21 / 40
22.小清水町・浜小清水前浜キャンプ場→網走(能取)レイクサイドパーク・のとろ
しおりを挟む
7/10です。
朝冷えるなーと思ったら、15.4℃!
北海道来てから大概朝のテント内は17℃くらいだったんですが、2℃程低い!
まあ外の風を考えれば仕方ないか……
風に関しては、普段の暮らしている地域が冬から春にかけては強風地帯なんで、割と気分的耐性はあります。そうでなくっちゃ浜名湖の「上」を3キロくらい渡って通学通勤なんざできねえ。吹きっさらしの怖さと風を読むというのは必須スキルなのですわ。
と言っても、風を読むなんていちいち思う程長い期間乗るひとはさすがに周囲にも居りませんが…… スズキのお膝元ですから、皆車に移行しますって。
閑話休題。
出る前、9時頃にすぐ近くのフレトイ展望台から周囲を見渡しまして、ぐるりと写真撮ってました。
https://koshimizu-kanko.com/facility/furetoiviewpoint/
ともかくラインが綺麗だったんですよねえ。あとは名前の意味はおいといてもこの「フレトイ」という音が綺麗だったというのが。
登る際にもハナマスがいっぱい。ただしハマナスの咲き具合とかは地域によって違うな、と思った次第。オホーツク側はよく咲いてました。
9時半くらいに出発。
この日は一枚多めに着てました。確か2枚着てからもう1枚こうやって前にくくりつけていたような。同じコットンシャツでも袖の状態で相当保温状態が違うので、それを考えつつ。一番下に袖幅の詰まった手首までのものを着て、なおかつスカートのゴムの中に入れておくとそーとーぬくい。だが汗かくとぴったりはりつく。
*
さて走り出したら、原生花園地帯に。
前日の管理人さんの話の中に、「右手には花が、左手には馬が」というのがあったんですが。
まじ間近! 馬だあぁぁぁぁぁ! とぱちぱち写真撮ってました。
芝生ではなく草原に馬が自由に放たれてる図!
ぶち・黒・茶色、そして白馬! うわぁ♡という感じでしたよまじ。
ただし「原生花園」の地帯と言っても、今まで道の脇に見てきた花が大量にあるという印象がこの時は多かったです。徒歩で回ってみればまた別の印象があるとは思うけど、如何せん走りながらですから。
走るにはいい感じでした。追い風。この旅でよく判ったのは「北上は吉」。宗谷岬や稚内を「目指す」のは楽なんですよ。だいたい追い風になってくれる。だけど逆は地獄。今回はオホーツク側から宗谷岬を目指したので、ワタシにとってこちらの地方はもの凄くいい印象を受けました。
逆周りの方からすると、風で心が折れるやもと。気温もこちらの方が低いので、追い風なら気持ちいい程だけど、前からやられたら……
なお、原生花園のあたりを抜けてからスカシユリの一群が見えてきたのには苦笑。
*
11時半くらいに網走市街に近づいてきたので、ヤマダ電気で単三電池を大量購入。安いのでね!
前にも書きましたが、モバイルバッテリーの存在をよく判っていなかったので電池式充電器を使っていたんですが。
「良い電池」だと結構使いきれないのよ。
もう無理、と充電器が言いだしたものでも、ランタンでは物凄く明るく点いたりするんですね。……だったらできるだけプライベートブランドとかので容量できるだけ元々少ないようなもののほうがええんじゃね? となって。
それにしても冷えたので、ともかく温まって、汗に濡れたぶんを着替えたかったのでモスバーガーへ。スープが美味しい7月(笑)。
それにしても、網走市街地は坂の町でしたよ…… いや、港のある地方都市ってのはそういうものだと判っていたはずですが! 街中の坂というのは勾配が結構あるんですよね……
*
そして色々仕入れて後、能取方面へ。
この日泊った「レイクサイドパークのとろ」ですが。
途中でちょっとまごまごしていたら地元の方に「こっちの道の方が早いよ!」と。そういう道路誘導を常に行っている様な場所なのかなあ、と思いました。
で、たどりついたとこですが。ゲルというかパオというか…… がありました。その形のバンガローかな。
手入れがよくされていました。
1000円とちょっとお高めだけどしっかりしたとこです。
で、コインシャワーを初めて使ったけど、200円あればワタシじゅーぶんだわ。お湯の出も良かったし。
そしてランドリーも使ったんですが…… み、水漏れが。
向こうもびっくりで、慌ててお掃除。慌てて他の洗濯機に。
待つところはちゃんとラウンジにたっぷりあったので、充電しつつ、計画の練り直ししてました。
というのも、この時点で7/10。いつの間にか!
