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悪徳の栄え
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エリンは、二発目の精液を、フリージアの口中へと放っていた。
存分に放埒を味わい、精神も睾丸も空になる。
だが、フリージアはそうではない。
窒息しそうな苦しみもまた、彼女が望み、覚悟していたことだった。
それごと征服してやりたかった。
自身にただひたすら憎しみと欲望を向けて蹂躙してくる相手を、愛してやりたかった。
魂のぶつけ合い――。
その戦いに勝利して、屈服させたいという征服欲が、フリージアがエリンをいじめ抜いてでも得たかったものの正体だった。
エリンが絶頂し、惚けているタイミングを待っていた。
人間が精神的に無防備になる瞬間は、排泄と射精の直後だという。
だからフリージアは反撃する。
「あっ――」
惚けている状態のエリンを押し倒し、その肉体にねじりよっていく。
今度は、フリージアの反撃だった。
「うむぅっ……!?」
まだエリンの精液にまみれた口で、エリンの口を塞ぎ、舌を侵入させる。
まだ滲みるような味をまとわせたまま、エリンの口腔を犯していくのだ。
拒もうとするエリンだが、拒みきれない。
何故なら、それほどフリージアを欲しているからだ。
その胸板に、柔らかい胸をおしつけ、エリンに自分を味合わせると二度も大量に精を放ったはずのエリンのおちんちんが、硬さと角度をむくむくと取り戻している。
自分は、エリンを虜にしているのだ――。
肉体を通じてこのことを体感するのは、フリージアにたまらない精神的な充足を与えてくれた。
エリンのおちんぽが、自分を狙っていきり立っている。この事実が、フリージアを滾らせる。
「んふ、挿れていいわよエリン。もう処女はあげられないけど」
そのエリンの表情は、一生心に残してもよいと思えるものだった。
絶望と期待がないまでになったような顔だ。
そんなに自分の処女が欲しかったのだと思うと、優越感だけで達してしまいそうになる。
処女を捧げた相手のクラウス王子も、物欲しそうでありつつ残念そうな顔をしてこのまぐわいを見守っている。
ふたりの少年にとって、フリージアが自分だけのものではないことが、そんなにも悔しいのだ。
「あなたに喉を犯されて、こんなにも潤ってしまったの。さあ、挿れてちょうだい」
エリンの上になったフリージアは、指でヴァギナを開き、エリンの亀頭に秘肉が触れるようにした。
もう十分に熱を持ち、密を滴らせ、糸を引いている。
エリンが上に向かって腰を突き上げれば、容易に飲み込まれていくだろう。
「そ、それじゃあ……」
もう過呼吸気味になっている気味なっているエリンは、騎乗位の姿勢でエリンが突き上げてくるのをジリジリと腰をねじって待っている。
エリンは、フリージアの腰脇をホールドし、天に向かって勃起しきった高まりを挿入した。
同時に、フリージアも腰を落として迎え入れる。
ぬぷり――。
熱い泥で包みこんでいくような感触に、双方とも震えていた。
存分に放埒を味わい、精神も睾丸も空になる。
だが、フリージアはそうではない。
窒息しそうな苦しみもまた、彼女が望み、覚悟していたことだった。
それごと征服してやりたかった。
自身にただひたすら憎しみと欲望を向けて蹂躙してくる相手を、愛してやりたかった。
魂のぶつけ合い――。
その戦いに勝利して、屈服させたいという征服欲が、フリージアがエリンをいじめ抜いてでも得たかったものの正体だった。
エリンが絶頂し、惚けているタイミングを待っていた。
人間が精神的に無防備になる瞬間は、排泄と射精の直後だという。
だからフリージアは反撃する。
「あっ――」
惚けている状態のエリンを押し倒し、その肉体にねじりよっていく。
今度は、フリージアの反撃だった。
「うむぅっ……!?」
まだエリンの精液にまみれた口で、エリンの口を塞ぎ、舌を侵入させる。
まだ滲みるような味をまとわせたまま、エリンの口腔を犯していくのだ。
拒もうとするエリンだが、拒みきれない。
何故なら、それほどフリージアを欲しているからだ。
その胸板に、柔らかい胸をおしつけ、エリンに自分を味合わせると二度も大量に精を放ったはずのエリンのおちんちんが、硬さと角度をむくむくと取り戻している。
自分は、エリンを虜にしているのだ――。
肉体を通じてこのことを体感するのは、フリージアにたまらない精神的な充足を与えてくれた。
エリンのおちんぽが、自分を狙っていきり立っている。この事実が、フリージアを滾らせる。
「んふ、挿れていいわよエリン。もう処女はあげられないけど」
そのエリンの表情は、一生心に残してもよいと思えるものだった。
絶望と期待がないまでになったような顔だ。
そんなに自分の処女が欲しかったのだと思うと、優越感だけで達してしまいそうになる。
処女を捧げた相手のクラウス王子も、物欲しそうでありつつ残念そうな顔をしてこのまぐわいを見守っている。
ふたりの少年にとって、フリージアが自分だけのものではないことが、そんなにも悔しいのだ。
「あなたに喉を犯されて、こんなにも潤ってしまったの。さあ、挿れてちょうだい」
エリンの上になったフリージアは、指でヴァギナを開き、エリンの亀頭に秘肉が触れるようにした。
もう十分に熱を持ち、密を滴らせ、糸を引いている。
エリンが上に向かって腰を突き上げれば、容易に飲み込まれていくだろう。
「そ、それじゃあ……」
もう過呼吸気味になっている気味なっているエリンは、騎乗位の姿勢でエリンが突き上げてくるのをジリジリと腰をねじって待っている。
エリンは、フリージアの腰脇をホールドし、天に向かって勃起しきった高まりを挿入した。
同時に、フリージアも腰を落として迎え入れる。
ぬぷり――。
熱い泥で包みこんでいくような感触に、双方とも震えていた。
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誤字報告も感謝します、修正の参考にさせていただきました。
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