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Cross-purposes of the love
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「君は素敵だ。意識も未だ朦朧としているのに、こんなにしっかりと肉体が反応するなんて……目を覚ました状態なら、もっと素晴らしいのだろうね……」
叶うならば、しっかりと意識のある時に、互いの愛を確かめ合って快楽の階段を昇って行きたいが。
淡い恋に心揺れている状態の達実を前にして、アレンは、先に行動の方を起こさざるを得なかった。
まずは、身体だけでもいい。
心は、いづれそれに付いてくるだろう。
アレンは、激しく己のペニスを勃起させながらも急ぐことはせずに、丹念に達実の後孔へ愛撫を繰り返す。
ピチャピチャという淫猥な水音が、絶え間なく湧き起こる。
アレンの唾液が達実の股間から滑り落ち、抱え上げた腰を伝ってシーツへと染みを作る。
それだけの時間をかけて慎重に後孔を解した努力が実り、硬く締まっていた達実の後孔は、やがてアレンの指三本が容易く出入りができるまで柔らかく蕩けた。
「おぉ……素晴らしい……」
ヒクヒクと蠢く後孔は、紅く咲いた薔薇のようだ。
機は熟した。これだけ柔らかく解したならば、もはや傷付くことはないだろう。
アレンは満足したように息をつくと、隆々と育った己の逸物へ手を添える。
「こんなに長い間お預けを喰らったのは、生まれて初めてだ。今度は、私がいい思いをさせてもらおう」
しかし、我慢し過ぎて巨大に育ち過ぎた気もする。最初にこれを挿入するのは少々可哀想かもしれない……。
アレンはそんな事を思い、少しためらうように達実へ視線を向ける。
「oh――――タツミ! 」
その、顔。
まるで、アレンを誘うように、唇を半開きにし快楽に蕩け切った達実の表情を前にして、アレンの迷いは吹き飛んだ。
「I take it to heaven! 」
アレンはそう宣言すると、屹立している己の雄芯を、蕩け切った後孔へと押し当てた。
「あ……」
感じた事のない圧迫感に、達実は呻くような声を上げたが――――。
次の瞬間、突如部屋のスプリンクラーが作動し、けたたましいサイレンが鳴り響いた!
「っ!? 」
ジリリリリリ! ジリリリリリ!
「な、なんだ!? 」
さすがにギョッとして、アレンはソファーから飛び跳ねる。
「私だ! いったいこれは何が起こった!」
電話に向かってこの騒動を問い質すと、思わぬ答えが返って来た。
『下の階で火災が起こったもようです! 急いでそこから避難してください! 』
同時に、ドアの隙間から白い煙が侵入してきた!!
アレンは驚き、急いで服を着ると、ソファーカバーを剥いでそれで全裸の達実を包み込む。
さすがに、この喧しさだ。すっかり寝入っていた筈の達実も、依然としてぼうっとしているが、薄っすらと覚醒を始めている。
「な……に? アレン……」
「タツミ――ああ、くそっ! せっかくのチャンスだったのに」
舌打ちをすると、部屋のドアが外側から激しくノックされた。
「ミスター、救助に来ました! ここを開けてください!! 我々が先導します、屋上からヘリで脱出しましょう! 」
日本の救助隊は、とんでもなく迅速らしい。
アレンは疑いもせずにそう思うと、達実を腕に抱えながら、器用にドアのロックを外した。
すると、
「くたばれ、強姦魔! 」
というセリフと共に、アレンの顔面を催涙スプレーが直撃した。
「ゔっ――――!! 」
これは堪らない。
アレンはその不意打ちをまともに喰らって、抱えていた達実を腕から落としてしまった。
叶うならば、しっかりと意識のある時に、互いの愛を確かめ合って快楽の階段を昇って行きたいが。
淡い恋に心揺れている状態の達実を前にして、アレンは、先に行動の方を起こさざるを得なかった。
まずは、身体だけでもいい。
心は、いづれそれに付いてくるだろう。
アレンは、激しく己のペニスを勃起させながらも急ぐことはせずに、丹念に達実の後孔へ愛撫を繰り返す。
ピチャピチャという淫猥な水音が、絶え間なく湧き起こる。
アレンの唾液が達実の股間から滑り落ち、抱え上げた腰を伝ってシーツへと染みを作る。
それだけの時間をかけて慎重に後孔を解した努力が実り、硬く締まっていた達実の後孔は、やがてアレンの指三本が容易く出入りができるまで柔らかく蕩けた。
「おぉ……素晴らしい……」
ヒクヒクと蠢く後孔は、紅く咲いた薔薇のようだ。
機は熟した。これだけ柔らかく解したならば、もはや傷付くことはないだろう。
アレンは満足したように息をつくと、隆々と育った己の逸物へ手を添える。
「こんなに長い間お預けを喰らったのは、生まれて初めてだ。今度は、私がいい思いをさせてもらおう」
しかし、我慢し過ぎて巨大に育ち過ぎた気もする。最初にこれを挿入するのは少々可哀想かもしれない……。
アレンはそんな事を思い、少しためらうように達実へ視線を向ける。
「oh――――タツミ! 」
その、顔。
まるで、アレンを誘うように、唇を半開きにし快楽に蕩け切った達実の表情を前にして、アレンの迷いは吹き飛んだ。
「I take it to heaven! 」
アレンはそう宣言すると、屹立している己の雄芯を、蕩け切った後孔へと押し当てた。
「あ……」
感じた事のない圧迫感に、達実は呻くような声を上げたが――――。
次の瞬間、突如部屋のスプリンクラーが作動し、けたたましいサイレンが鳴り響いた!
「っ!? 」
ジリリリリリ! ジリリリリリ!
「な、なんだ!? 」
さすがにギョッとして、アレンはソファーから飛び跳ねる。
「私だ! いったいこれは何が起こった!」
電話に向かってこの騒動を問い質すと、思わぬ答えが返って来た。
『下の階で火災が起こったもようです! 急いでそこから避難してください! 』
同時に、ドアの隙間から白い煙が侵入してきた!!
アレンは驚き、急いで服を着ると、ソファーカバーを剥いでそれで全裸の達実を包み込む。
さすがに、この喧しさだ。すっかり寝入っていた筈の達実も、依然としてぼうっとしているが、薄っすらと覚醒を始めている。
「な……に? アレン……」
「タツミ――ああ、くそっ! せっかくのチャンスだったのに」
舌打ちをすると、部屋のドアが外側から激しくノックされた。
「ミスター、救助に来ました! ここを開けてください!! 我々が先導します、屋上からヘリで脱出しましょう! 」
日本の救助隊は、とんでもなく迅速らしい。
アレンは疑いもせずにそう思うと、達実を腕に抱えながら、器用にドアのロックを外した。
すると、
「くたばれ、強姦魔! 」
というセリフと共に、アレンの顔面を催涙スプレーが直撃した。
「ゔっ――――!! 」
これは堪らない。
アレンはその不意打ちをまともに喰らって、抱えていた達実を腕から落としてしまった。
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