ワタシは一応名古屋の医者に月いちでかかっておりまして、薬が必要。
で、予約が8/1。薬自体はその日を過ぎても余裕はあったんですが、どうもこの先このテンポで進んでいった場合、道南には行けるんだろーか? と。
この時のツイート。
>さて道東から道北というあたりで今後の(最短)予定見直してみた。
結果としては、この先宗谷岬まで向かう→下りてくる→札幌圏に入ったあたりでショートカット。恵庭~千歳方面で苫小牧市まで下りて今回はタイムアウト。
>というのも、道南というのがなかなか外周平地系に易しくない形+キャンプ場が山に偏っているのでそうそう簡単にはいかないのだわ。行くならまた別の対策が必要。
>だから最短で7月いっぱい。で帰りの船に乗ることになるかな。最短ね。
ということで、道南を今回はあきらめよう、という決意でした。
行って進んでみなくては判らないことってのは多いですね。何だかんだで体調良く進もうと思うと時間がかかる訳ですよ。
*
そしてこの晩も15℃程度!
足にはフリースブランケット(半分)巻いてるんですが、寝袋の上に服をぶちまけてました。この温度がこの寝袋では限度かなあ、と。
朝冷えるなーと思ったら、15.4℃!
北海道来てから大概朝のテント内は17℃くらいだったんですが、2℃程低い!
まあ外の風を考えれば仕方ないか……
風に関しては、普段の暮らしている地域が冬から春にかけては強風地帯なんで、割と気分的耐性はあります。そうでなくっちゃ浜名湖の「上」を3キロくらい渡って通学通勤なんざできねえ。吹きっさらしの怖さと風を読むというのは必須スキルなのですわ。
と言っても、風を読むなんていちいち思う程長い期間乗るひとはさすがに周囲にも居りませんが…… スズキのお膝元ですから、皆車に移行しますって。
閑話休題。
出る前、9時頃にすぐ近くのフレトイ展望台から周囲を見渡しまして、ぐるりと写真撮ってました。
https://koshimizu-kanko.com/facility/furetoiviewpoint/
ともかくラインが綺麗だったんですよねえ。あとは名前の意味はおいといてもこの「フレトイ」という音が綺麗だったというのが。
登る際にもハナマスがいっぱい。ただしハマナスの咲き具合とかは地域によって違うな、と思った次第。オホーツク側はよく咲いてました。
9時半くらいに出発。
この日は一枚多めに着てました。確か2枚着てからもう1枚こうやって前にくくりつけていたような。同じコットンシャツでも袖の状態で相当保温状態が違うので、それを考えつつ。一番下に袖幅の詰まった手首までのものを着て、なおかつスカートのゴムの中に入れておくとそーとーぬくい。だが汗かくとぴったりはりつく。
*
さて走り出したら、原生花園地帯に。
前日の管理人さんの話の中に、「右手には花が、左手には馬が」というのがあったんですが。
まじ間近! 馬だあぁぁぁぁぁ! とぱちぱち写真撮ってました。
芝生ではなく草原に馬が自由に放たれてる図!
ぶち・黒・茶色、そして白馬! うわぁ♡という感じでしたよまじ。
ただし「原生花園」の地帯と言っても、今まで道の脇に見てきた花が大量にあるという印象がこの時は多かったです。徒歩で回ってみればまた別の印象があるとは思うけど、如何せん走りながらですから。
走るにはいい感じでした。追い風。この旅でよく判ったのは「北上は吉」。宗谷岬や稚内を「目指す」のは楽なんですよ。だいたい追い風になってくれる。だけど逆は地獄。今回はオホーツク側から宗谷岬を目指したので、ワタシにとってこちらの地方はもの凄くいい印象を受けました。
逆周りの方からすると、風で心が折れるやもと。気温もこちらの方が低いので、追い風なら気持ちいい程だけど、前からやられたら……
なお、原生花園のあたりを抜けてからスカシユリの一群が見えてきたのには苦笑。
*
11時半くらいに網走市街に近づいてきたので、ヤマダ電気で単三電池を大量購入。安いのでね!
