、和唐ナナイは平和な日常を求めている。天才にして破天荒な幼馴染、西上コズハの好奇心に振り回される毎日だからだ。     ようやく始まった高校生活こそは守り通そうとしたその矢先、またもコズハに押し切られてエイリアンを捕獲しに行くことに。    半信半疑で乗り込んだ雑木林、そこにはUFOが落ちていた。

空を見ない君に、嘘つきな僕はレンズを向ける

六畳のえる
青春
高校2年の吉水一晴は、中学ではクラスの中心にいたものの、全校生徒の前での発表で大失敗したことでトップグループから外れてしまう。惨めな思いをした彼女は、反動で目立たないように下を向いて生活するようになっていた。 そんな中、クラスメイトで映画制作部の谷川凌悟が、映画に出てくれないかと誘ってきた。でも撮る作品は、一度失敗してクラスの輪から外れたヒロインが、前を向いてまたクラスの輪に戻っていくという、一晴と似ている境遇のストーリーで……

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

処理中です...