前にも書きましたが、モバイルバッテリーの存在をよく判っていなかったので電池式充電器を使っていたんですが。
「良い電池」だと結構使いきれないのよ。
もう無理、と充電器が言いだしたものでも、ランタンでは物凄く明るく点いたりするんですね。……だったらできるだけプライベートブランドとかので容量できるだけ元々少ないようなもののほうがええんじゃね? となって。
それにしても冷えたので、ともかく温まって、汗に濡れたぶんを着替えたかったのでモスバーガーへ。スープが美味しい7月(笑)。
それにしても、網走市街地は坂の町でしたよ…… いや、港のある地方都市ってのはそういうものだと判っていたはずですが! 街中の坂というのは勾配が結構あるんですよね……
*
そして色々仕入れて後、能取方面へ。
この日泊った「レイクサイドパークのとろ」ですが。
途中でちょっとまごまごしていたら地元の方に「こっちの道の方が早いよ!」と。そういう道路誘導を常に行っている様な場所なのかなあ、と思いました。
で、たどりついたとこですが。ゲルというかパオというか…… がありました。その形のバンガローかな。
手入れがよくされていました。
1000円とちょっとお高めだけどしっかりしたとこです。
で、コインシャワーを初めて使ったけど、200円あればワタシじゅーぶんだわ。お湯の出も良かったし。
そしてランドリーも使ったんですが…… み、水漏れが。
向こうもびっくりで、慌ててお掃除。慌てて他の洗濯機に。
待つところはちゃんとラウンジにたっぷりあったので、充電しつつ、計画の練り直ししてました。
というのも、この時点で7/10。いつの間にか!
ワタシは一応名古屋の医者に月いちでかかっておりまして、薬が必要。
で、予約が8/1。薬自体はその日を過ぎても余裕はあったんですが、どうもこの先このテンポで進んでいった場合、道南には行けるんだろーか? と。
この時のツイート。
>さて道東から道北というあたりで今後の(最短)予定見直してみた。
結果としては、この先宗谷岬まで向かう→下りてくる→札幌圏に入ったあたりでショートカット。恵庭~千歳方面で苫小牧市まで下りて今回はタイムアウト。
>というのも、道南というのがなかなか外周平地系に易しくない形+キャンプ場が山に偏っているのでそうそう簡単にはいかないのだわ。行くならまた別の対策が必要。
>だから最短で7月いっぱい。で帰りの船に乗ることになるかな。最短ね。
ということで、道南を今回はあきらめよう、という決意でした。
行って進んでみなくては判らないことってのは多いですね。何だかんだで体調良く進もうと思うと時間がかかる訳ですよ。
*
そしてこの晩も15℃程度!
足にはフリースブランケット(半分)巻いてるんですが、寝袋の上に服をぶちまけてました。この温度がこの寝袋では限度かなあ、と。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
〈完結〉続々・50女がママチャリで北海道を回ってきた・道南やめてオロロン逆襲のちにスポークが折れてじたばたした話。
江戸川ばた散歩
エッセイ・ノンフィクション
北海道を7月にママチャリで回ること三年目。
今回はそれまでのマルキンのママチャリでなく、ブリヂストン様のアルベルトロイヤルで荷物をしっかりしたバッグに入れて積んでみました。
するとどんなことが起こったか!
旅行中に書いたそのまんまの手記です。
50女のママチャリ三泊四日・渥美半島~三重県海側縦断~名古屋~12時間耐久帰宅w
江戸川ばた散歩
エッセイ・ノンフィクション
前の職場から「人手が足りないから!」と復帰要請がきたので、その前にまとまった日がとれるうちに、走ってきました。 まだ結構暑く、最終日には自分何やってるんだおい、とツッコミながらでした。 まあそんな、タイトル通りのただ走るばかりの記録です(笑)。
2019年のまだ暑い時期です。
〈完結〉2022年四度目の北海道チャリ旅行は体重増加でママチャリに泣く泣く別れを告げ「ミヤタのフリーダム・タフ」で行くことにしたのだ。
江戸川ばた散歩
エッセイ・ノンフィクション
一回目は2019年「50女がママチャリで北海道を回ってみた」。
二回目は2020年「続・50女がママチャリで北海道を回ってみた~2020ソーシャルディスタンスな基本現地レポ」。
三回目は2021年「続々・50女がママチャリで北海道を回ってきた・道南やめてオロロン逆襲のちにスポークが折れてじたばたした話。」
この三回目でとうとうママチャリなり通学用自転車では積載荷重に無理があることが判ってしまった筆者。
そこで今回は国産メーカーのミヤタ自転車の「フリーダム・タフ」でスポーツ自転車デビュー。
勝手が全く変わってくるママチャリ旅との違い含めて今年も行くぞレポでございます。
6年目はとうとう移住だ!目標は北海道でまたママチャリ。
江戸川ばた散歩
エッセイ・ノンフィクション
5年間チャリで北海道ぐるぐる旅行をしてきた訳ですが、パート程度の収入が在宅ワークでも何とかなりそうなんで、移住を考え半年以上。
よーやく土地売買契約までしたのが2月。
そんでまあ色々カクヨムには記してたんですが、引っ越しも1ヶ月後と迫ってきたのでこっちにも出すことにします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる